2008年07月の記事


「蛍(ホタル)」
 昔は、夏休みになると真っ黒に日焼けした子供たちが大声を出して遊んでいる姿をよく目にしたものですが、最近はそういう姿を以前ほど見なくなったような気がします。

 「夏休みセミよりうるさい母の声」 

 上の句は小学生が作ったものですが、どこにでもありそうな情景に微笑ましくもあります。

 ところで、澄んだ自然環境に住むホタルは「環境のバロメーター」とも言われ、河川の水質改善や農薬使用の減少により徐々にホタルが戻ってきているという話を聞きます。
その一方でホタルビジネスが毎年拡大し、安易で身勝手な移入が生態系の破壊につながる事例も起きています。

 古来から日本人に愛されてきたホタルは火垂(ほたる)とも書き、その様子を謡った恋歌に次のようなものがあります。

 「恋に焦がれて鳴く蝉よりも、鳴かぬ螢が身を焦がす」

 恋の話ではありませんが、あまり口答えをしなくなった子供たちが増えているとも聞きます。
声にださない声で何かを訴えている子供たちが少なくないのかもしれません。

 語らざれば憂いなきに似たり・・・・・。

これは、江戸中期の僧で富士山と並び称された白隠禅師が世に残し、良寛が愛し、相田みつをが紹介し皆が知るようになった詩(下記)の一節です。

  君看双眼色(君看よ双眼のいろ)
  不語似無憂(語らざれば憂いなきに似たり)
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「言葉の乱れ・・。」
 言葉の乱れや国語力の低下は今に始まったことではありませんが、文化庁が発表した最新の「国語に関する世論調査」の結果を見ても、言葉本来の意味とは違う使用例や違った意味で理解しているケースが目立ちます。

 例えば、「さわり」は「話などの要点のこと」ですが、半数以上が「話などの最初の部分のこと」と理解しています。
また、「煮詰まる」については、4割近い人が「結論が出せない状態になること」と回答していますが、「結論が出る状態になること」が正解です。

 ちなみに「煮詰まる」については、若年層(16~19歳、20代、30代)では「結論が出せない」と解釈しているケースが多く、50代や60代では「結論が出る状態」という本来の意味で理解している人が多くなっており、この結果を踏まえて文化庁の担当者は「あと10年たてば、言葉の意味が本来と変わってしまうかもしれない」と述べています。

 又、メディア教育開発センターが以前、大学生を対象に語句の意味を問う調査を行ったところ、6割以上の大学生が「憂える」の意味を「喜ぶ」と答え、5割の学生が「懐柔する」の意味を「賄賂をもらう」と答えたそうです。

 もちろんこれは言葉の乱れ以前の問題です。こういったことを聞いたり目にした時の心情が「憂える」です。
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「紫蘇」


 「紫の葉で蘇(よみがえ)らせる」と書いて『紫蘇』(シソ)。
中国では人を生き返らせる力のある植物とされています。
せきやたんを鎮める効果があるそうで、強力な殺菌作用や防腐効果はよく知られていますが、最近では抗アレルギー効果が注目されています。

 また、栄養価が豊富で特にビタミンAやCが多く、カリウム、カルシウムなどミネラルも含まれ、砂糖と水で煮出して薄め、紫蘇ジュ-スにして飲むと疲れを和らげる効果があるそうです。

 葉が緑の青ジソと紫の赤ジソに大別され、青ジソの葉は「大葉」とも呼ばれ、元来の旬は夏ですね。その香りと殺菌作用から刺し身のツマなどに適していますが、天ぷらや麺類の薬味など幅広い用途に使われています。

 赤ジソはシソジュースにしたり、梅干しを着色するのに使い、出回って来るのは初夏から7月にかけてです。
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「お中元」
 日頃お世話になっている方に感謝の気持ちを込めて贈り物をするのが「お中元」。
関東では6月末から~7月15日までが一般的ですが、旧盆の地域の関西から西の方面では7月半ばから8月15日までにすることが多いようです。

 贈答品を贈る場合は、たいていデパートや商店で購入し、包装から何から店の方でやってもらうのがほとんどですね。
そのため、贈答品の包装の仕方も忘れがちですが、包み方としては、慶事と弔事の場合で使い分けるのが正式マナ-でしょうね。

 元宮内庁の飯倉晴武氏の著書によれば、包み紙の数は、婚礼など慶事の時は包み紙を2枚重ねて包み、小さな品物の場合にも、1枚の包み紙を二つ折りにし、折り目を切って2枚にしてから包むだそうです。
一方、弔事の時は、「不幸が重ならないように」と包み紙は1枚だけにするそうです。

 また、包み方は慶事の時は品物を包み紙の上に置いて、まず左から折り、次に右を折って左の上にかぶせます。つまり、右上にして包みます。
弔事は非日常的な出来事であり、それを示すために通常とは逆の包み方をします。
現金を包む場合も同様で、慶事の時は2枚で包むのに対して、弔事の時は1枚で包みます。

 ちなみに、「慶事には少なく、弔事には多く」という言い伝えがありますが、慶事の場合は金額を少なくしても、弔事の場合は金額を多めに入れるということです。
弔事には今後の生活などを含めて、少しでも経済的にプラスとなるようにとの配慮がうかがえます。
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「熱中症」
  相変わらず、暑い日が続いており、方々で熱中症に対する注意が促されています。
暑い日は無理な運動を避け、屋外で直射日光があたる場所では帽子を着用し、水分と塩分を十分に摂取することで熱中症をある程度防ぐことができます。

 暑くも寒くもない状態で、蒸発や排泄などによって1日に失われる水分量はおよそ2.5リットルにもなります。
さらに、暑い日や汗をかいた日はプラス1リットル程度の水分を失うとされています。

 失った水分を補うためには、1日3食の食事中にはおよそ1リットルの水分が含まれおり、最低でも1.5リットルは水分として摂取する必要があります。
従って暑い日や汗をかいた日にはプラス1リットル、合計2.5リットル程度の摂取が望ましいとされています。
又、一度に大量に飲んでも尿として排出されやすいため、程々の量をこまめに飲むのが理想的です。

 ただし、アルコールは利尿作用が高く、飲んだ以上の量が尿となって排出されてしまうため水分摂取の用をなさず、コーヒーや緑茶なども利尿作用があるため水よりは効果は低くなるそうです。
又、ジュース類を飲む際は、糖分の取りすぎに注意が必要でしょうね。
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「土用丑の日」
 今年は夏の「土用丑の日」が二度あるそうで、今日はその「一の丑」です。
数日前から新聞の折り込みチラシにはおいそうな鰻(ウナギ)の蒲焼きの写真が・・、街の鰻屋の換気扇からは何とも言えない芳ばしい薫りが漂っています。

 今年は産地偽装の影響が大きく、スーパーに並ぶ鰻にはほとんど全て「日本産」あるいは「鹿児島産」などのシールが貼られ、価格は例年よりも2割ほど高く、売り上げは鈍っているようです。

 ところで、陰陽五行説では天地間の出来事のすべては木火土金水の五つの要素からなり、その盛衰、消長などによって定まると考えられました。
春に「木」、夏に「火」、秋は「金」、冬に「水」を配し、季節と季節の間に「土」を配したのが「土用」の始まりです。

 五行説では「土」は物を変化させる作用を持ち、「用」は働きを意味しており、「土用」とは本来季節の変わり目のことを言います。
「土用」は年に4回ありますが、夏の土用(立秋まで)だけが話題になります。

 昔は土用の丑の日には「うの字つくもの」、梅漬、うどん、瓜などを食べ、水に浸かって禊祓(みそぎはらえ)をする習慣がありました。
江戸の頃に平賀源内が鰻屋に「本日土用丑の日」と思わせぶりな看板を上げるよう知恵を授けて以来この日は鰻の日となったようです。

 鰻が栄養価が高いことは皆様ご存知かと思いますが、内蔵や目の粘膜などを強化し、免疫力を高めてくれるビタミンAの含有量はイワシの100倍、牛肉の200倍。
若返り効果のビタミンEや、疲労回復に欠かせないビタミンB1、美肌効果のコラーゲン、血液サラサラ効果のEPAや脳の働きを高めるDHAなどが豊富に含まれています。

 
 「夏痩せて 嫌いなものは嫌いなり」         (三橋鷹女)

 何かにつけ忠告したり教えたがったりする人が多い昨今ですが、本人としては十分に分かっていても望まないことだったりします。
上記の歌からはそんな気持ちが伝わってきます。
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「西瓜
 「西瓜」と書いて「スイカ」。
夏の青果の王様と言われますが、この果実は野菜か果物か?。
伝統的な日本語の概念では、野菜と果物の区別は草本か木本かによるため、野菜に分類されるそうです。
 ご存知の通り、果肉の90%以上が水分であり、ノドの渇きを癒やすには最適です。

 子どもの頃にはカブトムシのエサにしてましたが、実はカブトムシのエサには向かないそうです。
水分が多いために、カブトムシが下痢をした状態になってしまうためだそうです。(^^)

 スーパーなどの店先では、カット販売が増えていますが、丸ごとのスイカを買うときは軽くポン!ポン!とたたいて味を推測できます。「カンカン」という高い音は若くて糖度が不足気味。「ボテボテ」という鈍い音は熟し過ぎ。中間の「ポンポン」と小気味よい音が出るのが甘さの証しです。

 尚、種を表に出さない切り方は、スイカの縞(しま)と縞の間を切ると切断面に種があまり出ないそうです。
切り売りスイカだとついつい種が少ないものを選んでしまいますが、そこらは店のほうでも工夫して販売しているようですね。
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「大暑」
 二十四節気「大暑」の日のきょうも、その名のとおりの炎天でした。
大暑は一年で最も暑い時期と言われますが、本来の旧暦の大暑は一月後になります。
連休中に日本列島はすべて梅雨明けしこれからが夏本番、暑さはまだまだ続きます。

「念力のゆるめば死ぬる大暑かな」 (村上鬼城) 

*子規に教えを請い、やがて「ホトトギス」同人となり、「境涯の俳人」と呼ばれる。


 その暑い夏をさらに盛り上げるのに一役かっているのが、鳴き競うかのような蝉の声です。

 何年も土の中で過ごし、脱皮して鳴けるようになった蝉は、そのわずかな期間を精一杯生きます。
そのような蝉を、人間の生まれ変わりとする伝承が各地に数多く残っているそうです。

 蝉の抜け殻を「空蝉(うつせみ)」と呼びますが、もともとはこの世に生きる人という意の「現身・現し臣(うつしおみ)」が語源で、現世という意味も持つそうです。

 空蝉という言葉は、樋口一葉の短編や源氏物語の表題にも使われ、万葉集などでの「うつせみ」は「人」や「世」にかかる枕言葉です。蝉の儚さ、空蝉のすぐに壊れてしまいそうな脆さや危うさは、まさに「人」であり「世」であるような気がします。
 
 ちなみに源氏物語に登場する空蝉は作者である紫式部自身がモデルではないかと言われています。たった一度だけ肌を合わせたものの、その後は拒絶を続けた空蝉は、源氏にとって生涯
忘れることのできない女性として描かれています。

 又、一葉は「とにかくに越えてをみまし 空蝉の 世渡る橋や夢の浮橋」と詠み、儚い世の中なれどとにかく生きていこうとの思いを歌にしています。
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無題
  幸せ という花があるとすれば
  その花の蕾のようなものだろうか
  
  辛い という字がある
  もう少しで

  幸せ になれそうな字である
                   星野富弘
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「土用波」
 暦では今日から夏の土用入り、月曜日は海の日の祝日。ほとんどの小中学生は今日から待望の夏休みですね。

 終業式を半日で終え、帰る際の子供たちの声(孫娘も含め)は一段と賑やかな様子でした。
そんな子供達の姿は懐かしくもあり、羨ましくもあり、たくさん遊ぶようにと願ってみたり、です。

 夏休みは海水浴を楽しむ機会も多くなるかと思いますが、「土用波」と呼ばれる高波には十分に注意が必要です。

 土用波は遠く沖合にある台風が作る“うねり”のことで、台風よりも速い速度で海岸に到達します。
風もなく晴天でも突然うねりの高い、普段とは全くパワーの違う波が海岸に押し寄せます。

 また、毎年「離岸流」による海の事故も多く発生しています。
離岸流は、打ち寄せられた海水が強い勢いで沖へ引き返す帯状の流れのことで、遊泳者を一気に沖へ連れ去ってしまいます。

 わずか1、2分で数百メートルも沖に流されてしまうこともあり、パニックを起こしたり、焦って流れに逆らって泳いでしまい、体力を消耗して溺れてしまうケースが多いとのこと。
離岸流の幅は10~30メートル程度ですので、海岸線と平行に泳げば流れから脱出できるそうです。

 遊泳禁止区域など、危険な海域での遊泳はもってのほかですが、海水浴場などでも予めライフセーバーに潮の流れや離岸流の発生ポイントを確認しておくことが大切でしょうね。
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「行ってみたい、お勧めの場所」
 そろそろ夏休み。リゾート地もいいけれど、落ち着いた町並みをゆっくり歩いてみたいと言う御夫婦や大人のカップルも多いかと思います。

 以前、「お勧めの場所」を観光や町並み保存の専門家に聞いたアンケート調査を目にしましたが、1位は岐阜県の「高山」となっていました。
高山市は飛騨高山として有名ですが、江戸末期から明治にかけて建てられた商家が軒を並べる上三之町(かみさんのまち)を中心とした町並みの評価が高いです。

 城下町の中心、商人町として発達した一之町、二之町、三之町の三筋の町並みを合わせて三町と呼び、中でも上三之町は、国の「重要伝統建築物保存区域」に指定されており、江戸時代の古い街並みが今に残っています。
2位は「鎌倉」、3位は京都・「祇園」、4位は「竹富島」となっていましたが、竹富島は周囲約9.2キロ、人口約300人の小島で、赤い瓦、石垣の民家が点在して砂浜がとても美しい島だそうです。

 <1位から10位までは下記のようになっていました。>

1.高山   (岐阜県高山市)    7.白川郷  (岐阜県白川村)
2.鎌倉   (神奈川県鎌倉市)   8.函館・元町(北海道函館市)
3.京都・祇園(京都市)       9.妻籠・馬籠(長野県)
4.竹富島  (沖縄県竹富町)   10.尾道   (広島県尾道市)
5.金沢   (金沢市)      10.萩    (山口県萩市)
6.角館   (秋田県角館町)
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「朝顔市」
 東京下町の入谷では、初夏の風物詩、朝顔市が明日から始まりますね。

 その昔、中国では朝顔の種を漢方薬として用い、牛と交換取引されるほど高価だったので、「牽牛子(けんごし)」と呼ばれていました。
その名にちなみ、入谷の朝顔市は例年七夕頃の開催でしたが、今年は洞爺湖サミットと日程が重なり警備の関係から日程をずらしての開催となっており、3連休と重なるため例年よりも多くの人出で賑わいそうです。

  「朝顔や 客が好みの 立ち話」水原秋櫻子

  「朝顔に つるべとられて もらひ水」加賀千代女

 朝顔市が開かれているのは入谷の真源寺付近で、“恐れ入谷の鬼子母神”で知られる鬼子母神はこのお寺の境内にあります。

 鬼子母神は仏教の神様で、自分で大勢の子供を持ちながら、人間の子供をさらって来ては食べていた恐ろしい鬼女でした。
それを聞いたお釈迦さまは鬼子母神の子供を隠し、子供を失う悲しみを悟らせ改心させたと言います。
故に鬼子母神の鬼という字にはツノがなく、安産、子授け、子育ての守護神として祀られています。

 また、鬼子母神が持つザクロにはたくさんの実が詰まっており、その一つ一つに種を持つことから、子孫繁栄をあらわす縁起のよい果物として「吉祥果」ともいわれてます。
鬼子母神が手にしたザクロには、子孫繁栄の願いが込められているというわけです。

 又、朝顔にはこのような話もあります。
朝顔が庭に一面に見事な花をつけたというので見物に来た秀吉を、千利休は全て摘み取り迎えました。
庭に花がないことをいぶかりながらも茶室に入った秀吉は、床に生けられた一輪の朝顔を見て感動したという、これが有名な「朝顔の茶会」です。
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「やぶ入り」
 今日、7月16日は「地獄の釜の蓋(ふた)も開く」といわれた日、「やぶ入り」です。
今は、「やぶ入り」という習慣がそのまま残っているところはないようですが、お正月(1月)とお盆(7月)の16日ごろを指し、いわば昔の夏休みと冬休みでしょうか。

 新嫁さんや奉公人は日頃の苦労の慰安のため、一泊の休みを貰えるので、この日が来るのを待ち焦がれていました。
親元では里帰りした子をあたたかく迎え、子は「親腹七日」(おやばらなのか)の諺の通り、食べて寝て、縦の物を横にもせず一泊します。また、帰りには沢山の土産物を持たせて帰らせたそうです。
わが娘が婚家に帰って恥をかかないようにとの配慮からです。

 奉公人は、丁稚(でっち)、手代(てだい)、番頭とたたき上げて何十年も働き、運が良ければのれん分けしてもらい、店が持てました。早ければ10歳に満たない幼子が奉公に出て、貧しさ故、つらい労働に耐えていました。
それは戦後まで引き継がれ、戦後の高度成長で昭和30年代から40年代にかけて、「金の卵」ともてはやされた中卒者の集団就職が盛んだったことは記憶に新しいところです。

 現代の若者たちが恵まれ、甘やかされていると批判するつもりは毛頭ありませんが、今では死語になりつつあるこの「やぶ入り」。
奉公、勤労の歴史があったことを風化させないよう、何らかの機会に今の子供や若者に伝えたいものです。
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新タワー「東京スカイツリー」
 昨日は、東京都墨田区押上(おしあげ)で新タワー「東京スカイツリー」の起工式が行なわれたようです。

 「東京スカイツリー」は、地上デジタル放送の電波塔として2012年春の開業を予定しており、高さは東京タワー333メートルの2倍近い約610メートル。
日本で一番高い建築物であると同時に自立式電波塔では世界一となるそうです。

 地上450メートルと350メートルには、ともに日本最高の高さとなる2つの展望台が設けられ、総工費は約650億円かかるそうです。
事業主体の東武鉄道は初年度の来場者数を約540万人と予測しており、東京の新たな名所となりそうです。施行は大林組がやるそうです。
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「北京五輪」
 ANA(エー・エヌ・エー)は2003年に、それまで「全日空」だった公式呼称を「ANA」に変更してますね。
実際には今でも「全日空」や「アナ」と呼ばれているのですが、「全日空」は中国語で「一日中空っぽ」という意味にとられるからというのが変更理由の一つだという話を耳にしたことがあります。

 同じ漢字を共有しながら中国語と日本語では、意味が異なるケースが多々あります。
中国語で「手紙」といえばトイレット・ペーパーであり、日本中いたるところにある温泉施設の「湯」というマークは中国語ではスープの意味。
バスの車内に貼られた「毎度ご乗車有難うございます」の言葉は、中国人が漢字だけ拾って読めば「乗車のたびに難に遭う」となるそうです。

 また、オリンピックを表す「五輪」という言葉は日本以外では通じず、中国語でオリンピックは「奥林匹克運動会(アオリンピークユンドンフイ)」、略して「奥運(アオユン)」と言います。
「奥運」と名付けられた今年生まれのオリンピック・ベイビーはすでに4千人を超え、8月8日の開会式当日に生まれるように計画をたてている親も多いそうです。

 普段英語を使うことの少なかった北京では、英語の速習が盛んになっているそうですが、「滑らないようにご注意」との注意書きを「Careful of landslide」(地滑りにご注意)、「少数民族公園」は「Rasist Park」(人種差別主義者の公園)となっていたケースもあったようです。

 北京オリンピックのマスコットは幸福をもたらす子供の意で「福娃(フーワ)」と名付けられ、パンダ(木を象徴)、聖火(炎)、ツバメ(空)、チベットカモシカ(大地)、魚(海)がモチーフとなっており、中国古来の五行の意も含み、本来の中国名を並べると「北京歓迎(ようこそ北京へ)」になるという工夫もされています。

 これらのマスコットの英語名は当初、友好の象徴として「Friendlies(フレンドリーズ)」と名付けられましたが、「フレンド ライズ(友達が嘘をつく)」あるいは「フレンドレス(友達がいない)」と聞こえる畏れ有りとして急遽「Fuwa」に変更されたそうです。
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「松茸(番外話)」
  松茸といえば秋の味覚ですが、最近学んだ事を此処でご披露します。

5月や6月頃の梅雨の時期にとれる季節外れの松茸は「早松(さまつ)」と呼ばれ、入荷が不定期であることや希少価値から高い値段で取引されてます。
ほとんどが予約で完売してしているため市中に出回ることはまずありません。

 松茸はコロニーを作って発生します。その特定の領域は「シロ」と呼ばれ、シロの場所を知らない人間が採取するのは難しいと言われます。
傘が開ききってしまうと味も香りも落ちる松茸は、地表からわずかに頭をのぞかせたところで採取されてしまうため、これも素人がなかなか見つけられない一因となってるようです。

 このように、採取が難しい松茸ですが、「キノコ(松茸)は千人の股をくぐる」という言葉があるそうですが、ご存知でしょうか?

 松茸を探しに行っても、多くの人が探し歩き回った後では、もうみつかりはしないだろうと考えるのが普通ですが、千一番目に歩いた人が偶然見つけることがあるという例えです。

 これから先も多くの人が新しい何かを発見し、同じモノを利用しながらも人と違った考え方で上手くいったり、誰もが知っているやり方で成功する人がでてくるはずです。

 新しいことはすでに誰かが見つけているかやっているはず、だからもうないだろうと決めてかかるのではなく、あきらめないこと、そして虚心坦懐(何のわだかまりもない素直な心で、物事にのぞむ姿勢)であることが大事だということを上記の言葉は教えてくれてます。
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「枝豆」
 冷たいビールが美味しい頃となりましたが、おつまみの定番「枝豆」も今が最も美味しい季節です。

 今では1年中冷凍品が食べられますが、7~8月が本格的な旬でしょうね。
日本では栄養豊富な食品として平安時代から食べる習慣があったそうですが、最近では米国でも健康食品として注目が集まっています。

 たんぱく質やビタミンB1、B2、カルシウム、食物繊維を含んでいますが、ビタミンB1にはアルコールの分解を促す働きがあるそうで、ビールのつまみにはもってこいです。

 ちなみに、枝豆を美味しくゆでるコツは、4%の濃度(水1リットルに塩40グラム、枝豆250グラム)で3~5分ゆでることだそうです。
枝豆の場合、4%が最もバランスがとれた濃度であり、硬くならずに軟らかいまま、さらに水分を失わないので「プリプリ」、「ふっくら」。とても美味しく出来上がるそうです。
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「蝉の声」
 蒸し暑い日が続いていますが、夏の太平洋高気圧の勢力が強まり、梅雨前線が北上すると本格的な夏到来です。
すると何処からともなく「蝉の声」が聞こえてきます。

 今から約300年前、松尾芭蕉が山形の立石寺を訪れ、その景観美に感銘を受けて詠んだ名句があります。

         「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」

 この句が作られたのは、太陽暦で7月13日頃のようです。
句に登場する蝉は「ニーニー蝉」か、「油蝉(あぶらぜみ)」か、或いは違う種類なのかは疑問ですが・・・。
その頃の山形は、まだ「油蝉」が出現しておらず、たぶん「ニーニー蝉」ではなかったのかとの見方がありますが、一方「油蝉」がこの時期にも現れるとの報告もあり、定かではありません。

 どちらにしても「二ィー、ジィー」とか「ジージー」とか蝉が鳴き始めると梅雨明けは近いのでしょうね。
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「洞爺湖サミット」
「ザ・ウィンザーホテル洞爺」を会場として、本日までサミットが開催されています。
環境・食糧問題が主要議題となっていますが、英国各紙は「豪華ディナーを食べながら食料危機を語るとは・・・」、「世界が食料問題で苦しむ中で洞爺湖サミットに出席した首脳や夫人たちが歓迎夕食会でぜいたくな料理を楽しむのは偽善的」・・・等々と、手厳しく報じているそうです。

 英各紙ともサミット関係で最も大きく紙面を割いているのがこの歓迎夕食会だそうで、「キャビアやウニを食べながら、指導者は食料危機を考える」との見出しを揚げ、「アフリカの飢餓問題など、食料危機の協議は腹の減る仕事なのだ」と皮肉を込めて伝えている新聞もあるそうです。

 過剰な費用とぜいたくな消費。下見で福田首相は夫人同伴で1泊100万円以上の部屋に泊まったという真偽の程は分かりかねる話を耳にしたこともありますが、いずれにしても投入されるのは国民の税金であり、何だかしっくりとこないものがあります。
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「スパイス(香辛料)」
 暑くなるとスパイシーなものが美味しく、また食欲をそそります。
カレーライス、キムチ、冷ややっこのショウガ、ワサビのきいた寿司・・・等々です。

 私たちは、これらの香辛料の刺激を「辛い」と表現しますが、辛いは「気苛(けいら)し」からきた語で、すでに平安時代には記述が見られ、当時から強い塩味にも香辛料の辛味にも使われていたそうです。

 隣の中国では、「麻」(まー、サンショウのしびれる刺激)、「辣」(らー、唐辛子やコショウのひりひりと熱い辛さ)、「麻辣」(まーらー、舌がしびれるような辛さ)、「辛」(しん、広い意味の辛さ)などと使い分けられているそうです。

 素材や水の持つ淡い味が好まれた日本に比べ、古来より香辛料や濃厚な味付けが発達した中国では、辛みを一語で片づけられないのかもしれません。

 サンショウ「花椒」・トウガラシ「辣椒」・コショウ「胡椒」を総称して「三椒」と言い、これが中国料理の辛みを作る代表的スパイスとなっています。

 ところで、物を食べて感じる味覚(甘い・酸っぱい・しおからい・苦い・うまい)は舌で感じますが、「辛み」を感じるのは舌ではないそうです。
カラシ・ワサビの辛みは揮発性の辛み成分が鼻を抜け粘膜を刺激することで感じ、サンショウやトウガラシの辛みは、成分が人体の痛点を刺激して「痛み」として感じるそうです。

 いずれにしても、暑くなるこれからの時期、スパイスを上手に使うのもまた「食」の楽しみですね。
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「七夕(たなばた)の節句」
 本日7月7日は七夕(たなばた)の節句です。
桃の節句や端午の節句と並ぶ五節句の一つです。
月遅れの8月7日に七夕祭りを行うところが多いようですが、もともとは中国からきた行事で、年に一度牽牛と織女が天空で逢瀬を楽しむというロマンチックな伝説は皆様、ご存知のことと思います。

 この日は短冊に様々な願いを書いて笹の葉に結びつけるという風習がありますが、織女はその名の通り天帝のために衣を織る星であり、中国ではこの日に裁縫の上達を願うところから広まってきたようです。

 ちなみに、春夏秋冬と季節が美しく移り行く日本では、気候の変り目の祝祭日のことを節日(せちび・せつび)といい、お供え物をしたり行事をおこなって祝ってきたという歴史があります。

 この節日の供物、「節供(せちく)」という言葉が、節日そのものを指すようになって「節句」ということばになったともいわれます。
よく五節句というように現在にも下記のような五つの節句が伝えられています。

 1月7日・・・七草粥で新年を祝う「人日(じんじつ)の節句」
 3月3日・・・ひなまつりとして有名な「上巳(じょうみ・じょうし)の節句」
 5月5日・・・男の子の成長を祝う、こどもの日「端午(たんご)の節句」
 7月7日・・・おり姫、ひこ星の物語で有名な「七夕(たなばた)の節句」
 9月9日・・・菊花の香りの酒で月をめでる「重陽(ちょうよう)の節句」
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「ホタル前線」
朝日新聞今朝の「天声人語」より・・・・。原文のまま・・・、

ホタル前線、と近年は呼ぶそうだ。夏の深まるなか、ホタルの初見が列島を北上していく。4月の沖縄に始まり、5月末に京都を過ぎて、今は本州の最北あたりか。
http://www.asahi.com/paper/column.html
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「七夕」
 気付けばもうすぐ七夕です。
神奈川の平塚では毎年300万人近い人出で賑わう日本最大規模の七夕祭りが今日から始まってるようです。

 七夕伝説は皆様(何方も)ご存知かとは思いますが、簡単にご紹介しておきたいと思います。
織女は天帝の娘で機織りが上手でよく働き、牽牛も働き者でした・・、が一緒になった二人は結婚生活が楽しくて働かなくなってしまいます。
怒った天帝は天の川を隔てて二人を引き離してしまうのですが、年に一度だけ逢うことを許されたというお話です。

 この伝説が基になり古代中国の宮廷行事や、日本古来の棚機女(たなばたつめ)の禊ぎ(みそぎ)の行事が融合し現在の形になったようです。
“たなばた”は奈良時代の万葉集では「棚幡」や「棚機」でしたが、平安時代の新古今和歌集で初めて、七月七日の宵という意味の「七夕(しちせき)」の字が使われているそうです。

 この七夕祭りも他の神事と同様に「夜明けの晩」、つまり7日の朝が空ける前の暗いうちに行うのが本来の様式です。
また、童謡「たなばたさま」にある五色の短冊の五色は、五行説に由来する緑・紅・黄・白・黒の五色を指しています。

 七夕祭りは全国各地で行われますが、ほとんどが商店街のイベントと化し、昔ながらの風習や神事とは縁遠くなりつつあります。
現在のような七夕祭り発祥の地仙台では本来の旧暦で行われてます。

 新暦の7月7日は梅雨の最中なので曇り空か雨模様となることが多いのですが、最近流行のプラネタリウムで満天の星空の下、織女(こと座のヴェガ)と牽牛(わし座のアルタイル)を探してみるのも楽しいかもしれません。

 7月は愛逢月(めであいづき)とも言うそうで、7日に雨が降ると織姫が天の川を渡れなくなってしまいますが、そのときは何処からともなく鵲(かささぎ)が飛んできて天の川に翼で橋をかけて織姫を渡してくれるのだそうです。(^^)
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「生姜(しょうが)」
 徐々に暑さが増してくる時期ですが、室内の冷房により冷え性に悩む方が少なくありません。
ストレスや睡眠不足などによって自律神経のバランスが崩れてしまうことも冷え性の一因です。

 身体の内側から温める生姜(しょうが)は冷え性対策に適した食材で、他にも解熱、鎮静、発汗、殺菌、中毒予防、鎮咳、鎮吐、消化促進、抗潰瘍、強心作用、血栓予防・・・、
生姜の辛味成分と芳香成分には、全身の細胞の新陳代謝を促し、神経中枢に作用し臓器の機能を高めるなど様々な効能・効果があり、科学的にも認められています。

 中国では古来から「生姜は百邪を防御する」とされ、現在でも医療用漢方薬のおよそ7割に生姜が用いられており、これなしでは漢方は成り立たない「万病の妙薬」とも言われるそうです。

 日本では漢方薬の自給率は低く、約8割を中国からの輸入に頼っているそうです。
先の四川大地震では生薬が大打撃を受け、中国産離れの影響もあって国内産の新生姜の卸値は前年比3割前後上昇しているそうです。

 スーパーにはすでに新生姜が並んでいます。白い部分は白く、赤い部分は赤く、色がはっきりしているものが新鮮なのですが、不自然に鮮やかなものは漂白剤の影響のようです。
尚、チューブ入りの生姜にも辛味と香味が備わっており風味はありますが、加熱処理しているため酵素が働かず、肉などを柔らかくする作用や旨みを増す作用はあまり期待できません。
豚肉のしょうが焼きなどには生の生姜を使ったほうが美味しいでしょうね。
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経済の若返りを/・・「21世紀版前川リポート」
 7月の東京株式市場は下落が続いており、本日の下げで10営業日続落です。
これは大手証券会社が破たんし「証券不況」と言われた1965年以来およそ43年ぶりことです。

 ところで、1985年のプラザ合意後の急激な円高による危機的な経済状況を乗り切るべく、規制緩和と内需主導型の政策を骨子にしてまとめられた報告書は座長の前川春雄・元日銀総裁の名を冠して「前川リポート」と呼ばれ、後世の評価では功罪あるものの、結果としてその後の日本経済の行き先きを指し示す指針となっています。

 そして本日、政府の専門調査会は、「経済の若返り」と「世界に開かれ、ともに生きる」ことを主要なテーマに21世紀版「前川リポート」と位置づけした報告書をまとめています。

<以下、概略>
 
「 政府の経済財政諮問会議の「構造変化と日本経済」専門調査会は2日、日本経済が目指す姿を示した報告書を公表した。記者会見した会長の植田和男東大大学院教授は「日本は人と企業、資金が活動する開放的なプラットホームを目指すべきだ」と強調。
活力の源泉となる若者の負担を抑えるため、社会保障は給付減も視野に入れた改革を進めるべきだと主張した。(13:14)

 調査会は1986年に内需主導の経済への転換を促した「前川リポート」の21世紀版を作るとの位置づけで議論を進めてきた。
7日に開幕する主要国首脳会議(洞爺湖サミット)で、日本が世界に発信するメッセージの一つになる。」
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「さくらんぼ」
 「初夏のルビー」とも呼ばれ、今が最盛期のサクランボ。食卓に彩を添え、見た目の美しさから贈答用の人気が高いようです。

 収穫期が短く日持ちしないサクランボは季節感を豊かに伝える数少ない果物の一つで、「佐藤錦」・「ナポレオン」・「高砂」などがありますが、赤みが強く大粒で甘い「佐藤錦」が主力品種でしょうね。

 4月下旬から出回り始める米国産のアメリカンチェリーが終盤を迎える5月下旬頃、山梨、長野、新潟、福島といった産地で国産サクランボの出荷が始まります。
そして、現在は国内生産量の7割を占める山形が収穫期を迎えているそうです。

 ちなみに、「佐藤錦」とは山形県東根(ひがしね)市で佐藤栄助氏が大正元年「ナポレオン」と「黄玉」を交配・育成し、昭和3年に命名された品種で、サクランボの中でも毎年人気ナンバー1の品種です。
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「7月(文月)」
 7月の別名は「文月」。織り姫に書文(ふみ)を供えるという意味、あるいは稲穂がふくらむ「ふくらむ月」から転嫁したという説もあります。

 又、今日は七十二候の「半夏生(はんげしょう)」です。
ちょうど半夏(カラスビシャクの漢名)が花をつける頃で、虫たちを誘うために花のまわりの葉が半分ほど白くなることから「半化粧」とも呼ばれます。

 全国的に好天に恵まれた今日は、富士山で山開きが行われるなど、一般的には山開き、海開き、川開き、プール開きの日で、今月の3連休頃から子供たちも夏休みに入りいよいよ夏の行楽シーズンが始まりますね。

 処で、本日は路線価が発表されています。路線価とは主要道路に面した土地の1月1日時点の評価額で、3月に発表される公示地価の8割程度が目安とされ、相続税を計算する際の基準となります。
昨年までは8月1日の公表でしたが、税務署窓口で閲覧できる冊子の作成を取りやめ、ホームページでの公開のみに切り替えたため今年から7月1日の公表となったそうです。

 標準宅地の全国平均は3年連続の上昇で、「都市部上昇、地方圏横ばい」の状況は変わりありませんが、前年急騰した一部都心では上昇率が縮小し、静岡県と奈良県が評価水準の変わった平成5年分以降初めてプラスに転じるなどの変化も出ています。

 路線価日本一は今年も東京の銀座中央通り「鳩居堂」前で、23年連続のトップ。
鳩居堂前の1平方メートル当たり路線価は、平成4年に最高額の3650万円になった後、平成9年には1136万円まで下落しましたが、その後又、上昇に転じ、昨年が2496万円、
今年は前年比688万円高の3184万円迄回復しています。

 銀座4丁目の高級専門店「和光」前と百貨店「三越」前の路線価も鳩居堂前と同じ3184万円で、この3地点での葉書1枚当たりの路線価は約47万1000円になるそうです。
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「光陰、矢の如し」
月日が経つのは早いもので、本日から7月です。
7月1日と言えば、1979年(昭和54年)の本日、今から29年前となりますが、ソニーの携帯型ヘッドホンステレオ「ウォークマン」の1号機が3万3000円で発売され、当時、歩きながら、或いは電車の中で聴いている姿をあちこちで目にしたものです。
ご存知の通り、「ウォークマン」は大ヒット商品となりましたが、皆様も懐かしい思い出がたくさんあるのではないでしょうか。

 昨日は、全国の公務員の大半に夏のボーナスが支給されてました。
管理職を除く一般行政職の国家公務員の平均支給額は62万9400円(平均年齢34.9歳)と昨年の夏に比べて約4600円の増加、地方公務員の一般職の平均額は約59万8900円(同36.6歳)で約1400円の増加となっています。

 特別職の最高額は福田康夫首相と島田仁郎最高裁長官の約544万円。
次いで河野洋平衆院議長と江田五月参院議長の506万円→閣僚397万円→官僚トップの中央省庁事務次官318万円→国会議員302万円の順となっています。

各位、国民の血税からの所得です。見合うだけの職務を果たしてくださいね。
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