2010年12月の記事


「縁起話」
 お正月を迎えるに当たり、縁起話を少し述べさせて貰います。

 今はスーパーなどで略式の正月飾りが売られていますが、見慣れた飾り物にもひとつひとつに意味があります。

 ●正月飾りの門松。

松は長寿を、竹は発展を願い、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」との諺もあります。
さらに縁起を担ぐ場合は、風雪に耐え、百花に先がけ花開く梅花を、ワラなどでかたどり添えます。
ちなみに門松は、苦に通じる二十九日を避け、三十日までに飾るとされ、大晦日に慌てて飾るのは、「一夜飾り」といって年神様に対し礼を失するといわれています。

 ●お正月のお節(おせち)。

来客の度に台所に立たなくてもいいように、日持ちのよい料理を重箱に詰めたお節料理も縁起の良い食材でいっぱいです。
マメ(健康)に暮らせるようにと黒豆を、子孫を増やし家が繁栄するようにと数の子を、喜ぶことが多いようにと昆布巻きを、腰が曲がるまで長生きしたいとの願いで海老を、金運を呼ぶ栗きんとん(金団)、遠くまで見通せるレンコンなどなど。

 また、赤い実の南天も、福寿草の花とセットで「難を転じて福となす」という縁起物として正月飾りに用いられます。

 単なる縁起担ぎと笑う人もいるかもしれませんが、大事なのは形ではなく、そこに込められた気持ちでしょうね。
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「年越し蕎麦」
 クリスマスも終わり、年末の大掃除やお正月用の買い出しなど、皆様忙しく過ごされてる事と思います。
やがて大晦日の年越し蕎麦でようやくお正月を迎える準備が整いますね。

 年越し蕎麦については、”晦日蕎麦、つごもり蕎麦”など言い方は様々あるようですが、由来にもいくつかあるようです。
一つは、その昔、あるお寺が、貧しくて年の越せない人々に蕎麦がき(蕎麦粉を熱湯でこねたもの)をふるまったところ、翌年から皆に運が向いてきたことから、“運そば”として広まったというもの。
又、もともと商家では、つごもり、つまり月末に蕎麦を食べる習慣があり、それが元になったとする説等々。

 痩せ地でも実を結ぶ蕎麦は、雨や風にも強い植物です。
風に寝かされても、雨に打たれても翌日には起き直ります。
このことから捲土重来(けんどちょうらい)を期す食べ物とも言われています。

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「盛り塩」
 中華料理屋に入ると「福」の字を逆さまに掛けてあるのをよく見かけます。

 幸福を意味する「福」を逆さまにしたら幸福が遠のきそうですが、もともと「福運」という意味を持つ「福」の字を倒して(逆さにして)「倒福」、この発音は「到福(福が到る)」と同じ発音であることから、逆さまの「福」に「幸せに暮らせますように」「素晴らしい未来が到来しますように」との願いが
込められているそうです。

 ところで、飲む機会が増えるこの時期、飲食店の入り口付近に盛り塩がしてあるのをよく見かけます。
塩はお清めやお供えものとしてよく用いられますが、店先に塩を盛るのは下記の伝承が由来となっています。

 その昔、中国の皇帝は多くの妃を持っており、日本の大奥などと違い、妃達はそれぞれに居を構えていました。寵愛を受けたくとも、妃の数があまりに多いため、皇帝が乗った牛車がいつ自分のところへやってくるのか分からないという有様だったようです。

 皇帝も牛任せでその日の行く先を決めていたという具合だったのですが、ある時期から決まってある妃の家の前でばかり停まるようになります。必然的に皇帝もその妃のところで泊まることが多くなり、寵愛を受けるようになっていったとのこと。その時の仕掛けが、牛の好物の塩を入り口に盛っておくという
ものでした。

 塩につられた牛が待ち人をつれて来るというわけですが、この話が伝わり、客を呼ぶ縁起物として塩が盛られるようになったそうです。

 由来はともかく、塩を盛ることも、挨拶することも、感謝することも、仕事をすることも、真摯に行い続ければ福が巡ってくるのだろうと思います
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「兎に関する諺(ことわざ)や慣用句」
 ご存知の通り、新年は「兎・卯(うさぎ)年」。
此れから、何かと「兎」に関する話題に接することが増えると思いますが、本日はいくつか兎に関する諺(ことわざ)や慣用句などをご紹介させて頂きます。

  ・兎の罠に狐がかかる 

       思いがけない幸運が舞い込むこと

  ・二兎を追う者は一兎をも得ず

       二つを得ようとするとどちらも得られない

  ・株を守りて兎を待つ

       古い習慣を守り、進歩のないこと

  ・兎の上り坂

       物事が良い条件で順調に進むこと

  ・兎の昼寝

       兎と亀の競争のように、油断すると失敗を招くこと

  ・兎兵法

       いい加減な策略を用いて、かえって失敗すること

  ・兎に祭文(うさぎにさいもん)

       いくら説き聞かせても効果がないこと。馬の耳に念仏

  ・兎も七日なぶれば噛み付く

       仏の顔も三度まで 

  ・ 犬兎の争い(けんとのあらそい)

       両者が争って弱り、第三者に利益を取られること
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「しらたき、糸こんにゃく」
 めっきり冷え込んで鍋物の美味しい季節となりました。

 ところで、すき焼きや煮物などに使われる「しらたき」、或いは「糸こんにゃく」。
「一体、どこが違うの?」と思ったことはありませんか。
結論から申し上げると、どちらも成分は同じです。
「しらたき」も「糸こんにゃく」も、こんにゃく芋を粉にして石灰乳を混ぜて固めたものです。
ただし、両者は加工法が若干違います。

 しらたきは、こんにゃくの液をところてんのように突き、細くしてお湯に放して固めます。
これに対して糸こんにゃくは、固まってこんにゃくになってから突いて細い麺状にします。
つまり、『こんにゃくになる前に突くのがしらたきで、こんにゃくになってから突くのが糸こんにゃく』という訳です。

 ご存知の通り、見た目では白くて細いのがしらたきで、黒っぽくて太めなのが糸こんにゃくです。
糸こんにゃくが黒っぽいのは、海草(アラメ・ヒジキ)やお茶などで着色しているからです。
しらたきの白は、こんなにゃく芋の粉そのものの色なのです。

 ちなみに、すき焼きの時、肉と糸こんにゃくを並べて煮ると凝固剤のカルシウムイオンの作用で肉が固くなるので、なるべく離して煮るようにするのがコツでしょうね。
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「IC乗車券」
 鉄道やバスなどの公共の交通機関ではICカードの乗車券が急速に普及し、SuicaやPASMOなど別事業者間の相互利用もすすみ利便性が増しています。

 全国で様々なIC乗車券が導入されていますが、2013年頃には10種類のIC乗車券の相互利用が可能となる見通しで、そうなれば1枚のIC乗車券で大半の地域の鉄道やバスが利用できるようになります。

 相互利用に向けて協議を開始しているのは以下の10種類のIC乗車券です。

              (発行枚数)   (事業者)

 「Kitaca(キタカ)」 約  28万枚  JR北海道

 「PASMO(パスモ)」  約1667万枚 関東の私鉄等26事業者

 「Suica(スイカ)」  約3417万枚 JR東日本等6事業者

 「TOICA(トイカ)」  約 102万枚  JR東海

 「manaca(マナカ)」 ※来年導入予定 名古屋の私鉄等4事業者

 「PiTaPa(ピタパ)」 約 185万枚 関西圏の私鉄等19事業者

 「ICOCA(イコカ)」  約 577万枚  JR西日本

 「はやかけん」       約  27万枚 福岡市交通局(地下鉄)

 「nimoca(ニモカ)」 約 120万枚 西日本鉄道(西鉄)

 「SUGOCA(スゴカ)」 約  43万枚 JR九州
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「結露対策」 
 この時期、窓や窓枠に結露(けつろ)が出来やすくなってますね。
カビの原因ともなるので早めに手を打つ必要がありますが、以前、新聞にお奨めの『結露対策』という記事が出ていましたのでご紹介させて頂きます。

1.あさは3分でも5分でも窓を開けて喚起すると結露が少なくなる

2.寝る前に新聞紙を貼り付けておくと水分を吸収し、翌朝その新聞紙でガラスをふけば掃除にもなる

3.中性洗剤を溶かしたものをぞうきんに付けて窓ガラスをふくと少なくなる

4.洗濯物を部屋の中に干さない

5.押し入れのふすまは少し開けておく

6.市販の結露防止スプレーをかけると2週間くらいの効果がある


 既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、一度試してみてはいかがでしょうか。
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「冬至(一陽来復)」
 今日は二十四節気にいう「冬至」。
冬立つ日「立冬」と春立つ日「立春」のちょうど真ん中にあたり、「冬至冬なか冬はじめ」と言われるように、冬の厳しさが始まる時期でもあります。

 ところで、東京が江戸と呼ばれていた頃の小売業は掛売りが主流で、掛売り代金の回収は年に1回か2回でやってたそうです。
振り込みやクレジット決済などなかった昔は、「盆暮れ」という言葉にもあるように、この時期の忙しさは尋常ではなかったそうです。
「師走」という月名にもそのようなあわただしさがにじんでい
ます。

 歳の暮れと新年を迎える準備が合わさった忙しさの中でも、冬至には小豆粥やカボチャを食べ、ゆず湯に入るなどの習慣は守られていました。

 これらの習慣には、寒い時節を迎え、家族の健康を気遣い、これからの無病息災を願い、新しい年を迎える前の禊ぎの意味合いがあったとされています。

 また、冬至は年間を通して夜が一番長く昼が最も短い日でもあります。
ず~っと昔はこの日が一年の始まりと考えられており、世界各地に残る冬至祭は、太陽の力が最も弱まった日が無事過ぎ去り、太陽のよみがえりを祝う日でした。
異教徒の習俗を巧みに取り入れてきたキリスト教において、クリスマスの本来の起源もこの冬至祭にあると聞きます。

 日本では陰極まりて陽再び生じ始める冬至を「一陽来復」と言い、「悪いことが長く続いたあとで,ようやく良い方へ向かうこと」という意味でも使われます。

一陽来復、季節が巡るように、誰のもとにも良い時期が必ず巡ってくるものです。
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「カシミヤ」
 しなやかで軽く、暖かく、上品な光沢を持つ『カシミヤ』。
貴族たちの間で大流行し、『繊維の宝石』とも呼ばれ、今では世界中で広く愛されています。
かつては数万円もした高級品カシミヤ100%のセーターですが、最近は1万円以下で続々登場しています。

 『カシミヤ』は、中国の内モンゴル自治区からイラン、アフガニスタンにかけて放牧されていカシミヤ山羊(やぎ)に冬に生える産毛(うぶげ)で、春に櫛(くし)ですいて採集し、一頭から採れるのはわずか150グラム程度。セーター1枚編むのに約4頭分、コートになると約30頭分もの原毛が必要になるそうです。

 これまではヤクの毛を混ぜるなどの不正が見られましたが、最近は「カシミヤ100%」の虚偽表示は少なくなっているようです。
ただ、最高品質とされる「内モンゴル産」(チャイニーズ・カシミヤ)には明確な基準がなく、また技術的に原料産地を特定するのは不可能であり、他産地の原料をブレンドしているケースが少なくないようです。

 購入時は、手で触ってチクチクする感じがないか確認し、同じデザインなら締りがあって重いほうを選ぶのが良いそうです。
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「風邪(カゼ)対策」
朝晩の冷え込みで体調を崩したり、カゼをひく人が増えています。

 カゼは「風邪(ふうじゃ)」と書きますが、東洋医学ではこの邪が身体に進入することでカゼを引くと考えられており、その出入り口となる経穴(一般に「ツボ」)を「風門」と言うそうです。
ゾクっときたら風門を温めたり揉み解すことが予防に効果があることはよく知られています。

 また、インフルエンザやカゼなどのウィルスは乾燥した環境を好み、多湿な環境は苦手であるため、加湿器などで室内の湿度を50%以上にあげれば一定の予防効果が期待できます。

 カゼ対策(民間療法)はたくさんありますが、身体を温める効果のあるネギや生姜がよく用いられます。
また、1センチ角に切った大根に蜂蜜を加え、一晩くらい寝かせ、出てきた上澄みをそのまま、またはお湯で溶かして飲む「蜂蜜大根(大根あめ)」も知られており、ハチミツの抗酸化作用、殺菌作用、整腸作用、大根の消炎作用、血行促進作用
などがじんわりと効いてくるそうです。

 せき止めとしては「カリン」や「キンカン」の他、「そばハチミツ」の咳止め効果も米ペンシルベニア州立大の研究チームによって実証されています。

 ちなみに、ひきはじめのカゼに効果があるとされる漢方薬には下記のようなものがあります。

 葛根湯(かっこんとう)      発熱や寒け、頭痛・手や肩の痛み等
 小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 鼻水・鼻炎・たんを伴った咳等
 麻黄湯(まおうとう)       寒気け発熱、ふしぶしの痛み等
 駆風解毒湯(くふうげどくとう)  のどの痛みやはれ等


 もちろん漢方も服用に際しては医師や薬剤師との相談が必要です。
また、インフルエンザとカゼは別の疾病であり、素人判断をせずに早めに医師に
診てもらうのが基本でしょうね。
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「入浴効果」
 暗くなるのが早く、寒さが増すこの時期は、あたたかなお湯につかって一日の疲れを癒すのが楽しみの一つです。

 熱めのお風呂が好きな方もいらっしゃるかとは思いますが、心身ともに癒すには40度くらいの熱くない程度のお湯に10分以上つかることが効果的だそうです。
そうすることで副交感神経が刺激されることでリラックス効果が高まり、眠りにもつきやすい状態となります。

 ただ、気をつけなければいけないのは、暖房の効いた部屋とそうでない浴室や脱衣所との温度差です。

 脱衣所や浴室、トイレなどで倒れ死亡にいたるケースは年間1万4千件ほどあると言われ、その原因は急激な温度変化にあります。

 急激な温度変化による血圧の急上昇や急降下、いわゆる「ヒートショック」は血管のもろくなっている高齢者ほど脳出血につながりやすくなります。

 従って、脱衣所や浴室の温度を上げ、住まい全体の温度差をなくすのが重要です。

 ところで、風邪をひいたら入浴を控えるというのが一般的ですが、そのことの科学的・医学的根拠はないそうです。

 外湯、つまり銭湯が一般的だった頃、湯冷めして症状を悪化させることが多かったためにそのようなことが言われてきた経緯があり、海外では風邪を引いたら熱を下げるためにお風呂に入るといった日本とは全く逆の習慣もあります。

 現在は、風邪を引いた場合でも高熱がないなどの条件付きで入浴を認めている医師が多いようです。
汗を流してすっきりした気分で寝つけるという効果も考えられますが、何より重要なことは、お風呂から出た後、ほてりを冷ました上で、湯冷めをさせないことです。
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「住宅リフォーム」
 このところ、住宅リフォーム需要が増大しているようですが、慣れ親しんだ住まいにちょっと手を入れるだけでも雰囲気はがらりと変わり、場合によっては新品同様にピカピカとなりますね。

 主婦にリフォームしたいところを聞いたアンケート調査では、1位はキッチンで、上位には水回りの場所が並んでいます。

 リビングや食堂の方を向いて料理できる対面キッチンの人気が相変わらず高く、色も多様化して最近は赤や青などの鮮やかな色の人気が高くなっています。

 流し台の高さは必ずチェックしたい項目で、高くても低くても無理な姿勢になり、肩や腰の負担になります。目安は『身長÷2+5センチ』で、身長が160センチなら85センチ程度がベターとなります。

 また、トイレでは貯水タンクがない型が普及しており、洗面所は既存の洗面台に加えて子供用などに新たに増設することを考える人も多いようです。

<主婦がリフォームしたい場所は以下の順位となっていました。>


    1. キッチン     6. 食堂

    2. 浴室       7. 子供部屋

    3. リビング     8. バルコニー・ベランダ

    4. トイレ      9. 寝室

    5. 洗面所     10. 玄関
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「結露(けつろ)対策」
 この時期は、窓や窓枠に結露(けつろ)が出来やすくなります。
カビの原因ともなるので早めに手を打つ必要がありますが、以前、新聞にお奨めの『結露対策』という記事が出ていましたのでご紹介させて頂きます。

1.あさは3分でも5分でも窓を開けて喚起すると結露が少なくなる

2.寝る前に新聞紙を貼り付けておくと水分を吸収し、翌朝その新聞紙でガラ スをふけば掃除にもなる

3.中性洗剤を溶かしたものをぞうきんに付けて窓ガラスをふくと少なくなる

4.洗濯物を部屋の中に干さない

5.押し入れのふすまは少し開けておく

6.市販の結露防止スプレーをかけると2週間くらいの効果がある


 ご存知の方も多いと思いますが、一度試してみてはいかがでしょうか。
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「創作四字熟語」
住友生命が年末恒例の「創作四字熟語」を発表してます。

政権交代や新型インフルエンザの流行など、今年起こった様々な出来事や世相をわずか4文字で表現しているのですが、いずれも秀作揃いです。
これまで多く見られた、不景気や少子高齢化をテーマにしたものが意外と少なかったのですが、これはもう「今年の」現象というには、当たり前になってしまったということなのかもしれません。

その中からいくつかご紹介しておきます。

 
全人未塔(ぜんじんみとう)前人未到
都内のいたるところで、スカイツリーを見上げる姿が見られた。


戸籍騒然 (こせきそうぜん)古色騒然
戸籍上江戸時代生まれの人の生存が発覚して大騒ぎになった。



諸牛無情(しょぎゅうむじょう)諸行無常
口蹄疫の感染拡大を防ぐために大量の牛を処分する非情な事態となった。


愛煙棄縁(あいえんきえん)合縁奇縁
タバコ大幅値上げ。これを機会に、長年の縁を絶った人も。


就職渇望(しゅうしょくかつぼう)就職活動
大卒の内定率が就職氷河期を下回った。


棄想県外(きそうけんがい)奇想天外
「最低でも県外」と言っていた米軍普天間飛行場の移設問題だが紆余曲折。



興南深紅(こうなんしんく)艱難辛苦
興南高校、沖縄勢として初の夏の甲子園優勝。深紅の優勝旗が沖縄へ。


一指操電 (いっしそうでん)一子相伝
ワンタッチ操作でキーやボタンのないタブレット端末やスマートフォンの流行。


土佐人気(とさにんき)土佐日記
『龍馬伝』で土佐に人気が集まった。


三見立体(さんみりったい)三位一体
3Dの映画やテレビがブームになった。
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「流行語大賞」
 もうそんな時期かと思ってしまいますが、今年も恒例の流行語大賞が発表されてました。

 今年は、回を追うごとに視聴率が高くなったNHK朝の連続ドラマから「ゲゲゲの~」が年間大賞に輝いています。
他に、トップ10には以下のような言葉が入っています。

 「イクメン」 子育てを楽しむパパ

 「女子会」 女子だけの飲み会

 「食べるラー油」 品切れが相次ぎ、次々と似たような商品が登場

 「ととのいました」 漫才コンビWコロンから謎かけがブームに

 「無縁社会」 所在不明高齢者や孤独死・・・地縁や血縁といった絆の喪失


 これらの言葉を見てますと今年はどんな事柄が話題になり、どんな年だったのかが思い起こされます。
ちなみに過去5年の流行語は以下のようになっています。


 05年「小泉劇場」「想定内」「クールビズ」「ちょいモテオヤジ」

 06年「イナバウアー」「品格」「格差社会」「シンジラレナ~イ」

 07年「(宮崎を)どげんかせんといかん」「そんなの関係ねぇ」

 08年「アラフォー」「グ~!」「名ばかり管理職」「居酒屋タクシー」

 09年「政権交代」「こども店長」「事業仕分け」「草食男子」


 こうして見てみますと、数年前のこともずいぶん昔のことのように感じられます。
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「鰤(ブリ」
「師走の魚」と書いて『鰤(ブリ)』。
北陸では11月も終わる頃になると、猛烈な風が吹き荒れ雷が激しく鳴るようになります。
富山湾ではこれを"鰤起し(ぶりおこし)" と呼んで、冬の鰤漁が始まる合図となるそうです。
12月から翌年の3月まで、脂ののった最高の鰤があがります。
関西から北陸にかけては、正月に食べる歳取り魚として重要な縁起物となるそうで、各地の郷土料理に使われて味の芸術を競っています。

 日本では昔、武士や学者などは成人して元服(げんぷく)すると、幼名とは違った名を名乗りましたが、魚も成長すると風味が変わるので、呼び名が変わる魚があります。
これが『出世魚』で、子供の成長や知人の栄進を祝福する時、この出世魚を贈呈することがあります。

 その代表が「ブリ」で、地域によって呼び名が変わりますが、関東では大きくなるにつれて「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」と名が変わり、ブリになると体長が1メートルにも達します。
東京周辺では、養殖物を無条件に関西の若魚の呼び名であるハマチと呼ぶことも多くあります。

 ちなみに、関西では「モジャコ」→「ワカナ」→「ツバス」→「ハマチ」→「メジロ」→「ブリ」と呼ぶところが多いようです。
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「大根」
冬の代表的な野菜「大根」。短気な人が大根をおろすと辛くなるという話がありますが、どうやらこれは本当のようです。
大根を急いで力まかせにおろすと細胞が壊れ、その時にミロシナーゼという酵素の作用で辛くなってしまうのだそうです。
そのため、昔から短気な人や乱暴者が大根をおろすと辛くなると言われています。

 大根は部分によって味が違います。大根の上の方は甘味が強いので、大根おろしや生で食べるサラダに最適。
真ん中辺りは大きく輪切りにして、おでんやふろふき大根などによく、そして、下の辛味の強い部分は味噌汁の実にするなど比較的濃い味付けに向いています。

 従いまして、一人暮らしで大根を半分だけでいいという場合は、どんな料理に使うかを考えて上下を使い分けるのが最適です。

 ちなみに、尻尾の部分にクレンザーをつけて、ステンレスのシンクや包丁を洗うと傷がつかずピカピカになります。
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