「洞爺湖サミット」
「ザ・ウィンザーホテル洞爺」を会場として、本日までサミットが開催されています。
環境・食糧問題が主要議題となっていますが、英国各紙は「豪華ディナーを食べながら食料危機を語るとは・・・」、「世界が食料問題で苦しむ中で洞爺湖サミットに出席した首脳や夫人たちが歓迎夕食会でぜいたくな料理を楽しむのは偽善的」・・・等々と、手厳しく報じているそうです。

 英各紙ともサミット関係で最も大きく紙面を割いているのがこの歓迎夕食会だそうで、「キャビアやウニを食べながら、指導者は食料危機を考える」との見出しを揚げ、「アフリカの飢餓問題など、食料危機の協議は腹の減る仕事なのだ」と皮肉を込めて伝えている新聞もあるそうです。

 過剰な費用とぜいたくな消費。下見で福田首相は夫人同伴で1泊100万円以上の部屋に泊まったという真偽の程は分かりかねる話を耳にしたこともありますが、いずれにしても投入されるのは国民の税金であり、何だかしっくりとこないものがあります。