2008年09月の記事


「鯖(サバ)」
 青い魚と書いて『鯖』(サバ)。
その名の通り、「青魚の王様」と言われ、栄養価が高く、これから旬となりますね。
秋の深まりとともに体がふっくらとしてきて、古くからその美味しさが知られていますが、江戸時代には将軍家への献上品となったほどです。

 血液をさらさらにして血中のコレステロール値を下げるといわれるエイコサペンタエン酸(EPA)や脳を活性化するといわれるドコサヘキサエン酸(DHA)、その他、たんぱく質、
鉄分、ビタミンB1、B2等々、豊富な栄養素が含まれています。

 食べ方も色々で、みそ煮、酢でしめた締めサバ、水煮、竜田揚げ、フライなどがあるほか、缶詰もおなじみです。
ただ、「サバの生き腐れ」という言葉があるように、鮮度が長持ちせず、普通は刺身では食べられません。

 店頭で選ぶ際は、目が澄んでいて、皮に張りがあるもの。腹がしっかりした太めのものを選ぶと良いそうです。
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「五穀豊穣」
 青々としていた水田はいつの間にか黄色を帯び、やがて黄金色に輝き、実るごとに頭(こうべ)を垂れる稲穂はやがて収穫の時期を迎えます。

 古来から稲作とともに歩んできた日本人は、その年の収穫を神に感謝し、翌年の五穀豊穣を願ってきました。その神の最もたるものがお稲荷様です。

 稲荷は、稲生、稲成、飯成とも書かれ、狐がその神のように思われがちですが、実際には五穀をつかさどる稲荷神が祀られていっるそうです。
狐は稲荷神の使いという位置づけで、伊勢神宮の鶏、春日大社の鹿、日吉大社の猿、八幡宮の鳩のような単なる神使と違い、お稲荷様の狐には神様の一族のような資格を与えられているそうです。

 赤い鳥居に小さな祠(ほこら)、祠の前に狐が2尾、こうした稲荷神社は都心部でもオフィスビルの一角やデパートの屋上などに見ることができます。
個人の家に祀られている稲荷社まで含めると膨大な数の稲荷神が祀られており、その総数は3万とも4万いわれてます。
ちなみに、稲荷神社の総本社である京都の伏見稲荷大社は関東以外では最大の初詣客を集めることで有名ですが、先ごろ行われた岸和田だんじり祭りも伏見稲荷への祈願が始まりとされてるそうです。

 五穀豊穣の願いはやがて商売繁盛への願いとなってきました。狐には「憑く」というちょっと怖いイメージを持つ人が多いようですが、お稲荷様は昔から庶民にとって身近な存在で、非常に融通が利き、願い事をするには頼もしい神だそうです。
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「寝相と性格の関連性」
黄金色に輝くススキの群生、トンボ、秋桜・・・、季節の移り変わりは律儀なものだとつくづく感心させられます。

 北海道からは初雪と初冠雪の便りが届き、秋の味覚を代表する国産マツタケの出荷はこれから最盛期を向かえますね。。

 ところで、朝晩涼しくなってきたおかげでようやく夜の寝苦しさから解放されてますが、皆様はご自身の寝相をご存じでしょうか。
寝相と性格の関連性についてはいくつかの調査結果がありますが、その中の一つをご紹介したいと思います。

 1)体を丸めて寝る「胎児」型(全体の41%)
       → 頑固そうに見えても内気で繊細なタイプが多い。

 2)横向きで脚を伸ばし、腕は体に沿っている「丸太」型(同15%)
       → 楽天家で社交性があるが騙されやすい。

 3)横向きで脚を伸ばし、腕を体の前に持ってくる「切望」型(同13%)
       → 開放的な面がある一方、疑り深く頑固でもある。

 4)仰向けで腕をわきにつけた「兵士」型(同10%)
       → 性格はおとなしく保守的だが自分にも他人にも厳しい。

 5)うつぶせで手を頭の両側に置く「自由落下」型(同7%)
       → 率直で社交好きな性格は厚かましいと受け取られることも。

 6)あおむけで大の字になる「ヒトデ」型(同7%)
       → 聞き上手で、控えめな人が多い。

 と、こんな具合ですが皆様の場合はいかがでしょうか? ちなみに西洋の諺には「王様は仰向けに寝、賢者は横向きに寝、金持ちはうつ伏せに寝る」とあります。

 また、寝返りのし易さと身体機能の面から最も理にかなっているのは、一方の膝を曲げて横向きに寝る「半退治型」で、病気や何らかの不安があるときには自然とこの姿勢をとることが多いと言われてるそうです。
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「柿」
秋の味覚「柿」が出回り始めていますが、『柿が赤くなれば、医者が青くなる』といわれるほど柿には多くの栄養素が含まれています。

 ビタミンC、カロチン、食物繊維、カリウム、タンニン(渋味の原因)などが豊富で、その他にも、ビタミンK、B1、B2、カロチン、ミネラルなどが多く含まれているそうです。
又、『二日酔いには柿』と言われる訳は、ビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出してくれるからで、豊富なカリウムには利尿作用があるから、だそうです。

 良い柿の選び方は、「ヘタ隙き」でないものを選ぶということです。
「ヘタ隙き」とは果肉とヘタの間に隙間(亀裂)ができる現象で、虫が入る原因となります。
虫が入ると、その部分の色が熟れたように変色して、果肉が軟らかくなってしまいます。
その状態を「色虫実」と言うそうです。
従って、柿を選ぶ際には、ヘタが果実に張り付いているようなものを選ぶのがGOODです。

 ちなみに、柿には4つの溝がありますが、その溝にそって切れば、種を切ることはないそうです。
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「香母酢」
 漢字で「香母酢」と書いて「カボス」。
9月から10月にかけてが旬だそうで、食卓で爽やかな香りを楽しむことができます。

 料理の風味を豊かにする酸味料として焼き物や鍋物などに果汁を搾って使われることが多いようですが、ビタミンCの宝庫であり、血液を浄化したり、新陳代謝を盛んにしたり、疲労回復、さらにはダイエットにも効果があるということで、アルカリ性健康食品としての注目度が高いようです。

 縦と横に切ると汁をしぼりやすく、サンマにかけたり、カレーや焼酎(しょうちゅう)にたらしたり、蜂蜜とまぜ、水で割ってジュースにしたりと、色々なものと合わせて楽しむことができます。

 カボスは大分県で古くから栽培され、全国に出回るカボスの99%は大分県産です。
色と形が似ているため、徳島県特産の「スダチ」と混同されることがありますが、大きさが全く違い、スダチは30~40グラム程度、カボスは100~150グラム程度あります。

 購入する際は、果皮が硬く、濃い緑色をしたものを選ぶと良く、保存は涼しく暗い場所が最適でしょう。
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「訪問販売」
 訪問販売のセールスに悩まされている人は少なくないと思いますが、不思議なことに訪問販売業者は隣の家には訪問せずに特定の家を狙ってピンポン(ドアチャイム)を押しているケースがあるそうです。
訪問してくる業者が変わっても、他の家には行かず自分の家を目指さしてやってくる、そんな風に感じている方も多いのではないでしょうか。

 そういう場合はある情報が業者に共有されている可能性が考えられます。
テレビでもやっておりましたが、以前は屋根の上に○○ソーラーの太陽熱発電設備を設置している家は「訪問販売が成功する確率が高い家」と、業者に認識されている・・・、と聞いたことがあります。

 訪問販売業者は効率よく回れるようにと訪問先の玄関や表札、電力会社の識別シール等の隅やその付近に暗号を書き込んだり、不審なマークや色のついたシールを残しているそうで、現在はそれが訪問販売が頻繁に訪れる原因となっているケースが少なくないようです。

 暗号には様々なパターンがあるそうです、例えば「S」とあれば一人暮らしを意味しており、数字は時間帯を指しているというものです。
具体的には「D9―17R」とあれば「二人暮らし、午前9時から午後5時まで留守」といった具合です。

 他にも記号や数字・アルファベットには次のような意味があると推測されています。

   ○・△・×   買ってくれそう・話は聞いてくれた・見込みなし
   数字      訪問日や在宅時間、年齢など
   アルファベット 性別や家族構成、在宅状況など
   シール     その家の対応や経済状況を色で表示

 「マーキング」と呼ばれるこういた暗号は、空き巣などの標的にもなる可能性があります。
警察庁は、見つけたらすぐに消すようにと注意を呼びかけています。
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「敬老の日」
 昨日は敬老の日でしたが、長年の労に感謝し年配者を敬うこの習慣は聖徳太子の時代にまでさかのぼります。

 「敬」という字は「敬意・敬愛」の「敬」です。当たり前のことですが、敬う心は信頼の土台の上にあります。
信頼があって敬意があって、その上に良き社会、良き人間関係が築かれて行きます。

 ところが、”事務所費問題” や ”業者との癒着” など政治家や官僚の汚職が相次ぎ、教員採用試験でカネが動き、又食品偽装の事実が次から次へと表沙汰になっています。
このような状況では、子供のみならず人々は自己が属する学校や社会への敬意を失ってしまいますね。
現在繰り広げられている政治劇も、「永田町での出来事」と、ある種冷めた見方がされているのも、政治に対する信頼と敬意の喪失が根底にあるのでしょう。

 米金融界ではメリルリンチが立ちゆかなくなり、158年の歴史がある老舗証券会社リーマンが破たんしました。
破たんする企業の株価は急落し、社員は前向きな仕事は手につかず、小声で自社の先行きの話が ”こそこそ” と交わされるようになります。
そうなってしまうと、社員の士気を取り戻すことは難しく、再建することも困難になってしまいます。

 信頼と敬意、自信と誇り、前向きな姿勢を失うのは簡単ですが、それを取り戻すことは容易ではありませんね。
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「無花果(イチジク)」
漢字で『無花果』と書いて『イチジク』、果実の内側に花があり、外側からは見えないことから漢字では『無花果』と書くそうです。(外見の実じゃない)
そのイチジクが今出荷の最盛期を迎えてるようです。
旧約聖書にも登場するなど歴史の古い果物で、世界中で栽培されています。
アラビア地方が原産で、わが国には江戸時代に入ってきており、薬の木と云われ今に伝わる歴史ある果物です。
葉はもみじを大きくしたような形で直径30cm位、実は80g位で赤みをおびています。

 国内では愛知、和歌山、福岡など温暖な土地で盛んなようですが、1日に1果熟すことから「一熟」と呼ばれた・・・等々、名前の由来には諸説があるようです。

 聖書にもたびたび登場するイチジクは世界最古の栽培果樹といわれ、エデンの園でアダムとイブが食べた禁断の果実はイチジクという説があります。一般的にはリンゴと思われていますが、当時の中東ではリンゴが採れなかったことや、アダムとイブが恥ずかしくて前を隠していた幅の広い葉っぱがイチジクの葉として描かれているからだそうです。
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「住んでみたい街」
 あるアンケート調査によると、マイホームを購入する際は、地域の治安、周辺の施設、耐震性、管理状況、近隣住民、ローン計画等が重視され、関西より関東の方が資産価値を重視する傾向があるようです。

 又、住友不動産や大京、野村不動産など、不動産大手8社の共同運営でマンション関連情報を提供しているポータルサイト「MAJOR7」が「住んでみたい街」に関するアンケートの調査結果をまとめてますが、以下のような順位となっています。

 ○住んでみたい街 (首都圏)        (関西圏)
         1.吉祥寺 ※初首位  1.芦屋 ※4年連続首位
         2.自由が丘        2.夙川(しゅくがわ)
         3.横浜           3.西宮

 住んでみたい理由としては、首都圏では「交通の便」「日常生活に便利」などとなっており、
関西圏では「街並み」「閑静」といったキーワードが理由の上位にあげられ、岡本や神戸などを
含め上位には兵庫県下の街が並んでます。

< 同調査では下記のような項目でも調査を行っていますのでご紹介しておます。>

 ○エコ意識の高そうな街
          (首都圏)国立    (関西圏)芦屋

 ○思いやりのある子供に育ちそうな街
          (首都圏)鎌倉    (関西圏)芦屋

 ○メタボが解消できそうな街
          (首都圏)湘南    (関西圏)緑地公園

 ○グルメな食生活を送れそうな街
          (首都圏)銀座    (関西圏)梅田
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「仲秋の名月」
 今度の日曜日(9月14日)は旧暦八月十五日の「十五夜」です。
天気予報が気になるところです。

 満月は15日の晩ですが、晴れれば14日の月が「仲秋の名月」です。
昔の人は、たとえ雨で見えない十五夜であっても、「無月」または「雨名月」といって、「これもまた風流なり」と言ったそうです。

 満月は数あれど「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」と舌を噛みそうな歌にあるように、月見といえばこの月を指し、昔の人にとっては花見とともに最大の楽しみ事だったようです。
又、この時期は収穫の時期であるため、その年の収穫物を月に供える風習があり、現代でもお団子などを供える姿に残ってますね。

 明日の晩は「待宵(まつよい)」といって明後日の名月を待ちわびます。
15日の晩の月は「十六夜」と書いて「いざよい」。
月の出は一日過ぎると約40分も遅くなるため、「いざよう」ようにためらいながらなかなか姿を現さない月という意味です。

 月の出がしだいに遅くなるにつれ、待ちわびる仕草も変化し、それとともに月の呼び名も変わります。
立待月(たちまちづき)、居待月(いまちづき)、寝待月(ねまちづき)・・・。

 満ちてゆく月に対してよりも、欠けてゆく月に特別な想いが残ります。
遠く離れた人もこの同じ月を見ているだろうかという憶いは多くの歌や詩を生みました。

 また「仲秋の名月」と同じように、旧暦九月十三日の月(十三夜)を「後(のち)の月」といって古(いにしえ)の人は好みました。
十五夜か十三夜のどちらか一方の月しか見ないことを「片見月」といって忌み嫌ったほどです。
「後の月」は「無双の月」とも呼ばれ、満ちてしまう前の状態を愛でる心はいかにも日本的な情緒です。

 「花鳥風月」「雪月花」と呼び、古の人がそのままの自然の姿を愛でたように、現代に生きる私たちもその心を大切にしていきたいものです。
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「梨(ナシ)」



 二百十日が過ぎ、本日は二百二十日。
時の経つのは早いものですが、人の味覚は暑い夏は甘さを求め、季節の移り変わりと共に次第に控えめの甘さから酸味のある物を求めるようになるそうです。

 今スーパーなどの青果売り場には、ナシがずらりと並んでいますが、日本梨はタネまわりに酸味があり、皮の近くが最も甘いそうです。
古くから日本人に親しまれている秋の果物の代表格ですが、なかでもこの9月に最盛期を迎えるのが大型で丸い「豊水」。

 「豊水」は日本ナシの生産量の約3割を占め、「幸水」に次いで生産量が多く、1個3~400グラムと他のナシと比較的して大玉なものが多くあります。
果肉は軟らかくて、みずみずしいのが特徴、甘みと酸味のバランスもよいことからナシの最高級品と評価する人もいます。

 主産地は関東で、生産量首位は茨城県、そして千葉県、栃木県と続きます。
店頭で選ぶ際には、高さがあるものより横に張りのものが良いそうです。
また、冷蔵庫などでの保存の際には「ヘタの部分を下にしておく」とより長持ちするそうです。
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「温泉の定義
 早いもので、9月も中旬となってくれば北海道・東北地方から紅葉の季節がスタートします。
美しさを増す樹々の見物に山峡や渓谷などへ出かけ、現地の露天風呂にゆったりと浸かる風情はまた格別ですね。

 処で「温泉の定義」とは?

1.温度(温泉源から採取されるときの温度とする)が摂氏25度以上。

2.温泉法で規定する成分(総イオウ、マンガンイオン、第1鉄または第2鉄イオン、ラドン等々)のうち、どれか1つが規定量以上含まれる。

”1か2” の、どちらか1つを満たしていれば温泉と名乗ることができます。

 つまり、温度が25度なくても1つ成分を満たしていれば井戸水でも温泉と呼べる訳であり、井戸水と温泉は紙一重の差ということです。
イオウ製剤の610(ムトウ)ハップを混入したり、井戸水や水道水を使用して沸かした湯を温泉と偽って表示した事件・・・等々記憶に新しいところですが、これではせっかくの風情も台無しです。

 目的地へ出かける前に該当する宿が、源泉100%か、あるいは水道水混合か、また加熱の有無などを電話などで尋ねてみるのがいいかもしれませんね。
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「美味しいサンマ(秋刀魚)の見分け方」
 秋の味覚を代表する魚、「サンマ(秋刀魚)」。
美味しいサンマと炊き立てのご飯の相性は抜群で、自然と食も進みますね。

 処で、そのサンマですが、選んだサンマによってどうも当たりハズレがあるようです。
そこで、美味しいサンマの見分け方ですが、簡単な見分け方があるので、ここでちょっと紹介させて頂きます。

 まず、太って大きいものが良いそうです。しかも、メスの方が美味しいと言います。
オスは下あごがオレンジ色なのに対して、メスはオリーブ色(緑っぽい色)をしています。

 そして、体全体の色の対比がはっきりしていること、尾の部分が黄色くなっているものが良いそうです。
これは、脂がたっぷり乗っていて、身の部分だけではおさまりきれずに尾まで脂がにじみ出ているためです。

 これらのポイントを確認したうえで、もっと手軽に鮮度を確かめるには、サンマを手にとって頭を下にしてピンと立つかどうかを確かめると良いそうです。

 以上の点を知っておけば、美味しいサンマに当たりそうですよ。(^^)
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「男女の性差」
 昔の日本では女性と男性の社会的位置付けにはハッキリとした差がありました。
家事をこなす男性の増加等を引き合いに出すまでもなく、時代が変わり今は社会的な役割に男女の性差はなくなりつつあります。

 昔、山には山の神様がいてトンネルなどの工事現場に女性が入ることを拒み続け、酒蔵にいる酒の神様も女性が蔵に入ることを拒みました。
それが現在は、坑内労働への女性進出へ向けて労働基準法改正が検討段階にあり、女性の酒蔵への進出は一足先に実現しています。

 数年前、「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになっていましたが、この本では豊富な事例を挙げながら男と女の違いについておもしろおかしく述べています。
例えば“男は探しものを見つけられないくせに、CDはアルファベット順に並べる。女は車のキーがどこにあっても探し出せるくせに、目的地への最短ルートを見つけられない。
“ロダンが女の彫刻を作ったなら、タイトルは「しゃべる人」になっただろう”・・(^^)等。

 納得する部分もたくさんあるのですが、今読み直してみると、ここに書かれているような性差はそれぞれミックスされ、現代ではは男女間の違いは縮小する傾向にあるのではないかと感じます。
つまり “地図が読めない男、話を聞かない女” が増加しつつあるような気がしますが・・・・・・、
皆様、如何でしょう。(^^)
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「コーヒー通」
”コーヒー通” にとっては嬉しい話ですが、先日、コーヒーを1日3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない女性に比べ、子宮ガンの一種「子宮体ガン」にかかるリスクが約6割低いとする調査結果が厚生労働省から発表されています。
コーヒーを飲むと女性ホルモンなどの濃度が下がり、「子宮体ガン」を予防する可能性があるということです。

 以前に、コーヒーを1日に3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない人と比べて「結腸ガン」になるリスクが約半分に低下するとの調査結果も発表されてました。
また東北大の研究グループが、コーヒーを1日に1杯以上飲む人が「肝臓ガン」になる危険度は、全く飲まない人の6割程度という調査結果も発表しています。

 発病を防ぐ仕組みは十分解明されていませんが、コーヒーにガン予防効果がある可能性を示す結果であり、いずれにしても、コーヒー好きな人にとっては、嬉しい話ですね。
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「食用菊」
 秋の食卓に鮮やかな彩りを添えてくれる「食用菊」。
しゃきしゃきとした歯応えと甘くてほろ苦いのが特徴ですが、年間を通じて出回る「黄色い品種」に加え、そろそろ「紫色の品種」も店頭に並びます。

 「食用菊」の横綱と評価されている紫色の品種は、「もってのほか」という愛称で広く知られていますが、名前の由来は「天皇の御紋である菊の花を食べるとはもってのほか・・・」とか「もってのほか美味しい」といったことから転化したそうです。

 菊は奈良時代に中国から持ち込まれ、室町時代に京都周辺で食べられ始めたとされてます。
風邪による熱や頭痛を和らげる解熱・鎮痛作用、目の疲れや腎臓機能の改善を促す疲労回復作用などがあり、古くから漢方薬としても使われてきました。

 花びらがピンと張っているほど新鮮で、おひたしにして酢じょうゆで食べるのが代表的な食べ方ですが、ゆでるときに酢を加えますと色の鮮やかさ一層増します。

生産量日本一は山形県だそうです。
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「和風月名」
それぞれの月には和風月名という異称があります。
夜が長くなる九月は「夜長月」「長月」「暮月」、長雨も多いので「雨長月」、収穫時期を向かえて「稲刈り月」などと呼ばれます。

 他にも、旧暦との時期のズレもありますが、夏が過ぎて「季秋(きしゅう)」、菊が見頃で「菊月・菊見月・菊開月」、竹の新葉が青々と茂る「竹の春・竹春」「竹酔月」。
昔は暮れるのが早まれば寝るのも早くなり、それ故夜中に目を覚ますことが多くなることから「寝覚月(ねざめづき)」。
一月、五月と並び、斎(い)み慎む月と考えられたところから「祝月・斎月(いみづき)」。

 山々が色づきはじめる「紅葉月」。彩り豊かな木々の葉に加え、名残惜しむ夏の花、そして秋の花も咲き始める九月は「色取月(いろどりづき)」とも呼ばれます。

 説明し尽くすわけでなく部分を表現しているに過ぎないのですが、それぞれに具体的な情景を思い浮かべることができる古来の表現の仕方は、なんとも味わい深い趣があります。
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「関東大震災」
 1923(大正12)年の本日9月1日、午前11時58分。『関東大震災』が発生しました。
マグニチュードは7.9で、死者9万人、負傷者10万人、全壊1万4千戸、破壊焼失戸数は68万戸にも及んだそうです。

 ちょうど昼食準備の時間だったため、地震の後に大火災が発生し、被害がさらに大きくなったという経緯があります。
東京市の死者は6万人にものぼりましたが、つぶれた家屋の下じきになって死んだ人はそのうちの2千人で、大多数はその後の火災が原因となっています。
平成7年1月17日に起きた阪神淡路大震災の際にも地震の後の火災によりやはり被害が拡大しています。

 本日9月1日は「防災の日」となっていますが、常日頃から災害に対する備えを万全にし、防災の心構えを徹底させるのが「防災の日」の目的です。
特に日本の場合、一番こわいのは地震そのものよりも、それによって起こる火災です。
「防災」すなわち「防火」であり、まず火をとめることを心がける必要がありますね。
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