2012年06月の記事


2012年上半期「日経MJヒット商品番付」
先日、日本経済新聞社がこの時期恒例の2012年上半期「日経MJヒット商品番付」を公表しました。

番付上位は下記のようになっており、東の横綱となったのが今年5月に開業した東京スカイツリーです。
西の横綱は空位となりましたが、全体として外向きの個人消費の復調を示す結果となっています。

           東             西

   東京スカイツリー     【横綱】 ──

   アクア           【大関】 ピーチ・アビエーション

   ギャラクシーノート    【関脇】 LINE

   メッツ コーラ        【小結】 オランジーナ

   アサヒドライゼロ     【前頭】 テルマエ・ロマエ

   渋谷ヒカリエ       【 同 】 新東名高速道路


 東京スカイツリーや渋谷ヒカリエ(渋谷再開発の目玉施設)は観光地であり”目的地”、トヨタ自動車の小型ハイブリッド車「アクア」や全日空系格安航空会社(LCC)の「ピーチ・アビエーション」はともに”移動手段”、新東名高速道路は”交通網”そのもので、東日本大震災から1年超、消費の傾向が巣ごもりから外向きに変わりつつあります。

 その他、スマホ関連でギャラクシーノートやLINE、写真SNS。「食」で、丸の内タニタ食堂、マルちゃん正麺、塩こうじ、コンビニコーヒーなどがランクインしています。

 ちなみに、殊勲賞はトヨタの「86」とスバル「BZR」。同じ車ですが、86は生産が受注に追い付かず、5月連休明けの時点で納車が来年2月以降となっていた人気車種です。
また、話題賞には金環日食、残念賞には「平清盛」が選ばれています。
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「西瓜(ウォーターメロン)」
 「夏が至(いた)る」と書いて「夏至」(げし)。
昼が1年で最も長く、夜が最も短い日となりますが、早いもので本日はその「夏至」(げし)です。


 夏と言えば、西の瓜(うり)と書く西瓜(すいか)ですが、スーパーの店先ではその西瓜が所狭しと並んでいます。英語では「WATERMELON」(ウォーターメロン)と言います通り、成分は90%以上が水分で10%近くが糖分です。

 果汁には、利尿作用ががあるカリウムやシトルリンが含まれ、西瓜の利尿作用は、むくみを改善するほか、尿と一緒に余分な塩分を排泄することから高血圧や動脈硬化、膀胱炎、腎炎、またガン予防にも効果があるといわれています。

 美味しいスイカの見分け方は、緑と黒のコントラストがハッキリとしていて、つるとは反対側のお尻の部分が小さいものが良いそうです。ヘタが茶色くなっているのは収穫してから時間が経ったものです。カットスイカは種が黒く、果肉部分の赤と果皮の白色の境目がはっきりしているものがよいそうです。

 ちなみに、西瓜は、縞と縞の間を切ると切断面に種があまり出ないそうです。
切り売り西瓜だとついつい種が少ないものを選んでしまいますが、店のほうでも工夫して販売しているようですね。
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「スパイス」
ジメジメとした梅雨時や夏場はどうしても食欲が落ちてきますが、こんな時に欠かせないのが『スパイス』です。

 『スパイス』と言いますと、「辛い!」というイメージが浮かぶかもしれませんが、苦み・甘み・辛み・渋み・酸味など様々な味のものがあり、ポプリや入浴剤、お茶などに用いられるハーブ類もスパイスの一種ですね。

 香りづけ、臭み消し、辛みづけ、色づけなどに使われる植物性のものは全てスパイスであり、トマトや柑橘(かんきつ)類、香りの強い野菜なども広い意味でのスパイスと言えます。

 <スパイスの主な活用法としましては、>

・精神的な疲労や熱があるとき

 発汗作用のあるトウガラシやカレー粉を使った料理、アセロラやグレープフルーツ、タマリンドなどビタミンCを豊富に含む果物を食べるといいとされています。

・口臭が気になるとき

 バジルを噛んだり、フェンネル(ウイキョウ)の種子やグレープフルーツなどのビオフラボノイドを含み、ビタミンCが豊富な果物を食べることで口臭を取り去ります。

・なかなか寝つけないとき

 カモミールやタイムのお茶、クチナシの実とハトムギの煎じ液などを飲むと、神経の高ぶりが抑えられるといいます。

・ストレスがたまっているとき

 ローズマリーやセージのお茶、セロリとはちみつのジュースなどがいいとされています。


 その他、まだまだ多くの活用法がありますが、スパイスの役目は飲食物を美味しくするだけではなく、かつては防腐剤として珍重されていましたし、中国では漢方の生薬として広く利用されてきました。

 さらに、日本でも風邪をひいたときにショウガ汁をたらした葛(くず)湯を飲んだり、夏の食欲のないときに七味唐辛子などを利用したりしてきました。
スパイスは料理の味に彩りを添えるばかりでなく、上手に活用することで健康の増進にも役立ちます。
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{紫陽花(アジサイ)」
 梅雨入りとなって湿っぽい陽気が続いています。
そうした中、街角で見かける紫陽花(アジサイ)が雨に濡れて生き生きと咲いているのが印象的で思わず足を止めてしまいます。
しとしと雨が降る中で咲くアジサイの花、まさしく日本の梅雨の風景かもしれません。
 この梅雨から夏にかけて咲くアジサイは、咲き始めから花の
終わりまでに色が変化してくるため「七変化」と言われますが、そのためか花言葉は「移り気」となっています。
今ではこのアジサイの花には、青、白、ピンク、紫、赤、そして緑・・・と様々な色がありますが、本来の日本のアジサイは青だったそうです。

 アジサイについてよく言われていますが、土壌が酸性だと青くなり、アルカリ性だと赤くなります。
もともとの日本の土壌は酸性であるため、日本古来のアジサイは青だったという訳です。
幕末から明治にかけて来日した西洋の人々が初めて見る美しいアジサイを持ち帰り、青以外の色の花を作り出したそうですが、元々ヨーロッパの土壌はアルカリ性のため、青かった花が自然と赤っぽくなり、そして色とりどりの花へ変化を遂げたそうです。

 ちなみに、アジサイを西洋に紹介した人物として有名なのは、かのシーボルトですが、彼はアジサイの学名を「ハイドランジア オタクサ(Hydrangea otaksa)」と名づけました。この「Otaksa」は、シーボルトが日本の愛人「お滝さん(楠本滝さん)」を想い、彼女の呼び名を名付けたそうです。

郷里長崎に行くと、地名にオタクサ通り、観光土産品には「オタクサ」と言う菓子折りがあります。(^.^)
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「降水確率50%」
 この時期は雨が降ることが多く、降水確率が気になりますが、「降水確率50%」という場合、「雨の降る確率が五分五分」という意味ではないことをご存じでしょうか? 

 たとえば「日中の降水確率50%」という場合は、「午前9時から午後6時までの間、予報が100回出された時、およそ50回は降水(1ミリ以上)がある」ということを意味するそうです。(^.^)

 天気予報は過去の実績から判定しており、過去に同じような気象条件になった時に50%の割合で雨が降った実績があれば降水確率50%と予報されます。
つまり、降水確率50%の場合、実際に雨に遭う確率はイメージよりもずっと高いと言えます。

 気象庁ではパーセントでの降水確率のほか、「曇り一時雨」または「曇り時々雨」のように言葉による予報も出しています。
この「一時雨」と「時々雨」ではどちらが雨が降っている時間が長いかと言いますと、「時々雨」の方です。

 「一時雨」というのは「連続的に雨が降り、その降雨の時間が予報時間の4分の1未満のとき」で、例えば「日中、曇り一時雨」の場合、「午前9時から午後6時までの9時間で、曇りが6時間45分以上で、雨が降っている時間は2時間15分未満」であることを示しています。

 「時々雨」というのは「断続的に雨が降り、その降雨の期間の合計時間が予報期間の4分の1以上、2分の1未満のとき」で、例えば「日中、曇り時々雨」の場合、「午前9時から午後6時までの9時間で、雨が降っている時間は2時間15分以上、4時間30分未満でそれ以外は曇り」であることを示し、
雨が降る時間が予報期間の2分の1以上の場合は「雨時々曇り」となるそうです。

 又、地面がかすかに湿る程度の1ミリ以下の雨については、降水確率では含まれませんが、言葉による雨の予報には含まれるそうです。(^.^)
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「スパイス」
 ジメジメとした梅雨時や夏場はどうしても食欲が落ちてきますが、こんな時に欠かせないのが『スパイス』です。

 『スパイス』と言いますと、「辛い!」というイメージが浮かぶかもしれませんが、苦み・甘み・辛み・渋み・酸味など様々な味のものがあり、ポプリや入浴剤、お茶などに用いられるハーブ類もスパイスの一種です。

 香りづけ、臭み消し、辛みづけ、色づけなどに使われる植物性のものは全てスパイスであり、トマトや柑橘(かんきつ)類、香りの強い野菜なども広い意味でのスパイスと言えます。

 <スパイスの主な活用法としては、>

・精神的な疲労や熱があるとき

 発汗作用のあるトウガラシやカレー粉を使った料理、アセロラやグレープフルーツ、タマリンドなどビタミンCを豊富に含む果物を食べるといいとされています。

・口臭が気になるとき

 バジルを噛んだり、フェンネル(ウイキョウ)の種子やグレープフルーツ 口臭を取り去ります。

・なかなか寝つけないとき

 カモミールやタイムのお茶、クチナシの実とハトムギの煎じ液などを飲むと、神経の高ぶりが抑えられるといいます。

・ストレスがたまっているとき

 ローズマリーやセージのお茶、セロリとはちみつのジュースなどがいいとされています。


 その他、まだまだ多くの活用法がありますが、スパイスの役目は飲食物を美味しくするだけではなく、かつては防腐剤として珍重されていましたし、中国では漢方の生薬として広く利用されてきました。

 さらに、日本でも風邪をひいたときにショウガ汁をたらした葛(くず)湯を飲んだり、夏の食欲のないときに七味唐辛子などを利用したりしてきました。
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「快適な睡眠」
蒸し暑くなってきて「なかなか寝つけない」、「夜中に目が覚めてしまい、そのあと眠れない」、「眠りが浅く寝起きが悪い」、「忙しくて十分な睡眠時間をとれない」・・・等々、巷では眠りに対する不満が多くあるようです。

 寝つきをよくして質の高い睡眠を得るためには、例えば、ぬるめのお湯(38~40度)に胸の下まで20~30分ゆっくり浸かる半身浴が効果があります。
血液循環を盛んにして筋肉にたまった疲労物質を取り除いたり、昼間働いていた交感神経を鎮めて、心身ともにリラックスさせる効果があるためです。

 お湯にリラックス効果のあるローズマリーやラベンダー、アンジェリカなどのエッセンシャルオイルを数滴垂らしたり、入浴剤を入れて血行を改善するのも有効だそうです。
一方、熱いお湯は交感神経の働きが促進され、脳や体が興奮するため、寝る前には逆効果となります。

 また、食事のとり方も安眠のためには重要なポイントになります。寝る間際になって食事をすると睡眠中に胃腸が働くことになり、その情報が脳に伝達されて眠りが浅くなってしまいます。
ですから、夕食は遅くとも寝る2~3時間前には済ませるのがベターです。

 さらに、寝室の環境も安眠には大切な要素となります。一般的には18~22度くらいが暑さや寒さを感じないで熟睡できる室温といわれていますが、あまりにも外気温と開きがあるのも問題で、夏や冬は外気温との温度差を8度前後に調節するのが目安です。
湿度は50~70%が睡眠に適しているとされています。
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「クールビズ」
 今日は白いシャツ姿の人が多く、この季節に合っていて颯爽として清々しい感じがします。

 ある高校の先生の話によると、宿題や提出物をいつも忘れてくる生徒であっても衣替えだけは忘れず、きまって当日は夏服でやってくるそうです。

 この話を紹介した金田一春彦先生は、冬服から夏服にかわる時期が実際の気候よりも遅いため、全員が待ちの状態になっているせいだと見解を述べていますが、なるほどそうだったような気がします。

 社会人にとりましては「衣替え」と言うよりも、今日から「クールビズ」が本格的に始まったという感覚です。ちなみに、電力不足を考慮して、中央省庁や一部の企業では5月1日から始まっています。

 クールビズとは、2005年から始まった「夏期の軽装化」のことで、環境省は冷房温度28度設定の夏のオフィスでも、快適に効率良く働ける軽装・ビジネススタイルそのものを言います。

 具体的には「上着なし、ネクタイなし」が一般的なクールビズスタイルですが、昨年からは衣服をさらにカジュアル化した「スーパークールビズ」も広がりをみせています。

 スーパークールビズを推進する環境省では、アロハシャツやポロシャツ、破れていないジーンズを勤務中に着ることを容認し、職場内では無地のTシャツやサンダルも認めていますが(ランニングシャツやビーチサンダルは禁止)、
一般企業ではそこまでラフにしないケースが多いようです。

 ちなみに、勤務時間の朝方シフト、すだれや植物カーテンの活用など節電への取り組みなども含めてのスーパークールビズです。(我が家でも西側の窓辺に「ゴーヤカーテン」を植え付けました。)(^.^)
また、自宅で動かすエアコンを1台にして同じ部屋に集まったり、図書館や美術館といった公共施設で暑さをしのいだりする「クールシェア」も新たに提唱されています。
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