2009年01月の記事


「春節(旧正月)」
 本サイト、TOPペ-ジにもあるように、1月26日は旧暦では1月1日、旧正月となります。
お隣の中国では1年で一番大きな祝日となり、この旧正月(春節)から1週間程度の連休入りとなって「春節祭」で大賑わいとなります。春節にはたいていの人は里帰りや親類を訪問して過ごし、どの家庭でもお正月料理の材料の買い入れ等に大忙しとなるそうです。

 広東料理、北京料理、上海料理、四川料理など中華料理のファンの方も多いかと思いますが、中華料理は元来、医食同源の思想のもと薬と同じ感覚で食べられ、それをいかにして美味しくするかを工夫しながら発達してきたそうです。

 そして、その特徴は「福」・「禄」・「寿」の3つのキーワードに凝縮されます。
「福」は幸福、「禄」はお金、そして「寿」は長生きを意味し、中国人の食生活の根底にあるといいます。

 それが一番顕著に表れるのが正月の料理だそうです。正月の食卓には1年で一番豪華な料理が並び、それぞれの料理には幸福や商売繁盛、長生きへの願いを込めた食材が使われます。

 もちろん、国土が広い中国は地域によって食文化が異なりますが、揚子江が境界となって北は小麦文化、南は米文化と言われます。
この差が正月料理にも反映され、北京など北部では水餃子、広東や上海など南部ではもちを食べるのが一般的だそうです。
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「ニシン御殿(春告げ魚)」
 1970年代に流行った「石狩挽歌」という歌に「あれからニシンはどこへ言ったやら・・」という一節がありますが、冬の荒海でのニシン漁を歌った「ソーラン節」の威勢の良さと比べると寂しさが漂いますね。

 その昔、ニシン経済とまで言われた北海道では、漁が始まる頃になると鉄砲打ちや子供が大声で遊ぶことを禁じたほど、ニシンに気をつかっていました。
昔の日本経済はお米で成り立っていましたが、こと北海道にあっては「ニシンはお米であって、魚には非ず」としてニシン(鰊:東で多く獲れる魚という意)を漢字で「鯡」と書くようになったとも言われています。

 当地ではニシン漁で財を成し「ニシン御殿」が建ち並ぶほど活況でしたが、1950年代後半になるとバッタリと獲れなくなり、「幻の魚」とまで呼ばれるほど水揚げが激減していました。
その様子が「石狩挽歌」の歌詞にもあらわれています。

 それが・・ここ数年は放流事業などが功を奏し水揚げが増えつつあるそうで、今年のニシン漁は1月10日に始まったばかりですが、漁獲量はすでに100トンを超え、昨年の年間漁獲量の8割を突破したそうです。
放流後最高だった07年の漁獲量225トンを上回る勢いだそうです。

 ニシンは昔「カドイワシ」と言い、塩蔵した卵は「かどの子」と呼ばれ、それが現在の「数の子」。
漁獲量の激減で「黄色いダイヤ」の異名を持つようになった「数の子」は日本のお正月に欠かせない食材です。
又、日持ちしないニシンを流通のため干物にした「身欠きニシン」も北国や山間部では昔は貴重な食材で、産地から遠く離れた京都では蕎麦の具や煮物に使われ、伝統的な京料理の一つと
なっています。

 ニシンは別名「春告げ魚」。燃油高騰やサケの不漁など厳しい状況が続いていましたが、久しぶりに豊漁となった銀鱗(ぎんりん:銀色に輝く魚)に北の漁港が沸いているそうです。
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「カルシウム」
骨格や歯を作るための重要な栄養素として知られている「カルシウム」。
しかし、そればかりではなく、カルシウムのもう一つの重要な役割は、精神の安定に大きく寄与していることだそうです。

 怒りっぽい人の血液を調べてみると、カルシウム・イオンが著しく減少しているのが分かるそうです。
このカルシウム・イオンが不足しますと、神経が過敏になり、怒りっぽくなるのです。

 こうしてみますと、「短気」「怒りっぽい性格」というのは、生来のものではなく、案外カルシウム不足が原因しているのかもしれません。
いつも、イライラ、カリカリしている人、いかがでしょうか?

 「オレ、すぐにキレちゃってさ」というのは、堪忍袋の緒がキレたのではなく、カルシウムが切れているのかもしれません。
食生活におけるカルシウム摂取をチェックしてみる必要がありそうですね。

 ご存知のようにカルシウムは、牛乳、チーズ、ヒジキ、ワカメ、コンブ、小魚などに多く含まれています。
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「正しい日本語」
 毎度の”つぶやき”では日々このような筆を執っていますが、果たして正しい日本語を使っているかと問われると、いささかの自信もありませんが、言葉の文化がどのようにスラング化しても、その底流にある「日本語」についてはやはり正しい知識をもっていたいものです。

 日本語の難しさの一つは、丁寧語等の言い回しです。
例えば以下は順に丁寧の度合いが増して行くのですが、正しい使い分けができる人は少数でしょうね。

 「醤油をとってくださいませんか」
 「醤油をとってもらえませんか」
 「醤油をとっていただけませんか」
 「醤油をとっていただけませんでしょうか」
 「恐れ入りますが醤油をとっていただけませんでしょうか」

 また、何かを注文したり購入したりする際の店員とのやりとりで、日本語の使い方が何かおかしいと感じることが多々あり、考えているうちにこちらが混乱してくることもしばしばです。
例えば下記の用例。

 1)ご来店くださった方にはもれなく記念品をさしあげます。
 2)ご来店してくださった方にはもれなく記念品をさしあげます。
 3)ご来店いただいた方にはもれなく記念品をさしあげます。
 4)ご来店していただいた方にはもれなく記念品をさしあげます。

 正しいのは1番で、それ以外はすべて間違いです。
丁寧な言い回しをあまり意識しすぎますと、おかしな言い方になってしまうことがありますので気をつけたいものです。
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国内にある『世界遺産』
  国内にある『世界遺産』で最も行きたいところは「屋久島」という調査結果が出ています(日経産業地域研究所調べ)。
特に、20~40代の若い女性に行きたいと答えた人が多く、樹齢1000年以上の屋久杉などがあり、若い女性には癒されたり、パワーをもらえる場所として人気があるようです。
もっとも、屋久島は遠いこともあり、過去3年以内に行ったという人は2%と少ないのが現状です。
行きたい場所で2位は「京都古都の文化財」、3位は北海道の「知床」となっています。

 ちなみに、日本国内には次の14の『世界遺産』(文化遺産11、自然遺産3)があります。


(1)知床          (8)紀伊山地の霊場と参詣道

(2)白神山地       (9)姫路城

(3)日光の社寺     (10)石見銀山遺跡観

(4)白川郷・五箇山の  (11)広島の平和記念碑
  合掌造り集落        (原爆ドーム)                            

(5)古都京都の文化財  (12)厳島神社

(6)古都奈良の文化財  (13)屋久島

(7)法隆寺地域の    (14)琉球王国のグスク及び
  仏教建造物           関連遺跡群
                       
     
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「オバマ演説」
 先日行われたオバマ大統領の就任演説では、それまでの選挙演説で多用された「チェンジ(変革)」や「ホープ(希望)」といった単語はあまり用いられませんでした。
そこには厳しい現実を直視しそれに立ち向かうための重い「責任」。
大盛り上がりを期待して集まった聴衆の中には戸惑った人も少なくなかったようです。

 処で、日本の詩歌や散文、童謡・歌謡曲などには「韻を踏む(押韻)」という技法があります。これは同一または類似の音を要所要所で繰り返し用いることを言いますが、漢詩や洋楽でも韻を踏むことは原則のようになっています。
こうすることで規則性のある心地よいリズムが生まれ、それによりフレーズが覚えやすくなり、故にメッセージが伝わりやすく、駆け上がるような高揚を演出することも可能です。

 選挙期間中のオバマ氏の演説にもこの技法が多用され、同氏を有名にした04年の民主党大会での基調演説「リベラルなアメリカも保守的なアメリカもない。黒人のアメリカも白人のアメリカもない。あるのはアメリカ合衆国だ」にもそれを見ることができます。

 この演説原稿を見た日本のある専門家は「時事英語のような専門用語がなく、センテンスも短いので、とても分かりやすい。倫理の展開も絶妙で、クラシックの協奏曲を聴くようにリズミカルに読める」として驚嘆しています。
間の取り方や抑揚の付け方が巧みで、重要なメッセージを伝える時には決して大声を出さず静かに語りかけるようなスタイルも他の候補者との違いでした。
演説の上手さは当のアメリカでも「ジョン・F・ケネディ」の再来と言われるほどです。 

 押韻に限らず聴衆を引き込む多くの技法が駆使されたオバマ氏の選挙演説の映像が”ユーチューブ” にたくさんあり、「BarackObamadotcom」や「CangeDotGov」といったページも特設されています。
例えば「WeHave a Lot of Work to Do」と題する映像は、再構成されたものですが感動的ですね。

 「ローバリトン」(声域)の声で語るオバマ氏の選挙演説を収録した{CD付きオバマ本}も売れに売れています。購入者は老若男女を問わずで、「何を言っているのか分からないが、
感動した。
時代を変える若さとエネルギー」を感じるようです。
これを英語の教材に使う学校や英会話教室も全国で相次いでいるそうです。

 日本でのこの現象は他国でも報じられていますが、オバマ本の数も増え、増版が相次ぎ、発売されたばかりのDVDも品切れになるほで人気のようです。
オバマ氏はアメリカのみならず、日本の出版業界にも救世主となっています。
ちなみにオバマ氏の顔をかたどったおもちゃのゴム製マスクは生産が追いつかないほどに売れているそうです。
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「バラク・オバマ第44代大統領」
 厳寒の中、バラク・オバマ第44代大統領はその就任演説の中で「すべての米国民は、自分自身と国家、世界に責務を負っている」と、米国民に国の再生への協力を促しました。

 1961年に「あなたが祖国のために何をできるか考えて欲しい」と呼びかけたジョン・F・ケネディ(第35代大統領)の就任演説を彷彿とさせる部分です。

 今回の就任演説では金融不安の解消や経済について、今まで以上に踏み込んだ内容はありませんでしたが、オバマ大統領は下記のように語っています。

「経済の現状は断固とした迅速な行動を求めている。新しい雇用を創造するだけでなく、成長の新しい基盤を敷くために我々は行動する。

我々は道路を建設し、橋を架け、商業を育て、我々を結びつけるために、送電網や通信網を構築する。
科学のレベルを引き上げ、医療・福祉の質の向上とコストを抑えるためにテクノロジーの素晴らしさを行使する。
太陽光、風力などを自動車や工場などに活用していく。
新しい世代の需要に合うように教育機関を変革していく。これらは全部、実現できる。我々はやるのだ。

・・・堤防が崩れた時に困っている人を受け入れる優しさ、友人が職を失うくらいなら自分の労働時間を短縮する無私の人、煙に満ちた階段を駆け上る消防士の勇気。
子どもを育てる親たちの意欲。これらが我々の運命を決める。」


 米政府はすでに900億ドルの公共事業を柱とする総額8250億ドルの景気刺激策(法案の審議はこれから)を発表しています。
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「結婚記念日」
 結婚25周年を祝う「銀婚」や50周年を祝う「金婚」など、『結婚記念日』という節目を祝う習慣が多様化しているようです。

 結婚記念日を祝う習慣は、明治時代にヨーロッパから入ってきたもので、明治天皇が「銀婚の宴」を催されたことから普及したそうですが、最近は記念旅行をしたり、独自の式を挙げたり、身近な友人を家に招いてホームパーティーをしたり、夫婦だけで会食をしたり・・・等々、
長年はぐくんできた絆を再確認する方法は様々です。

 主な【結婚記念日】を以下に記してみますが、皆様方の最も近い次の結婚記念日(記念の年)をチェックしてみてはいかがでしょうか。
夫婦は家族の第一歩、年に1回、お互いに感謝しつつ、夫婦というものを考えてみるのもいいかもしれません。
ちなみに、西欧では夫婦で贈り物を交換する習慣があるそうです。


    結婚後年数       記念日名

      1          紙婚
      5          木婚
     10          すず婚
     15          水晶婚
     20          磁器婚
     25          銀婚
     30          真珠婚
     35          サンゴ婚
     40          ルビー婚
     50          金婚
     55          エメラルド婚
     60          ダイヤモンド婚
     70          プラチナ婚
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「好きな漬物」
 本日は「大寒」(だいかん)。
二十四節気の一つで、「寒の内」の真ん中で最も寒い時期を表し、最低気温が観測されるのもこの頃が一番多くなっています。
今日から2月の節分までを「大寒」と言うこともあり、節分の翌日は立春となり、待ちに待った春の到来となります。

 ところで、胃もたれ気味になっている時などは、炊きたてご飯に漬物と熱いお茶さえあれば食が進みますが、先日、「好きな漬物」というランキングを目にしました。
その第1位はキムチです。キムチは、激辛ブームや健康食ブームを追い風にここ10年ほどで急速に日本の家庭に普及しましたが、日本の漬物との大きな違いは、野菜と一緒に漬け込む材料の豊富さにあります。
トウガラシやニンニク、小エビに似たアミ、小魚、果物などを入れて乳酸発酵させ、アミや小魚にはたんぱく質、トウガラシには脂肪を燃やす効果のあるカプサイシンが含まれています。

 <ランキングは以下のようになっています。>

 1.キムチ・・・・・白菜キムチ、大根キムチ、水キムチなどが有名

 2.たくあん漬け

 3.野沢菜漬け・・・長野県を代表する漬物

 4.しば漬け・・・・京都を代表する漬物の一つ

 5.らっきょう漬け

 6.千枚漬け・・・・しば漬けと並ぶ京都を代表する漬物

 7.福神漬け

 8.高菜漬け・・・・福岡や熊本など九州を代表する漬物

 9.べったら漬け・・大根のこうじ漬け

10.わさび漬け・・・静岡を代表する漬物


 一言で漬物と言っても、数多くの種類がありますが、皆様のお好きな漬物は何でしょうか?(^^)
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「アレルギー性の皮膚炎」
最近は老若男女を問わず、アレルギー性皮膚炎でお悩みの方が多いようです。
なかなか原因が特定できないのが厄介ですが、金属が肌に触れて起こるアレルギー性の皮膚炎、例えばピアスなどのアクセサリーで発症するケースが増えているそうです。

 皮膚炎が起こるのは、金属が直接肌に触れる状態で汗をかくと、金属の一部が溶け出しイオン化し皮膚のたんぱく質と結合しアレルギー物質が作られるためだそうです。
もちろん、体質などが影響しており、人によって原因となる金属もまちまちです。

 最も多いのがニッケルやコバルトで、まれに金やプラチナで発症することもあり、また虫歯の治療に使う金属が溶け出すことで、手足に水疱(すいほう)や膿(うみ)がたまる掌蹠濃疱(しょうせきのうほう)症などにもなるそうです。

 対策は、原因金属を触れないようにするしかなく、背中などに疑わしい金属を張り付けて反応を調べるパッチテストがあり、皮膚科などで受けられます。

 ちなみに、ピアス、ネックレス、ベルト、時計、眼鏡のフレーム、歯科材料などがアレルギー性皮膚炎の原因の一つとなる可能性があるそうです。
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「昨日、1月17日」
昨日は「土用入り」でした。
立春の18日前となりますが、その立春までの期間(土用)は土公神(どくじん)と言われる土を司る神が支配する時期とされ、土を動かす作業、例えば柱立て、基礎工事、壁塗り、井戸掘り、葬送などを忌む習慣があるようです。もちろん、現在でも残る地域があります。

 1995年(平成7年)の1月17日(火)午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。
死者6434名、負傷者は4万人を越すという甚大な被害に見舞われましたが、当時の首相は村山富市氏(社会党)、自社さ連立政権でした。
混乱している現地から東京へ被害の実態や情報が伝わるのが遅く、テレビ報道などでようやく状況を把握する事態となったことは鮮明に記憶に残っています。

 1991年(平成3年)のには、アメリカ軍を主力とする多国籍軍がイラクが占領したクウェートのイラク軍拠点に攻撃を開始、「湾岸戦争」が勃発しています。

 又、2006年の1月17日にはライブドア・ショックが発生してます。
日経平均株価は462円という大幅安となり、その後も会計疑惑などの不安は払拭されず、ジャスダック・マザーズ・ヘラクレスといった新興マーケット低迷のきっかけとして未だに尾を
引いてるようです。

 古く遡れば、尾崎紅葉の「金色夜叉」の主人公(間貫一)が熱海の海岸で貫一を裏切った恋人のお宮に「いいか、宮さん、1月の17日だ。来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから。月が曇ったらば、宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ。」と言い放った日です。
それ以来、1月17日の夜空が曇り空なら『貫一曇り』と呼ばれているそうです。(^^)

 様々なことがあった1月17日ですが、今年はどのような日になったのか気になるところです。
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「初夢」
 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正社長は先日、「2020年の夢」と題して社員にメッセージを送ったそうです。

 そのメッセージの中で柳井社長は「グループで経常利益1兆円、売上高5兆円を達成する」との抱負を語り、「2020年に世界で一番革新的で効率の高い企業になる」との理想を表明しています。
「不景気だから」という雰囲気に流されがちな世の中にあって、このようなメッセージの意図は明白です。

 柳井社長が語ったのは「ビジョン」であり、もちろん普段の睡眠で見る夢とは違います。

 縁起の良い初夢として知られる「一富士二鷹三茄子四扇五煙草六座頭(いちふじ にたか さんなすび しせん ごたばこ ろくざとう)」はすべて静岡に縁のある品々ですが、

 このように言われるようになったのは江戸開幕以降で、駿府(現在の静岡市)で過ごした徳川家康の栄達にあやかったものだそうです。
富士山は高く大きく、鷹は運気をつかみ取り、茄子は事を成す。「無事(富士)に高(鷹)く成す(茄子)」との験かつぎで、さらに、扇は末広がりで縁起が良く、鷹と同様に煙草の煙は上昇(運気上昇)、座頭には毛がない(怪我ない)とのシャレにもなっています。

 夢が何事かを暗示しているという考え方は古くからあります。
フロイトの心理学といった学問的な話はさておき、高島暦における夢判断をいくつかご紹介しますと、

  財布が空になる夢 運気が上向いてくる
  血が流れる夢   少量であれば利益となる
  恥をかく夢    嬉しい知らせがある
  怒る夢      対人関係の好転 等々

 上記にご紹介した例では、その判断は全て「吉兆」です。
必ずしも良い印象が残らなかった夢であっても、案外吉事の予兆なのかもしれませんね。
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「変わりつつある暮らしの言葉」
 年月の移り変わりとともに日常使われる言葉も次第に変わってきています。
例えば、着物文化に欠かせない衣紋掛け(えもんかけ)が洋服文化の浸透につれてハンガーと呼ばれるようになり、下駄箱(げたばこ)が靴箱となっています。

 「変わりつつある暮らしの言葉」という特集を新聞で見かけましたが、感慨とともに懐かしささへ覚えました。

その中から、一部をご紹介したいと思います。


・字引   → 辞書      ・筆箱       → ペンケース
・アベック → カップル    ・とっくりセーター → タートルネック
・庭いじり → ガーデニング   ・バンド      → ベルト
・流し   → シンク      ・魔法瓶      → ポット
・寝間着  → パジャマ     ・コップ      → グラス
・ズボン  → パンツ      ・下着       → インナー
・チャック → ファスナー    ・クーラー     → エアコン

・お勝手  → 台所    → キッチン 
・パーマ店 → 美容院   → サロン
・ジーパン → ジーンズ  → デニム
・乳母車  → ベビーカー → バギー


 一昔前まではパンツと言えば、感覚的に下着というイメージがありましたが、最近の若い世代の間ではズボンのこと。下着のことは、インナーという人が増えているようです。
年月の移り変わりと共に確実に言葉の使い方も変わっていますね。
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「初詣で」
 貴重な3連休、皆様いかがお過ごしでしたか。

 さて、正月3が日に全国の主な神社・仏閣に訪れた人は9939万人と昨年より121万人増加し、過去最多となったそうです(警察庁調べ)。
好天が続いたことに加え、不況の影響で神頼みという人が多かったようですが、最も多かったのは、明治神宮(東京)の319万人、次いで成田山新勝寺(千葉)298万人となっており、ベストテンは以下のようになっています。


   1 明治神宮     東京 319万人

   2 成田山新勝寺   千葉 298万人

   3 川崎大師    神奈川 296万人

   4 伏見稲荷大社   京都 277万人

   5 鶴岡八幡宮   神奈川 251万人

   6 浅草寺      東京 239万人

   7 住吉大社     大阪 235万人

   7 熱田神宮     愛知 235万人

   9 大宮氷川神社   埼玉 205万人

  10 太宰府天満宮   福岡 204万人


 また、行楽地への人出は昨年より4万人増加して343万人。トップは東京ディズニーランド・東京ディズニーシー(千葉)の34万2000人、HOT☆FANTASY ODAIBA(東京)が17万人、東京タワー(東京)、ナガシマスパーランド(三重)がそれぞれ10万人となっています。
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「成人の日」
 来週月曜日は「成人の日」。外面的には着物で豪華に着飾っていても、実際には幼稚な子供の集まり・・・と、成人式の「七五三現象」が言われて久しいのですが、成人すると法律的には大人とみなされ、自覚のあるなしに関わらず法律上独立した社会人としてすべての行動は自己責任となります。

 祝日法では「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます国民の祝日」と定められており、先に成人になった私達もそのような気持ちで新しい成人を祝ってあげたいものです。

 総務省が昨年末に発表した推計人口によると今年の新成人(1988年生まれ)は133万人(男性68万人、女性65万人)で2年連続で過去最少を更新しており、新成人の総人口(1億2767万人)比は1.04%となっています。

 ただ、総務省の統計と違い、実際の成人式の参加者は学齢方式によることが一般的です。
つまり、今年の成人式は1988年(昭和63年)4月2日から1989年(平成元年)4月1日までに生まれた男女が対象で、昭和生まれの人の最後の成人式であり、と同時に平成生まれの人が迎える初めての成人式となりますね。

卓球の福原愛さんや東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大選手も成人式を迎えるそうです。

 ちなみに20年前の1988年のNHK大河ドラマは中井貴一主演の「武田信玄」。
番組の最後に流れる「今宵はここまでにいたしとうござりまする」が流行語となりました。
旧ソビエト連邦ではゴルバチョフ書記長がペレストロイカ政策を推し進め、韓国ソウルではアジア地域では二度目の夏季オリンピックが開催されました。
経済的には政治家や官僚に未公開株が賄賂としてばら撒かれたリクルート事件や、この年の日経平均株価が年初の21217円から年末の30159円と順調にバブルの階段を駆け上ってます。

 そして何よりも、9月に昭和天皇が吐血して倒れるてから日本各地で祭事やイベントの中止・自粛が相次いだことが印象に残ります。
昭和天皇は翌年(1989年)1月7日に崩御し、その日が昭和最後の日となりました。
翌1月8日には元号が「平成」に改元されます。

 そういった時代に生まれた新成人を対象にしたアンケート調査の結果が発表されてるので、回答のいくつかをご紹介したいと思います。(※最初:トップの回答)
 
 ・自分の未来          「明るいと思う」64%
 ・日本の未来          「暗いと思う」82%
 ・今抱えている不安        「今後の進路」69%
 ・大切な人に伝えたい言葉   母に「ありがとう」31%
 ・大人の嗜みとして必要なモノ  「酒」15%


 平成生まれの赤ん坊が成人式を迎えるまでに成長したこの20年間、生活や経済の環境は激変しましたが、過ぎてみれば「光陰矢のごとし」です。
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「縁起話し」
今年も年初に相応しく縁起話からつぶやいていきたいと思います。

最近は都会では少なくなった正月飾りの門松。
松は長寿を、竹は発展を願い、「松は千歳を契り、竹は万代を契る」との諺があります。
さらに縁起を担ぐ場合は、風雪に耐え、百花に先がけ花開く梅花を、ワラなどでかたどり添えます。
門松は、苦に通じる二十九日を避け、三十日までに飾るとされ、大晦日に慌てて飾るのは、「一夜飾り」といって年神様に対し礼を失するといわれています。

 次に、お正月のお節(おせち)。
来客の度に台所に立たなくてもいいように、日持ちのよい料理を重箱に詰めたお節料理も縁起の良い食材でいっぱいです。
マメ(健康)に暮らせるようにと黒豆を、子孫を増やし家が繁栄するようにと数の子を、喜ぶことが多いようにと昆布巻きを、腰が曲がるまで長生きしたいとの願いで海老を、金運を呼ぶ栗きんとん、遠くまで見通せるレンコン等‥。

 又、赤い実の南天も、福寿草の花とセットで「難を転じて福となす」という縁起物として正月飾りに用いられます。

 単なる縁起担ぎと笑う人もいるかもしれませんが、大事なのは形ではなく、そこに込められた気持ちでしょうね。
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「1年の計は元旦にあり」
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
 
さて、昔から「1年の計は元旦にあり」と言われています。
この1年、皆さんはどんな年にしたいですか?
できれば、明るく楽しい1年にしたいですね。
今年は21世紀に入って、もう9年目です。
未来に夢と希望を持てるような社会に向け、
一歩一歩と前進あるのみでしょうね。
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