「松茸(番外話)」
  松茸といえば秋の味覚ですが、最近学んだ事を此処でご披露します。

5月や6月頃の梅雨の時期にとれる季節外れの松茸は「早松(さまつ)」と呼ばれ、入荷が不定期であることや希少価値から高い値段で取引されてます。
ほとんどが予約で完売してしているため市中に出回ることはまずありません。

 松茸はコロニーを作って発生します。その特定の領域は「シロ」と呼ばれ、シロの場所を知らない人間が採取するのは難しいと言われます。
傘が開ききってしまうと味も香りも落ちる松茸は、地表からわずかに頭をのぞかせたところで採取されてしまうため、これも素人がなかなか見つけられない一因となってるようです。

 このように、採取が難しい松茸ですが、「キノコ(松茸)は千人の股をくぐる」という言葉があるそうですが、ご存知でしょうか?

 松茸を探しに行っても、多くの人が探し歩き回った後では、もうみつかりはしないだろうと考えるのが普通ですが、千一番目に歩いた人が偶然見つけることがあるという例えです。

 これから先も多くの人が新しい何かを発見し、同じモノを利用しながらも人と違った考え方で上手くいったり、誰もが知っているやり方で成功する人がでてくるはずです。

 新しいことはすでに誰かが見つけているかやっているはず、だからもうないだろうと決めてかかるのではなく、あきらめないこと、そして虚心坦懐(何のわだかまりもない素直な心で、物事にのぞむ姿勢)であることが大事だということを上記の言葉は教えてくれてます。