2013年01月の記事


「好きな漬物」ランキング
 胃もたれ気味になっている時など、炊きたてご飯に漬物と熱いお茶さえあれば食が進みます。
先日、「好きな漬物」というランキングを目にしましたが、第1位はキムチでした。

 キムチは、激辛ブームや健康食ブームを追い風にここ10年ほどで急速に日本の家庭に普及しました。
日本の漬物との大きな違いは、野菜と一緒に漬け込む材料の豊富さにあります。トウガラシ、ニンニク、小エビに似たアミ、小魚、果物などを混ぜて乳酸発酵させ、アミや小魚にはたんぱく質、トウガラシには脂肪を燃やす効果のあるカプサイシンなどが含まれています。


 「好きな漬物」ランキングは以下のようになっていました。

 1.キムチ・・・・・白菜キムチ、大根キムチ、水キムチなどが有名

 2.たくあん漬け

 3.野沢菜漬け・・・長野県を代表する漬物

 4.しば漬け・・・・京都を代表する漬物の一つ

 5.らっきょう漬け

 6.千枚漬け・・・・しば漬けと並ぶ京都を代表する漬物

 7.福神漬け

 8.高菜漬け・・・・福岡や熊本など九州を代表する漬物

 9.べったら漬け・・大根のこうじ漬け

10.わさび漬け・・・静岡を代表する漬物


 一言で漬物と言っても、数多くの種類があります。皆様のお好きな漬物は何でしょうか。
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「パンジー」
 パンジーは、スミレの仲間では花が最も大きく、イギリスやベルギー、フランスなどで盛んにに品種改良が行われ、
たくさんの品種がつくられて来てます。
 
寒さに強く、早春の公園や花壇には欠かせない花ですね。

花の色には3色あり、別の呼び名はサンシキスミレ(三色スミレ)です。
パンジーが3色になったのは、天使がこの花に3度キスをしたためといわれています。

パンジーには、ほとんど香りがありません。
昔はパンジーにも、スミレと同じよい香りがあったのですが、多くの人がその香りを楽しむためにパンジーを摘んだため、
神様に「私の香りをなくしてください」と祈ったところ、よい香りがなくなったという話があります。

パンジーの花言葉は『純愛、私を思ってください』です。
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「白菜」
寒くなると鍋物を食べる機会が増えます。
その鍋物に欠かせないのが「白菜」です。
生ではシャキシャキした歯ざわりがあり、煮込むと柔らかくなりますね。
漬物(浅漬け・キムチ)等にも使われます。

原産国は中国ですが、日本には江戸末期に入ってきて大正時代から
全国に普及したそうです。

 栄養豊富であり、余分な塩分を排出するカリウムを多く含み、高血圧予防に
役立ちます。また、骨を丈夫にするカルシウムやビタミンKのほか、風邪予防
に効果があるビタミンCも含まれています。ほとんどが水分でカロリーが低く、
ダイエット食品としても効果的です。

 店先で選ぶ際は、葉が縮れていて、しっかりと巻き、ずっしりと重いものが良いそうで、
カットしたハクサイの場合は、新しいものほど芯の辺りが盛り上がっていないので、
平らなものが良いそうです。
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トイレ用語(隠語)
今のように寒い時期にはどうしてもトイレに行く回数が増えてしまいます。この生理現象は暑い時期に比べ発汗が少ないことや寒さによる膀胱の収縮などが影響しているそうです。

 ところで、英語ではトイレを「バスルーム」や「レストルーム」、「パウダールーム(女性用)」、「メンズルーム」、または「loo(ルー)」などと言い、「WC(ウォータークローゼット)」と表記したりしますが、日本語にも数多くの表現が存在します。

 大昔は川の水を建物内に引き入れ、そこで用を足したことから「川屋」もしくは建物のそばにある「側屋」との言葉が生まれ、それらが語源となって「厠(かわや)」との言葉が使われるようになりました。

 他にも「雪隠」や「東司」、シーシー十六のシャレで「十六」、「手水場(ちょうずば)」、「はばかり」、「御不浄」、「つきあたり」などの言い方があります。
近年では、公衆トイレのことを「ハムト」(ハム=公)と言ったりします。

 また、接客業などではトイレに行く際にも様々な隠語が使われてきました。
例えば「遠方に行く」というのは比較的スタンダードですが、他にも下記のような表現があります。

「レコーディングに行く」 レコーディング=音入れ=おトイレ

「横浜に行く」      横浜の市外局番045=おしっこ

「花摘みに行く」     もともとはトイレのない山などで使われた言葉

「キジを撃ちに行く」   同上、男性の場合

「10番に行く」      10はトイレのト

「4番に行く」       4はシー、または店によっては4番テーブルが
               存在しないことから

 京の花街などで使われる「高野参りに行く」なども風情がある表現です。
また、トイレを意味する番号は業界などによって様々だそうですが、英語でも主に子供向けとして「No.1」は小、「No.2」は大というふうに番号をトイレの符牒に用いたりします。
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「春菊」
鍋料理の美味しい季節ですが、その鍋料理に彩りを添えてくれる「春菊」。
中部・関西では「菊菜」とも呼ばれていますが、春に黄色い花が咲き、菊の香りに似ていることから、そう名付けられたそうです。

 ホウレン草や小松菜と並んで代表的な緑黄色野菜で、ベータカロチン(ビタミンA)、ビタミンB、Cなどが多く含まれていますが、そのビタミンAやCは、風邪や肌荒れ、ガンを予防してくれます。春菊200グラムで1日に必要なビタミンAが摂取でき、他の緑黄色野菜と比べて、鉄・カルシウム・カリウムなどのミネラルが多いのも特徴、さらに食物繊維も多く、便秘に効果を発揮します。

 その独特の香りは、胃腸の働きを促進したり、痰(たん)や咳(せき)を鎮めたりする効果があり、中国では、肝機能を増強し、腸内の老廃物質を排出する漢方薬としても使われています。

 また、春菊は入浴剤にすることもでき、菊や葉を陰干しして、ネットや布袋に入れてお風呂に浮かべると、体をあたため、肩こり、神経痛に効果を発揮するそうです。
生産が盛んなのは、千葉県、大阪府、群馬県などのようです。
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「火の用心」
 今から300年程前の江戸は、人口100万人を超える世界最大級の都市でした。
当時の家屋は木材と紙(襖や障子)で出来ていたため、ちょっとした火の粉が元で大火となることもしばしばでした。

 「火事と喧嘩は江戸の華」と言われたように火事は日常茶飯事でしたが、1657年1月18日に発生した「明暦の大火(振袖火事)」は死者数10万とも言われ、震災戦禍を除けば日本史上最大の火災となっています。

 明暦の大火があった旧暦1月18日は新暦でいえば2月下旬になりますが、現代でも今の時期は空気が乾燥しがちで、暖房器具の利用と相まって火災も発生しやすく、新聞やテレビなどでは毎日のように火災のニュースを伝えています。

 今日も多くの地域に乾燥注意報が発令されていますが、この注意報は木材の乾燥具合を示す実効湿度が50%以下、または1日の最小湿度が25%以下になると予想される場合に出されるもので、本来が火災に対する注意喚起です。

 また、空気が乾燥すればインフルエンザも広がりやすくなります。
患者数が基準を超えた東京都は昨日、インフルエンザの流行注意報を発令し、手洗いやうがいの励行のほか、乾燥しがちな室内での適度な加湿、換気の促進を呼びかけています。

 インフルエンザ、又火災が発生しやすい時期であることを認識の上、十分にお気をつけください。
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「鏡開き」
 本日は「鏡開き」ですね。
ご存知の通り、「鏡開き」とは正月の20日ないし11日に、正月中飾っておいた鏡餅を割って、雑煮やお汁粉にして家族一同で食べる儀式です。

 そもそもは江戸時代に将軍と大名、大名と藩士たちが年頭に際して主の鏡餅を分け合うことによって主家の繁栄を祝福し、主従関係を固める意味合いがあったそうです。
刃物で切るのは切腹を連想させるため、手で割ったり、木鎚で
砕いたりしますが、「切る」という言葉を避けて「開く」という縁起の良い言葉を使っています。

 これを私たちの家庭にあてはめてみますと、家庭での家族間の結束を密にし、繁栄を祝福するのが鏡開きということになりそうです。
元々は1月20日に行われていましたが、徳川家光が亡くなったのが20日(慶安四年四月)であったため、1月11日に変更されて現在に至っています。
今でも1月20日に行う地方があるほか、京都では1月4日に行われているそうです。

 ちなみに、大小2つ重ね合わせるのは、月(陰)と日(陽)を表し、福徳が重なって縁起がいいと考えられたからだそうです。また、鏡餅を飾るのは12月28日が最適とされていますが、「八」が末広がりで良い数字とされているからです。
大安を選んで供える地域もあるようです。
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「一年の計は元旦にあり」
一日の計は朝にあり  
一年の計は元旦にあり  
十年の計は樹を植えるにあり  
百年の計は子を教えるにあり  

皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
 
さて、昔から「1年の計は元旦にあり」と言われています。
この1年、皆さんはどんな年にしたいですか?
できれば、明るく楽しい1年にしたいものですね。
今年は21世紀に入って、もう13年目です。
未来に夢と希望を持てるような社会に向け、
一歩一歩と前進あるのみですね。
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