2010年05月の記事


「紫外線」
晴れ間になると日差しがぐんと強くなって来ましたが、この時期は紫外線にも注意が必要です。

 紫外線(UltraViolet、略してUV)の量は、太陽高度が最も高い夏至付近(6月)が最大となるはずですが、より有害なB紫外線(UV-B)はオゾンの影響を受けやすいため、上空のオゾンが減る8月がピークで、気象庁が注意喚起のために提供している紫外線情報のUVインデックス(下記)も8月に最大を記録する傾向があります。
一方、地表に届く紫外線のおよそ9割を占めるA紫外線(UV-A)は、6月よりも晴れ間の多い5月が最大となるそうです。

 <UVインデックスに応じた紫外線対策>

 1~ 2 弱   い 安心して戸外で過ごせる
 
 3~ 5 中 程 度 日中は出来るだけ日陰を利用する
            出来るだけ、長袖シャツや
            日焼け止め、帽子の利用
 
 6~ 7 強   い (上に同じ)
 
 8~10 非常に強い 日中の外出は出来るだけ控える
            必ず、長袖シャツや日焼け止め、
            帽子を利用
 
 + 11 極端に強い (上に同じ)

 昔は、ビタミンDの生成を助けるとの理由から、ビタンミンD不足が原因の、”くる病”予防のために紫外線が必要とされ、日光浴が奨励されていましたね。
ビタミンD合成の他にも、紫外線には殺菌消毒や新陳代謝の促進などの効用があります。

 しかし一方では、最近、紫外線の悪影響を指摘する意見が増えています。
DNAの損傷、免疫力の低下、皮膚ガンや白内障を引き起こす恐れがある、等‥です。
環境破壊の進行をくい止めようとの声が高まっている中、有害な紫外線を防御してきたオゾン層がフロン類によって破壊されてきたいう事実が驚異と
なっているのでしょう。

 日光浴と称して長い時間太陽光を浴びている人も少なくありませんが、1日に必要とされるビタミンDが体の中でつくられるためには顔や手への1日15分間の紫外線曝露で十分との調査結果もあります。

 紫外線の量は薄曇りの場合で快晴時の約80%、曇りの場合は快晴時の
約60%というのがおおよその目安だそうですが、雲が比較的多くても
快晴の時よりも紫外線が多い場合があります。
雨が降っている場合は快晴時の約30%にまで減少するそうです。
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「桐の花」
 先日(21日)は残雪の残る尾瀬で山開きが行われたようです。 
夢見る可憐な少女のような水芭蕉の花はこれから見頃(6月中旬)を
迎えるそうです。

 水芭蕉の花は4月上旬頃に咲くところもありますが、夏の季語です。
澄みきった空、夏山、湿原にわたる板の橋等々は、人の心に等しく
残る夏の情景ですね。

 ところで、桐も今時の花で、紫色の筒状の花を咲かせます。
桐は切ればすぐに芽を出して生長するためこの名がついたそうです。
軽くて湿気を吸わないので、箪笥(たんす)や琴、下駄や箱などの材料としても有名です。

 また、古くから神聖視されてきた桐は、菊の御紋に次ぐ高貴な紋として用いられてきました(皇室の正紋は菊、副紋は桐。秀吉の太閤紋など)。
国家勲章の旭日章や警察章などに桐の意匠が見られ、五百円硬貨や
パスポートなどにもデザインされています。
さらには内閣総理大臣および政府の紋章として、あるいは菊花紋に準じる国章としても使用されています。

 そんな桐ではありますが、庶民的な木でもあります。
昔は、女の子が授かったら桐を植え、成長の早い桐は娘とともに大きくなり、お嫁に行く時には、大きくなった桐で作ったタンスを持たせたと言います。
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「アスバラガス」
 「疲れた時には、アスパラガスを食べるといい」と聞きますが、今、その「アスパラガス」が旬を迎えています。
柔らかさや香りはこの時期が1番で、サラダや炒め物に人気があります。輸入品を中心に1年中出回っていますが、国内では長野県や福島県が主産地で露地物は5~6月が出荷の最盛期となります。

 スーパーなどで見かける「アスパラガス」は、ほとんどがグリーンです。ホワイトもたまに見かけますが、傷みやすいために缶詰が中心です。品種は同じで、芽が出る前に土盛りして地中で育てたのがホワイト、日光をたっぷり浴びたのがグリーンです。

 アスバラガスには、ビタミン群やアミノ酸の1種であるアスパラギン酸などが豊富に含まれていて非常に栄養価が高く、そのアスパラギン酸は新陳代謝を促すとともに、タンパク質合成を高める効果があり、疲労回復や滋養強壮に優れています。
 また、カロチン、ビタミンC、ビタミンEを同時に摂取することができ、抗腫瘍作用もあり、赤血球をつくるために必要な葉酸を含んでいるため貧血にも効果があるそうです。

 アスパラガスは乾燥しやすい野菜なので、水分が蒸発して鮮度が落ちないようにする必要があります。
アスパラガスを横にして寝かせた状態で保存していると穂先が曲がってきてしまいます。

 家庭での保存方法として一番良いと言われているのは、牛乳パックなどの空き容器をほどよい高さのところで切り、奇麗に洗ってから底の部分に水で湿らせたキッチンペーパー、またはティッシュなどを敷いておき、その中にアスパラガスを立てた状態にして、冷蔵庫で保存するという方法です。

空き容器の天井部分は空いているので上からラップなどを被せておくと良いでしょう。
面倒であれば、水で湿らせたキッチンペーパーや新聞紙などでアスパラガスをくるみ、その上からラップで包むか、ポリ袋に入れ、冷蔵庫で立てて保存してもよいでしょう。
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「第23回サラリーマン川柳」
今年もサラリーマンの悲哀をうたった「第23回サラリーマン川柳」(第一生命)の結果が発表されてます。
時の言葉が入るのがミソですが、今年は「仕分け」「インフル」「タバコ」がそれぞれ3句、一番多かったのは「エコ」の4句です。

さてベストテンはーー


 (1〉  仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い

番外   孫の名を 遼と名付けて 夢をみる
 
 (2〉 「先を読め!」 言った先輩 リストラに

 〈3〉 ただいまは 犬に言うなよ オレに言え

番外  忘れ物 昔はチューで 今はゴミ 
 
 〈4〉 離さない!」10年経(た)つと 話さない

 〈5〉 すぐ家出 諭吉はわが家の 問題児

 〈6〉 先を読め 読めるわけない 先がない

 〈7〉 こどもでも 店長なのにと 妻なげく

 〈8〉 体脂肪 燃やして発電 出来ないか

 〈9〉 70歳 オラの村では 青年部

〈10〉 妻キレて 「来とうなかった 嫁になど」
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「夏の参院選」
 政府・与党は今夏の参院選を「6月14日公示、7月11日投開票」で調整しています。
今後の方向性を見る上でも重要な選挙ですが、ネット選挙(サイバー選挙)の解禁(26日に最終合意見通し)でも注目されています。
選挙期間中の候補者自身のホームページ(HP)やブログの更新に加え、ネットを通じて候補者への献金も可能となります。

 今回の選挙でも「タレント候補」が話題となっており、現時点で公
認を受けた主な新人タレント候補(公認予定含む・敬称略)を列記してみます。

  自民党  石井 浩郎(元プロ野球選手・秋田選挙区)
       田島 みわ(女優・比例代表)
       三原 じゅん子(女優・比例代表)
       掘内 恒夫(前巨人軍監督・比例代表)

  民主党  池谷 幸雄(元体操選手・比例代表)
       岡崎 友紀(女優・比例代表)
       岡部 まり(タレント・大阪府選挙区)
       桂 きん枝(落語家・比例代表)
       庄野 真代(歌手・比例代表)
       谷 亮子(柔道家・比例代表)
       長塚 智広(競輪選手・茨城県選挙区)
       原田 大二郎(俳優・山口県選挙区)

  国民新党 敏 いとう(歌手・比例代表)
       西村 修(プロレスラー・比例代表)

  たちあがれ日本
       中畑 清(元プロ野球選手・比例代表)


 尚、自民党の松浪健四郎(前衆議院議員)、佐藤ゆかり(前衆議院議員)、片山さつき(前衆議院議員)等の各氏は比例代表の新人候補となっています。
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「梅干し」
 汗ばむ陽気となってまいりました。
そろそろ「梅雨入り」が気になる頃ですが、先々週の木曜日には沖縄地方が梅雨入り。
平年ベースでは、近畿が6月6日、関東は6月8日となっています。

 『梅雨』と言えば6月と思いがちですが、旧暦に直すと5月となります。
昔の人は5月の雨を「さみだれ」(五月雨)と呼んでいました。
もともと、「ばいう」(梅雨)は中国から伝えられた言葉で、梅の実のなる時期に長雨が続いたことから使われるようになったと言われています。
また、梅雨(つゆ)を「梅」の「雨」と書くのは、梅の実が黄色く熟する季節の雨だからとも言われています。

 梅雨の季節になると、体調をくずしたりする人もいますが、これを乗り切る最適な食品の1つが『梅干し』です。
梅の効用は含まれるクエン酸が胃液の分泌を高め、殺菌効果から胃の中をきれいにし、大腸での良性細菌の増殖を促進させたりします。

僕も数十年、朝食前の『梅干し』とお茶は欠かした事がありません。
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「サミュエル・ウルマン」
 「青春とは人生のある期間のことではなく、心のあり方のことだ」 これはサミュエル・ウルマンが80歳の時に書いた本の中にある有名な言葉です。
 心のあり方によって目に映る風景や対応が違ってくるということは多々あります。

「群盲象を撫でる」 との例え話がありますが・・・・、
目が見えない人々がいて、ある人は象の腹を撫で「大きな太鼓のようだ」と評し、ある人は耳に触れて「大きなうちわのようだ」と言い、足を撫でた別の人は「太い柱のようだ」と言い、鼻をさわった人は「長い管のようだ」と評したそうです。

 自分が触れた部分のみで全体判断をしてしまう愚かしさを例えた話で、視野の狭い考え方では物事の本質を理解できないという意味もあります。

 物事の一部にとらわれてしまうと全体が見えなくなってしまい、あるいは見ようともしなくなってしまうというのは、「心のあり方」の問題であり、誰もが陥る可能性がある「予断の罠」でしょうね。

「サミュエル・ウルマン( 1840年 - 1924年)」は、アメリカ合衆国の実業家(詩人、教育者)。ドイツ・ヘッヒンゲン 出身。
ユダヤ系ドイツ人であったため、迫害を避けアメリカへ渡る。
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「メバル」
 今が旬の魚といえば「カツオ」とか「トビウオ」を思い浮かべますが、「春告魚」と呼ばれた「ニシン」もまた今が旬です。ただ、漁獲量が減ったことから最近では「メバル」が「春告魚」と呼ばれるようになってるようです。

 この「メバル」、目が大きな魚なので「眼張」(めばる)と名づけられ、北海道から九州沿岸の岩の多いところに生息しています。
「黒メバル」・「赤メバル」・「金メバル」など色によって分けられ、当初保護色による違いと考えられていたが、違いは生育場所の深さに関係してるそうです。

全長は最大30cmほどで、よく見かけるのは20cm程です。
近年の釣りブームで広く生態が分かるようになり、最大40cm近くなるものまで釣り上げられた事があるそうです。
体はカサゴよりも幅は薄く、体高が高いです。

 この時期(春から初夏にかけて)は脂がたっぷり乗って身がしっかり締まっています。
料理法は、煮付け・塩焼き・照り焼き・から揚げ・ムニエル、また少し大きめのものは刺身などにしても大変美味しく、この時期、一度は食しておきたい旬の魚です。
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「トマト」
  初夏の陽気が広がるとともにトマトが旬を迎えています。
この時期のトマトの魅力は何と言ってもみずみずしさで、秋の濃厚な味のトマトとはまた違った味わいが楽しめます。

 代表的な品種は「桃太郎」で、果肉がしっかりしていて生食用はもちろん、あらゆる料理に向きますが、この時期はやはり冷やして切り分けて食べるのが美味です。

 トマトはアンデス高地から北方へチェリートマトとして広がり、メキシコでさらに改良され、現在の栽培種となり、原種は緑色だったようです。
 ヨーロッパのことわざに、「トマトが赤くなると医者が青くなる」とありますが、Bカロチンをはじめリコピン・ビタミンC・E、ミネラル、食物繊維など、トマトには毎日の健康維持にもってこいの要素が豊富に含まれています。

 スーパーなどの店先で選ぶ際には、皮に張りがあり、ずっしりと重くて均整のとれた丸いものを選ぶのがコツです。
また買ったトマトをおいしく保存するためには、真っ赤なトマトはそのまま冷蔵庫へ、緑色が残っているトマトは室温で赤く熟させてから冷蔵するのがよいです。
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「愛鳥週間」
5月10日から16日迄「愛鳥週間」になっています。
今日は久しぶりの青空。 ウグイスがのどかな声を響かせ、「日晴(ひはる)」が由来のヒバリはさえずりながら天高く舞い上がり、「目白押し」の例えのように身を寄せ合って樹にとまるメジロ等・・・・。
時おり聞こえる野鳥の声は、季節を一段と清々しく感じさせます。

 ホトトギスは日本三鳴鳥の一つで(他にコマドリ、オオルリ)、キョキョキョと鋭く鳴きますね。
この鳥は別名が多いことでも知られ、文目鳥(あやめどり)、妹背鳥(いもせどり)、黄昏鳥(たそがれどり)、子規(しき)、不如帰(ふじょき)、杜鵑(とけん)等々、霍公鳥や不如帰などはそのまま「ホトトギス」と読みます。

 ホトトギスの鳴き声は「特許許可局」とも聞こえますが、昔の人には「田を作らば早くつくれ、時過ぎぬれば実らず」と聞こえたようで、田植えの時期を教えてくれる鳥でもありました。
時鳥あるいは時つ鳥、早苗鳥などもホトギスの異称だそうです。

 また、冥土に往来する鳥ともいわれ、魂迎鳥(たまむかえどり)等の名もあり、古代中国の蜀の望帝の魂が化してこの鳥になったという伝説もあります。

 ホトトギスは万葉集で最も多く詠まれた鳥で、ウグイスを詠んだ歌のおよそ3倍、150首以上の歌に詠まれています。

 処で、ホトトギスによく似た鳥にカッコー(郭公)がいます。
どちらも同じカッコー科の鳥で託卵の習性や灰色の体に黒い横斑模様も同じですが、鳴き声が違います。 カッコーの鳴き声からは閑古鳥の字が当てられてます。

 カッコーは賑やかな街中には寄り付かず、鳴き声にはどこか寂しさが漂います。閑という字と相まって、人が集まらなくて閑散としている様を「閑古鳥が鳴く」というようになったそうです。

 「憂き我を さびしがらせよ 閑古鳥」   芭蕉

 「淋しさを 我にさづけよ かんこ鳥」   一茶
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「すあま菓子」
 突然ですが、”すあま”という和菓子は、どんなお菓子か知っていますか?

和菓子屋さんに行くと、大福や最中などの陰に隠れてひっそりと並んでいますが、知っている人は知っている、素朴な味わいで僕には大好物の食べ物です。

”すあま”は江戸時代に誕生し、上新粉と砂糖と水でできたシンプルな和菓子です。
やさしい甘味があり、和菓子やさんに行くと、「べこ餅」や大福の近くに並び、見るからに余計な材料が入っていないのが判ります。
1本分で約1100Kカロリーあるそうで、分量計算・カロリー計算もしやすいです。

基本的にすだれで巻いて形を整え、均等に包丁で切ってるので、見た目はかまぼこやだし巻き卵のようにも見えます。
最近ではレンジで簡単に作る方法があるそうで、1個ずつ作るときは手で形を整えます。
平べったく卵型に整えた”すあま”は「鶴の子餅」「鳥の子餅」と言うそうです。
色合いは基本の「白」・食紅の「赤(ピンク)」・くちなしの「黄色」があります。
紅白の「すあま」はお祝いの席で「寿甘」と呼ばれることもあるそうで、地域によっては醤油を加えたり、黒ゴマが入っていたり、と様々な”すあま”があるようです。

”すあま”に似ているお菓子に「ういろう(外郎)」がありますが、米やわらびの粉に砂糖を加えたもので、抹茶や小豆などが加えられます。
「ういろう」は名古屋・小田原・山口などでは名物菓子になってるようです。
”すあま”が練ったりついたりするのに対し、「ういろう」は蒸すだけなので、”すあま”のほうが弾力がありますね。
それほど甘くないお菓子として漢字で「素甘」と書くそうです。
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「心に残る名言」
世の中で、努力することほど大事なものはない。

才能も努力にとって代わることはできない。

この世は才能がありながら成功しない人で溢れんばかりだ。

天才も違う。報われない天才などほとんど言い古された決まり文句だ。

教養も違う。教養ある落伍者も星の数ほどいる。

すべてに通用するのは、ただ努力することと決断することだけだ。

= ジョン・カルビン・クーリッジ =


* アメリカ合衆国の第29代副大統領および第30代大統領。
在任期間は1923年8月3日から1929年3月4日。
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「端午の節句」
 「こいのぼり」が泳ぐ季節、「端午の節句」が近づいてきました。
他の魚と比べて生命力が強く、多少汚れた沼地や池でも平気な鯉(こい)は、子供の健やかな成長を願う親心の象徴ですね。

 中国の故事に『鯉が黄河の急流を登り、その水脈(登竜門)に達したとき、龍になる』という言い伝えがありますが、「こいのぼり」を立てることは、元気に成長して立派になってほしいという願いを託した親の気持ちの表れそのものと言えます。

 ちなみに、「端午」とは月始めの午(うま)の日のことで、中国の陰暦では5月が物忌み(ものいみ)の月とされ、5月5日を重五(ちょうご)と呼んでいました。
災いや病気を祓う(はらう)日とし、蘭の湯に浸かる、菖蒲(しょうぶ)入りのお酒を飲むなどの風習が中国にありました。
日本の宮中でも同様な行事が催されました。

 やがて、宮中から武家の世の中に移ると、武士達はこうした行事から「菖蒲」を「尚武」(武道を重んずる)とかけて、5月5日を尚武の節目の行事とし、盛んに端午の節句を祝うようになります。

 江戸時代になると、端午の節句は男子の節句とされ、武家の男の子の出世を祝う日として定着してゆきました。
子供が強く、たくましく育ってほしいという気持ちから、武者人形やのぼりを飾りました。
それを真似、庶民の間で紙で出来た鯉を飾ったのが、「こいのぼり」の始まりと言われています。
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「上海万博」
 上海万博が本日から開幕しました。
246の国・国際機関などが参加し、万博としては過去最大規模。
開催期間は本日5月1日から10月31日までの183日間となり、
来場者数は1億人以上が見込まれてます。
過去の万博の最多来場者数は1970年の大阪万博の約6400万人でしたが、それを大きく上回るようです。

 一昨年(2008年)の北京オリンピックに続く国際的な大型イベントとなる訳ですが、日本は64年の東京オリンピック、そして大阪万博を経て先進国への階段を駆け上がった経緯があり、中国も確実に
その道を歩んでいます。
事実、上海万博の事務局は大阪万博を徹底的に分析したとコメントしています。

 人気パビリオンの一つ、日本館では今日午前9時過ぎから仙谷由人国家戦略担当相が出席して開館式が行われました。
仙石氏は「多くの人に”こころの和、わざの和”をメインコンセプトとする日本館に訪れてもらい、先進的な技術と自然と共生する文化、
様々な問題を国境を越えて解決しようという日本人の心に触れて欲しい」と述べ、日中の相互理解につながることを期待していました。

 カイコのまゆのような形から「紫蚕島」(日本名・かいこじま)と
命名された日本館は延べ床面積7200平方メートルと、日本が海外の万博で出展した展示館としては過去最大規模になってます。
最新の環境技術が売り物だが、バイオリンを演奏するロボットなどの
先端技術が中国人の関心を呼んでいるそうです。
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