2006年05月の記事


オレンジ色のカナリアと夕月
結局、一睡もせずに木場の現場に。日ざしは真夏のようだったけど風が乾いていたので持った。8時過ぎにアップし、9時前に撤収。晩飯ヌキだったが、みんなも少しでもはやく帰りたそうだったので現地解散。倉持さん、鈴木さん、長岡と昼飯の時に話せたのが収穫だった。ベッドルームに置かれたオレンジ色のカナリアの番いがとてもかわいかった。三日月。今夜の月は「夕月」と呼ぶらしい。
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ナイロビの蜂★★★
品川プリンスのシネコンで。シネコンはいいけどお化け屋敷のようなエントランスに腰が引けた。プリンスホテルは、すみずみまで手抜きが目立つな、いつ行っても。映画は凡庸。途中で眠った。音楽だけが耳に残った。あれだけの時間で、巨匠ル・カレの小説を映像にすること自体が間違っている。読んでいてもなかなか頭に入らないタイプの作家なのに…。
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3タイトルアップ
犬吠埼は、ほかに鳥のdanceなど残すのみとなった。
sunrise&sunsetもあるので素材整理として1ダース超。
ま、いい気分である。
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さらに3タイトルアップ
明日のロケが延期になったので犬吠埼をさらに3タイトル。
トータルNo.73。
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4タイトルアップ
気分がいいので続行。
4タイトルを追加。エチュードNo.70に。
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犬吠埼突入5.29
ついに犬吠埼ロールに。
まずは「ひかりありき」から。
モノクロームで「光」を強め、挨拶代わりの一本とする。
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3タイトルアップ
64-66まで。
いよいよ犬吠埼に入れそうだ。
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プリズン・ブレーク★★★★★
DVDレンタル 第3話-第6話
これでもつのだろうかと心配しながらもやめられず。
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当面の進行
・立川案件
疑似VRの可能性?/キーワードをどうするか
7日打合せ→構成ラフプラン

・SHM案件
ONとOFFの展開イメージ
スクリーンプラン→総合篇を3分に短縮
TVCM+ラインナップ+Kのメッセージ+ロゴ
ラインナップ+フローチャート+TVCM+Kのメッセージ+ロゴ
「onlyyou」の6ヶ月分シノプシス

・Bコンパクト
家族のキャスティング→オーディション

・β
先行編集分の打合せ→CG、ワイド切り替え
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ポリフォニー
ひとつもしくは数タイトルを「ことば」「発語」のポリフォニーとして試みたい。
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黒い悪魔★★★★★
佐藤賢一著/文芸春秋
こちらが前編。むしろ前後編逆にたどったほうが小説の結構としてはたのしいのではないか。ひさしぶりの奈良。初日は夕立、今日は五月晴れ。夕方には撮り終わり帰京。帰りの新幹線で読了。
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区切り
No.59ポッポイの汽車に乗って5.17
No.57虹の彼方に5.16
No.44きみのほかには5.11
No.61真夏の夜の夢5.22
No.62さよなら5.23

63本のbasicから以上の5タイトルをDVDに焼く。
明日、倉持さん、鈴木さん、長岡さん、渡辺に奈良で渡す。

“No.62さよなら5.23”をHDテレビで3度見る。
ここまできたか、という感慨あり。

91年の8月に峠から撮った田沢湖のsunsetにあてた佐々木洋一の詩を
2004年8月同じ田沢湖のsunsetを湖面ぎりぎりで撮ったdigitalHD素材に重ねた。
前半に七つ森を後半に春の小さな挨拶を添える。
DVDのメニューにシューベルトのSerenadeをあてた。

明日から二日間の奈良ロケ。
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メモ
●象形と憧憬

音が入れば。世界は動く。想いでななく、痕跡となる。
もとより、ある日、月の光に、風のざわめきに、星のまたたきに、けものたちの遠ぼえに…身体の底にある何かを刺激され
人が「ここではないどこかへ」向かったのだとする。
その人の潰えることのない憧憬や道半ばで尽き果てた口惜しさが、歴史の中に地図の「進化」というカタチで遺された。
そんな想いを元に書いたのが四月のはじめ。象形文字は「憧憬」文字でもあったのだ。漢字の、文字の起源はだから、夢の成就と絶望の名残でもあるはず。
つまり、遺されたものにはいずれも、在るのだ、ということ。

この仕事がまだ夢想だけを集めたものであること…
あるいはそこに、そこだけに答えが隠されているのかな。
そんなふうにも思えだしてはいる。
夢や思いだけを集めたパンドラの箱。たぶんそれが答えのはず。
とすればこれからおれがどんな仕事を引き受けていけばいいのか、あるいはそうしなければいけないのか。つかめたのではないか?

正解のない世界。
これが解答。ただ一つの答えである。
ルーシーはその一歩を踏み出した瞬間から生涯を終えるまで
ただの一歩も正解としての歩みはなかったはず。
だから彼女は、
「ここではないどこかへ」と歩き続けられたのだ。
そのはるかな
気の遠くなるような夜と昼の堆積の上に今夜がある。
大げさに言えば、そういうことなのだ。きっと。
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メモ
●カンマあるいはピリオッド
at 2002 06/14

けじめをつけた。数年来の問題にピリオッドを打つことに。何が最良の道なのかは、もうどうでもいいと思った。長い時間も、過ぎてみれば古びたアルバムほどの意味もない。俺は、それをいつ、「あきらめた」ことになるのか。十年前か。十五年前か。七年前か。三年前か。あるいは昨日や一昨日のことなのか。まだ十分に若く、世界が可能性だけでつくられていたはるか昔のことなのか。俺は、無力である。手をこまねいて見ている他に術が無い。目の前にあるのは《仕事》という名の不毛。この不毛の中に、いまは身をさらし続ける以外に、道はないのだ。
ここではないどこかへ…企画書の気の利いたコピーとしてではなく己自身に突きつけられたコトバだったのではないのか。様相は、すでに漫画である。
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●[命の別名]中島みゆき
●[命の別名]中島みゆき

   《たやすく涙を流せるならば
    たやすく痛みもわかるだろう
    けれども人には笑顔のままで
    泣いてるときもある
    石よ樹よ水よ 僕よりも
    誰も傷つけぬものたちよ
    繰り返すあやまちを照らす 灯をかざせ
    君にも僕にも すべての人にも
    命に付く名前を「心」と呼ぶ
    名もなき君にも 名もなき僕にも》
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●ラストワルツ/森田童子
●ラストワルツ/森田童子

  美しき明日についても語れず
  ただあなたとしばしこの時を
  すべてはなつかしきこの時を
  すべてが終わるこの夜に
  せめて最後にラストワルツ
  この暗き部屋の窓から
  血の日はまばゆく自由が見える
  すべてが遠のくこの時を
  このまま終わるのなら
  せめて最後にラストワルツ
  美しき明日についても語れず
  ただあなたと アンドゥトロワ
  すべてが帰らぬ アンドゥトロワ
  すべてが終わる アンドゥトロワ
  せめて最後にラストワルツ
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●春はまぼろし/森田童子
●春はまぼろし/森田童子

《春はまぼろし/ふたりは悲しい夢の中/君といっそこのまま/
だめになってしまおうか/もどろうか/もどろうか/それとももう少し/このまま君と眠ろうか/春はまぼろし/やさしいばかりの今夜の気持/君はぼくのひざまくら/眠れそうかい/眠れそうかい/それともこのまま/君と死んでしまおうか/春はまぼろし/淋しいだけのふたりなら/何にもいわずに/せめて君と軽やかに/踊ろうよ/踊ろうよ/それともこのまま/君と落ちてしまおうか/君と落ちてしまおうか》
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メモ
●リプレイと終息感
at 2001 12/13

《熱》が消えていこうとしている。熱はどうしたらかきたてられるのか。この終息感は、どこからやってきたのか。知りたいという強い欲求こそがいやそれだけが人を駆り立てる。自分を、相手を、モノを、コトを、世界を…知りたい。その思いが薄れれば、道は閉ざされる。置き去りにするとかしないとかは同じ道を、一本の道を歩み続けているときだけに、そう確信しているときだけに成立する想い。温度差が生じるとは、その道が異なっているのではと自覚が芽生えること。こればかりは、いかんとも、しがたい。無念ではあるが。な。

もう、どこにも戻るところは、ないのだ。右手を放すか左手を放すか。あるいは、すべてを放すか。いつか読んだ「リプレイ」という小説をとうとつに思いだす。何度も何度も同じ時点に人生がリセットされ続けてる男の話。リセットされるまでの時間が回数を重ねるたびに短くなっていき、やがては《瞬間》だけになっていく…
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メモ
●10日夜七時。須賀川が燃えた。
at 2001 11/12 02:20

10日夕、思い立ち、須賀川に急行。郡山で東北線に乗り換え須賀川に。会場までのシャトルバスに飛び乗って五老山へ。人の波に混じって進む途中の夜店で腹ごしらえ用に焼き肉を買っているときにジ・アースのアテンダント3人とばったり。挨拶もそこそこに松明あかしの丘に急ぐ。燃えていた。人をかきわけ、丘に上がる。去年の撮影地点よりやや高め正面からの焔の群れは壮観。丘を下り、最前列に。須賀川二中の応援団のそばに陣取り火の粉を浴びながら見入った。見入られた。魂を奪われるような、引きずり込まれるような圧倒的な焔。燃え落ちた松明の名残が地上で火の海をつくりだし、じっと立っていられないほど高ぶった。松明太鼓がさらに狂騒をかきたて、日本のどこにも見ることのない静謐でありながら激烈な勇猛さを秘めた奇祭が深まっていく。目の前の光景に比べれば、去年撮った映像など屁のようなもの。制約があったとはいえ、あのポジションからは、この松明あかしの秘めた本質は望むべくもなかった。たとえどんなに巨大なスクリーンだろうと3Dだろうと、あれはローポジに据えるべきだった。松明あかしの本質は、地に立って、あるいは跪いて、あるいはひれ伏して慟哭とともに、炎上する城を見上げる、それ以外にはありえない。そのことを思い知らされた。
新しく知らされたことがある。体制に秘して、松明あかしをつづけるために、考え出した名分は「むじな狩り」だったとか。
たとえばこう考えてみる。須賀川の民衆が智慧を絞って編み出した「むじな狩り」に名を借りた怨念はらしの奇祭「松明あかし」を成立させるために、狩りだされたことになった「むじな達」は、大挙してジ・アースのあったあたりの森に逃げていったというまことしやかな物語が付け加えられる必要があった。それが「むじなの森」という地名で残った。
こんなふうに夢想してみた。
ジ・アースの屋上に掲げた幻の戦旗「屈服は致しませぬ」の由緒は、まことに正しいものだったのだと、思った。2001年11月10日土曜日五老山の夜、大地は確かに燃えていた。
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メモ
● 2001 11/04 須賀川のこと

渡辺から荒川沿いを走っていると電話があったのが1時間ほど前。雨上がりのきれいな光だから東北道も快適だろう。ほとんど何もなくなった須賀川を秋のやわらかい光が満たしている。そういう光景を見るには絶好の日だったと思う。起きてはみた。天気も上々。さてとりかかろうと思った。音楽をつけた。そこに渡辺からの電話。苦い笑いがこぼれる。書きたくもないものを目の前にして行きたい場所が彼方にあってそこは光におい満ちているという。まずい日曜だよなあ。東京駅に向かって郡山まで行って東北本線で須賀川までトコトコ揺られてあの9月29日の午後のように須賀川の駅に降りる…いろいろな出来事の重なった日だった。初秋の午後の光が野や水田にあふれ、コスモスとススキが線路ぎわをいろどっていた。あの日のことをまだメモにしていないことに気づく。忘れてしまわないうちに、
あのおだやかで信じられないほど静かな時間として過ぎた夕暮れまでを記録していない。というよりもたった今まで忘れていた。前の座席で文庫本を読んでいた中年の男性。左右の窓を過ぎていく、黄金色の風景。午後の太陽と秋空。弛緩した地方のローカル線の空気。ひなびた路線沿いの駅。まだ石炭が落ちていてもおかしくないような、東北の田舎の鉄道の沿線。須賀川からのタクシーからながめたむじなの森。夕焼け。西に沈む夕日と東に顔を出した十三夜の月。その月を背に行き来する宙のゴンドラのシルエット。あの夜の動揺した思いと合わせ鏡のように存在した美しい時間。それを忘れていた。なぜ苦しい時間を記憶して、何でもない幸福な時間がそこにあったことを忘れてしまってたのか。いい天気ですよ、という渡辺の電波のせいで少し聞き取りにくい声を耳にして、一気に甦った一月前の時間。むじなの森に行きたいと、痛切に思う。たとえ秋の感傷だとしても。今日はその感傷の中だけで生きていたい、そんな気分がある。
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メモ
●けやきのフラッシュ
at 2001 11/03

駅まで歩いて、雨足の強さに気分が萎えた。Uターンし、オフィスに。いつも夜にうろつく公園の木々の葉がずいぶんと落ちてしまっていることに気づく。絵画館前の並木はどうなっているか、と気になった。
氷雨、本降り。いつもワタナベのクルマで動くので傘をさして街を歩くのもひさしぶりだ。タバコを二本、ケヤキの下で灰にした。もっとずっと小さい子供のような背丈のケヤキのそばでこんな本降りの夕にタバコを吸っていたシーンがフラッシュした。
須賀川。むじなの森。ジ・アース館の前の湖のほとり。小さなケヤキが植えられていた。あのケヤキのそばに立ちすくんで、あるいは力つきて腰をおろし、何百本のタバコを灰にしたことか。雷。嵐。大雨。台風。夜霧。夕日。十六夜。虹。ヒグラシ。カエル。鈴虫。白い雲。青い空。風。夜のゴンドラ。森の滴と名づけられた小さな三千本の灯。提灯の灯影。小松明の群れ。焔。水。水。水。水。おれのみずの日々。切迫。焦眉。灼熱。焦燥。奔流。激情。鎮静することのない、静まることのないこわばった時間。その熱い塊。混迷のピークで出あった、魂を抜き取られるような舘岩村・湯の花の月の光。足元でふみつけられそうだった小指の先ほどの紫露草が放った夏の光。
けっきょく、街には出ずに、オフィスに。窓を開け、氷雨を眺めながらハワイアンを聴いている。考えればおかしな組み合わせだが、意外と似合っている、ように思う。
《Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World》と名づけられた不思議な趣のある曲をリピートしながら。今日は、なんだか誰とも会いたくない。誰の声も聴きたくない。
ワタナベは明日あたり廃虚となったむじなの森に行ってみるらしい。こんな夕暮れもいいじゃねえか。
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メモ
夢の跡のポチとお伽の宿とうなぎと神社と。さらば須賀川
at 2001 11/12 04:05 編集

昨年11月10日のメーリングに
「演出部は昼過ぎに大松明が出立する二階堂神社に明日の晴天を祈願」と書いた。それから丸一年後の11月10日が今年の松明あかし。11日、会津若松の《杏》から韋駄天走りで、全山紅葉の磐梯山を目の端にとらえつつ須賀川に戻った。夕日の博覧会跡を一望し、ジ・アースの跡地に立つ。あとかたもなし。金色の飛行機雲と沈みかけた夕日。夏の間、毎日のように見た場所よりもずいぶんと左に沈んでいく。晩秋。集いのみずうみは無残な戦災の地のようだった。ゴンドラを支えた鉄塔が寂しいシルエットとなっている、むじなの森。いちばんよく過ごしたけやきのあったあたりで会津若松の絵ロウソクに火をともす。「はかない夢と情熱が確かに存在した場所」の一節が引用された手紙二枚を、その炎にかざして灰にした。その灰をみずうみのほとりの土くれに戻した。森のひとの灰とともに、ジ・アース館の記録である外伝2《儚》について記載した文章がむじなの森の土に還った。

見届けたのは演出部と山田さんをはじめ施工スタッフにかわいがられていたという白い雑種の犬と夕日。この犬の名は《ポチ》と名付けた。ポチと残照と黒い森と灰を残し、森を去る。気温2℃。かじかんだ体に暖をとるために《お伽話の宿/米屋》に向かう。温泉に入らせてもらい、コーヒーをご馳走してもらう。
須賀川市内に移り、うなぎ屋に。土瓶蒸しで腹をあたため、刺し身と牡蛎フライを腹におさめてから、うな重にとりかかる。
これはじつにうまい蒲焼きだった。座敷に寝転がって座布団枕に閉店まで粘り、外へ。すぐ近くの二階堂神社に寄る。参詣。二本の大木が相変わらずみごとだった。深い感謝と、ぶじに終了した礼を捧げた。巨木に身を寄せ、愛をこめて、キス。須賀川に、別れを告げる。帰京。須賀川から東京まで2時間。これまでの最短記録。10日夕から11日深夜までの30時間。
これからを生きていくエネルギーを細胞のすみずみにしみ込ませる時間となった。この晩秋の色彩ゆたかな二日間を、おれはきっと生涯忘れないだろう。
雨。闇。炎。夜露。たぬき。洪水。なでしこ。紅葉。磐越道。末廣の杏。夕日。ポチ。跡地。絵ロウソク。灰。漁火。暗夜。星。まつたけ。夜の巨木。疾走。
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イメージ
ヒトの肉体。ディティル。汗。涙。ぴんと張った口元。ふくらんだ鼻腔。寄せられた眉。二の腕に浮かんだ血管。ひくつく腹筋。汗の浮いた背筋。大腿筋のこわばり。緊張した踝。ゆっくりとした鼓動がベースのリズムを刻んでいる。さらに喜怒哀楽を象徴する鼓動が複層的に重なり不思議なハーモニーをつくる花びら。かすかに風に揺れている。蝶。その花びらと遊んでいる。蝶と花びらと体のディティル。静かな息遣いのようにゆっくりと引いていくと、草原の花の群れの中に数十人の裸の老若男女が集っている。この移動に合わせ、鼓動のハーモニーに喜び、楽しみ、哀しみ、怒りを表すさまざまな年齢の男女の声が重なる。
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『ラヴァーズ&ドラゴン』★★★★
2004香港 WOWOW
途中から見たが、かなり笑えた。
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ついにさよなら篇を使った
以下、4タイトルをアップしました。
深夜になったせいか「No.62さよなら」は
かなりセンチメンタルになった。
素材は2004年、立秋直前の田沢湖湖畔の
トンボのねぐらのようなおかしな場所にカメラを構え
ヤブ蚊に悩まされながら撮ったもの。
そのむかし、「風のササヤンカ村」で同じ「湖」の詩をあてたのも
また田沢湖を峠から撮ったサンセットだった。
そのときは夕日を撮り終わって乳頭温泉郷の鶴の湯に泊まり満月を撮った。
おかしなことに2004年のこの夕日の時は、日暮れ前に鶴の湯で汗を流した。
40℃オーバーの炎天下でロケハンを続け
木造の分校を見つけ事務員の紹介で鶴の湯に向かったのだ。
なんのあてもない、湯治部を発足させたなつかしの八幡平であることだけに賭け
レガシーのロケハンの道筋をたどりなおしていた。
こだわりがあるのか、単なる温泉好きなのか、話にならないものぐさなのか
湯治部のメインメンバーは、じつに同じ場所に向かうことが好きである。
温泉につかって、きもちいい風に吹かれ、ぐっすり眠ったなぁ
そういう刷り込みがある場所を、なかなか忘れられないようだ。
しようがねえなあ、とは思うが、ま、いいじゃねえか。
唐突だけど「ササヤンカ」については中田浩二さん一人に託します。
彼の語りで、おれたちの未来ササヤンカをたどってみたい。
そんな気分になってきた。

その湯治部メインスタッフのみなさん
明日24日に、奈良平城京跡付近で再会するのを楽しみにしています。
ぼくは新幹線組らしいので、振動実験のときのつなぎ用に
京都で名物柿の葉寿司を手に入れていくつもり。
ほかにオーダーがあれば、京都駅の名店街で手に入りそうなものを知らせて下さい。
クルマ組は焼津のマグロ丼に時間をかけ過ぎないように。
できれば食べないで来てくれると幸いである。
このあいだうまそうな携帯フォトがとどいたときは
腹が立って手が震え
新幹線のシートでコーヒーをこぼしたからな。


No.60 真夏の夜の夢
http://web.mac.com/torum_3/iWeb/site/Blog/390E3CE0-6D07-4917-B5F9-F6BF188046
45.html

No.61山間暮色
http://web.mac.com/torum_3/iWeb/site/Blog/1B33552C-4DBE-4E68-8C82-699E02F8A4
3C.html

No.62さよなら
http://web.mac.com/torum_3/iWeb/site/Blog/3B8C473B-15A2-438E-AD44-B31350737C
D5.html

No.63眠ってしまおうよ
http://web.mac.com/torum_3/iWeb/site/Blog/CA07EB0A-E850-406D-9B57-C5ACD13A5B
38.html


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プリズン・ブレイク★★★★★
DVDレンタル第1話&第2話
2話分見たかぎりではとてもオモシロイ。
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褐色の文豪★★★★★
佐藤賢一著/文芸春秋刊
なんとも破天荒な面白さ。主人公は文豪・デュマ。椿姫ではなく三銃士、モンテクリスト伯をものした父・デュマ。手に汗握りはらはらどきどきほろりにやりとさせられながら最後まで。本来なら一気に読み切ってしまう面白さだが10日近くかかった。Japanesqueをはじめてからは、ずっとこんな調子だ。祖父・デュマを主人公にした「黒い悪魔」に突入。100ページほど読んだが、とびきり。なぜ読まずに置いておけたのか。惜しいような嬉しいような。東京、ひるま真夏日。昨日の嵐が嘘のように晴れ渡った。
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25時★★★★★
偶然、夜明けの:ケーブルTVで。
《監督》 スパイク・リー《原作・脚本》 デイヴィッド・ベニオフ
《撮影》 ロドリーゴ・プリエト《音楽》 テレンス・ブランチャード
秀作。食い入って最後まで。
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マンガのような話じゃねえか
なんとも情けない話に耳を疑った。こんな程度のことに夜討ち朝駆けをつづけたのかと思ったら、うなづく気力も消えていた。体の芯まで冷え冷えと急速に覚醒していくのが見えるようだった。怒り励まし慰め鞭打ってきた揚げ句がこのテイタラクと思ったらアクビが出た。ま、いいじゃねえか。そんなもんだろう。と、怒りよりも脱力。いつもの店によりそばをたぐったが、完徹のせいか味がしなかった。前も後ろも10mくらいしか見えない土砂降りの中、東北道を追い立てられるように帰京。一刻も早く、離れたかった。振り返っても水煙りで何も見えないことに感謝。9月1日で引こうと、思う。興味も想いも、きれいに消えた。とっちらかった三流マンガのような、つまらねえなりゆきだった。くそして寝よう。
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メイストーム?
なんだか目が回るような一日だった。
雨。雨。雨。
すべてがフェイドアウトしていく。
最後にせきさんから届いたメールで救われた。
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かんきょう
Cの環境編切り口をまとめ、送る。
目覚ましをかけたが一時間前に自然にさめた。
カラダのリズムというのはうまくできているな。
明日は、古河。こちらも環境。大詰め近し。
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十年
トヨタ博物館の担当者の一人だったおおやまさんの知人とライブで偶会。まえに曼荼羅で紹介されていた。なぜかプロデューサーの川田が同席していて、渡辺もいたから、打ち上げでトヨタ博物館の話も。作品集を渡したのが、たぶんきっかけだったと記憶している。おおやまさんは、あの作品を見て福島さんのコンサートにたどりついたと聞く。縁といえばそれまでだが、十年の歳月をふりかえれば、感無量ではある。
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川口慈子。二十歳のピアニスト
渋谷のライブハウスのコンサートをど忘れしていた。
夕方、思いだしあわてて飛び出した。雨。

  17 水 6:50  短歌絶叫コンサート 福島泰樹(vo) with 川口慈子(p) 
  タイトル:ショパン12の練習曲より「革命」

webにアップして知らせておきながら、渡辺もおれも完全に失念。

福島さん、菊池さんと会うことはさりながら、川口という二十歳のピアニストをもう一度見たかった。一月余り前に吉祥寺曼荼羅で感じた強さはなんだったのかを確かめておきたかったのだ。
コンサート後の打ち上げで本人と話したが、まっすぐな強さを備えたいい顔をしていた。演奏中の姿勢が、オフロードを疾走するアスリートを見ているようで、印象深かった。
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No.59 [ポッポイの汽車に乗って行きませんか]
[ポッポイの汽車に乗って行きませんか]
    佐々木洋一詩集「未来ササヤンカ村」より


   ねえ
   ぼくの妹さん
   ぼくのあんまり可愛ゆすぎてむずがゆい妹さん
   ポッポイの汽車は
   汽笛をピュウポオオイ 吹き吹き
   たらっぽすかんぽ坂を越え
   とんぼとんぼぎんやんま畑を通って
   クリーナの駅でひと休みして
   ササヤンカの村に行く汽車です

   行くんです
   本当に行くんです
   今
   ササヤンカの村の住民台帳には
   ぼくの名前がポツンとひとつ
   寂しがっているんです
   ねえ
   ぼくの妹さん
   ぼくの
   あんまり可愛ゆすぎてホクロを殺したくなる妹さん
   ポッポイの汽車が発車します
   ピュウポオオイ
   ピュウポオオイ
   ぼくといっしょに行こう
   ササヤンカの村へ

   ねえ
   ぼくの妹さん
   ササヤンカの村の住民台帳に
   あなたの名前を刻めば
   あなたとぼくは夫婦
   子だくさんの夫婦になるんです
   やがて
   ササヤンカの村の住民台帳には
   たくさんの住民が登録される

   ねえ
   ぼくの妹さん
   ササヤンカの村はササヤカという村
   野菜と土と風と水車がコットン揺れている村
   あなたとぼくの子供達は
   また美しい恋人達を
   ポッポイの汽車に乗せて連れてくる
   ねえ
   ぼくの妹さん
   ぼくの
   あんまり可愛ゆすぎてつねりたい妹さん
   ポッポイの汽車は
   汽笛をピュウポオオイ 吹き吹き
   あめんぼめだかっこ川を渡り
   どんぐりどんぐりどんぶりっこ林をくぐり
   クリーナの駅でひと休みして
   ササヤンカの村へ行く汽車です
   ピュウポオオイ
   ピュウポオオイ
   ねえ
   ぼくの妹さん
   ぼくといっしょに行こう
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古河は初夏
古河はすっかり初夏だった。桜はこんもりと緑にふくらみ
田上も過ぎ、カエルが合唱し、土手の夏草も茂っていた。
ワーキングの後、現場事務所へ。
澤本さん、佐藤さんとおしゃべりしてから芳流へ。
天種せいろ、板わさ、焼酎で乾杯。
なににというわけではないが、はじまった解体と
区切りのついたSHMワーキングと
個人的には55本アップなども…

蓮田でコーヒーとソフトクリームを買い、のんびり帰京
>
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横浜を2本
雨のみなとみらいと山下埠頭のsunsetをアップ。
なんだかんだと丸一日で11本編集。
セーブしないとヒートアップし過ぎかもしれない。
脳にカラダとMacがついていかなくなりつつある。
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奄美を5本
一気にまとめた。さらに2本を予定。砂と緑など
the sands
a virgin forest /a primeval forest
なつのいろ/summer flowers

秋3本のあとに、岩木山sunsetを追加したので
24時間で9本仕上げたことになる。
福島さんの初期の歌集タイトルごとにやってみたくなってきた。
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奄美素材メモ
sunset dark
sunset gold
the beach
the sands
a virgin forest /a primeval forest
なつのいろ/summer flowers
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秋を3本
口直しにつなぐ。
トータル47本目。

夕方、髪を切りに四谷に。
傘を持たなかったので寒くてまいった。
運転手に聞いたら外気温が10℃まで下がっていると。
洒落にならず。
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樹と星と、6分。
ひさしぶりに荒木さんと会った。大須賀さんのご子息も。
可能なかぎり、お応えしますと答えた。
葬儀の帰りに、そう考えたことを思い出した。
凸版といいイメージといい
Japanesqueのせいか、風向きが変化したかな。

つないだものを戻ってあらためて見たが
いいのか悪いのか判然とせず。
所詮は…
という気分を脱せず。
だからどうした、という思いが消えず。

陰影がなさ過ぎる。屈託がなさ過ぎる。

徒労だったな。早起きはただのムダ。
うっとうしさだけが残った。
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爆睡し早起き
倉持さん、鈴木さん、長岡さん
昨日は木場から戻り1時間もしないうちにぶっ倒れ、夕方5時から
今朝6時まで夢のかけらすら記憶することなく13時間爆睡。
Japanesqueに集中しすぎ。放ったらかしてあった“夏-秋篇”大改定版。
書いておかないと、またJapanesqueに戻りそうなので…

      件名: 無尽デスネ。
    送信日時: 2006年 5月 12日 金曜日 4:03 AM
      差出人: makiko

      犬吠崎 記憶に残る美しさを みごとに超えています
      リアルの輝きを超越できるのは 
      人の瞳と思いを介してるいるからこそ

      ため息ばかりの ‘きみのほかには’。

      ‘ササヤンカ’ 好きです  
       これは 追想と夢の通り道 。


犬吠埼ロケを手伝ってくれた佐藤さんから
ウエブにアップした映像の感想が今朝届いていたので紹介しておきます。
ウエブのiPodサイズムービーではなく
昨日、倉持さん、鈴木さん、長岡さんに渡したDVムービーを見せられたら…

「光」と「風」は、1991年をしっかり超えたい
と三上さんと吉田さんに話しましたが
「きみのほかには」をカタチにできたことで
手応えをつかんだ、そういう気分になっています。
メドが立った。と思っています。

三人に手焼きせんべいのようなDVDを手渡した2時間後に
爆睡状態におちいったというのも、象徴的な気がしています。
じっさいには、あと2ダース程度はベーシックスとして
目を通しきりたいと考えていますが、
ま、滑走しはじめたジェットの前輪の片方が地を離れつつある
そんなところです。

どういうカタチで世に出すか
まだ不明ですが
最初のシリーズのプレスがあがったら
湯治部発祥の八幡平の温泉巡りをし
強引に鶴の湯を予約して祝杯をあげしょう。



菊池さん、福谷さん
そんなわけで
これからねじリはちまきで荒編にかかります。
ベストは“環境”篇。
ベターは改定篇。
どうころんでも本編タイムは5時間もあればOK。のはず。
迷い無しで、スタジオに入れれば…だけどね。
最悪は、いつもの“夢工場”編集スタイルを覚悟してください。
民意を集めて良き解決を図る、という例の方法ね。
そのときはお二人の責任大、となります。
たのむぜ。 TM
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湯治部/東京星菫派のみなさんへ
[japanesque:00403] 閑中忙アリ

3月28日に荒編第1弾をつないでから
今日5月11日でちょうど44日間が過ぎ
荒編タイトルもジャスト44本となった。
ワタクシは1日1本つないだことになる。
まるで水前寺清子の365歩のマーチ
あるいはしばしも休まぬ村の鍛冶屋のごとくである。

売り先未定依頼主ゼロにもかかわらず
脇目もふらずに全精力を傾注したけど、
宝の山はまだまだ豊饒。

準備期間として2ダース24本を目標にしてきたが
このぶんだと最低でも5ダース60本はこなしておきたい。
どうせ一銭にもならないのだから
行けるところまで行ってみようと決めた。
なべちゃん、草の根齧ってでもついてこいよ(゜〇゜;)

とりあえず、引き続きサンセットシリーズとして
横浜港春
横浜illumination冬
東京illumination冬
奄美夏
若草山夏
八幡平山頂夏
田沢湖夏
古河秋/ビオガーデン
大原秋雨
湯の花夏
小岩井/岩木山夏
千鳥ケ淵/上野春
利根川・犬吠・多摩川/散歩
などをまとめる予定。
たぶんサンセットだけで24タイトル程度になるだろう。
そうしたら、
digitalJapanesque“24sunsetselection”が完成しちゃう。

さらにさらに
犬吠埼、雲シリーズ、南島奄美、月の七変化、夜桜花吹雪、紅葉時雨…
わずか五年にも満たないHD900なのに
益子が全力出しても素材の山を崩し終わらない。

おれたちは、この五年間で
山や海や川や月や夕日を撮る以外に
いっさい何の仕事もしてこなかった…

と思いたくなるほど、
呆れてしまうほど、豊饒だ。

福島さんの
“何も願わず何ものぞまずわれと我が貧しき夢ときみのほかには”を
引用しながら、願いも望みもずいぶん貪欲なんだよだな、おれは…
と、つい笑みがこぼれ、とまらない。

加速する、加速すると告げてきたけど
さらにもっと加速するのだと、今朝は書いておきたい。

   2006.5.11朝 TM
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digitalJapanesque“24sunsetselection”
引き続き
横浜港春
横浜illumination冬
東京illumination冬
奄美夏
若草山夏
田沢湖夏
古河秋/ビオガーデン
大原秋雨
湯の花夏
小岩井夏
利根川・犬吠・多摩川/散歩
などをsunsetselectionとしてまとめる予定。
たぶん24タイトル程度になるだろう。

digitalJapanesque“24sunsetselection”
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DVD6枚
いま焼き終わった。面倒くさくなったので、ここまでとする。ひとねむりして木場のロケハンで倉持さんたちに会うから、そのときに渡すつもり。焼いたものをモニターで観ながら、倉持さんと出会った幸運に感謝を捧げた。
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エピソードを3タイトル追加
昨秋の仙石原の「すすきと中秋」から3本編集。月の出には“光の日本”エピローグをあてた。涙がにじんだ。ここまでで計44本。
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栄光なき凱旋・上下巻★★★★★
真保裕一著/小学館
ある時間が経過しなければたぶん描けないものがあるとしたら真保が取り組んだ日系人部隊のエピソードは、その典型なのかも知れない。時代の渦中にあっては描けないもの…そういう気がする。“戦後文学”ではなし得なかった偉業、だと思う。細かいところはすべて飛ばし、超力作である。
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六本木れん
長岡、古川、有本と“れん”に。完徹と長い打合せのためもうろうとしていたが、彼らと話したせいで、緊張が溶けたのか、帰りの車中でとろとろした。有本とはひさしぶりだった。考えてみれば、有本はF900のテストのときのCAだったのだ。あのぶっ倒れそうにホットだった会津の2日間を思い出しながら蒲田に戻った。シャワーを浴び、ウエブから2002年夏に渡辺が記録した“のちのおもいに”ライブをダウンロード。ゆうべつくった犬吠埼の夕景にあてて遊ぶ。海に絶叫は、よく似合う。
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メルトダウン
Power MacG4/1Gdual限界のようである。
とにかく遅い!!!
頭にMacがついてこれず、ストレス高し。
メルトダウン寸前だ。

横浜港、若草山、奄美までいきたかったが
今夜は、ここまでとするしかない。
とにかく追いついてくれない。
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sunsetを5つ。憂歌団の“ステイ ウィズ ユー”とともに
朝と夜で計8つのサンセットシーンをつないだ。
一日で8つの夕暮れ。BGMは憂歌団の“ステイ ウィズ ユー”
あの“君といつまでも”の憂歌団バージョン。
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サンセット素材
犬吠埼春の夕暮れ
多摩川夏の夕暮れ
隅田川台風一過
横浜港/港+みなと未来21雨
田沢湖
(八幡平)
若草山
館岩
小岩井
奄美
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理想の女(ひと)★★★★★
DVDレンタル
原作は、 オスカー・ワイルドの「ウィンダミア卿夫人の扇」。
時代と舞台を変えたせいか、
享楽への肯定が深まったのではないか。拾い物。
映画の原題は「A GOOD WOMAN」
O.ワイルドの戯曲タイトルは『ウィンダミア卿夫人の扇』。
どれも一長一短とは言え、ここはやはりO.ワイルド自身がつけた
『ウィンダミア卿夫人の扇』がベター。
映画タイトルは日米ともに、へん。
特に国内公開時のキャッチ
 「いい女は2種類しかいない。
  全てを知り尽くした女と
  何も知らない女。」
は、めちゃくちゃ。内容とはげしくかい離していね上につまらない。

それにしてもアマルフィ。いちどは行ってみたい。
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sunsetを3つ
夏の住宅街
冬の住宅街
東京お台場
以上3つのサンセットシーンをup。

横浜港、海、高原、湖、山、里山…

サンセットだけで1ダースはまとめられそうだ。
“12のsunset”
サプリメントムービークリップ集として。
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ラフ構成
海/森→滝→夏休み&:幻灯会→朝バードウォッチング→父と息子のプラネタリウム→ツリーウォッチング→植樹→夕バードウォッチング→夕花壇→夕星の観測→母と娘のプラネタリウム
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水仙月の四日
宮沢賢治『注文の多い料理店』から。
ほかに『雪渡り』から“おきなぐさ”
以下いずれも新潮文庫。

 ・宮沢賢治万華鏡/天沢退二郎編
 ・新編宮沢賢治詩集/天沢退二郎編
 ・新編銀河鉄道の夜
 ・ポラーノの広場
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sunsetを2つ
つないだ。空港と河辺。
伊丹と渡良瀬。
No.32/33としてアップロード↓
http://japanesque-mc.blogspot.com/
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No.31 ササヤンカ5.5 
明日まで休もうと思っていたが昼の風薫る時間と
夜になって輝き出した上弦の月を眺めているうちに
一つまとめたくなった。
1991年の“風のササヤンカ村”から“七つ森”をフューチャー
音楽は 菊池雅志@東京星菫派音楽顧問の“風の日本”から
語りは中田浩二さんのものを仮あて
Chopin: Etudes Op. 10 を聴きながら
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端午。上弦。宵月
明日からの再開のため、渡辺に会い4年前の稲妻素材を頼む。さらに麦秋ロケで“雨”追加を検討するよう頼んだ。打合せが終わりカフェを出たときに、渡辺が月ですよ、と教えてくれた。上弦の月が蒲田松竹撮影所跡に建った巨大でビルの上に白い幻影のように浮かんでいた。その下の公園の木々は薫風にそよぎ、風薫る五月のコトバ通りの世界。ここ一週間、中断していたが、やっと身も心も軽くなった気がした。ああ、五月だな、と実感できた。
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アラジンのブルーフレーム
webをぼんやり見ていたらアラジンのブルーフレームを扱っているページに漂着。多摩川べりの安アパートで暮らしはじめた頃、どこで買ったのか忘れたが、グリーンのブルーフレームがあった。拾った丸テーブルと本箱、拾ったか買ったのか忘れた小さな電気炬燵。あるひ飛び込んできた片目の悪い仔猫。スプリングのいかれたベッド。なぜかジューサー。八百屋で野菜を買って毎日生野菜のジュースを飲み、多摩川の土手をひたすら歩き、ネコの集会に顔を出し、麗蛮という名のコーヒー店に寄り、役に立たない物語と福島泰樹の短歌をぼろぼろになるまで読んで十年余りを暮らした。モータウンのLPと吉田拓郎の御伽草子をよく聴いていた。仕事をしなかった二十代の頃のこと。
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夏-秋篇
を新しい衣装とする予定。
滝の別テイク、奄美の森、桜と菜の花の昼寝…
さてどう組むか。

端午の節句のたのしみ。
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パーフェクト・カップル★★★★
ケーブルテレビで偶然。
さすがマイク・ニコルズである。
最後まで、しっかり見せてくれた。拾い物の一本。
スタッフもいいものな。

脚本 :エレイン・メイ
音楽 :ライ・クーダ
出演:ジョン・トラヴォルタ
   エマ・トンプソン
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虹の彼方★★★★★
小池真理子/毎日新聞社
この続きを読みたくもあり読みたくもなし。
小池畢竟の大作、というほかにない。
こういう資質を備えた作家だと思ってはいても
読んでいて頭が下がるような
小説家にしか書けない濃密さ。
一気に読んだが、ガス欠のように疲弊した。
傑作である。人には勧めようもないが…
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鋭敏
その鋭さにたじろがされることがある。元から備わったものなのか、こういう状態だから鋭敏になるのか。最初から、考えてみれば一貫していた。ちょっと怖いな、そう思えるほどに。
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件名: [japanesque:00394] のちのおもひに 2006
送信日時: 2006年 5月 4日 木曜日 5:39 AM
差出人: Toru Mashiko
宛先:東京星菫派

のちのおもひに1936

夢はいつもかへって行った
山の麓のさびしい村に
水引草に風が立ち
草ひばりのうたひやまない
しづまりかへった午さがりの林道を

うららかに青い空には陽がてり 火山は眠ってゐた
…そして私は
見て来たものを 島々を 波を 岬を 日光月光を
だれもきいてゐないと知りながら 語りつづけた……

夢は そのさきには もうゆかない
なにもかも 忘れ果てようとおもひ
忘れつくしたことさへ 忘れてしまったときには

夢は 真冬の追憶のうちに凍るであらう
そして それは戸をあけて 寂寥のなかに
星くづにてらされた道を過ぎ去るであらう

   立原道造
   1936年11月詩誌「四季」に発表後、
   翌1937年7月私家版詩集“萱草に(わすれぐさ)寄す”
   sonatine no.1の5番目の詩として収められた
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立原道造
の詩集を昨日から持ち歩く。
誰に読ませるか。夢想しながら。

なるようになっていくしかないではないか。
迷うことなど何もない。
そう思った。
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アモーレス・ペロス★★★★★
原題のAMORES PERROSとは直訳すると「犬のような愛」。
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの監督デビュー作。
1999年、世紀末のメキシコムービー。恐れ入りました。
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90MBの「風のササヤンカ村」
渡辺に頼み「風のササヤンカ村」の音声ファイルを切り出してもらう。
ウエブにupしてもらった6つのMP3ファイルの合計が90MB。
切り出すのもけっこう大変だったろうな、と感謝しつつダウンロードした。
少しずつ、イメージが濃くなっていく。
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キャント・バイ・ミー・ラブ★★★★
WOWOW。偶然みはじめ最後まで。たあいないが丁寧に描かれており、たのしめた。
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東京駅地下nニュートーキョー
で、古河の田中さんたちと合流。乾杯。考えてみれば十年来のつきあいにも関わらず田中さんと酒を飲むのははじめてのこと。ほかに池田、桑田、相馬、川田、渡辺、元栄たちもいて、オフレコ話も含め、さきざきたのしみな話も出、たのしんだ。その間に伊豆地震があり新幹線が一時とまったらしいが、まったく気づかず。昨日の真夏日とは打って変って寒い一日でもあった。
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いつのまにか11の案件
上馬のガストで気がついたら6時間、打合せ。あれは営業妨害のようなものだな、と反省。話が弾んだとはいえ、反省?した。
1.古河4案件
2.新宿3案件
3.飯田橋1案件
4.名古屋1案件
5.DJ
6.福島

気がついたら11案件。ハードな夏になっていく。
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暑気払い予約
件名: 夏を、払う。
送信日時: 2006年 5月 1日 月曜日 1:59 AM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
宛先:澤本 康彦
CC: 東京WG
今日から5月。
いきなり真夏日との予報アリ。
東京WGは、
夏-秋篇の編集打合せと
サウンドスケープ素材づくりの2件の打合せを
渋谷と自由が丘周辺で予定。

きのう、れいの塩大福屋のある北千住で
↓うまいビールとハンバーガー、タコスを食べさせる店をチェックしました。
http://japanesque-mc.blogspot.com/蜂の巣↓
http://home.att.ne.jp/green/hatinosu/
7月盛夏のどこかで暑気払いをやりましょう。

北千住には生のカルビ&ロースを食べさせる
京城という名物焼き肉屋もあり。ほんとに、んまいっです。
http://www.yakiniquest.com/000385.php
↑ここの本店。

おたがい佳境となりますが
たのしみながらいきましょう。
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明けて5月。初夏となる。
考えてみれば吹雪の3本。あの閉塞感が響いたのだと遅ればせながら。閉じこめられ逼塞していく世界を、あるいは生命の気配の消え去った世界だけを3本立て続けにつないだことが、ボディブローになっていったのだ。さらに1ヶ月で30本という村の鍛冶屋モードも輪をかけたはず。一回では、このこわばりをほぐせないとマッサージ師に言われ、楽しいことだけに没頭してもカラダは悲鳴をあげるのか、と思ったが…
一日、向き合うことを避けただけで、煮詰まっていたことを自覚した。いい歳をして笑ってしまうが、事実。

明けて5月。初夏となる。
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