2009年11月の記事


momoのプロデューサー11.28
大井町を過ぎたところで携帯の呼び出し音。志賀さんから。蒲田についてホームから連絡。CATの朝見プロデューサーの訃報。西表島のこと、東急エージェンシーのロビーで激高した時のこと、翁のような笑顔のこと、ふりかえる。CMの佳き時代の香りを感じさせる人だったこと、思い出す。
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宵月祝杯11.27
内覧&試写つつがなく成功と知らせあり。乾杯。
25日の夜に撮り終え、帰って未明に荒編。ひとねむりしスタジオに入り3時間で編集。録音スタジオに移り2時間で仕上げ、そのまま古河に飛んでもらった。現場組の拍手は昨夜届いたが、問題の今日午後1時がどうなるか。正直なところ勝算は五分というより四分六でNGを覚悟していた。さっき入った知らせで杞憂も飛んだ。古河と東京、はなれてはいるが、雲間の宵月にむかって祝杯をあげたい。
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第二十九夜は「寂光」
「いかなればおなじ色にておつれども涙はめにもとまらざるらん」
和泉式部
×
福島泰樹
「往く鳥は悲しかりけりなにもせずなにもせずとぞ啼いて過ぎにき」
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第二十八夜は「秋に春」
「草を焚き花をいぶして流れゆく煙ひとすじわが砦とや」
福島泰樹
×
和泉式部
「さめてこそみるべかりけれうつつにもあとはかもなき夢としりせば」

素材は常寂光寺の竹林
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万物は冬に雪崩れてゆくがよい追憶にのみいまはいるのだ第二十七夜は「散」
「みえぬまでまどろむことのかたければ我もはかなき夢をだにみず」
和泉式部
×
福島泰樹
「万物は冬に雪崩れてゆくがよい追憶にのみいまはいるのだ」
畏友、辻へ。この散華のような落葉を撮った直後に君が倒れたことを知らされた。君の書斎に福島さんの歌集と、福島さんの歌をタイトルにした数冊のアルバムを見つけた午後、窓の外に音を立てて落ち葉が散っていた。あれから2年。たのしくやっているだろうか。
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第二十六夜は“紅と黄と”
「世をかぎる山里にても君をまつこころばかりぞかはらざりける」
和泉式部
×
福島泰樹
「この秋は紅葉黄葉ふらしめてただ過ぎゆけと祈るばかりよ」
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neoJapanesqueメモ11.21
11.21古河披露目
末→12月 ・福島県庁 ・京都/大覚寺&常寂光寺 ・古河市役所 
・南会津 ・会津若松 ・乳頭/鶴の湯佐藤さん ・美術館 
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相聞no.25「elegy」
大覚寺素材から。

和泉式部は
「とどまれとおもふといかでしりにけんをしげなくなく落ちし涙を」
×福島泰樹は
「酔えば眠るよりほかはなし東京の無頼の朋よ美貌のひとよ」

辻が倒れた晩秋の日を思い出しつつ。もう丸2年が経とうとしているのだ。三回忌。喪が明ける。と決めたい。
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相聞、皮切りは古河
20夜+番外篇2話のDVD2枚組に添える挨拶を書いた。まずは古河でお披露目。内覧?引き続き福島に飛んでもらうことに決める。11.21まずは皮切りの利根川越え。

明日付けの挨拶メモ++++++++++++++++++++++++
私たちがふだんなにげなく目にしている「自然の風景」は、
実際には一瞬の休みもなく変化し続けているわけですが、
国破れて山河あり、ともいうように、
長い歳月をとおして普遍のイメージとして
あり続ける存在でもあります。
ひとつの「普遍的な風景」をはさみ、
千年をこえた異なる想いを呼応させてみたい、
これが試みの出発点となりました。
まったく異なる場所と歴史的時間を背景に
千年の時間を経て発せられた二つの歌が、
「普遍的な風景」を媒介として融合していくなかに、
日本の原点となるような情感の世界を描けないか。
そんな想いのもとに「千年相聞」という試みをスタート。
とりあえず二十夜分を試作しました。
思い描いているのは千と一夜。
千一夜となる膨大な相聞の世界です。
夏から秋にかけ、取り組んできたものをここに公開し、
みなさまにお披露目することで、
後戻り無しの宣言としたいと考えました。
当面は、現代歌人福島泰樹と
王朝歌人和泉式部の「千年相聞」を
100夜分試みる予定です。
風景は、今までに撮りだめしてきた
ハイビジョン素材の端切れを用いています。
お時間のあるときにご覧いただけると嬉しいです。
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相聞no.24[朱]
続いて大覚寺を。あの朱の朝を切り出す。

福島泰樹
唇を焚くにはあらぬくれないの椿を愛す燃え尽きるまで
×和泉式部
おのが身のおのが心にかなはぬをおもはば物を思ひしりなん
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相聞no.23[落]
辻の京都素材に入った。
最初に切り出したのは「常寂光院」の落葉。

福島泰樹
この秋は紅葉黄葉ふらしめて掃くこともなく過ぎゆきにけり
×和泉式部
しのばれんものとはみえぬ我が身かなある人をだに誰かとひける
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11.18夜。俺を許せと風鐸は鳴る
相聞第二十二夜を「south」とする。奄美大島の日没。
使った歌は和泉式部が
「身はひとつこころはちぢにくだくればさまざま物のなげかしきかな」
福島泰樹の返歌は
「もうどこにも何処にもゆかぬ風吹かば俺を許せと風鐸は鳴る」
とした。11月18日。9年前、数百年に一度というしし座流星群の「流星嵐」を見、東京星菫派を立ち上げた、その日を思い出しつつ。
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千年相聞、第二十一夜は奄美大島
仕事用に渡辺からHDVにしたものをもらい見ているうちに、その気になった。初日の夕、潮騒。ことあと「奈落の滝」「100年豪雪」と続いたのだ。ロケスナップなども、あらためてwebにアップ。
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todo11.6-8✓
6日LEDsoundプラン
7日「4seasons40"」ABtype
8日福島県の葉書投函
  古河用と福島用2typeの用意
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11.5メモ
・1階LDKのラフな動き
   料理&宿題→英語のおべんきょう/九九算など声だけでわかる
   いただきます、おいしいわよ…など最初のコトバ
   宿題の延長のやりとり+パパ ママはキッチンから呼びかける(手伝って…)
・福島県への出席状
・古河配布用の内容案内
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記憶と現在
31日夜。3時間。うまや。1ヶ月ぶりになっていた。過ぎた時間が鮮烈であることをあらためて確かめる夜になった。ホッとしたのか昨日今日と不調。
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