2007年11月の記事


♪渡月橋で、逢いましょう。
と書けば逢い引きのようでもあるが、車で早朝に東京を出る撮影班と新幹線組の合流ポイントが渡月橋ということになった、ので。さっき“のぞみ”のチケットが届いた。防寒の用意は終わったし、あっちにもこっちにも出すべき提出物はすべて出し終わったし、あとは天気を祈って寝るだけである。週間予報では30日から2日のロケ中は晴れマーク。許可どりゼロがやや不安ではあるが、それもまた湯治部ロケらしい。か。
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消息ふたつ。
企画の呼称が変わっていた。気付いたのはリライトし送った後だった。名が態、ならば。と思う。姑息で厚顔で無知。薄ら笑いが目に浮かび、あきらめた。問うてみる気力もなし。

福島から戻った渡辺とひさしぶりに会った。夏のカンボジアから真冬の福島に行ってきましたと笑っていた。なつかしい人たちと会えたと言っていた。携帯に録音した村上さんの奥さんの挨拶を再生しながら、未来博がかれにとって想像以上に大きな意味を持っていたことをあらためて知らされた。渡辺が手に入れてきた久しぶりに福島民報と福島民友の二紙を読みながら、過ぎた時間を偲んだ。

昨夜来続いていたつっかえが、むじなの消息を聞いたことで溶けていった。ひとは人によって疲弊し人によって癒される。
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村上さん、花泉辛口です。乾杯
村上さんの声を聴きながら残っていた花泉辛口を献杯しました。


はじめて村上さんにお目にかかったのは大雪の柳津の川べりだった。
怖い人だと聞かされていたけど、
握手した瞬間にひとなつこそうな笑顔をくれた。
彼と最後に会ったのは、聾学校に忍くんを訪ねた帰りだった。
ぜひ飲みましょうと別れて、5年も経っていた。

県知事への2回目の試写が成功した夜、
ケヤキのところでタバコを吸っていたら、彼がやってきた。
まっすぐ顔を見て両目に大粒の涙を浮かべ
ありがとうごさいました、と最敬礼された。
こぼれるような笑顔と大粒の涙。含羞と頑固と。

果たしていないいくつもの約束をむじなの森に残したまま
気がつけば、七年の歳月が過ぎた。

何かを成したら喜んでくれるはずの人がひとりいなくなった夜
こんどこそ白河を越えようと、あてもなく思った。


告別式には渡辺を行かせます。
村上さん、いろいろありがとうございました。
乾杯。

    東京、未明に小雪 11.28 T.M
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古河往復codename“z”
三時まで総合のプランを書き4時間眠ってFFの前提を書き上げ一部だけプリントし東京駅に。川田の車に乗せてもらい古河に向かう。コンビニでコピーし10分前に着いた。しかし利根川を越えると急速に呼吸が軽くなる。6時近くまで話し込み、Uターン。途中八重洲で伊藤君を降ろし蒲田まで送ってもらった。いい気分のまま微修正して欲しいという連絡のあったプランを開く。めちゃめちゃ。このあいだの申し合わせはいったい何の意味があったのか、愕然。しかし愕という字はしみじみ驚いたような字形であるな。いまはじめて気付いたけど。使うつもりのまったくない漢字に変換され、ほーっとため息ついてりゃ世話ないか。放り出すわけにもいかずなんとか手を付けるが、どう考えても納得できない後退ぶりで、手が動かず。結局、最初に書いた時間の3倍かかってギブアップ。投げだし後を委ねることに。春のように気持ちのいい時間の後はアリジゴクのようなうっとうしさが続いた。世界はこうしてバランスをとっている。のか?
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> もうこんなに離れてしまっているので…
どうりで電話に出なかったはずである。
ま、確かにアンコールワットと東京では「こんなに離れてしまっているのだし」
度外視して愉しむほかに術はない?
なるほどワタナベ的である。なっとく。


件名: カンボジアより
送信日時: 2007年 11月 24日 土曜日 2:26 AM
差出人: 渡辺 登紀夫 <mc-tokio@m-circus.com>
宛先:益子 透 <mashiko@mars.dti.ne.jp>

渡辺です。

無事にカンボジアに到着しました。
出発前に電話を頂きながら出られなくですみませんでした。
宿泊のホテルのロビーでは無線LANがあり
メールは確認できます。

再生住宅分譲の資料送り損ない
データを持って出たつもりでしたが
忘れてしまい、カンボジアでカメラで取込んで
整理しました、
after分は最小限です。
確認してください。
いろいろご迷惑・ご不便をおかけしますが、
もうこんなに離れてしまっているので、
楽しみたいと思います。
明日、写真を少し送りますね。
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コンフィダント・絆★★★★★
WOWOW 作・演出 三谷幸喜
春にパルコで講演した舞台の特別「中継」。通常の舞台中継とは異なり観客をシャットアウトしての「中継」のため、ふだんのライブではあり得ないカメラワークがとられていたのは事実だが、その効果はあまり無かったように思う。むしろ中継にありがちなCUの多用が気になった。テレビ的な方法論として成立してきたCUは、最大の根拠が解像度の甘さの克服にあったのではないか。HDになってしまってからはほぼ100%CUは不要である。オンエアされた三谷の「コンフィダント・絆」は、三谷の根っこがどこにあるかを彷彿とさせるすぐれた芝居だっただけに、CUと必要以上のテレビ的なオーバーラップ、彼が映画的と考える移動の多用が、逆にデフォーカスのような効果になってしまい惜しまれる。とはいえ、舞台を見に行けば良かったと、ひさしぶりに残念な思いも。
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3日ダウンしていた
正確には火曜から半ばダウンしていたので丸4日、か。紅葉ロケハンが響いたか。熱は上がらなかったが鼻水とだるいのと無気力・脱力でぼーっとしたまま過ごした。特に水曜から金曜までは我ながらひどい有り様だったと思う。ピザ屋のお兄ちゃんやAmazonの宅配便や、勧誘の電話をしてきた方がた、記憶に無い請求を要求してきて途中から豹変した通信会社のお兄さん、新聞勧誘のちんぴら、NTTから来ましたと名乗った光ネットの勧誘業者、消防署の方から来ましたと名乗った消火器セールスマン…みんなごめんね。たぶんカゼだと思うけど、だるくていらいらいしていて、自分でもまったく記憶にないような記憶していたくないような対応をみなさんにしてしまった可能性があるけど、すまんかったな。悪いのはワタシの中のもうひとりのワタクシであります。傷ついたり腹立ったりしていても忘れてくださいな。間が悪かっただけだから。
「記憶に無い請求を要求してきて途中から豹変した通信会社のお兄さん」についてだけ履歴と淡い記憶が残っていたので、さっきリダイヤルしぶり返し「同業だよてめえと」と伝えたら一瞬無音になった後「寝言は寝て言え」と言って切られた。もう一回リダイヤルしようと思ったけど、そのあんまりにも歌舞伎のせりふのような啖呵に敬意を表したくなり履歴ごと消去。万が一、ここ見て思い当たる方がいたら090-3099-8945にまたかけてみてね。そして最後まで「追い込んで」みてね。「同業」はジョークだから、そこは安心してどーぞ。なんの加減も制約もありません。過剰大歓迎。ぼくは単なる「元・過激派」の生き残りだから。
熱でも出ていればうんうんうなってベッドに潜り込んでいただろうけど、いい案配にもうろうとしたままで起きていたので退屈だけはしなかった。もう厭きた、けど。
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SHgroundプランver3
いま書き終わったところ。だんだん見えてきた気がする。一昨日から一気に真冬モードに。窓辺で書いていると、足がしんしんと冷える。今年はついに“秋らしい空きがない”ままに冬になった。四季の国、終わりの始まり?
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F-factoryプラン
手書きをキャプチャーしてもらい送る。OK。とりあえず第一歩。昨日の大阪は春のようだったが、東京いっきに冷え込んだ。12月上旬の気温とか。あちこちで初雪だより。
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大阪往復。ひたすら暑かった
東京も寒くはなかったが、大阪は小春日和ではなく丸ごとの[春]。遠くに霞がかかって、ほんとうに春の野辺に行ったようだった。徹夜のせいもあり汗ばんだからだが気持ち悪く、閉口。渡辺の不調もあり、打合せ終了後、速効で新幹線に。まずい駅弁に箸をつけだが吐きそうになり、あきらめ眠った。多摩川を越えました、と前の席の渡辺に起こされた。品川に降りたとき、まだ8時半前だった。こんな時間に帰れるのも珍しい。戻って熱いシャワーを浴びた瞬間に生き返った。行きがけに富士山がよく見えた。今週は富士の山を、よく見たことになる。
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11.13[未来F]memo
第4Fではなく、それは[未来F]である
[生産]するのが[factory]なら[未来F]は何も生み出さない。
ただし既成の文法としては…
未来文法としての[未来F]はモノではなく[価値]を生産している。
[炭素税]に見るように[価値]は直接的な比喩を越えていく。

[再生]
文字通りの概念として。樹木もまた。ただしこれについては言及せず。

トップランナー
これからのSHFの一般公開の凡例としての[未来F]。先駆け。予兆。
KGから全体へ波及していく。

sign
想定していたすべてのサインプランを投影させたい

タイムトンネル タイムワープ

導入のサプライズの強化

夏に話題になったミストシャワー?

ミストスクリーンごしの[未来F]?
プレゼンとリアルを結ぶフォグスクリーン。
リアルが見えている。スクリーンはプレゼントリアルの中間となる
視認性の高いコアイメージ。同時に清涼感も。
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総合篇切り口と[かぐや]の見た地球
書き出す前に朝刊を眺めていてJAXAがリリースした[地球の出入り]HD画像をとりこもうと思った。webでHD画像を拡大していき、そのディテールに驚かされた。むかしアポロが撮った[地球の出]を見たときの一万倍くらいの感動あり。コトバが無かった。宇宙飛行士が帰還後、さまざまに精神がぶれていくのもムリもない。想像を超えた、見たこともない世界。すげーもんだな。
先週書いた切り口の構造は活かしつつ、[かぐやの見た地球]を溶かし込んだプロローグ&エピローグとする。ま、否定されちゃうだろうけど、昨日はなにかと昂ぶった一日だったので、カタチにしておきたかった。満足。
これからシャワーを浴び、品川に。新幹線喫煙列車で大阪へ向かう。完徹ではあるが、もともと目覚めたのは昨夜8時。ひる夜が逆になっただけでもある。往復の車内で6時間近く熟睡したら、いよいよ古河案件にかかれる。さらに、福島案件にも。
総合篇、思案橋となりそうだ。が。
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開明。記憶すべき日付[11月14日]
「瑞兆」とゆうべ書いたが、まさしく瑞兆となった。
朝から夜八時まで爆睡している間に数通の「知らせ」が届いていた。
あれから6年間埋火となっていた熾に新しい薪と薫風が加えられた。
動き出すときは、きっとこういうものなのだろう。
閉ざされていた靄が一気に晴れた。そんな気分だ。
11月14日。さらに記憶すべき日付となる。


  未開の自然の中に人々が住むということは、
  漆黒の闇を松明の灯で照らすようなもので、
  それが啓蒙であり開明であった。

  もっともカイメイには晦冥という字をあてることもあるが、
  晦も冥も暗いということなので、
  開明とはまったく逆の意味になる。

 「開明とは、光なのですね」

 「しかし、それは闇を松明の灯で照らすようなもの。
 そこだけは明るいが、周囲の闇はよりいっそう
 暗さがきわだつ。灯がなければ、闇は闇ではない」

 「では、闇のままであった方がよかったと?」

 「いや、人が生きるということは、
 闇をひらくということにつながります。
 《晦冥》を知ることが
 すなわち《開明》であると申しておきましょう」

 -夢熊野-紀和鏡より
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富士山。巨大な浮雲。残照と三日月。古河往復。
隅田川沿いの高速から冠雪した富士の山。東北道に入ると真っ正面の頭上に導くような羊雲。4時間半の打合せを終え、利根川土手に出たところで画に描いたような残照と沈む直前の三日月。東京に戻り、飯抜きでさらに4時間の打合せ。往復移動に4時間。人との話に8時間半。瑞兆。記憶すべき一日。11月13日火曜日。ある秋のクリスマスのビッグサイズ公開の日。
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24season6第193話-24話★★★★
DVDレンタル
やはり最後になると、ダレる。もーいいかな、とまた思った。
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水源★★★★★!
アイン・ランド著/ビジネス社刊
1000ページ2段組。圧倒された。前半500ページあまりまでを10日余りかけ、後半500ページは一気に読まされた。小ぶりの電話帳のような厚さで読む場所を選ばされたが、今朝、読了。小説を読むということのスリルを堪能されられた。感想は、またあらためて。
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古河と赤坂
2時起きで、ひさしぶりに納得のいく切り口を仕上げ弾んで向かったが、遅刻した。やりとりをしながら、だんだんうんざりしてきて戦意喪失。外に出てスタバのデッキでタバコを灰にしながら、しみじみと潮時であるな、と思った。ささいでつまらないことで15年が崩れていく。そんな気分も。きっかけ待ちではあったのだから。
24時間前の同じ頃に利根川土手で吸った秋の空気と180度隔たった[時間]にげっそりした。
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サインプラン、やっとアップ
明日は古河へ。いい休みがとれた。利根川の土手は、もうすっかり秋だろうな。
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朱豪vol19-24★★★★★
DVD
第1章全24話を観て、やっとテーマが浮き彫りになった?“流民”。もしこのまま深めていけば、とてつもなくオモシロイ展開になるだろう。韓流、おそるべし。
流民といえば、小熊秀雄の詩集に“流民詩集”あり。“朱豪”とは縁もゆかりもないが、引いておく。

[乾杯]-青空文庫http://www.aozora.gr.jp/cards/000124/files/664_23285.htmlより-
千里も向ふに汚ない唾をひつかけてやるために
若い妖精の群をつくる必要がある
思ひなやむな
暁の葉がこぼした
いつてきの露を地が吸つた
洗濯シャボンも使はぬのに
自然はいつもあんなにきれいだ

人間は心を洗ふ手はもたないが
心を洗ふ心はおたがひにもつてゐる筈だ
葉がこぼしたものを土が吸つたやうに
君の渡した美しいもので私は顔を洗ひたい
自然の子としての人間の力を祝福して
ある共同的なもののために
けふは乾杯しよう
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DJページmemo
ムービーカレンダー(歳時記)
ムーンカレンダー
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悪法は法にあらず。花泥棒は罪に問われず
うっとうしい権利問題でいくつか指摘もあり、本意とは全く異なるが関係者に迷惑をかけるのも面倒なのでアップしたもののリンクを外してもらう。インターネットに限っては、一切合切権利フリーにするのが“ことの本質”に合致していると思い、そのつもりで7年くらいやってきたが。所詮はネットサイズである。なにも本データを公開しているわけではない。数百分の一程度になってしまった[情報]を共有化したところで、誰がどんな損害を被るというのか、爛熟末期となった高度資本主義はしかし、[商品化]へのとどまることをしらぬ欲求をどこまで増殖させるのだろうか。あったこと、はあったこと。[事実]に、どんな義務も権利もあるものか。悪法は法にあらず。花泥棒は罪に問われず、ま、この2つが俺の10代の[マニフェスト]?いまさらな気もするが、弱気になった人がいては、仕方ない。いっそ墨つぶしで[検閲]マークと思わぬでもないが。たかが広告作品。それほどのこともねーか。
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髭剃り斎戒沐浴。休み、終了。
のび放題になっていたヒゲを剃った。あれもこれも放り出し、映画とドラマと小説三昧の一週間あまりの“秋の夏休み”。目は疲れたが、堪能できた。今夜あるいは明日から復帰?DJシリーズウエブの件で菊池さんからメールあり。なかなか例の企画がスタートできなかったので顔を出しづらかったけど、ホッとした。
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力道山★★
DVDレンタル
前半が後半に続かず、惜しい。“三丁目の夕日”とあわせて観ると、あるいは面白がれるか。少なくともものづくりの根っこにある何かの有無だけでも見てとれる?“三丁目の夕日”は、とてもよくできているけど、も。
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Queen★★★★
DVDレンタル
たしかに主演女優賞とる演技ではあった。ブレア訳が、変だったけど。にしても、よくぞここまで。
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海神第27話-35話
DVD
さすがに途中だるいリピートが増えつつあるが、テンションは持続。すばらしい。
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海神第17話-第26話★★★★★
DVD
なんとも目が離せない。韓国のこういうパワーはどこから来るのか。引きずり込むパワーにただただ圧倒されるのみ。
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ヒーローズ第1話-5話★★★★★
スーパードラマCH
オモシロイという評判にたがわず、めちゃくちゃ面白かった。5話一気にオンエアしていたので、まとめて観た。疲れたけど、文句なし。
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スティングとニーナ・シモン
をまとめてiTunesからダウンロード。ニーナ・シモン、ずいぶんひさしぶりに聴くことに。こういうときのiTunesは、驚異的にラクである。
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トーマス・クラウン・アフェアー
ムービープラス。途中から観た。本卦の「華麗なる賭け」とどっちがいいのかはどーでもいいが、クレジットロールに流れた主題歌は悪くなかった。調べたらスティングが音楽を担当。ニーナ・シモンなども使われていた。納得。全体に「時代」の空気感が抜け落ちてしまっているが、そこがミソなのかも。
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落合問題のおかげで玉木の近況を知った
ずいぶん久しぶりに玉木正之のコメントを読んだ気がする。
どこに雲隠れしていたのかと、思っていたけど
自分が知らないだけで、あいかわらず地に足のついた玉木ライフを実践中らしい…
http://www.tamakimasayuki.com/
この人の歯に衣着せぬ物言いが好きだった。ファンとしては、嬉しいかぎり。


●以下http://news.livedoor.com/article/detail/3372123/から引用
スポーツライターの玉木正之氏は中日の優勝を受けてホームページを更新。「アッタマに来た。これが野球か!?野球の醍醐味はどこへ消えた!?ナンデ完全試合の山井を変えるねん」と落合監督を激しく批判。交代劇を「スポーツに対する冒涜」とまで指摘し、

「午前中に中日新聞に優勝予定稿のコメントを電話で送っていたが急遽電話して削除してもらう。100年に1度あるかないかの凄い興奮の瞬間よりも53年ぶりの優勝を確実にしたかったというならナント小心な夢のない野球か!本当に気分が悪い」
と綴っている。

落合監督の言い分を受けて玉木氏は、HPで「『日本シリーズ完全試合』を断念せんとアカンような『デッカイ豆』で『痛い豆』ならシャーナイわな」と述べ始め、理解を示そうとしたが、その後またまたHPで、「気分がむしゃくしゃして眠れへんので書く」として、「勝利と敗北だけが全てならそのスポーツは卑小な存在に留まるだろう」「『金儲けをしてどこが悪いんですか』と嘯いた守銭奴の言葉が思い出されてならない」と持論を展開。
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2年前の夏[1カット平均18.67秒]
件名: [japanesque:00243] 単純平均で 1カットの長さは約 18.67秒。
送信日時: 2005年 7月 20日 水曜日 4:48 AM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
返信先: japanesque@sml-z4.infoseek.co.jp

本編、south_paradiseこみで約5分20秒。
使用したカット29。タイトルこみで全30カット。
単純平均で1カットの長さは約18.67秒。
どの1カットも過不足なし。
どれが欠けてもダメだ。
どれが増えても、たぶん弱くなる。
いまどきの15"CMならへたすりゃ一本におさまるカット数。
5分を30カットなんてプラン出したらオール没だろう。
だからこそ、これが東京星菫派。
21世紀のdigital_Japanesqueである。
すぐれたarchiveがあれば圧勝できると
言い続けた、これがレゾンデートルである。
宣言してから、4年。
ついに箱を開けたぞ。


DVDに焼いたものを33インチのSONYHDで5回観たところ。
口惜しいことにブラウン管だけどね。
それでも服のヒダも色も逆境の表情もしっかりと出ていた。
HD→DVにもかかわらずだ。これにはちょっと驚いた。

サラウンドヘッドフォンのボリュームを最大にして没入。
風もやしげな波も鳥も蝉も荒波もどのひとつも音楽と溶け合っている。
浜田君、すげえなぁ。すべてが生きてるぞ。

バラライカの調べをなんども聴いているうちに
まだいちども行ったことのないロシアに行ってみたくなった。
ヒゲもあることだし、コザックダンスでも習いたくなった。
ふしぎたよ。南を撮って北の音楽をあて、
なにひとつ矛盾がない。パラダイスになっている。

これを書きながらヘッドフォンで音だけを聴いている。

2時間くらい眠ったら広尾。
温暖化のナレーション録り。その前にうんざりの攻防戦もあり。
午後からは六本木へ移り、砂噛むような再編集。
打たれつづけて戦意を失い失神寸前となったボクサーの一日が待っている。
せめて、この井口が裏切り古川が脂汗をしぼりつくし浜田がまとめてくれた
奇妙きてれつな南だか北だか素性のしれなくなった音の世界だけでも
胸の底に沈めておかなくては…持ちそうにない。

なお、みなさんには
IPMの長山がHDからダイレクトにDVDにしたものを
近日中に画質は抜群なの一枚を、お届けすることになるはず。
したがって、今夜カットしたDVDはマシコ一人のものとします。
すまんな。
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2年前の夏[伏してお願い]
その一週間前の日付には、こんなメールも。


件名: [japanesque:00232] 伏してお願い奉り申し上げます。
送信日時: 2005年 7月 12日 火曜日 5:50 PM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
返信先: japanesque@sml-z4.infoseek.co.jp
宛先:東京星菫派 <japanesque@sml-z4.infoseek.co.jp>

とりあえずそれぞれの場所で盃をあげてください。前祝いだ。
希望は、すべて満たされた。乾杯である。

18日前の24日に、長岡と古川を相手に
総引き上げ覚悟のパスタを腹にいれながら
「この世のものとは思えない風景だった」という
古川の奄美体験を耳にした瞬間に
行ったことのない奄美の光りと風が見えた気がした。
そして北を捨て、南が決まった。つまり、奄美が。
トラブルの事後処理で2時間遅れた
電通テックの田中さんと川田さんが
その反転話を聞いたとき、
目が丸く口が小さく開いたことを
はっきりと覚えている。
羽田から駆けつけた渡辺のロケハン報告もあり
田中さんも川田さんも腹をくくってくれたことも見て取れた。

最終的に奄美行きが決まったのが29日夜9時少し前。
その30分前には長岡と中止の相談をしていた。

そこからは一気だったな。
ハードルを上げ、奄美を撮りきり
その色にカタチを与えた。
このカタチをベストなものとするため
このあと本編集、MAVとハードルをさらに上げていく。

今夜以後、18日まで
仕上げに関わる予定の全スタッフにお願いしたい。
HD900で撮ったものをHDSRで仕上げ
HDカムで再生したものをHD対応purevision第6世代で上映する
というdigitalkidsを自認する湯治部はじまていらいの仕事となる。はず。

どうか持てる才能のすべてを出し切っていただきたい。
仕事を越えた仕事をしていただきたい。
あなたたちの可能性をさらけ出していただきたい。
旗印はただひとつ。6.23付けの企画書である。

この趣旨をただの一歩も踏み外すことなく、ここまできた。
色をカタチにし、世界観を据えた。
あとはあなたたちである。
仕上げに関わるすべてのあなたたちが
このカタチに、いのちの息吹を吹き込んでくれたらと思います。
吐息とため息をひきずりだしてもらえたらと願います。
総タイトルは「neo花鳥風月行2005」
サブタイトルは「south paradise」。
東京星菫派digitalJapanesqueseriesの今現在の集大成。

なお、仕事以上の対応は難しいという方は
マシコか川田さんまでプライベートメールで断りをください。
同報だと、志気にかかわるので。
今後の仕事とは、いっさい関係ないので遠慮は無用です。


ワタクシはこれから仮眠し、明日の午後まで
別件の原稿に集中しますが、それ以降
明日13日夕から18日の完成まで全時間を投入します。
質問、文句、愚痴、提案…
どんなことでもどこへでも
朝でも昼でも夜でも真夜中でも
喜んで飛んでいく。
ただし、直接あるいは川田さんから伝えられた方針は不変。
仕上げ段階には伝統の民主主義的解決は中断します。
お伝えしたイメージだけを守り、近づけてください。


終わったらロケスタッフもふくめ
湯治部/東京星菫派発足以来はじめての打ち上げをします。
このあいだ、土産に買ってきた黒糖焼酎「奄美の杜/黒の曙」が
まだ6割くらい残っているので
こいつを人数分で割ったディレクターズロックをふるまいたい。
ひとりあたま8mmずつくらいは行きわたるはず。
往復5時間かけた汗と涙の黒糖かりんとうもひとり一本は残っている。
どうかな?やかな?

向こう1週間、前進あるのみ。突破あるのみ、だ。
では、第二陣の戦闘を開始します。

ま、よろしくたのむぜ。

    2005.7.12 pm5:30 愛がすべてだ T.M



On 05.6.22 4:12 PM, "Toru Mashiko" <mashiko@mars.dti.ne.jp> wrote:
> なんどもdigital_Japanesqueをスタートするぞと声かけながら
> 掛け声倒れのような日々が続きましたが、
> この一年、Pioneerの「neo花鳥風月」を皮切りに
> 夢工場の330inchHDに取り組むことで、
> おぼろげなカタチだったものが像を結びはじめたように思います。
> 12年ぶりの美瑛へのこだわりは、その“像”のひとつです。
> この一年で突破口は開けたとみなせるなら、
> これから以後はすべて、展開戦。
> 夢テアトルと名付けられた330inchのHDシアターに最初に流された
> いまでは幻の13分版「ある秋のクリスマス」こそが、
> 我らがロードス島だった。はず。
> 成るか成らぬかは、どうでもいい。おれは、やろう、と決めました。

On 05.6.24 1:25 AM, "Toru Mashiko" <mashiko@mars.dti.ne.jp> wrote:
> 美瑛から戻った渡辺の報告によると
> 今年は天候不順で2週間くらいピークがズレているとのこと。
> 日程は動かせないので、美瑛ロケを中止とします。
> そして唐突ですが舵を南に切り直します。
> 次に目指すは、奄美大島。
> 田中一村画伯のあの奄美です。
> 梅雨との線引きになりますが…
> ついさっき決まったことなので
> とりいそぎお知らせしておきます。

On 05.6.25 5:59 AM, "Toru Mashiko" <mashiko@m-circus.com> wrote:
> 六本木の地下でひねもす編集にいそしんでいたら
>   「なぜ奄美なのか?」
> という問い合わせもしくは詰問が3件あり。
> 問われて言うのもおこがましいが、
> 舌の根渇かすひまもなく、美瑛をあきらめ
> 奄美大島へと進路変更したその真意は。
> 「美」の一文字にあります。
> 美しければ、北でも南でも、いいんです。
> 人生は、昨日勤王、今日佐幕なのである。
> 明日はカスバかモロッコか、なのであります。
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2年前の夏[これが、極上至極である。]
オフィスのウエブページにアップした「奄美」の余白を埋めようと2年前のメーリングを見ていて見つけた。読んでいてその7月の記憶が再生。あの3週間は、何だったのかと、また奇妙な想いにとらわれた。

件名: [japanesque:00242] これが、極上至極である。
送信日時: 2005年 7月 19日 火曜日 1:29 PM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
返信先: japanesque@sml-z4.infoseek.co.jp

ある水準を越えてしまうと正確な判断というのは、じつはとても難しくなることがあ
る。昨日、井口から再提案された曲に切り替えようと決めた瞬間、その懸念がかすか
によぎった。受け入れられなければ、作品丸ごと引き下げるから、とスタッフに言い
はしたものの。どこかでそれはねえだろうともタカをくくっていた。

もめているらしい、と聞き部屋に戻りながら、きたか、とは思ったが半信半疑いやま
さかな、とまだ思っていた。クライアントの西宮さんが哀願するような顔で目を伏せ
「音楽を代えてもらうわけにはいかないでしょうか」と切り出したとき、徹夜あけの
朦朧もあってか3秒くらい両目がブラックアウトした。腰から崩れそうになったと思っ
たとき誰かが背を支えてくれた。IPMの長山だったことは残念だったが。

「この時点ではこれ以上のものは考えられない。僕自身が予想していたことをはるか
に上回ったものであり、音楽は切り離すことができない。もし受け入れられないとい
うのであれば作品をお渡しすることはあきらめる」
という内容のことを、整然とではなくきっと悄然し蚊の鳴くような声で告げたはず。
しばしの間があり、電通の誰かが「電通としても最高の作品ができたと自負していま
す。どうかこれを社長試写していただきたい」と、これは強いはっきりした口調で切
り出した。その瞬間、鼻の奥が痛くてたまらなくなった。暗くて良かったからいいけ
ど。あの6月23日の夜にクライアントの前で殴り合いの寸前までいった電通マンからこ
んなコトバが飛び出てくるとは思ってもいなかったから。その後は、電通テックの川
田、田中両プロデューサーが必死となった。

ありがたいというより、行く末を考えていた。いまのおれは仕事の9割が電通がらみに
なっているから、ここで引かなければエキスポ超電導リニアの不始末と合わせ出入り
禁止になるのは当然。なにしろ持ち逃げ焼却のつもりだったから。さて、これからど
うするか。それだけを考えていたように思う。短い時間だったけどね。そういうとき
だけは頭が回るらしい。で、結論を出した。広告をやめる。食えなくても東京星菫
派=digital_Japanesque一本に賭けよう、そう結論した。せめて念願の「女鬼」はもの
にしよう、とね。もうみんな忘れてるかもしれないけど、あれがおれの発端だったか
ら。

そこまでたどり着いて顔を上げた瞬間に西宮さんと目が合った。西宮さんは泣きそう
な顔をしていた。そしてこう言った。

   「わかりました。neo花鳥風月行2005、納品してください。受領します。ただし、
    (ここから笑顔になった)うちも企業です。万が一販売上の理由でどうしても
    他の対応をしていただきたいと要請したときは聞いてくれますか」と。

これが、昨夜の顛末。
一夜明けて、おれの首は皮一枚で残り
うんざりしながら積水ハウスのナレーション原稿に取り組んでいる。
つまり、日常に戻った。いつもと何もかわらない時間に戻っている。

ひとつだけ、昨日と今日が違うとすれば
長い仕事歴のなかで、ゆうべおれははじめて現実に
受け入れられなければ渡さない、という態度を貫いたこと。
他人はしらず、おれは見た目と差があってジェントルだから
乱暴な言い方をすることはあっても乱を好まない。
おれの乱は10代の終わりに逮捕された時で終止符を打っているから。
ゆうべはひさしぶりにいや仕事の上ではじめてその禁を解こうとした。

   「粉砕あるのみ」

と、10代の頃にバカの一つ覚えで使っていたコトバを吐こうとした。
たぶん、いろいろなタイミングが10秒くらいズレていたら、怖かった。
おれはこのスィッチが無反応になるために20代の10年間を
何の仕事もせずにヒモとして暮らしていた。
スイッチはどこかに霧消していったのだと思い込んでいた。
でも、あったんだよなあ。すぐそこに。見なかっただけで
あそこにもここにもそっちにもゴロゴロ転がっていたんだよ。
気づいてしまったおれが、忘れていた日々と同じように
この日常を消費していけるのかどうかよくわからない。
ただ、みなさんにこうなったよ、ということを正直に伝えておきたい。
ちなみに、ぼくの辞書に「キレる」という語彙はありませんので。
若い頃からいまに至るまで「キレた」ことはいちどもありません。
仕事の場で大声上げたりしているのは、単なるハズミ。いつも5分で忘れてます。
10代のときの暴発は確信の末。あれはかくめいだと思っていたからね。

東京がいきなり梅雨明けとなった、この夏一回だけの三連休の最後の日。
六本木のあのMAVルームで起きたできごとの意味を書き残しておきたかった。

美瑛から奄美へという無節操とさえ言える大変更から三週間あまり
長いともあっという間とも思えるが、ま、速かったか。
映像も音も音楽も仕事の進め方も
微塵の心残りもないパーフェクトな仕事となったこと
関わったすべてのみなさんに感謝とともに報告しておきます。
益子透の仕事歴としては、最高のものが

  「極上至極」

な作品が誕生したことをお伝えしておきたい。
みなさんひとりひとりにとってもまた、
この作品が最上のものとなっていれば、言うことはありません。

まことに、たいへん、しみじみとおつかれさまでした。
どうかそれぞの場所で乾杯を。

    2005年7月19日十三夜 益子拝




PS長岡君
きのうスタジオのディレクター席の小さなスピーカーの上に忘れてきた
ブルーシーサー一組は、奄美から密輸してきたおれの守り神なので
確保し大切に保管しておいてください。オールスタッフの時に受け取ります。
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@東京星菫派今夜から再開
件名: [digital-japanesque:00003] 一本締めで。お手を拝借
送信日時: 2007年 11月 3日 土曜日 0:56 AM
差出人: Toru Mashiko
宛先:digital-japanesque

札幌に初雪が降り、
紅葉前線の南進も勢いを増しつつあると聞いたので
東京星菫派リスタートします。
もろもろよろしく、ね。


音が入れば、世界は動く。
想いでななく、痕跡となる。
もとより、ある日、月の光に、風のざわめきに、
星のまたたきに、けものたちの遠ぼえに…
身体の底にある何かを刺激され
人が「ここではないどこかへ」向かったのだとする。
その人の潰えることのない憧憬や
道半ばで尽き果てた口惜しさが、
歴史の中に「コトバの獲得」というカタチで遺された。
象形文字は「憧憬」文字でもあったのだ。
漢字の、文字の起源はだから、
夢の成就と絶望の名残でもあるはず。
つまり、遺されたものにはいずれもが、在る。
この仕事が、夢想だけを集めたものであるなら…
あるいはそこに、そこだけに答えが隠されているのか。
そんなふうにも思えだしてはいる。
夢や想いだけを集めたパンドラの箱。
たぶんそれが答えのはず。
とすればこれからおれは
どんな仕事を引き受けていけばいいのか、
あるいはそうしなければいけないのか。

正解のない世界。
これが解答。ただ一つの答えである。
ルーシーはその一歩を踏み出した瞬間から
生涯を終えるまで、一歩たりとも
正解としての歩みはなかったはず。
だからこそ彼女は、
「ここではないどこかへ」と歩き続けられた。
そのはるかな気の遠くなるような
夜と昼の堆積の上に、今夜がある。
大げさに言えば、そういうことなのだ。きっと。


      2007年11月2日下弦 T.M
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WHALE RIDER★★★★★
ケーブルをつけていて早朝、偶然に。
WHALE RIDERは原題。邦題は「クジラの島の少女」これでは身もふたもないので原題をメモ。なんとも言えないリズムを持った物語だった。おかげで寝坊し、仕事をキャンセルしたが。癒し系ムービーの、それも美点か。
番組案内によれば
監督・脚本:ニキ・カーロ
出演:ケイシャ・キャッスル・ヒューズ
   ラウィリ・パラテーン
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醜悪としかいいようのないドラゴンズ采配。
たまたま最終戦の七回からをオンエアで。何の興味も湧かなくなったニッポンプロ野球ではあるが、ダルビッシュと山井のスゴイ奮戦ぶりに目が釘付けに。息を潜めて8回裏が終わるのを待ち、残る1回の山井のシリーズ史上初となる完全試合成立を見守ろうとしていた。冷たい水を2杯のみはやるこころを抑え、ニッポンプロ野球もおもしれーじゃん、とリラックスしたところで、まさかっ!の交代。テレビを消した。ドラゴンズがどうのこうのというより、落合のドグマなのだとは思う。成してきた足跡の美しさに比して、この男の話し方がずっと納得できなかった。とはいえ、あのナガシマの最後の日々を彩った一人ではある。どこかで憎めない思いがあった。中日の監督になってからの言動にうっとうしさを感じながらも、だ。最後の一回を見事に三人で切った岩瀬は、ほんとうに嬉しかったのだろうか。意地の悪いカメラが拾ったベンチの山井は、アホな解説が伝えるように、確かに笑みは浮かべていた。しかしあの笑みは、ほんとうに笑みだったのか。ニッポンプロ野球の負の遺産が総掛かりになって演じさせた踏み違えた矜持ではなかったか。ドラゴンズの選手やファンたちは、あの時間をほんとうに祝い続けることが可能なのか。不思議というより、なにかしみじみとむなしい。ナガシマがやめてからは野茂やイチローやマツイや松阪を通してみるベースボールを気に入っている。今夜の顛末をたまたま見てしまい、なぜ自分がニッポンプロ野球をつまらなく思うようになったのか、よく理解できた気がする。あれは貧者の戯れ事にすぎない。野に遊ぶ、ほとばしる歓びが微塵もない。中学の頃、多摩川の2軍球場のある土手で、ナガシマに握手してもらった、あの火照るような感覚は、皆無である。この国の政治や社会とこれほどシンクロしているのだから、きっとニッポンプロ野球こそが「国技」なのだろう。そういえばニッポンのオリンピック用監督は、あのホシノ。若い頃にバット片手にバリケードつぶしをしていた明大のコチコチの右翼学生のなれのはて。こいつもたしかドラゴンズ。ま、いいか。どうでも
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まだ、わたしたちがお会いしたことのないあなたへ
と、トップページのロゴの下に一行添えた。
ムービーは雪崩に遭遇した当日朝の館岩湯の花の光景。
JapanesqueとタイトルしたétudeNO28。

構成はシンプルに2つとする。
これまでの仕事worksと
これからの仕事digitalJapanesque。

現時点でメディアサーカスにできる最良の画質でムービーをアップする予定。
ワタナベの話ではウエブサーバーがすでに15Gを越えたとか。

ホームページをつくったのが6年前。
やれることが見当たらないのでオープン直後に[工事中]
としフリーズ。

ここ一週間余り、ハードだったスケジュールにぽっかり穴が開いた。
どこか温泉にでも行こうかと思ったが、ワタナベと相談し
こういう仕儀となった。

一眠りしたら凸版のVRシアターで[バイヨン]の試写。
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