2005年04月の記事


いまさらではあるが“国鉄”的体質
“日勤教育”とかいうものの記事を読んでいると
この国はしみじみと陰湿な“いじめ”のようなことをずっと昔から続けてきたのだなと思う。
民営化の直後にあちこちで報じられた組み合い苛めもすさまじかったが、きっとなにも変わっていないのだろう。
一年余りにわたってつきあったJR東海も、同様だったことを思い出す。
役人体質がそういう土壌をつくったのではなく、この国そのものが持っているDNAのようなものなのだと思う。
読んでいて、子供のイジメはすべて大人の反映なのだとつくづく。
いまさらではあるが、いやな国だよな、というよりいやな国民だよな、おれたちは。
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さつき断景★★
重松清著/祥伝社刊
1995年から2000年の6年間の「さつき」のある一日を
10代、30代、50代の3人の主人公のクロニクルとして描く、
という意図はおもしろいが、羊頭狗肉。
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ダイスをころがせ!★★
真保裕一著/新潮文庫上下巻

茶木さんが解説でべた褒めだけど、真保は小説家として幼すぎるのではないか。作文のような出来だった。
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spring to summer篇完成。
デジベタにMAVした音を今日の昼前にHDに戻し、ブルーレイ作業に回す。
完成。
素材の関係と、絶対時間不足で“万華鏡”のような構成になり、編集が終わった25日夜には起伏の薄さが気になったが、音楽スタッフに助けられた。“秋のクリスマス”で探りかけた方向とは別に、箱の大きさと運営システムを考えると妥当なものに仕上がったとは思う。反省も含め、思うことはいろいろあったず、ま、いいじゃねえか。
ひさしぶりに中田さんと仕事ができ、そのこともうれしかった。
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想定外の“魁夷”?
年間入場者予定を三万人と想定していた高松の東山魁夷美術館だが、22日付けの四国新聞によると開館2週間で一万人を越えたとか。そのあとの記事に一日の予定来場者数は五百人とあるから奇妙な算数ではあるが、ま、よかった。
夜中にフラッシュムービーのままのタイトル2本を見直す。
泣けてきた。
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疾走★★
重松清著/角川書店
重松は、それにしてもどうしたかったのだろう。
連載を続けていくうちに変化したのか
おさまりがつかなくなっただけなのか
さいしょからこんな程度で行こうとしていたのか
“おまえ”という二人称は作家の視点だと思っていたら
登場人物のひとり神父の視点だったというのには笑えた。
装丁のSuzuki Seiichiとアルファベット表示されたデザイナーは
当代売れっ子らしいが、印刷の余白設定が変。500ページ近い厚みなのに目一杯印刷してあるので読みづらくて仕方ない。
月に50冊くらい装丁を手がけていて時にタイトルまで変更させることがあり
デザインした本は必ずヒットするらしい、と
このあいだ電通の誰かが言っていた。
にしては日本語で小説を読むということがあんまりわかっていないんじゃないか、そんな感想を持つ。
作家にタイトルを変えさせるような装丁家、なんてしかしあり得るのだろうか。
ま、与太話だろうけども。
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君たちに明日はない★
垣根涼介著/新潮社
こんなものを書いていて垣根は何がおもしろいのだろう。
早くも底が抜けたのか。
四谷のピュアで髪を切ってもらっている間に読み終える。
すかすかの週刊誌のようなモノガタリ。
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sunrisesunset
あかりやさんから4曲教えてもらった。
考えてみれば、気になった最初に彼に聞けば一発だったのだ。
それにしてもスゴイ。

芝居もなにも観ていないのに
記憶のどこかにいつか引っかかっていたらしい。
夕日の素材をまとめているときに唐突に浮かんだのだ。
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地下なれど日本晴れだぞ
これほどに違うものなのか。
われながらがく然とするほど、明るい気分で目が覚めた。
ま、昨日は雨で今朝は晴れた、ということもあるかも。

夕日を編集しながら
このあいだからsunrise&sunsetが何に入っていた曲なのか気になっていたが
相馬さんがwebで調べ、屋根の上のバイオリン弾きの主題歌であることが判明。
考えたら、そのミュージカルを見ていないのにどこで覚えたのか。

しかし、十日余りうつうつとしたスタジオ生活をしていたが
一気に日本晴れである。
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くそとみそはやっぱり違うだろう
朝四時過ぎまで六本木で編集。
雨の中、蒲田に戻り5時間眠る。
ちかくのコーヒーハウスで渡辺と打合せし
とりかかる。
4時間で書けた。
pdfにしてメーリング。
プリントアウトしたものをモスバーガーで
ロースカツハンバーガーとお汁粉を腹にいれながら読む。
われながら、よく書けていた。

これからクールダウンし
いよいよ明日からHD編集にとりかかる。
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今日と、明日を注ぎたい。
あれの残りを修正しつつ
頭の過半は「夢」のつづきへ。
4月の編集、いよいよ10日目に。
昼前に、田中さんから催促の連絡あり。
お待たせしましたと、大見得切るために
今日と、明日を注ぎつくしたい。
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sakura4.16
として14日の若草山ロケ素材をまとめた。
どれも良かったが、厳選。
夏から春、春から夏への変化もそれぞれ。
桜は、とうめんこれでいいかなとも思えた。
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黄昏に歌え★★
なかにし礼著/朝日新聞社刊
週刊朝日に連載した「兄弟」「赤い月」に続く自伝三部作の最終巻。しんどいなと思いながら読み進めた。善くも悪しくも帯の一行につきる。

 「歌は、いかにして詩人の魂に舞い降りるのか?」

それにしても、なんとたくさんの歌が彼の作だったのか、とあらためて。阿部レイさんが昔銀巴里でなかにしの歌を唄っていたことを知る。九段の先輩でもあった。

何度か引用されるシャルルロー・トレネ作の「詩人の魂」の一節を引いておこう。

  いつまでも いつまでも
  詩人たちがいなくなっても
  なお いつまでも
  彼らの作った歌は
  街に流れつづける…
  詩人たちの軽やかな魂
  それこそが彼らの歌だ……
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若葉。
編集の山岡に加え今年は撮影の長岡もアメリカのNABに成田から飛びたった。あれやこれを思えばさすがに両腕をもぎられたような気がしないでもないが、ま、一週間あまりのガマンである。
まず「住宅防災」はまとめ終わり送った。渡辺のムービーからのキャプチャー&整理がさっき終わったので、これから「シャーウッドテクニカル」のまとめにかかる。なんとか今夜中に終わらせ、福田さんと古谷さんに渡せるだろう。さっきタバコを買いがてら散歩をしたら街はすっかり若葉に染まっていた。
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若草の春、六本木の修羅。
倉持さん、長岡さん、森川さん

若草山ロケ、おつかれさまでした。
編集室に顔を出してくれた長岡さんの顔
得意げななべちゃんの様子を見て、
今日の大成果がわかりました。

ほんとうは
10分でも一緒にHDにかけて花見をしたかったけど
シャーウッドテクニカルがほとんど戦争状態になっていて
ちょっと険悪な空気だったので、断念。
悔しそうな長岡の顔を見ながら
こちらも断腸の思いであったことを、書いておきます。

SWウォーズはこのまま朝まで続くことになりそうです。
MAVを予定している18日でアップできず
さらに19日まで修羅場が続きそうです。


相馬さんにお願いし
なんとかHDをつなげるスタジオを探してもらってるけど
いま現在、自分の想いを注いでいることに
ぼくは集中しきれていない。
高まってくると現実に引きずり落とされ夢が逃げていく。
そんなことの繰り返し。

渡辺が伊丹で買ってきた赤福をつまみながら
いっしょにとっておきの春を愉しみたかった…
すごいね、おれがいないほうがいいね…
と、笑いあってみたかった。

ま、夢工場'05の端緒を
きょうの奈良ロケで見事に切ってくれたわけだから
ぼやきはこのあたりにしておこう。
シャーウッドテクニカル'05も待っているしね。
日帰り強行軍の撮影でしたが
ほんとうにおつかれさまでした。


   離れることが寂しい町は、そのひとにとってのふるさとなのだと思う。


ところでこの間から読んでいる小説のなかに
こんな一行がありました。
古河のあの“町”は、いつのまにか
そういう特別な場所になっているのかもしれない…

春の夜は、ひとをセンチメンタルにさせるから。


    2005.4.15未明 六本木地下スタジオにて T.M
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きょうの収穫。
炎/薪の炎、線香花火、マッチの炎、フローティングキャンドル、ロウソクの炎…HD900 ほかにHD750高感度カメラによる高速のクルマのライト、花火、フローティングキャンドル…

sunrise&sunset/犬吠埼太平洋岸・黎明から日の出ノーマル ほかにキー変化など
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[japanesque:00130] 「日本をひらく」 HD篇
いま、つないでいるのは犬吠埼の日の出。

「日本をひらく」とタイトルされた日本郵船博物館ロケの素材を
今夜、いよいよHD素材として文字通り、ひらきます。
数センチに満たない波の影が波打ち際に陰影をつくりだす。
ちょっとあり得ないような映像は、水平線に生まれたばかりの
太陽がほぼ平行な光で照射しているから…
いやあ、こういう映像を、はじめてみました。
その朝の黄金色の光が細かい砂の粒子を金色に染めていく。
この映像を、high-definition televisionで撮りながら
high-definition televisionで編集したのは、
じつは今日がはじめて。
すげえぞぉ。
思わずため息、吐息だぞぉ。
studioにあるのは32inchサイズの液晶だけど
これが100inch、300inchと考えると
ほんと、自分をほめてやりたい。
犬吠埼を選んで良かった。
ロケの出を1日はやめて良かった。
海辺なのに温泉旅館にこだわって良かった(これが最大)。
とにかくよかった。と。

湯治部がHDを導入したのが2000年秋。
HD900にバージョンアップしたのが2001年夏。
わずが五年に満たない時間ながら
圧倒するような素材の山に、いや海におぼれそうである。

「日本をひらく」のHD素材をHDとしてひらくとき、
どのカットからスタートするか、このむ3年間ずっと考えてきたけど
やっぱり、日の出だよな。
DigitalJapanesqueの冒頭なのだから
正調/日本の朝だろう。

というわけで地獄のような編集続きに
ぽつんと顔を出したうつくしいおだやかな1日でありました。

ま、楽しみにしてくれ
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炎。いきなりヤミツキモード
仮眠しにスタジオを出たら氷雨?
2時間熟睡し、六本木に戻る。
2stから1stへ。
今日はdigital_Japanesqueのアーカイブ整理。
炎の項からはじめる。

明日は2stで今朝まで編集したものの修正があるので
早めに切り上げたいとは思う。
が、digital_Japanesqueの面白さはいきなりヤミツキモード。
朝のざらついた気分が吹き払われ、すっかりハイにさせられる。
ま、おさえながら、ということで。
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編集5日目。冬もどり
4月の編集、5日目は真冬。
渡辺のクルマに乗るまでの10秒くらい震えた。
東京の開花宣言の日にスタートしたが
あっというまに満開となり落下し、すでに若葉も。
わずか一週間の急展開。
編集は、ほぼ順調に推移中。
徹夜だけは避けているが、連日なので疲れはたまる。
今夜中にSMJと防災の2本にカンマを打ち
明日はHDarchive。明後日に戻って編集仕上げ。
それから音の整理となる。
今月のスタジオワークは本編集で10日間。
MAVで3日間。
月の半分が仕上げとなる。
春のSHはここ数年、ずっとこんな感じが続いている。
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 離れることが寂しい町は、そのひとにとってのふるさとなのだと思う。
   “熱球”
   重松清著/徳間書店 ★★★★★

   重松的再生物語。
   これで再生かどうかは別として、気持ちよく読了。
   仕事絡みで印象に残ったフレーズいくつか。

   
あなたは周防に帰って優柔不断になったわけじゃないんだな、と気づきました。優しくなったんだと思います。照れるでしょ。でも、優しくなったから、つらくなるってあるような気がします。優しいひとほど途方に暮れてたたずむことが多いんじゃないかな、って。だって、「優しい」という字は、ひとが憂うって書くんだものね。かく言う私も、引っ越しの荷造りをしながら、なんだか優しい気持ちで
日本のことを思っています。日本に帰って、去年の夏までの生活に戻っても、たぶんいろいろなことに対して優しくなれるような気がするのです。不思議です。ボストンに来たばかりの頃は、こっちの生活と比べるたびに日本の嫌なところを思いだしてムカムカしていたのに。

「帰る」せいなのかもしれません。家でもなんでもそうだけど、ひとは「帰ってくる」と優しくなるのでしょうか。

「帰る」ためには、いったん「出て行く」ことが必要です。
あなたは、周防から出て行ったから、帰ることができた。
私も、ボストンへ出て行ったから、日本に帰ることができる。そして、みんなで、東京に帰りましょう。周防にも「帰る」、東京にも「帰る」。

離れることが寂しい町は、そのひとにとってのふるさとなのだと思う。
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見張り搭からずっと★★★★
重松清著/新潮文庫
解説の篠田節子イチ押しの「扉を開けて」は、こんなものかという出来だったが「カラス」の底なし感はけっこうきつかった。これは長編だったらどうなのだろう。良くできたもの、自分の短編嫌いのせいか、楽しみきれない。
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雪から一週間で真夏日
先週はまだ雪が降っている場所でロケをしていて帰京て開花したと思ったらすでに満開。なおかつ真夏日だとか。まわりに花粉症なのかカゼなのか体調を崩しているやつが多いが、ムリもない。
めずらしく予定時間に台本アップ。明日はHD素材に没頭できそうだ。
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1スプーンで発症
化学物質過敏症は、すべての人が飽和点近くまで化学物質を蓄積していて、誰にもあと1スプーンで発症する可能性がある、という説をとる医師が多い。
さて、おれはその1スプーンを飲まされた。今日の昼からの3時間はそういうことだったのではないか。何年前に見たのか、マツキヨ初期に「なんでも欲しがるまみちゃん」とかいう吐き気のするようなCMがあった。おれがいま付き合っているのは、その「まみちゃん」なんだと思う。
女なら抱けるが、おれの「まみちゃん」は男なのだ。だから発症するほかにない。
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花見にははやいが祝杯である。
朗報あり。
14:14と着信履歴に。
新宿の22階でたぶん4つめのため息をそっとついていたころ。
サンディズで渡辺と朝昼兼の飯を食べ終わった6時ごろに気づいた。
今夜は三分咲きの桜の下で独り祝杯である。
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10℃差
眠ってしまうと起きられそうもないので重松の短編を拾い読みしながら朝に。雨。温度計を見ると外気温は5℃。24時間前より10℃以上低い。花冷えというより冬に逆戻りのような寒さ。あわててエアコンをオンにする。
8時過ぎからヤンキースの開幕戦が始まるので、見終わったあたりに渡辺にピックアップしてもらえばちょうどいい。飯を食べると眠り込みそうなのでガマン。
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昨日おれがオフェリア抱いた
2時間のつもりが、終わってみれば午前3時。
PDFにしてwebにアップし、明日の昼に持ってくるように頼む。
適当にと思ったのだが、けっこうノッてしまった。
ま、いいか。
タバコを買いに出たら雨。
あかりやさんから
「桜情報 靖国・千鳥ケ淵 3-4分咲き  播磨坂 2-3分咲き」
とあったが、この雨で一気に咲くのではないか。

おれはどういうわけか
千鳥ケ淵の桜が、日本でいちばん端正で美しいと思う。
あの桜の下に浮かべたボートで、
あの桜を向こう岸からながめ降ろして

それにつけてもフェアモントホテルが無くなって
三井のくそのようなマンションが建ったことが情けない。

むかし福島さんがこんな歌を書いていた。


  機動隊そこで小便するなかれ昨日おれがオフェリア抱いた処


朦朧としているので細部は不確か。
さて、愛すべきおれの「機動隊」は、何処?
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“仕事”
これから2時間限定で台本改訂の予定。
体の芯のほうで、うっとうしいなあという声がやまない。
追加した要素を挿入するだけでなく、どうでもいいような
構成の切り直しを求められることが多い。
ツメの甘さがムダの積み重ねを増やし続けていることに
いつになったら気づいてくれるのか。
“仕事”として片づけるほかにないことが、消耗。
春なのに、な。
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哀愁的東京★★
重松清著/光文社
連作長編。最初の一篇はなかなか読ませたが尻切れ。
ただし表題となった終章の未完の童話を公演のジャングルジムに見立てるシーンは秀逸。
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いつのまにか朝。
素材をキャプチャーしてもらい
整理しながらwebにアップしてたらこんな時間になった。
ここ数日でiPhotoに約4000枚。
すべてHD素材。
しかしけっこうくたびれた。
切り出しをしたナベチャンもふーふー言ってたが…
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天国の階段最終回を見てしまった。
手を休め、やっぱり見てしまった。
泪、とまらず。
ひたすら泣かされた。
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[yumekoujou:00436] 300秒の永遠
件名: [yumekoujou:00436] 300秒の永遠
送信日時: 2005年 4月 2日 土曜日 3:46 PM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
宛先:夢工場ml
CC: 東京星菫派

いま、田中さんから連絡があり
ウエルカムムービー特別編の時間が決定しました。
「5分以内」で頼む、とのこと。

これで最終的に枠が決まったので
8分版想定を5分版に組直します。
すでにお知らせしたように
使用可能なHD素材はほぼ90%リストアップし終わったので
これから全力を傾けて5分版のストーリープランを練り上げます。

5分間はjust300秒。
材料はすべて倉持さんが撮ったもの。
もっとも信頼するカメラマンの食材をフルに使った
300秒が、
まだ誰も観たことも体感したこともない
魅了され、元気が湧き出でる
永遠のような世界になることをめざし
これから斎戒沐浴し「山ごもり」に入ります。
合言葉はただひとつ。
「ひとは、家に帰ってゆく」

あらためて、乞うご期待です。



PS 相馬さん、夏苅さん
もろもろ考えると準備に少し余分な時間が必要なので
編集を10日過ぎに延ばしてもらえませんでしょうか。
素材整理などは予定通りで結構です。

PS 山岡さん
そんなわけでいよいよ去年Japanesqueシリーズで試みてきたことが
日の目を見ることになります。5日に防災の編集がありますが
そのときにすり合わせをしましょう。
とりあえずはwebのHD-archiveに目を通しおいてください。
同行してもらった館岩村、犬吠埼の900素材も全解禁になります。
光、風、色…あの夏と春の空気感をたっぷりと思い出しておいてください。

PS 井口さん、武田さん
来週半ばに、いろいろ相談させてください。
ついでですが香川の東山魁夷美術館は
予定通り今月8日にオープンします。
県の役人、美術館関係者から
たいへん感動したという知らせがあったとのこと。
3年越しの仕事になったけど、おつかれさまでした。
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小林旭的現在?さすがである
しばらく見ないと思っていたら小林旭は新宿にいた!

web速報より+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ギターケースに入れた散弾銃1丁ひったくられる??[ 04月01日 12時16分 ]
??
31日午後9時半ごろ、東京都新宿区新宿2の路上で、都内に住む無職の男性(29)が散弾
銃1丁の入ったギターケースを肩から下げて歩いていたところ、後ろから自転車できた
男にケースごとひったくられた。警視庁新宿署は窃盗容疑で男の行方を追っている。

警視庁新宿署は窃盗容疑で男の行方を追っている。
調べでは、散弾銃は水平2連式で、全長約110センチ。弾丸は入っていなかった。男性
は埼玉県内の射撃場で射撃訓練をする予定で出かけたが取りやめ、同区内で食事をし、
帰宅する途中だった。


以下webからの引用+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
■歌う渡り鳥
アキラのシリーズ物が当った要因には、一つアキラ節にあった。渡り鳥シリーズでア
キラが歌う主題歌や挿入歌は、コロンビアレコードの馬渕玄三氏が担当した。高音と
低音の魅力それぞれ がアキラには備わっていた。高音をやや押さえ哀愁をおびた「ギ
ターを持った渡り鳥」や「さすらい」、高音が炸裂する一連の「アキラのダンチョネ
節」「アキラのズンドコ節」「アキラのツーレロ節」、これらは「アキラの民謡節」
とも言われている。
■「ギターを持った渡り鳥」の手厳しい評価
「ギター弾きのアンちゃんを描いたこの映画は、これまでにさんざん使い古された股
旅物や西部劇の手法のあちらこちらを、少しずつ拝借に及んでつなぎ合わせたもので、
どこといって新味はない。小林旭の元刑事という役どころは、何といってもミス・キャ
ストだが、この男の性格はアイマイモコとしてとりとめなく、市警時代にやくざの一
味を追跡中その一人を射殺したため市警をクビになつたという話もおかしなことであ
る。その刑事がイキなアンちゃんのギターの流しになるに及んでは、お話はいささか
荒とう無稽、殴り合いだけを見せるにしても、もう少し納得のゆく話の組み立てかた
がありそうなもの。斎藤武市監督の演出も凡調である。」・・・一部省略 【キネマ
旬報十一月下旬号1959】から
いヤ・・・読んで字の如く・・・小林 旭をアンちゃん呼ばわりする当時の映画評論
家は誠に手厳しく・・・怖いお婆ちゃんですネ
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