2010年03月の記事


枝垂れ桜と満月と
タバコを買いに外に出たら真冬の寒さに震え上がった。枝垂れ桜を見たくなり、セブンイレブンへ。寒さのせいか、まだ見ごろだった。その枝の上に、満月。冴え冴えと真冬の月のように輝いていた。
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慕情。ではなく
それにしても、寒い。咲きかけた桜があちこちで凍てついている。鼻の奥と顔が痛い。「咲かぬ桜を慕情」と福島さんは歌ったが、咲きかけてフリーズしたままの桜を、なんと言うのか。
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春の感傷
From: 益子自宅
Date: Sat, 27 Mar 2010 20:47:21 +0900
To: 夢工場ml東京WG
Subject: [yumekoujou:02894] 夢の、2つのカタチ

夢の中で小鳥のさえずりを聴いているような一日。
夢テアトルmovie中国語版の仕上げは
そんなふうに過ぎていきました。
15時間爆睡し、目覚めたあとも、まだあの
夢のような中国語の音韻の中にいる気がします。
卓にむかう武田たちの背中を眺めながら
後ろで川田とここ数年の夢工場の来し方を話していました。

「ひとことで言ったら、この映像のタイトルって何?」
と、川田。「ないんだよ」と答えてからしばし考え
「わがまち、かな」と答えました。
そんなことを2005年の暮れから正月にかけて
岡部さんや桑田さんと話したことを思い出し
さっきメーリングリストをチェック。
⤵こんな岡部さん宛のメールが出てきました。

このときはまだサウンドスケープも5.1サラウンドも
頭の中の産物に過ぎなかった、と思うと
ちよっと感傷的に(T_T)

思い描いてきたことがカタチになって
移ろって、壊されて、再生していく…

わが夕日の町は
そういう場所なんだなぁ。

………春なので。ちよっとセンチメンタル(*⌒O⌒*)



++++++4年前、岡部さんに宛てたメール+++++++++
From: 益子自宅
Date: Wed, 18 Jan 2006 00:09:32 +0900
To: 岡部さん
Subject: ありがとうございました


岡部さん

銀座は、それにしても寒かったですね。
おつかれさまでした。
岡部さんのお話を聞きながら、
夢工場の“町”の顔が具体的に浮かんでいました。
北風の強い午後に、ほのぼのとした春を思いながら
プレゼンが楽しみになってきました。
夢は、地に足がついてこそ、意味をもつはず。

家も町も社会もこの星も、
男と女が半数ずつ生きているのだから
サウンドスケープだけではなく
今日お聞かせいただいたような
しなやかな発想で、これからもぼくたちを刺激してください。

「私自身がそこで暮らしてみたくなる町」
という呟きを聞いて、膝打つ思いを強くしました。
体感は「共感」あってこその仕掛けです。
駐車場でクルマから降り、巨大な落水装置を通過した瞬間から
「夢工場」がはじまり。さまざまな体験・体感を通じ
出口を通って巨大な落水装置を通過し駐車場に戻る瞬間まで
来場者を「夢」の世界から解き放さないこと。
そのために夢工場next!という今年のチャレンジがあります。

ひとは二通りの夢を見る。
一つは存在しない空想そのものとしての夢。
もうひとつは、実現することを前提とした夢。
関東夢工場の「夢」は後者です。
すべては明日につながる今日という現実の上に構築される「夢」。
どこまでもリアルで自分の現在の「よき明日」の姿を思い描ける
希望・願望の総称としての「夢」。つまり限りなく現実に近い「夢」。

映像も音の環境も庭木のあり方もさりげなく置かれたベンチも
植えられた花も流れている空気もそこにあるすべてのモノとコトが
かぎりなく「あるべき自らの明日」を想像させること。
どうせ帰るなら、どうせ暮らすなら
こんな家で、こんな町で…
来場者がそう思い、関わったぼくたちもそう感じられる
そういう気配をカタチにできたら…
これがぼくの「夢」。

サラウンドもサウンドスケープも
すべてはそのための手がかりにすぎないと考えています。

「夢」には、しかし正解はひとつではない、とも考えています。
ひとがひとと出会い暮らしやがて家族が増えていくように
夢もまた変化し進化し深化し拡大つづけていくはず。
ひとの暮らしを歳月として受けとめる「家」の集まった「町」の夢は
だからひとつの色ではありえない。
その色を、その変化を、ともに考え探れたら
「実現することを前提とした夢」を生きる、ということになる。はず。

いっしょにたのしんでいきましょう。
ともに夢をみていきましょう。
よろしくお願いします。
なお、参考までに資料を数点添付しておきます。
ご参照ください。
データが重いので複数にわけて出します。
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“わがまち”四季篇中国語バージョン完成
終わったのが午前1時25分。一日中、鈴の音のようなやさしい中国語を聴きながら過ごした。春夏秋冬4タイトル×晴れ雨バージョンで8タイトルをMix。満足。
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中国語のナレーション
ウィスパーに切り替えてもらってからは、なんだか気持のいい音楽のようで、意味は不明だが納得。満足。12時で予定通りアップ。昼飯を食べ、いったん別れる。あとは夜7時からMAV。風が止み、有栖川公園はすっかり春景色に。
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開花と春雨
春嵐の大騒動が嘘のようなロケだった。寒くて腰と足がくたくたになったけど、予想していた以上に、いい出来だった。2日とも、スギタ車に乗ったと同時に爆睡→蒲田まで。スチール班とムービー班合同テレコ撮影に加え、施工の仕上げ作業が平行しているサーカス状態にもかかわらず、事故もNGもなく、多くは1テイクOKで進んだ。嵐のあとの「開花」と「春雨」。
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復活か?
デジタルサイネージ、どこかに消失したと思って忘れていたら、「復活」らしい。これからミッドタウンへ。
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ロケハン上尾
いや寒かった。北風に向かっていくような朝のロケハン。顔が手がひりひり痛んだ。駅にむかうミニスカートに素足の女子高生に、思わずガンバレよと声かけたくなるくらい凍えた。ひさしぶりに倉持さん、鈴木さんの顔を見、和んだが。ロケハン後、打ち合せを兼ね、近くで昼食。東京駅で倉持さん達と別れる寸前まで車中爆睡。家に帰ったらまだ2時30分。ふしぎな一日であったな。上尾という町に、生まれて初めて行った。
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利根川土手の芥子菜、五分咲き
ひさしぶりに古河に打ち合せに。早く着いたので土手のロケ場所に。芥子菜、五分咲き。30分ほどBゾーンをチェック。ケヤキの下で澤本さんに声をかけられた。佐藤さんからオリエン。というより、状況説明。別れてから再び現場へ。夕焼け。花匠の竹達さん、積和の福田さんと顔を合わせる。そのあと多橋さんしゃべり、寒くなったので辞去。ゼロエミセンターをちょっとのぞき、まるまんへ。ほんとう定食を食べ、焼き餃子の冷凍パックを土産に帰京。行きは春。帰りは、冬。
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