2003年09月の記事


地震実験素材整理アップ
地震実験のOK出し、やっとアップ。
渡辺はこの1週間、寝るヒマなしだったようだ。

さっそく比較分をwebに。
技研の横山さんからチェックのメールあり。
アップしてから1時間後。さすがに早い。

DV1時間テープ3本に落としたものと
比較10分の計4本を渡辺が宅急便で奈良へ。

これで明日からはリニアに集中できる。
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《キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン》★★★★★
レンタルDVD
タイトルバックだけでも必見。
この数年でいちばんしゃれたタイトルバック。
DVDのメニューも同じスタイルで、これも良かった。

中味は★三つか。
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《CHEAP TRIBE》★
戸梶圭太著/文芸春秋刊

ほとんど「百万人の夜」レベル。
いわゆる、ぞっき本。
書く戸梶あれば出版する版元あり。そして購入して読む読者あり。最後はおれ自身。

帯に「できればなかったことにしたい昭和史」とある。
できればなかったことにしたい小説でもあった。


クソを描いたクソ小説。
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《クライマーズ・ハイ》★★★★
横山秀夫著/文芸春秋刊

つまらぬ警察モノに比べ、しらけずに最後まで読めた。
短編連作や中編の中途半端さがないことと、作家自身の新聞記者時代のリアリティが強みとなったこと。

にしても横山の小説がなぜ売れているのか
ほんとうに理解に苦しむ。
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まず
12月用の構成プランを送った。
4分バージョン。

あのプランがうまくいくなら、
かなりのものになるだろう。

いろいろあるようだが、
試せるだけは試してみたい。
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朗報あり
技術的なブレークスルーあり。
オフィスからわずか3分の場所であんなことが進行していることをまったく知らなかった。
桑田さんも人が悪い。

どこからどこまでがリアルなのか
CGへの乗り変わりがどこからなのか
三回見てもまったくわからず。

福音である。
新しい武器である。

直前までの重苦しい今日の東京の空のような気分が消し飛んだ。
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等倍速のDVDはほんとうにかったるい
夢工場のDVDを夏苅に渡す。

25日1時にオフィスで桑田氏と打合せ。
その後で12月用の構成。

27日から1日まで山梨実験線ロケ。
いよいよ本番突入。
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リニア 時速580キロ挑戦 世界最速更新へ
◆JR東海 リニア 時速580キロ挑戦 世界最速更新へ

読売新聞中部版(2003年9月23日掲載)

◆立体映像、万博で披露

JR東海は二十二日、山梨県のリニア実験線で走行中の超電導リニア車両で、過去に有人走行で記録した時速五百五十二キロを上回る五百八十キロ走行に挑むことを明らかにした。リニア実用化に向けて、走行の安定性を高める狙い。年内にも世界最速を更新する見込みで、車両本体や最高速度を出した時の立体映像を、「愛・地球博」(愛知万博)のパビリオン「JR東海リニア館」で披露する。

記録更新を目指すのは、「限界に近い五百八十キロで走行することで、リニアの将来の営業運転(目標時速五百キロ)への信頼性を高める」(葛西敬之JR東海社長)ためだ。

国の実用技術評価委員会からはすでに、「リニア実用化に向けた技術上のめどはたった」との評価を得ているが、時速五百八十キロという一段の高速化でカーブや急傾斜での走行試験を繰り返すことにより、「さらにリニアの信頼性と耐久性を高めたい」(リニア開発本部)という。

時速五百八十キロで走るリニアの立体映像は、リニア館に設けられる高さ十メートル、幅十八メートルの大画面に写し出し、万博会場に訪れた世界の人にリニア技術を知ってもらう好機とする。

山梨リニア実験線(総延長十八・四キロ)の走行試験は一九九七年に始まり、九九年四月の五百五十二キロは、鉄道の世界最速記録として、イギリスの「ギネスブック」に認定されている。五百八十キロが出れば、改めて申請し直す。

六年間の通算走行距離は三十一万キロ、試乗者数も五万七千人を超えている。
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《草にすわる》★★★★
白石一文著/光文社刊

しみじみとした中編二作。なかなか
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平野さんを偲ぶ
平野さんを偲ぶ会に出た。
代理店2チーム、美術部2チーム、後輩のスチールキャメラマンたち、クライアント、鹿角さん…全部で何人いたのか。
一人ひとりが平野さんの思い出を語りながら、6時に始まった宴が11時の閉店まで続いた。真ん中の壁に煙草をくわえコーヒーを前にした遺影と花が飾られていた。笑顔のきれいな平野さんらしさの出たいい写真だった。いい顔してるなあ、と呟いたら「ぼくが撮ったんだもの」と福田さんが笑った。息子が撮った父親の写真のように、やさしい印象に満ちていた。人をおくるのに、こういう会は悪くないなとしみじみ思えた。スチールとムービー。いま考えてみれば仕事上の接点はゼロにも関わらず、平野さんには可愛がってもらったという記憶だけがある。はじめて会った日から最後に会った日までの十年間、その思いは変わらなかった。それぞれが語るカメラマン平野の像は、ぼくが受け止めていたものと似たものもあり大きく異なっているものもあった。そのどれもにうなずけた。納得がいった。
いい夜だった。
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リニアと地震と
平野さんのことがあつたからというわけでもないが
今日はやさしい気分になれた。
昨日の爆発の修復などしながら一日が過ぎた。
倉持さんと鈴木さん宛に月光と雷を4ムービーDVDに焼いた。
明日「女鬼」と一緒に渡すつもり。

あかりやさんの薩摩守事件を読み腹を抱えたことも大きかったか。

訃報と爆笑。
秋といえば秋らしい日ではないか。

次に何を読むか。
考えながら寝ることにする。
明日は大月のリニア実験線に行ってから
調布の鹿島研究所へ。
こちらは地震実験のカメラ準備。
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《死都日本》★★★★★
「死都日本」石黒 耀著/講談社

このリアリティはいったい何なんだ?
文章の俗っぽさなど吹っ飛ぶパワー。
凄かった。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
案内から;

我々は今、地球システムのなかに新たな構成要素として、人間圏を作って生きている。そんな我々の1年を地球時間に換算すれば、1万〜10万年に相当する。 では、そんな時空スケールで日本列島の人間圏を考えたら、我々は何処へ行くのか? それが本書のテーマだ。 『日本沈没』以来久々の、日本の作家にしか書けないクライシスノベルの登場である。ムム(東京大学理学部 地球惑星物理学教室 教授 松井孝典)

内容(「MARC」データベースより)
火山国日本は、幾度となく繰り返されてきた破局的大噴火によって形作られてきた。それがもし再び、明日起きるとしたら? 日本は第2のポンペイとなるのか? メフィスト賞受賞作家によるクライシスノベル。
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平野さん、逝く。
福田さんからのメールで平野カメラマンが亡くなったと知らせあり。
知りあって10年近くなる。
父と同じ年のゼロ戦乗り。
いつかインタビューとらせてよと約束していたのに
果たせなかった。
最後に会ったのは2か月くらい前か。
積水ハウスの22階。
打合せが終わり帰るときに入り口に座っている彼と目があった。
近いうちに現場で会いましょうと声をかけたら泣きそうな笑顔で手を握ってきた。
病気で弱気になっているのかと思い、別れた。
こんなことなら隣に座って肩でも抱いておきゃよかった。
頬ぐらい寄せ合って、ありがとうと言っておけば良かった。

さよなら、平野さん。
いろいろたのしかったよ。
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《鹿鼎記》第一巻★★★★★
金庸著/徳間書店刊

金庸先生の武侠小説シリーズも最終となった。
全8巻だから順調に出れば来年の四月、満開の桜の下で読了となるはず。
これまでに輪をかけた突拍子のない主人公が、おかしいような悲しいような。

ジ・アース撮影から仕上げにかけての二年間も、ずっと金庸を読んでいた。
あの頃はずいぶん元気の素になってくれたが、
最終シリーズだ、これもきっと役に立つだろう。
いや、立てたい。
9月末、リニアの本番ロケに入る。
来春の桜吹雪の頃、おれはどんなシーンを撮っているのか。
いないのか。
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平穏であることの超迫力
昨日、現地の気温は35℃。
エアコン無しの実験場で汗まみれのうちに
ぶじ二日間のハードテスト完了。
理解していたつもりだが
自分の両目と2台のHDキャメラ、
6台のCCDキャメラの総計9つの視点で目撃したものは
奇妙としかいいようのない事実だった。
90カインの神戸大震災の実波加振を受けた支承の激動に比して
室内のあきれるような平静さ。
食卓の上の倒れやすい花瓶もキッチンのカウンターに置いたトマトも微動しただけで倒れも転がりもせず。
同時に見ているとマグリットの不思議絵のような世界。
風に揺れる柳のような家とでも言うか。

見た目の変化の無さ。
あっけないほどの平穏。
その意味することのスゴサを実感。

撤収後、近くの店で課題のチェックと次の実験撮影についての打合せ。
エアコンの効いた場所をバカにしていたが
このときは天国のようだった。
湿気がとれるだけで生き返るような感覚が強かった。

読んだばかりの乃南の「涙」の宮古島の台風シーンとほぼ匹敵するような被害が昨日の台風で発生したことを知る。

満月捕りの帰路と同じ道を多摩川沿いに下りながら
ときどき雲間から顔を出す十六夜の月を眺める。

風呂にレモンを放り込み、二日間熱にあぶられた体をゆっくりとほぐした。
7月から準備にかかった実験シリーズの第一ハードルを越えた。

行き遅れた真夏に悩まされたが
思い描いた映像と音が手に入りつつある。
どう料理していくか、少しずつ愉しみが増していく。

6時間眠ったところで腹が空いて目がさめた。
9時。昼過ぎまでたっぷりと眠るつもりが
二日続いた早起きのせいか。
そのままヤンキースの実況を見る。

デスクトップと渡辺のパワーブックG4に同時にノートンとディスク10をかける。
映像をちょっと使っただけで断片化が甚だしいのには、しかし閉口する。
このままだと人生の多くを断片化の解消で送らされることになるのではないか。

ま、ひさしぶりにホッとした昼ならではだが。
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東京満月、献上
2003.9.11中秋
昼はアブラゼミが鳴き
日が暮れるとコオロギと鈴虫が鳴いていた
最高気温35℃を越えた混迷の2003年中秋の月を贈る。
撮影場所は多摩川
東京湾から顔を出した満月は
火のように赤く、11人の満月捕獲団を魅了した。
満月捕獲団がデジタルHD-F900で
最初の月光を捕捉したのが二年前の8月5日。
福島県舘岩村の湯の花温泉近くの
文字通り漆黒の闇の中。森の満月。
それ以来、
いつか水辺の月を撮ってみたいと願っていた。
願えば、叶うものである。
35℃を越える炎熱の下、冷房なしの撮影を
シャツに塩を浮かせてしのぎながら
朝から夕まで空を見上げながら祈っただけのことはある。
水の都東京の、これが満月である。
花を添えるため福島泰樹さんの「中也断唱」から
《飛ぶ鳥も遠くの空へむかうゆえ一生一緒に居て下さいな》
を一首無断で借用した。
さらにスタンバイミーと草原情歌も愛をこめて流用。
秋とはいえ、身を焼くような日がつづく。
燃焼し切れなかった夏が身悶えしているようで
未練がましさがちとうっとうしいが
それでも秋は秋。
町を歩けばあちこちでコスモスも揺れている。
気が向いたら一輪手折ってコップに飾り
この中秋の月を愉しんでいただけたらと思う。
秋桜と東京名月…
■撮影  倉持正美
■照明  鈴木修二
■VE  長岡茂樹
■CA  有本 竜
■カメラ デジタルHD-F900
編集 T.M
2003.9.13夜

http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater635.html
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浮浪の一人
オフにしたので、11日の中秋の月をまとめておこうと始めたら
トラブル。ノートン、drive10と、結局6時間かかって使えるようになった。
あとは2時間、じっくりと愉しんだ。
曲を迷ったが、けっきょく草原情歌をメインに決める。
多摩川の水面に映った月光が砂漠の蜃気楼のように見えたから。
満月を背に並んだ鳥たちを見ているうちに
福島さんの中也断を断唱を引きたくなった。
「山羊の唄」から

  《飛ぶ鳥も遠くの空へむかうゆえ一生一緒に居て下さいな》

を選ぶ。こんなこと耳元で囁かれながら膝枕で寝かしてもらい
そのまま目が覚めなけりゃ本望だろう。

タバコとお茶を買いに外に出る。
真夏よりもさらにうっとうしいいやな濃密さに満ちていた。
一日遅れの十六夜ということで十六茶のボトルを買って公園のベンチで飲んだ。
うっとうしい夜だからか、浮浪人たちは一人も姿が見えず。おれだけだった。
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思いを込めて満月捕獲。してやったり。
鹿島技術研究所で地震実験撮影が終わったのが日暮れすこし前。
韋駄天走りで多摩川へ。
いちばん近い土手に駈け上がり、雲隠れした中秋の夕焼けを狙う。
日が落ちて月の出を前に撮影場所をどこにするか迷う。
渡辺が対岸に渡りましょう、とひとこと。
一年あまり月を追いかけた渡辺に乗ろう、と押す。
即座に移動。
橋を渡る寸前までは上流を考えていた。
そのとき渡辺が月の出方向の下流手前に煌々と照る照明灯を見つけた。
あの光源を越えましょう、と言うなり下流に沿ってハンドルを切る。
暗い土手を数百メートル走ったあたりで
真っ正面、河口の方に赤い巨大な半球が見えた。
息を飲んだ。
そのまま近づく。
満月。
切れ込みを見つけ土手を降りる。
撮影部が間を置かず到着。
1分もかからずにキャメラをセッティング。
多摩川の河口から赤い巨大な月が昇っている。
川面から月が昇っていくように見える。
2003年の中秋の夕日のような満月である。

キャメラはデジタルHD-F900 。
撮影は倉持キャメラマン。
赤い月。赤い雲。赤い水の夜。

夕暮れまでアブラゼミが鳴いていた。
夜になって鈴虫とコオロギ。
そして遠雷。

月を撮り、川風に吹かれながら
渡辺と夏苅が仕入れてきたモスバーガーを喰らう。

この夏、いちばんうまい食い物だったと思う。

スタッフに別れを告げ、真っ暗な多摩堤をさらに河口へと向かいながら
渡辺と沙羅さんのことを話した。

部屋に戻り裸になるとシャツに塩が浮いていた。
冷房のない実験場で8台のキャメラを回し、
神戸級の地震動を朝から撮った。
一睡もせずに出かけたので朝から汗にまみれた。
ときどき空を眺めながら、
このままいけばみごとな月が撮れるはず…と
たかぶる気持ちだけが睡魔を退けたのだ。

願えば叶う。
こともある。

疲れたが、爽快でもある。
高揚がまだ続いている。
このまま撮影部を引き連れて
熊野でも九州でも向かいたいほどだ。
もうみんな眠りについただろうけど。
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月探査情報ステーション
http://moon.nasda.go.jp/ja/index_fl.shtml

こんなのもあった。
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多摩の月見
学芸大のHPにはこんなのもあり。
みんな月見が好きなのだな、と納得。
明日は多摩川に映る満月を撮るつもり。

1、多摩地区(東京都)

東京学芸大学は、東京の西部、多摩地区にあります。多摩地区のタウン誌に多摩地方の言葉でお月見の行事について書いてあったので紹介します。
秋の七草(オバナ、ハギ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、キキョウ、フジバカマ)を全部そろえるのは大変なので、代役としてボーズバナ(ワレモコウのこと)が好まれた。此花は丸型でえんじ色が満月にピッタンコで愛好された。
月見の飾り付けがすんで七草と供え物(カキ、クリ、ナシ、アメ玉、まんじゅうと各家々様々)が上げられ、ご神灯がつけられると、この灯りを目当てに子どもが集まり、「おばさん、柿くんな!」と大声で呼んで、供え物をもらったそうな。
1997年10月13日「アサヒタウンズ 多摩弁暦」より


2、甲府(山梨県)

山梨県の甲府のあたりではススキとサトイモの茹でたものをお月様に供えたそうです。その供え物をねらって、子どもたちが町をうろうろ。長い棒などを持って庭先に忍び込み、サトイモを棒にさして失敬。そうすると大人が「あっ、お月様がいただいたんだね。」といっていたそうです。子どものいたずらが大目に見てもらえる日だったようです。


3、松井田(神奈川県)

とても、変わった供え物。神奈川県小田原の北に小田急線(私鉄)の開成駅があります。その周辺では、サトイモとともに「お豆腐」をお供えするそうです。なんとも不思議なものをお供えしますね 。

http://www.fsifee.u-gakugei.ac.jp/eilnet/eilfood/foodtuki1.html
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舘岩村のばんでい餅
http://www.naf.co.jp/tateiwa/muni/product.stm

満月絡みでwebを見ていたら舘岩村のばんでい餅という紹介があった。

「十五夜の月見や山の神のお供え物として、 節日に搗いたというこのばんでい餅はウルチ米の餅で、 じゅうねん味噌をつけて炭火で焼くそうです」

うまそうな写真もあり、
館岩の人たちはこんなものを食べながら月見をしているのかと思うと
湯の花温泉の湯煙が恋しい。
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憂さが晴れる知覧のソラヨイ
知覧のソラヨイ
【ちらんのそらよい】

南薩摩では旧暦8月15日の十五夜の夜、綱引きや相撲を行う「十五夜行事」がさかんですが、知覧では「ソラヨイ」と呼ばれる独自の芸能を持っています。豊作への感謝や願いが込められた古い節祭 (せつまつり) で、山から収穫の神様を迎え、神様に扮した少年達が「それは良い」と祝福するのです。知覧の大字永里を中心に伝承されています。
ワラで作った帽子や蓑や袴 (みの) を付けた子供達が輪になって相撲の四股 (しこ) を踏むような動作をします。楽器の響きも無く手拍子と、かけ声だけの原始的とも思える芸能ですが不思議な舞台劇を見ているような感動があります。

+++++++以上はHPから引用


http://www.kyuden.co.jp/life/messena/mingei/pref/kagoshima/chiran/movie.html
のQuickTimeムービーを見て
「まんだらやの良太」はきっとこんな所で育ったのだろうと合点。


いやそれにしても驚いた。
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あれとこれ。まずは2時間眠りたい
やっと終わった。
DVDは念のため2枚作成。
再生し確認。めんどーだからウィンドウズ用はノーチェック。
明日だけしのげればいいのだから。
せっかくだから5.1chのミックスで見せたかったが
間に合わず、とりあえずはステレオで。
ブラックアウトの部分10秒分だけをサラウンドで仕込むという仕掛けをご理解いただけるとよいのだが。

このところ映像を理解してもらうために映像を用意させられるという
なんとも本末転倒が続いた。
さすがにそのことに体がいやこころがついていけず
本日はみごとにダウン…ということにした。

ひっくりかえせひっくりかえせという呟きが胸の奥から聞こえぬでもないが、
ま、いいじゃねえか。
いくらか役に立つかと思い昨日手に入れた「鉄道と絵画」の中から
渡辺に30点あまりキャプチャーしてもらった。
その中から19世紀の鉄道勃興期を象徴する車内風景の油絵を数点選びアップした。
知らせようとメーリングを書きかけたが
急にばからしくなってゴミ箱に捨てる。
もう他人のことはどうでもいいなと思った。

とはいえ、
大月に向かう道は山なみがつづき気が晴れる。
とにかく1シーン、1カットでも撮ってみたい。
そのうえで進退を決めりゃいい。
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なんとか間に合いそうだが…
rstudioで仮mixしてもらったデータを0時にもらい、即とりかかったがiMovieトラブル。ノートンをかけるが書き出すたびに「予期せぬエラーで終了しました」のメッセージ。再起動すると何とか1ファイルずつは書き出せるので切り替える。いやかかった。ものの30分でアップする予定が2時を過ぎてDVD化中。さて無事にやけるのかどうか。大事を取って休んだつもりが、最後はバタバタとなる。明日の8カメラ分の撮影シート用のアングル画像も届いたのでそちらはこれからプリントアウト。3時には終わるだろう。明日朝は6時半に起き、7時半に出発と渡辺が言っていた。3時間は熟睡できそうだ。
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月齢カレンダー
をダウンロードし、デスクトップに置く。
昨日までは「夜の虹」を置いておいた。
9月の30日間の満ち欠けがかなりきれいな写真で並んでいる。
ああ月を愉しむ季節になった、とあらためて。

あかりやさんが九州に行くという。
ひさしぶりに「ある秋の夏休み」を見直す。
ちょうど今ごろ。
一日中、なんともいえない秋の光に染まっていた。
デジベタの初期。web保存の圧縮版で見ていてもこころ魅かれる。
大場さんからこの間メールが来て
オービィジョンが潰れたので素材が戻ってきたから
メディアで保管しないか、とあった。
国見峠の雲の移ろい、眼鏡橋の流れ落ちる水、神宮のケヤキ並木の落葉シーンなど
もう少し見ておきたい気もするのでもらっておくことにしたい。
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ダウン
ここ1週間、たまっていた疲れが昨夜出た。
起きられず。吐き気、頭痛などもろもろ。
医者に行くが、はっきりせず。
三時のJRプレゼンは休ませてもらい
自宅で療養?
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《涙》★★★★
乃南アサ著/新潮文庫刊/上下
下巻第六章の宮古島の台風の章の迫力は凄かった。
そこがとても印象に残った。
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落雷ショー30秒バージョン
有本の落雷素材から静止画で30枚ほど抜き出し
30秒にまとめアップ。
とまらない。


http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater633.html
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戦いの星と十三夜
2時-4時 築地で撮影プラン3ヶ月分打合せ
4時30分-5時30分 東京駅ステーションギャラリーでプレショー用打合せと
「鉄道と絵画展」
6時30分-9時 調布の鹿島技術研究所で振動実験用小道具の確認
9時30分-10時 広尾rstudioで武田さんと夢工場の音響プラン打合せ

昼は真夏のような陽射しだったが、
夕方からはやわらかな黄金色に変わった。

調布に向かう高速で昇りはじめた十三夜の月を見た。
技研の庭でその月に寄りそうように近づいた戦いの星を見た。
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焼き込み失敗
有本たちに渡そうと「東京雷ショー」を5枚DVDに焼いて
ウィンドウズで確認したらメニューのBGMがなぜかそのまま
本編の音楽に入れ替わっていた。
5枚とも全滅。
泣き泣き作り直し、いまやっと終わったところ。

これから乃南アサの「涙」の下巻を読んで寝ることに。
なんだか中期の松本清張のようでおかしい。
たぶん時制が60年代だからか。
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まさかほんとうにマークが死ぬとは
聞いてはいたがE、今夜の衛星で
Rの第8シーズンを見終わってショックだった。

アメリカはしかし大胆だ。


キモのシーンで流れていた「虹の彼方に」が
ハワイのロコモーティブだったのにちょっと驚く。
2年前にオーエン博士をマウナケア山頂でインタビューした帰りに
土産物屋で買った数枚の中にあったワンダフルホールドとのリミックスという
いかにもハワイらしい一局だったから。
「Somewhere Over The Rainbow/What A Wonderful World/Israel Kamakawiwo'ole」
あの夏、むじなの森でよく聞いていた。
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雷おこし4枚つくる
有本くんが3日の夜に撮った雷ショーを90秒にまとめたものをDVDに焼き、
代理店二人とプロデューサー、クライアントに渡すことにする。
第2次陸上交通革命のオープニングイメージにぴったりだったので。

渡辺は携帯をAUにチェンジするらしい。

めずらしくオフらしい日曜日になったといえる。
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東京雷ショームービー、凄いの一語。
まず、打合せの後、南口のいつものねぎしへ。
カルビ+豚肉+麦とろを頼む。満足。

一休みしてから免震実験の三回分の施工記録をDVDにまとめる。
有本君が3日にHDで撮った東京雷ショーも付録に入れた。

しかし、
見たこともないすさまじい映像だった。
六本木ヒルズバックというのが湯治部らしくてよかった。

webにも載せた。
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ねぎしこいし
ロケハンレポートをのんびり書いていたら朝になった。

今日は積水ハウスの帰りにねぎしにでも寄りたいな。
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収穫と微速前進
ロケハンから戻り神田のJTAに向かう前に銀座・旭屋に寄った。
乃南アサ「涙」
ロバート・マキャモン「魔女は夜ささやく」
古川日出男「サウンドトラック」
金庸「鹿鼎記」第一巻
を買った。「鹿鼎記」は半年近く待たされたがやっと全八巻のスタートである。
金庸の武侠シリーズもこれが最後。
とりあえずあと八ヶ月は愉しめる。

「涙」は有本君のすすめで。

ロケハンもシナリオ打合せも収穫あり。
微速前進である。

移動中に菱沼さんと少しだけ電話で話す。
声が嗄れていたが元気そうだった。
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目標三食。
11時から7時まで眠った。
夜中に3回、汗で起きた。
着替え、水を飲みベッドへを繰り返し朝。

ま、リセットできた。はず。

これから大月へ向かう。ロケハン。
帰ったら神田で「シナリオ」の打合せ。

カスのようなものは取っ払うことができたと思う。
今日のところは、ニュートラル。

本日の目標。
三度、飯を食うこと。
腹にいれる気になること。
心にシャッターを降ろすこと。
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酒がわりに飯を食う
このところ一日を二食で過ごすことが多かった。
今日、久しぶりに三度、飯を食った。
食欲は無かったが腹を満たすほかに術がない。

二、三日、ほっぽって温泉にでも行きますか、と渡辺。
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夏が逝く
あんな雷の乱れ打ちを見たことがない。

築地ふく源の黒塀の手前でしばし立ち尽くす。

終末のようにきれいだった。
これで短かった夏が逝く。
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見渡せば花も紅葉もなかりけり。なんてな
降りろ、と言われていることに
俺が気づけていないのか。
他人が降ろされることを心配していたつもりで
ターゲットが自分自身だったことがわかっていない?のか。

連日の錐揉み飛行にどこまでつきあえばいいのか。

18年ディレクターの名刺を切ってきて
ほんとうに読めない。わからない。

暗やみの中で哄笑されているようで
ちよっときつい。

登校拒否を続けフェードアウトか
捨てぜりふ吐いてしりまくるか。

いずれにしてもいまさらではないか。

秋の終わりに
はじめて試乗したときに直感的にすげーな
と驚いたあの感覚だけを信じていたつもりなのに
振り返っても何もない。
おぼろな気分だけが残っている。

迫力を問われている。
迫力はある、と思っている。
さらに問われる。
禅問答のような打合せがほぼ連日のように続き
笑うか怒るか、他の道が見えねえ。

これから築地へ。
頭も体もすでにスカスカだ。


わしは断片化の王である。
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つかれた
二時間で片づける予定が6時間。
たった一枚のフローシートにてこずった。

これから一時間仮眠し、ロケへ。

ここしばらく、電話で怒鳴っていることが多い。
苛立ってばかりだ。

押さえようとしても押さえられない。

懇親会の夜に撮った写真が電通古沢氏から送られてきた。
自分が死人のように見えた。
ちょっと萎えた。
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《ワイルド・ソウル》★★★★★
垣根涼介著/幻冬舎刊

《ヒート アイランド》の垣根、大化け。
大ブレークである。
森巣の《非国民》といい、垣根の《ワイルド・ソウル》ととい
日本の小説が、こんな世界観を持つことになったことが
信じられない。

この夏、もっともスリリングかつパワフルな一冊だった。
垣根が書き下ろしに賭けた心意気がまっすぐに表現されている。
志の高さに溜飲がさがる。


何年前だったか、大場さんの仕事でJICAのPR映画のコンペに負けたことがある。
負けていて良かったと、しみじみ思った。
こんなときに、広告屋はつくづく屑なのだなと痛感する。
自分がその構成員の一人であることにため息が出る。
いまさらではあるが。な。

胸のすく、晴れ晴れとした思いにさせられる一冊と出会った。
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