2004年11月の記事


恋人たちの距離★★★★★
たまたまケーブルで。
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works5その続き
works5、20枚に達したところで小休止。
なにしろ1枚に小一時間かかるので
ついているだけで疲れる。

デザインを若干変更。
「免震」を入れるかどうか迷ったが
PC上で見直し、結局そのまま残した。
この手の内容に自分の興味がまったく向かっていないことに
あらためて気づかされる。
とはいえ、“works”である。
そう考えて、残した。

東山を仕上げたら入れ替えだろうけど。
フルタイムを入れることにしたので
いずれにしてもDVD1枚の限界もあり。
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魔術師★★★★★
ジェフリー・ディーヴァー/文芸春秋刊

ジェットコースターストーリーとでも言えばいいのか。
共感ゼロのままに展開のうまさに引っ張られ最後まで。シリーズ5作目だが、さかのぼって読む気にはなれず。
そんな類いの“傑作”。
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モンスーン・ウエディング★★★★★
DVDを焼きながらぼんやりとCATVをザッピングしていて偶然。
インド映画は踊るマハラジャ?以来になるか。
期待もせず見ているうちに魅了された。
後でwebで調べたら
「2001年ヴェネチア国際映画祭グランプリを受賞し、世界中で大ヒットを記録した話題作。現代インドを舞台に、結婚式を控えた娘と父親、そして彼らを取り巻く親戚縁者たちが紡ぎ出す愛と家族の絆を描いたドラマ」
とあった。

まったく知らなかった。
良い気分で眠りにつけた。
DVDは一晩かかって4枚。
渡辺推薦のHDレコーダーコピーが上策かな。
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works5をまとめてみた
worksをとりあえずidvdでつくつてみる。
digitalJapanesqueのパイロット版3タイトルもいれる。
カゼぎみだったが大人しくしていたせいかラクになった。
背中の痛みも軽くなった。

1枚目が焼けるまでに
あと3時間くらいかかるか。
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榊原良子さんとの仕事をDVD に
榊原良子さんに日本郵船博物館の映像を渡していないことに東山魁夷の録音の時に気がついたので、「クレッセ」「ジ アース」も合わせてキャプチャーしてもらい、夕べ遅くからDVDに焼き始めたらけっきょく朝までかかってしまった。そのせいかクシャミと鼻水でジキニンの世話になる。チェック用の自分と渡辺用も含め3枚焼き上がったのが午前八時。それから一通りテレビで確認したら九時半過ぎに。昼過ぎまでかるく眠り、クスリを飲みながら起きている。今夜、渡辺に渡し榊原さんに送ってもらうつもり。DVD焼くのもたいへんである。大騒動である。
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真夜中の神話★★★
真保祐一著/文芸春秋刊

2/3までは新境地かと期待したが
後半はつまらないアクションシーンの連続で失速。
筆力がありながらもったいないことである。
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works5「21世紀的仕事」
この三年間の主な仕事を
works5としてまとめることに。
いままでのworksは抄録だったが
今後は一枚のDVDに収まる範囲で
全体がわかるようにしようと思う。

2001年以降になるので
サブタイトルは
「21世紀的仕事」とでもしてみるか。

収録内容は以下を予定
1.2001年 未来博「水の惑星ジ アース」
2.2002-3年 日本郵船博物館「日本をひらく」
3.2003年 積水ハウス「免震」
4.2004年 夢テアトル「わが町"秋"篇」
5.2004年 digitalJapanesqueseries「パイロット版」3タイトル
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わが町のことなど
http://homepage.mac.com/y_natsu/dream_making/iMovieTheater324.html
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裸者と裸者★★★★★!!!
at 2004 11/23 05:26
打海文三/角川書店

ハルビン・カフェの打海文三である。
ハードスケジュールで積読のままだったけど
昨日読み始め、一気に。
絶望的かつ凛々しい打海ワールドが最後まで。

買ってすぐに読んでいれば
文句無しのベスト1。
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約束の地★★★★
at 2004 11/25 16:50
志水辰夫著/双葉社刊

志水らしいといえばらしいのだ。
どこがといえば、ピントが少しズレているところ。
デビューから一貫して変わらないのは偉いとも言えるが…
帯に「長編叙情小説」とあったのには笑った。
2段組440ページの大冊ながら、
どこまでいっても書き足りなさが消えない。
長すぎるのに不足している。
志水のズレはそこに尽きる。
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スタッフ36人、古河で試写
予報は雨だったが
おだやかな小春日和に。
ほぼ全スタッフで10分バージョンを見る。
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3年前。その先のムーランルージュ
件名: [tojibu:00208] 夢工場 2002
送信日時: 2002年 1月 9日 水曜日 3:52 AM
差出人: Toru Mashiko
返信先: tojibu@ml-c3.infoseek.co.jp
宛先:湯治部 通信

その先の《夢》とムーラン・ルージュ


田中さんは、97年の冬ですと言明。
あれから4年が経った。
いくつかの家が消え、いくつかの新しい家が建ち、
体験すべき館も片手を越えた。
もう完成だね、と笑うと、ほぼ、と答えた。

工場の敷地の片隅でスタートした作り手の《夢》が
やっと町のカタチを整えた。
シンボルツリーも《けやき》とし、
1000足らずだった豆電球が万を数えて梢の先まできらめいていた。

すべての棟に明りをともし、
遊歩道や庭の部分に百人あまりの人間を配して、
ほんとうの街の暮らしを再現することも、もう現実的になった。

今年はこの《街》で、
花見、蛍狩り、祭り、紅葉、クリスマス、雪合戦など、仕込んでみたい。

一年後には、《人へ、街へ…》という企業精神そのものを象徴する
《ライフ、モダン》集としてまとめることができるはず。
TV-CM、VP、DVD-ROM、ウエブコンテンツ、シック・シティ、
納得工房などのウェルカム映像、各地のモデルルームでのウエルカム映像…と、
使い道は限りないだろう。

たとえばDVD-ROM。
基本プランはインタラクティブ型の《ビデオカタログ》の共通トップページとする。
ある休日の昼下がり。真俯瞰の《街》には
さまざまな家族たちが暮らしている。
マッチ箱のような小さな家々の並ぶ《街》で、
ある家族は庭で親子がガーデニング。
別な家族は家の周りの道路を掃除。
さらにキャッチボールをする親子。犬の散歩をする子供たち。
サッカーに興じる子供たち。クルマで出かける家族。
自転車で買い物に行く親子。
宅配ピザを届ける青年。速達を届けるポストマン。

訪ねてくる人、帰っていく人…

マッチ箱のような家の1つが強調されると、
その家についてのメインストーリー画面、
コンセプト画面、技術・構造画面、快適・居住性能画面などメニュー画面となる。

そんな導入部として、全製品のビデオカタログのトップ画面として用いることで、
強力なブランドイメージを構築する。

一軒の家をつくるということは、
数十年にわたる家族の物語の舞台を提供することであり、
その舞台は複数のセットが同時並行的に存在する
さらに大いなる《舞台》のピースであること。

家づくりとは同時に《街づくり》にほかならず、
積水ハウスが40年を越える歴史の中で挑んできたものこそが、
家=街=社会をつくり、守っていくことなのだ、
という姿勢を1シーンで表現しきる、
動くブランドマークのようなものとして用いていく。

企業CMとしてイメージを周知させつつ、
いっせいに各媒体での展開に着手。
田中さん達が4年間でここまで膨らませた《夢工場》が、
そんなことを夢想させた。

熱の塊になって話し続ける彼の背後で日が落ちていった。
夕やみの中で、これを見せたかったと彼が言う1万個の豆電球が灯り、
大きなけやきの裸木が、一瞬のうちに黄金の葉を繁らせたようにきらめいた。

工場の人たちとスタッフ総出で
雪かきをしてつくりあげたパート1から4年。
彼らの《熱》が、どんな現実を結び、
さらにこれから先どんな夢を描こうとしているのか、
それだけを知りたくて出かけた。

暗闇の中で、深々と下げられた頭を前に、
広告屋としての矜持がうずく。
南風に乗って東北道を北に向かいながら、
須賀川や会津の人たちのことを思い浮かべた。
どこにもどんな所にも、熱い場所があり、熱い人たちがいる。

広告とは、こういう人たちの間を、
過不足のないまっとうな橋で結ぶこと、
そんな学生のようなことを考えながら、
夜の東北道を東京に向かった。
帰りは、北風。窓を開けていると凍えるようだった。
道中のBGMは「ムーラン・ルージュ」のサントラ盤。
あれやこれやのシーンを頭の中でリプレイしながら、
仕事始めとしては上々じゃねえか、そう思った。
寒かったので銀座でホットチョコレートを飲み、
六本木の時代屋で釜飯を食って帰った。
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「シルミド」
★★★
at 2004 11/20 22:58 編集
コンナモノナノダロウカ
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「火の粉」
at 2004 11/20 18:12 編集
雫井脩介著/幻冬舎刊

予想外の面白さ。
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「天下城」上下巻
★★★★★
at 2004 11/20 18:04 編集
佐々木譲著/新潮社

小説としての出来は80点だったけど
日本の城の原型が形作られた時代という
テーマそのものが面白かった。
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4third第9話第10話11話12話
★★★★★
at 2004 11/20 18:00 編集
それにしてもよくここまで精緻なホンが書けるものだ。
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4third第7話第8話★★★★★
at 2004 11/19 05:48 編集
おいおいおい…

それにしてもまったくよく練れている
としかいいようがない。
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この夏の思いでなど
「踏破秘湯」
at 2004 08/04 02:05

八幡平・藤七温泉
玉川温泉(新玉川)
鶴の湯
後生掛温泉
松川温泉

以上5つの秘湯を踏破。
湯疲れのするロケハンであった。




「ウグイスとカルバンクライン」
2004 08/04 02:14 編集

そういえば麓でも山頂でも
いたるところでウグイスが鳴き狂っていた。
真夏のウグイスというのがなんともおかしく
おれは素っ裸になって毒の玉川に体を浮かべたが
やはり腑に落ちなかった。
戻ってくるつもりで大岩にパンツを干してきたが
面倒くさいのでそのまま次のロケハン先に移動した。
次にロケに行くのが一週間後。
おれのカルバンクラインは残っているだろうか。
毒の川のウグイスについばまれてはいないか。

急に「十九の春」を聴きたくなった。




「“ぼくたちの夏やすみ”ロケ」
at 2004 08/08 18:11

明日から湯治である。

八幡平松川温泉をベースに13日まで
「夏休み」シーンのロケ。
スタッフと出演者30人が明日早朝から
陸と空から八幡平温泉郷を目指す。

アブの攻撃を交わしながら
さらに暑くなったと連絡の入った温泉郷で
泣きたくなるような夏を撮るつもり。



「夏休みロケ用現場音楽リスト」
at 2004 08/09 03:24

A.気分転換用
アキラのズンドコ節/小林旭 with 東京スカパラダイスオーケストラ
ダイナマイトが150トン/小林旭 with 東京スカパラダイスオーケストラ
夏休み/吉田拓郎
旅の宿/吉田拓郎
コーヒー・ルンバ/井上陽水
十九の春/嘉手苅林昌


B.気分盛り上げ用
月/桑田佳祐
月の沙漠/井上陽水
カノン/Ensemble Planeta
Summertime/Cleo Laine
Summertime/Janis Joplin
Summertime/Sam Cooke
Summertime/Patricia Kass
Stranger In Paradise/Sarah Brightman
What A Wonderful World/Sarah Brightman
It's A Beautiful Day/Sarah Brightman
Somewhere Over The Rainbow+What A Wonderful World/Israel Kamakawiwo'ole


カメラワークの基本リズムは、
Ensemble Planetaの「カノン」あるいは
Israel Kamakawiwo'oleの「Somewhere Over The Rainbow」と
「What A Wonderful World」のremixあるいは
Sam Cookeの「Summertime」のいずれかになります。




「夏休みロケ、乗り切った。」
at 2004 08/13 23:00

出演者たち帰京組を盛岡まで送るバスが迎えに来るまでの2時間。湖畔の空気は急速
に冷えていった。日暮れまでの雲が切れ、満天の星が湖面をほの白く染め、体の芯が
キーンと凍えた。足踏みしながらロケバスを待った。
盛岡のホテル近くの焼き肉屋で一足先にたどり着いた撮影部、照明部と遅い晩飯。納
得のいくロケができたせいか、真っ黒に山焼けし、あちこちブヨだのアブだのに刺さ
れた連中の笑顔に囲まれ、ひさしぶりに愉快な飯を食べた。
ホッとしたせいか明け方に吐き気に襲われ、そのままダウン。先発するクルマ組を見
送れないまま昼近くまでダウンした。
昼過ぎのはやてこまちで帰京。東京は39日目の真夏日と駅売りの夕刊紙の見出しに。
にもかかわらず、山を越えたせいか、東京の光景は秋のように見えた。おれの中では、
秋。ことしの夏が過ぎたな、と思った。
小岩井で撮影部、録音部と合流しロケハンした後、松川温泉で他のスタッフと合流。
総勢28人。翌日から、秋田の抱き返り渓谷、岩手の小岩井農場、八幡平松川の名も無
い池、秋田田沢湖畔の潟(みずうみ)分校、岩手雫石のひまわり畑、岩手早坂高原の湖
と、秋田と岩手を行き来しながらロケ。
予定したシーンを1つ削り、新たに2シーンを追加。いずれも予想以上の映像を撮るこ
とができた。宿泊先の宿では連夜、ペルセウス座流星群の流れ星ショーを愉しんでい
たが、おれは一つも発見できず、首が痛くなっただけだった。
吐き気は治まったが、気分はあまりすぐれない。
成功することだけを念頭に置く、というはじめての体験をしたが、その反動なのだろ
う。
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ストーリープラン6.24
久里浜往復

at 2004 06/24 17:32 編集
徹夜でstoryplanを書き、ぎりぎりでアップ。
京浜蒲田から電車に乗り久里浜へ。
夏至直後の正午の陽射しはめちゃくちや強く。
駅につく前にすでに汗だくだった。
ちょっとふらついたがなんとか会場の寺へ。
焼香をすまし渡辺とすこし言葉を交わし、帰る。
黒服の上下までびしょぬれだった。
二時間、昼ねし、4時過ぎに今日の朝食を腹にいれた。
遅くなったが、書けたと思う。

我ながら
お目にかかったことのない動線案の書き方となった。
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都心東部震源『M6.9』想定
件名: 都心東部震源『M6.9』想定最終報告
送信日時: 2004年 11月 18日 木曜日 1:52 AM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
宛先: 湯治部2004 <tojibu3@sml-z1.infoseek.co.jp>

中央防災会議 都心東部震源『M6.9』想定

 政府の中央防災会議(会長・小泉純一郎首相)の首都直下地震対策専門調査会「地
震ワーキンググループ」(座長・溝上恵東大名誉教授)は十七日、同地震の想定震源
や震度分布に関する最終報告をまとめた。想定震源は十八カ所。都心東部を震源とし
たマグニチュード(M)6・9の地震が発生した場合、二十三区の大部分で震度6強
以上を記録。震源の真上ではごく一部で震度7も観測すると推定している。

 十八の想定震源は▽地殻内の浅い地震(都心直下、横浜などの中核都市直下など十
カ所)▽活断層地震五カ所▽プレート内・境界の地震(東京湾北部、茨城南部、多摩
の三カ所)−。中でもプレート内・境界の地震について「ある程度、発生の切迫性が
高い」と位置付けた。

 また、各地震の最大震度を重ね合わせると、神奈川県の大部分と東京都の中・東部、
埼玉県東部で震度6強以上となるほか、千葉、茨城両県でも県境や沿岸部を中心に6
強以上の地域が分布。

 南関東では、二百年から三百年の周期で関東大震災(一九二三年)のようなM8ク
ラスの海溝型地震が発生。

 その間に数回起きているのがM7クラスの直下型地震で、近年、その切迫性が指摘
されている。

 同調査会は今後、この報告を基に、近く被害想定をまとめるほか、本年度末をめど
に被害軽減に向けた対策を策定。来年度には、地震対策大綱と政府の災害応急活動を
定めた要領を見直す考えだ。

■国の具体策が急務

 首都圏ではマグニチュード(M)7クラスの地震が発生する可能性があるとしてい
るにもかかわらず、国としての被害想定や具体的な防災対策は、緊急度の高い東海地
震や東南海・南海地震の後回しになっていた。

 今回の地震想定と震度分布を踏まえ、今後は早急な被害の想定や被害を減らすため
の具体的な対策が政府に求められる。

 政府は一九八八年、関東大震災(M7・9)が再び起きたと仮定して最悪のケース
で建物の焼失約二百六十万棟、死者約十五万人と推計した。

 九二年には、首都直下地震によって震度6以上が想定される地域と対策の方向性を
示した大綱をつくったが、地震や被害の具体像、予防対策の目標設定が不明確だった。

 しかし九五年の阪神大震災を受け、東京都や埼玉、千葉、神奈川県や首都圏の政令
指定都市は独自に被害想定。例えば東京都は九七年、M7・2の地震により焼失建物
約三十八万棟、死者七千百五十九人とする想定をまとめている。
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乾杯!!!11.17夜
件名: [tojibu3:00857] 乾杯。
送信日時: 2004年 11月 18日 木曜日 0:35 AM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
返信先: tojibu3@sml-z1.infoseek.co.jp
宛先:湯治部2004 <tojibu3@sml-z1.infoseek.co.jp>
100カインの耐震実験スタート直前
実験場の上空はバニラ色に染まり
白い三日月(月齢は五日だけどね)が。
そういえば一年前の九月に
最初の免震実験を行ったのが十一日。
撮影後に多摩川に向かい、
満月を撮ったことを思い出しました。
http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater635.html
その二日前九日に、長い間、
積水ハウスの写真を撮り続けてきた
写真家・平野さんが逝きました。
福田さんから平野さんの訃報を知らされ
彼との記憶を振り返りながら
厳しい残暑の中、日暮れまで免震実験を撮っていたこと
昨日のことのように思えます。
http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater637.html

あれから一年あまり。
最終カットを撮影後、夜空には
さえざえとした三日月が
おだやかな黄色みを帯びて輝いていました。

撤収後、近くの馬車道で
残ったスタッフたちと実験成功を祝いながら
ふいに胸をつかれました。

秋の穏やかな午後に
最初の3次元実大実験の成功を祝して
撮った記念撮影のこと
http://homepage.mac.com/mctokio/technology/iMovieTheater598.html

今年の冬に総住研の構造試験場で撮った
技術スタッフのこと
http://homepage.mac.com/mctokio/technology/iMovieTheater599.html

平野さんと協力しながら
総住研で取り組んだ
九年前から数年にわたって取り組んだ
長期間の実験撮影のこと

若かった技術スタッフに
いつのまにか皴や白髪がふえたこと
これは撮影スタッフも同じだけど…

秋のせいか
ひさしぶりにバニラスカイを見たせいか
夕方からめっきり冷え込んだせいか
ワタクシはいささか
センチメンタルな気分にさせられています。

100カインの映像を見ながら
真っ先に感じたのは
絶望感と徒労感だった。
こういう圧倒的な力の前で
人はどうふるまえばよいのか、
ひざの力が抜けていくような思いが強かった。

こういう事実を
どういうカタチで他者に伝えていけば良いのか。
ほんとうは、もう
祈るしかないのではないか、
そんな思いが湧きました。

そういう気分でベースから実験場に行き
チェックする技術スタッフの顔を見ていると
だれ一人立ちすくんでいる人はいなかった。
ま、当たり前といえばそれまでだけど
その光景がひどく神々しいものに見え
思わず笑みがこぼれました。
みなさんとてもいい顔をしていたよ。

トップを行くということは
きっとそういうことなんでしょうね。


2004年11月17日クランクアップ。
実験スタッフのみなさんおめでとうございます。
撮影スタッフのみなさんおつかれさまでした。
無事と成功を祝い、乾杯!!!
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金庸先生のmovie
件名: [tojibu3:00854] 金庸 ( きんよう)movie
送信日時: 2004年 11月 16日 火曜日 7:01 PM
差出人: Toru Mashiko <mashiko@mars.dti.ne.jp>
返信先: tojibu3@sml-z1.infoseek.co.jp
宛先:湯治部2004 <tojibu3@sml-z1.infoseek.co.jp>

有本くん
添付した画像がタイトルです。
「しゃちょうえいゆうでん」と読みますが
ヒーローの社長が出てくるわけではありません。
「ちょう」とは鳥のことで「鵈」と書きます。
もし文字化けしていたら「周」と「鳥」を合体させた文字です。
MacOSXだと表記できますがウィンドウズの場合は不明。
金庸(きんよう)の小説は
ほとんどが少年の成長物語。
美しい少女と変わった年寄りが必ず絡み
波乱万丈のストーリー展開が特徴です。
ぼくはここ数年、翻訳を待ち
ずっと愛読していたけど
中国の体験がないため
いまひとつイメージがつかみきれずにいました。
たまたまツタヤでレンタルDVDを見つけ
夏から秋にかけて見ましたが
そのおかげで小説世界がぐっとふくらみ
読み終わった作品を再読したほどです。
DVDは全11巻。
各巻に4話ずつ入っています。
一日に一話見ても、クリスマスまでに見終わるかどうか。
韓国もそうだけど、中国もまたドラマの展開はゆっくりしています。
ハリウッドに慣れているので導入でまごつくけど
はまれば一気請け合いです。冬ソナみたいにね。
もし見ることにしたら第1巻の4話分は見ちゃうといいよ。
主人公がモンゴルで育ち、
やがて一人の少女と出会うまで。
そこまで見て、合わないようなら中断すること。
愛と勇気にあふれた物語なので
きっと元気が出ることと思います。



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中華圏の人々が必ず読破するといわれる国民的ミリオンセラーにして大娯楽長篇小説
を超一流スタッフと豪華キャストが実写化、各国でNo.1視聴率を記録!「中国人のい
るところ金庸の小説がある」とまで言われるほど、中華圏で絶大な人気を誇る大ベス
トセラー作家、金庸の代表作を完全映像化!中国TVシリーズ史上破格の製作費8億円
を投じて製作され、各国でNo.1視聴率を記録し一大旋風を巻き起こした話題作、遂に
日本上陸!素晴らしいエンタテインメントでありクンフーなどの武術が大きな要素を
占める金庸小説は、香港を始めアジア各国で何度も映像化されてきた。だが長編小説
を2時間弱におさめること自体に無理があり、劇場版ではジェット・リー主演の『ス
ウォーズマン/女神伝説の章』やレスリー・チャン&トニー・レオン主演の『大英雄』
『楽園の瑕』などがあるが、まったく別物の態をなしている。多数作られたTVシリー
ズもまた大幅に脚色したものがほとんどだった。だが今回、金庸本人が、彼の代表作
にして最高傑作とも謳われる『射周鳥英雄伝』のドラマ化の条件として、原作に忠実
に作ることを主張したため、細部に渡って原作通りに丁寧に描かれることとなった。
それにより、本国での放映時には中国全土、及びアジア各国で軒並みNo.1視聴率を記
録したのだ。モンゴル、北京、天津、浙江、桃花島など中国の各地で、4班のロケ隊
により全編デジタル撮影を敢行!どこまでも続く壮大なモンゴルの平原に点在するパ
オ、桃の花が咲き乱れる島や川辺に建つ幽玄な屋敷など、雄大な映像美は従来のドラ
マの概念を打破り、超大作映画を凌駕するほどのダイナミックな仕上がりとなった。
また、クレーンを多用しワイヤーアクションを効果的に盛り込んだ武侠家たちの闘い
は、アクションファンならずとも見応え十分!その費用だけで5千万円を費やしたと
いうオリジナル衣装の個性的な素晴らしさも必見!出演は『ふたりの人魚』で2000年
のパリ国際映画祭で主演女優賞を獲得し、01年のカンヌ映画祭でも話題になった『小
さな中国のお針子』で主役を演じた国際派女優ジョウ・シュン。『恋愛中的宝貝(原
題)』(04年秋公開予定)も控え、増々活躍が期待される彼女が才色兼備のヒロインを
好演。主演はアジアのトップスター、リー・ヤーポン。また天文学的な数のファンを
有する原作だけあって、物語の登場人物自体が有名であり、よって彼らを演じるべく
選ばれた俳優たちも同様に中国の有名俳優ばかり。個性的キャラクターを演じるに値
する人気と実力を備えたキャストたちだ。


●圧倒的な壮麗美!

中国大陸を縦横無尽に旅する壮大なストーリーから映画化不可能と言われていた原作
を、ダイナミックに映像化。 内モンゴル自治区、北京、天津など、4班のロケ隊に
より全編デジタルカメラで撮影敢行!桃の花が咲き乱れる島や川辺の幽玄な建造物な
ど、オープンセットの壮麗さは筆舌につくしがたい!クレーンを多様して自由自在に
撮影!アクションシーンにおける臨場感満点のカメラワークも圧巻!5000万円を費や
したオリジナル衣装の美しさも必見!


●魅力満載のストーリー性!

原作は武侠小説の大家 金庸の代表作である同名小説。 平凡で朴訥な青年が様々な立
場の人々に出会い、自らの努力で武術を習得しながら人間的に成長する過程を描く傑
作小説のドラマ化に際して、金庸は、原作に忠実に制作することを許諾条件とした。
よって冒頭からエンディングまでが、すべて原作通りに丁寧に作られている。 今ま
での金庸原作ドラマは脚色が多く、結果として原作と遠くかけ離れてしまったものも
少なくなかった。 だが、ふんだんな製作費をもって“原作のまま”作るという誰も
がなし得なかった今回の映像化によって、本土のみならずアジア各国で支持され、
No.1視聴率を記録したのだ。


予告編は
http://www.maxam.jp/gallery/shacho/index.html
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11日のこと
実験撮影が思ったよりはやくアップした。
いったん蒲田に戻りメールチェックをしてから
渡辺と焼き肉屋へ。
飯を食っている間にもうれつな眠気におそわれる。
ダウンかと思ったが
風呂に入ったらいくらか回復したので
5時間ほど小説を読みながら間欠的に眠った、
それから本格的にベッドへ。
12時間、熟睡。

今日は免震実験二回分のOK出しと整理
東山魁夷案件のムービー整理をする予定。
明日は「秋のクリスマス」の短縮版編集とMAV。

東山魁夷のナレーションを
免震実験のあいま、昼飯の時に録った。
14分と10分で計24分。
30分あまりかかった。
つないだものにあててみると
なんともげっそりと疲れた声で気がめいる。
本番は榊原良子だから問題はないが…

免震の素材がやっとそろい
渡辺が整理にかかっている。
こちらは明日中にメドがつくだろう。

グランドオープンでいくらか気が抜けるかと思ったけど
なかなかどうして。
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