2003年07月の記事


《無境界の人》★★★★
森巣博著/集英社文庫刊

解熱剤をのみぼーっとしながら読了。
おもしろかった。
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田中さんの熱気にあてられ発熱。
発熱。一昨日の夜から熱が出ていたのに気づかず、暖をとろうとなんども長風呂に入ったのがまずかったようだ。
昨日の打合せの途中で、ふと夏カゼかと思った。MAVの間、ひどく辛かったが夏苅がよくフォローをしてくれ助かった。
もらった冷えピタが気持ち良く、軽減。
結局12時をまわってスタジオを出た。

久しぶりに会った田中さんの相変わらずの熱のある話しぶりに、おれの熱も反応したのか。

37℃。夕方まで自重することに決める。

宮城取材、倉持さんと西村君が行ってくれることになったようだ。加えて川村さんが面倒を見るために同行と聞いた。

川村さんはTSPとの仕事の一番最初のときについてくれたカメラマン。
西村はももぐみ青年団長。
まあ、湯治部らしいメンバーなので、ホッとした。

さっきヤンキースの中継中に余震3.6があったとテロップ。ちよっと気になった。
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3連勝プラスα?
エクスポ中国のプレゼンは19社中7社に残って第一次審査通過との知らせ。宮本さんも一安心だろう。かなりハードな時につきあったので気になっていたがホッとした。生身をさらすべきであるとハッパかけた手前もあるしな。

それに現在のところおれのエクスポ関連は3連勝中だから、ひょっとするかもしれない。

渡辺は山梨実験線のテスト撮影準備のため甲府に前乗り。照明スタッフがトンネル内の照明セッティングをしているはず。明日までは雨の予報だから、スタッフも大変だ。

おれは積水ハウスの打合せとMAVがあるので明日の撮影は参加できず。

昼まではJRで。昼からはテックの会議室で、高橋さん、井上さん、松谷さん、桑田さんと今後一週間の作戦会議。
とりあえず31日の夜に集まることにし、1日のSONYPCLでの3DHD編集の前後に提案することとする。

2時間も眠れなかったのと湿気のせいでだるくてたまらなかった。
テックでひさしぶりに佐藤くんと会った。モーターショーの準備で四苦八苦しているようだ。
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まずここまでたどり着けた。
「シナリオ化のための7ページ」と題したメモ7枚、書き終わった。とりあえず5人ほどにPDFで送る。

このあいだの桑田さんとの打合せをどのていど反映できたか、ちょっと気にならないでもないが。
ま、行きたいと思える道だけは見えたと思う。ここまでたどり着けるまで、永かった。
仕切り直しをはじめたのが一月だから、およそ7ヶ月。それなりのことはあるだろう。今朝はそう思える。

そう思う、ということがなかなかできなかったのだ。

相馬Pとの喧嘩騒ぎでね血の巡りがちっとは良くなってきたか。

3時間眠ったら、まずJR。
それから電通テック。
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突破あるのみ
30日のナレーション原稿第2稿とタイムチェック終了。
原稿はさっきメーリングに添付。

東北の地震の取材のための資料集めが余分だった。

これからJRメインショーの隠し球にとりかかる。

相馬Pとは、限界。
もう手加減する必要はなくなった。
降ろすか降ろされるか。ひさしぶりである。
ひたすら邪魔くさい。
突破あるのみ。

今日はめずらしく瞬間的に反応できた。
ボルテージ、回復中か?
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舵が切れない。
いかんともしがたい。

ねじ伏せられず。

もういいとも
まだだとも。

公園には
夏の浮浪者がひとりもみあたらない。
二時間夜風に吹かれていると
昼の浜松の夏空が幻のようだ。

北風のようにさえ感じる。
寒け。
鼻水。

積水のナレーションをまとめようと思ったが、手が付かず。

JRの構成第二ステップを書き出してみたが
二行でストップ。

脱力でも倦怠でもなく
底の見えない消耗感。

大舵切るしかねえのかな。

で、
どこへ向かって
どっちの方に

切ればいいんだ?
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新幹線なるほど発見デー
なんのことだか書いておくのを忘れた。
JR東海浜松工場で26日、27日の二日間
午前十時から午後三時まで入場無料で開催されている。
クレーンで新幹線車体を吊りあげて見せたり、
0系から700系までをまとめて展示したり、
抽選で700系のぞみの運転席に乗せたり、
ジオラマ見せたり盛りだくさんである。

浜松駅から無料送迎バスあり。
タクシーでもすぐ。
帰りは浜松駅前の八百徳に寄って名物うなぎをかっこめば
ま、大満足だろう。
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浜松のウナギ茶漬け
数時間の睡眠で浜松へ。
新幹線工場で開催中のおまつりに。
浜松を降りた瞬間、強烈な陽射しに焼かれた。
立ち尽くしていたら焦げ付きそうな陽射し。
今年はじめて感じた夏の光だった。

二万人近い親子連れが、新幹線を取り囲んでいた。
自分が思い描いていたよりも、ずっと何か強い惹きつける力があることが
子供たちや親達の表情を見ていてすっと胸に入った。

一人ひとりに、何がそんなに君を惹きつけるのかな?
と聞いてみたい気がした。
むじなの森のジ・アース館の子供たちの表情と共通していた。

なんといえばいいのか
自分の物差しとまったく異なるモノや世界と出会ったときに人が見せる表情…
少し大げさかもしれないけど、そんな感じだった。

体感温度40℃はありそうなサンルーム状態の新幹線工場内で
まことに励まされる不思議な光景を目の当たりに。

疲れたが、得るところの多い昼下がりとなった。

帰りに駅前の八百徳というウナギ屋で
うなぎ茶漬けを電通の古沢さん、電通テックの高橋さん、松谷さんと食べた。
ひつまぶし状態の丼に茶をかけて食した土用一日前のうなぎだった。
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褪色。
行きと帰りに豪雨。
18℃と31℃。
夏もあけずに秋の気配。

覚醒。褪色。

急速に遠ざかっていく時間。
想い。

着陸。

その旗を、降ろしたい。

時間距離は思慕距離と言い換えてみる。

世界地図をはみだしてしまう日本列島図。

熾火。



ゆうべ、平城宮跡の無明の中で
そんな言葉が浮かんでは消えていった。


まだのぞむことがほんとうにあるのか。


つかれたな。ひどく
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無残で無機質な京都駅はなんとかならねえのかな
けっきょく京都発最終で帰京。
とちゅう豪雨。東京も雨であちこちの電車が止まったりしていたらしい。
撮影部は静岡を通過したところ。豪雨でスピードをあげられないようだ。
彼らの東京着は4時頃になるか。

ロケは順調だった。
昨日は東京駅が18℃。京都が31℃。
きょうはまあまあの一日。
夕方からは肌寒いほど。

昨日のロケは9時までかかった。
それから晩飯をとり、
倉持、鈴木、長岡、有本、中山、渡辺、夏苅の8人で平城宮跡へ。
2時間ほど、コンビニで仕入れた線香花火をネタに絞りを変えながら超高感度HDをテスト。

ホテルに入り、シャワーを浴びたら
もう目が明かなかった。

撤収に時間がかかり晩飯の時間がなくなったので、
京都駅でパンを仕入れ、ホームの売店で最後の駅弁を買い占め、食べた。
腹が空いていると、ほんとうに何でもうまい。

それにしても京都駅。
こんな貧相でホスピタリティのかけらも無い駅というのも珍しい。
行くたびにあきれはてる。
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《越境者たち》★★★★
森巣博著/扶桑社刊/上下巻

《非国民》の原点のようなもの。
菱沼さんの言うように、マイキーのくだりはインパクト大。
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夜の虹と三日月の舟
なんとかエンディングの考え方をアップ。
井上さんとついでにCCでメーリングに送る。
途中から何をか書いているのかダンちょね状態になったが、一気に書き進める。
ちょっと過激だが、ラスト60秒真っ暗やみにして、音だけで構成したいと書いた。
さてどんなリアクションが来るやら。

まぶたの裏に、ヤシの木と夜の虹の一枚が焼き付いている。

自分がどうしてオーロラに興味が持てないでいるのか、ずっと不思議だった。

ヤシの木の向こうの暗い海にかかった虹を見ながら、
その理由がつかめたような気もする。

この夜の虹とともに見たいもの。
渡辺潤一さんが書いていたハワイの水平線に出るという三日月の船。
細い鎌のような三日月が、まるで船のように水平に浮かぶらしい。
こいつもいつか見てみたい。

あと一時間ちよっと眠れる。

残りは新幹線で二時間。
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誤差感度
昔読んだマンガに「温もりの誤差感度」というサブタイトルの章があった。風呂から上がってビスケットを紅烏竜で流し込みながら思い出した。激しいものほど冷める力が強いのはなぜなのか。長いものにはピークの持っていきどころが肝心なのに、助走段階でこれだけ走っていたらどうなるのだろう。もっともはなっらぶっちぎりという展開もありうるが。

あれもこれもなんだかうっとうしい局面が増えるばかりだ。せめて梅雨でも明けてくれねえか。

まだ、書けない。
書く気がおこらない。
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ニライカナイ
7時過ぎに高橋さんからの呼び出しでレンタカーを借り電通テックへ。井上さん、宮川さんを交えて一時間。明日昼までに井上さんにラフをメールすることにして別れる。雨。首都高を戻る途中で、京都に着いたと長岡君から電話。途中、かなり激しい雨だったようだ。戻ってすぐにとりかかろうとしたが、今日は完全に火を落としてしまったつもりでいたからか、手付かず。だらだらと「越境者たち」の下巻を読み進める。明日は6時に起きて、7時に蒲田発。奈良の現場に11時in予定。夕方までに撮りあげ、晩飯の後、平城宮でHDカメラテスト。
目をつぶると、高砂の夜の虹が浮かぶ。いちばん気に入ったのが、ヤシの葉と虹の写真。あんな夜に、砂浜に寝転がって潮騒を耳にしながら虹を見たら、涅槃だな。
ニライカナイというのは、あるいはあんな光景なのではないのか。
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たますー
で、ミントを3袋投入し、さらにオレンジなんとかを1袋。
水を足しながらぬるま湯につかり、菱沼さんおすすめの森巣の「越境者たち」上巻をめくる。お待ちかねの、マイキー登場。お待ちかねというのは、菱沼さんのメールで知っていただけだが。
ふた昔前なら現代思潮社で著者は谷川雁かと思わせるようなタイトルだが、版元は扶桑社。扶桑社の四六判を俺ははじめて手に取ったことになるなどといいきぶんで読んでいるうちに、きた。
すーがきた。
今年、はじめてのミントだったので控えめにしたつもりだが、けっこうすーがきつい。
たまらず飛び出す。
インキン治療にキンカン塗ったガキのころのように飛び上がった。

もういちどバスルームに行き、シャワーで流すこと5分。すこし治まった。

一足先に夏に決めたはずが、とんだ間抜けな夜となる。

どんな夏になるのやら…
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勝手に梅雨明け
ダインは問題なし。あとの2本は4日の編集で修正。
まずは一段落。

起きられたらと思ったが目覚めたら午後3時。
試写が午前10時30分だから、文句なしのアウト。

のんびりと風呂に入りながら遊ぶ。
きのう見た「夜の虹」が頭から離れない。

オーロラに興味はないが、
月の光に照らしだされた虹というのを
いつかこの目で見たい。

中元をかねて、夜の虹と舘岩村の超満月を合わせウエブにアップ。
誰への中元になるのか考えてみたら
自分あてだった。

のんびりといい気晴らしになった。

これからクナイプのミント3袋タイムに突入。
キンタマひりひりさせながら、
みなさまよりひとあし先に、俺の夏を開こうと決めたのだ。

いい夜である。
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夜の虹
表紙になっている「nightrainbow」の写真パネルが手に入るとあったのでウエブで注文した。ついでに写真家の高砂淳二のウエブをたどる。以下の高砂のメッセージを読んで、経緯を知った。

●引用
「9年前に何となく好きで通い始めて以来、海、山、生き物などの写真を撮り続ける一方で、もともとの先住ハワイアンたちの自然観に惹き込まれていった。3年ほど前、あるきっかけで古代ハワイの叡智を受け継ぐひとりのハワイアンに出会った。彼は、ハワイアンはいかに大地を愛して生きてきたか、いかに自然のものすべてに宿ったスピリットを尊重して生活してきたかを教えてくれた。そして、薬草のこと、本物のロミロミマッサージのことなどを教えてくれた。いろいろな国の海の写真を撮りながら地球環境の悪化を肌で感じてきた僕は、そんなハワイアンたちの自然観は現代の人が忘れ去ってしまった大切な感覚だと感じ、それを少しでも思い出してもらえるような本を作りたい、そう思うようになった。   
   そんな時、偶然、満月の光に照らされて出ている夜の虹に出会った。まさか夜に・・・。目を疑ったが本物の虹だった。星々に囲まれて神々しく、静かに光る虹はおそろしく美しかった。それからと いうもの、僕は夜のハワイを動き回り、ある時は森の谷間、ある時は溶岩の流れる荒野で静寂の中、撮影を続けた。夜のハワイは、昼間のハワイとはまったく別の、もう一つの神秘的な表情を持っていることを知った。夜と昼の逆転した生活パターンになるので、ハワイに行っても以前のように日焼けするようなことはなくなった。それでも ”Night Rainbowには滅多にお目にはかかれなかった。  
 ハワイでは Night Rainbowは最高の祝福とされ、先祖の霊たちがさまざまな癒しや智恵を与えるためにごく稀に現れる、と言われています。海の中から森、滝、星々までの自然写真と、ハワイの夜の誰も知らない静寂な風景、そして様々なナイトレインボーの写真。それに古代より伝わるハワイの自然観のお話を加えての、今までとはまったく違ったハワイの表情を満喫していただける本ができあがりました。自然の見えかたがほんの少しでも変わったり、夜の虹の祝福を感じていただけたら幸いです」 
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今週の収穫
1.フラナリー・オコナリー全短編上下巻 
2.「ルナ」三島浩司
3.「オリエント急行戦線異状なし」マグナス・ミルズ
4.night rainbow祝福の虹
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夜の虹
の写真集を眺めながら
もしほんとうにあるのなら
いちどぜひこの目で見たい。

切実に思った。

こいつを撮ってみたい。
しばらくハワイに住んでもいい。


人生が変わりそうな一枚だった。
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改訂版編集アップ
一部は8月4日に残し、いま三タイトルアップ。
改訂版編集6日。予定通りに進行。

横浜で高感度HDをテストしたのが
文字通り昨日のことになった。

さすがにくたびれた。
今日はジャンクフードばかり喰って一日が過ぎた。
いや二日が過ぎた。
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《非国民》★★★★★
森巣博著/幻冬社刊

読了。すっばらしい!!!
森巣の小説をはじめて読んだが、世に異才はあるものだ。

この情熱とパワーがどこからくるのか。
脱帽というのも変だが、おみそれしました。

ずいぶん、ほんとうにずいぶんひさしぶりにこういう毒に満ちた小説を読んだ気がする。

森巣の既刊のものを渡辺に手に入れてもらった。
・「越境者たち」上下巻
・「無境界の人」
・「無境界家族」
の4冊。
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夜の虹
改訂版シリーズ編集、大枠が見えた。
ダインコンクリート、シャーウッド、セントレージ。
三時過ぎに渡辺とぼくは横浜へ。
撮影部と南蛮屋で合流し、博物館をのぞいてから、夜の港で超高感度HDカメラのテスト。
撮影後、六本木のスタジオに戻り、チェック。
細部の手直しを中山と夏苅に頼む。

新聞の読書欄に、ハワイで撮られた夜の虹の写真集の案内があった。
いま渡辺がブックセンターに走った。
ナイトビジョンのテスト初日にふさわしい話ではないか。
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ゼロ戦と超電導リニア
カヤバ工業の相模工場をロケハンしたとき、入り口の展示コーナーに錆びついた車輪が展示されていた。
解説を読むと1997年に伊予沖海底で発見されたゼロ戦の油圧緩衝脚だという。ロット部だけがピカピカで、戦争中の先端技術のパワーを目の当たりにし、驚かされた。

向かい合うように展示されていたのが山梨実験線のリニアモーターカーの写真と、リニアの支持脚の実物。
思わぬところでリニア関連と出会った。

第二次大戦の世界最速戦闘機と次世代超高速鉄道が、思いがけず向かい合って展示されていた。

超電導リニアの時速500kmは同時にゼロ戦の最高速度でもある。
トンネル内で%00km/hですぐそばをうなりをあげて疾走していくリニアを体感しながら歓声をあげたが、おれたちはあの瞬間、ほんとうに太平洋をまっしぐらにぶっ飛んでいくzerofighterが巻き起こす風圧をこのカラダに受けていたのだ、と遅まきながら実感。

不思議というわけでもないが、
徹夜明けでぼーっとした頭には
ちよっとした刺激ではあった。
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ロケハン17時間
ひさしぶりに見る多摩川は春のようにかすんでいた。
夜、いったん六本木TSPに戻り、福田さん達と編集と撮影予定の打ち合わせ。
もういちど多摩川を渡り、長岡君を送って蒲田に着いたのが12時少し前。

17時間のロケハン。

つかれたが、おもしろかった。
明日から三日間、また編集となる。

いやねむい。
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非国民で眠れず
寝そびれた。
妙に体が火照っていてしかたなくベッドに横になり足を高くして非国民の続きを読んだ。一時間ほど横になって起きた。タバコを買いにコンビニへ。コーヒーを飲み、朝飯?

しかし涼しいというか、窓を開けていると寒いくらい。

朝っぱらから非国民を読むというのも気が引けるがな。

一時間後に出発予定。
多摩川沿いで調布へ。
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さて寝るか
山岡に返事を書いた。
これから一眠り。

明日は晴れるだろう
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ひさしぶりに塩を吹いていた
午前1時25分。渡辺はあと30分はかかるだろう。
6時過ぎに起き、7時には出発の予定。

ポロシャツを脱いだら、黒いタンクトップに塩が浮いていた。
昨日の明治村、けっこう歩いたのだ、とあらためて。

シャツに塩が浮いたのは、馬と祭りシリーズを撮っていた95年の夏以来。
塩吹くような仕事をしててはいかんな、と反省。

スタジオ23℃。
インチむき出しのころでもあるまいに、
スタジオワークの連中は冷やすのがほんとうに好きだなといつも感心する。

外気温22℃。
これはもう東京の夏ではない。
軽井沢あたりで仕事している気にさせられる。

まあ、順調に進行している。
改定ワークという、手間ばかりかかって地味な仕事だが
前回ひきおこした非難だけは浴びずにすむだろう。

明日の取材の合間に、進行状況をチェックしてもらい
土曜日曜月曜の三日で仕上げる。
楽勝だろう。
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禁煙シートの怪。
飛行機も新幹線も禁煙席はどうしてすぐに眠くなるのだろうか。

隣に座った若い女が、名古屋から東京までずっとポテトチップスを食べていた。
見たことのないデザインと名前のパッケージ。
強烈な臭いがしていた。
禁臭席というのがあってもいいな。
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明治村の気韻。そのほか
なんともふしぎな風景だった。

東京駅と名古屋駅間を五分間で走る明治7年にイギリスから輸入した、蒸気機関車。

二週間ぶりに晴れましたという名古屋は暑かったが、森に点在する明治のほんものの建築群の間を歩きながら、なぜこういうことをこの国は自らの器量でできないのか、とすこしいらだつ気分あり。

急ぎ足で蒸気機関車関連だけを見て回ったが、いつか個人的にゆっくりと訪れてみたい。とても一日では回りきれそうもないが。

行き帰りとも満席。新幹線はほんとうに飽和状態なのだと実感。しかたなく帰りは禁煙席。席がばらけたので一人Bシート。
これはさすがにしんどかった。
手を付けなかった非国民を鞄に入れておいたので読みはじめた。
出足のうっとうしさが消えたら、途端に風通しがよくなった。と思った所で東京駅。

飯はスタジオでとることにし、ごまたまごを1パック土産に買ってスタジオへ。
カルビ弁当とレタスサラダをとってもらい、食べながら昼のパーツ編集分をチェック。

順調にいっていたからか、食がすすんだ。

長岡が来て、超高感度HDカメラテストを21日の夜に横浜でやらないか、と話していったという。

21日の横浜の明かりと、24日の奈良の古の明かりをテストすることになった。
カメラ冥利に尽きるだろう。
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《あなた》★★★★★
乃南アサ著/新潮社刊
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お手上げ。
むかしというか数年前に見たマツモトキヨシのCM。
なんでも欲しがるナントかちゃん、とかいうキャッチのやつ。
いかにも頭の悪そうな目つきをした娘が、むき出しの愚鈍さをふりまくやつ。

なんだろう今夜はあの大嫌いだったCMがやけに思い出される。

熟読しても精読しても
これいじょう何を書けばいいのか
どう返したらいいのか見当がつかない。

それはそうなんですがと言いながら
けっきょくは何か書いてもらわないとと上目が返る。

キャッチボールですから、とも言う。

誰を相手に何をしているのか
ときどき途方に暮れる思いにとらわれる。

ゆうがた、番号に記憶のない着信。いやいや出たら横江だった。
わからない相手とのやりとりも疲れるが
横江のように辞書がほぼ同じやつと話すのもまた疲れる。

疲れることの落差はすごいが。

今夜はここまで。くそして寝る。
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《あなた》が怖い
積水ハウスのダインの新編集パートはほぼ順調にすすんだ。

これから電通テック。松谷さんと打合せ。

明日は明治村取材。往復の車内でメインショーの打合せ。
東京に戻ったら六本木TSPに直行。編集の続き。

乃南あさの「あなた」読みはじめたが、怖くて先に進めない。
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ひさしぶりの《青い体験》はやはり★★★★★
BSをぼんやり眺めていたら《青い体験》が深夜に放映されるとアナウンスがあったので、見た。

こういうエロスを描かせるとイタリアはほんとうにうまい。
シチュエーションだけが、人の心をかき立てる。

この義母篇のほかにタイトルを忘れたが兄嫁篇があった。海辺の話。あれもまた見たい。
何も古くなく、ぞくぞくするほどセクシーだった。

身もフタもあったほうが、いいじゃないの。
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港に行きそこなった。
リニアのメモ二件書いて送る。
雨。

オープン以来、まだいちども訪ねていないので
今日はぜったい郵船博物館に行きたいと、
夢みながら眠りについたが、
目覚めたら午後3時。
閉館まで一時間しかなかったので、あきらめた。

わが博物館は、むじなの森のジ・アースと異なり、開催期限なしだからか、足が遠のいたままである。

あちこちで人にすすめながら、しようがねえなと反省すこし。

明日は10時にTSP地下に。
夕方、二時間弱抜けてJRプレゼンあり。
明日のうちにダインはまとめあげるつもり。

この6日間の改定でもし予想外のオーバーワークになったら、
そのときはほんとうに総入れ替えをすることになる。
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「高原へいらっしゃい2003版」のスカスカぶり
二回分のオンエアを見た。

2003年の現在だからこそ、と思ったのだが
とんだ肩透かしである。
山田太一がどうして、こんな虫食いだらけの脚色を許可したのか、そのことがすごく不思議だ。

脚本も役者も、なによりもキャメラワーク、演出がひどい。

山田の「高原へいらっしゃい」と
市川の「淋しいのはおまえだけじゃない」の二タイトルを
実はもっとも彼ららしい資質が出た代表作だと、感じていた。

久しぶりにドラマをのぞいたが、
日本はほんとうに落ちるところまで落ちてしまった、
そんなふうに思う。
ここにはどうすくい取っても才能のかけらすら見当たらない。
文化の掃きだめのような、ドラマだった。

八ケ岳。
高原ロッジも音楽堂もヒュッテも吐竜も
みごとな場所なのに、すべて死んでいる。
多用されるクレーンワークが情けなさに拍車をかけている。
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築地で6時間。
遅刻したが五階での打ち合わせみっちり五時間。
終了後6階に上がり夏苅さんと編集内容の確認。

今日は完全オフにしようと思っていたが誤算。
とはいえ、いろいろな意味で有効な土曜日ではあった。

体はともかく気持ちは高揚を維持している。
ま、いいな。
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アンちゃんのその後判明
青柳さんからメール。
「アンちゃんNo.7」が添付されていた。
No.6が二年近く前だから隔年連載となる。
さっそく「むじなの森」にメールと一緒にアップ。

跡地に立って、彼がつくりあげたジ・アースを思い浮かべてきたばかりだったので
ひときわマンガがたのしめた。

ほかに渡辺が五日に撮った小泉さん、高荒さん、村上さん、柳沼さんのインタビューをさっき見せてもらった。
みなさん、あの夏より若く見えたのがおかしく、
連日体温を越す夏の盛りがしのばれる。

こころが丸くなる夜となった。
きのう撮っておいた「高原へいらっしゃい」の第2回オンエアを見ながら
眠りにつこう。

明日は、また難題山積らしいから…
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《チャーム・スクール》上下巻★★★★★
ネルソン・デミル著/文春文庫刊

読まずに放っておいたデミルを持ち歩いてやっとラストまで。
ま、なかなか。
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ハードルーズ
二時間仮眠してからロールパン二個だけで奮闘したので
打ち合わせ中に腹が空いて気を失いそうになった。
終わってから相馬さん達と南口の「ねぎし」へ。
カルビ焼き+ネギとろ定食でやっと満足。
帰りの車中はひたすら眠る。

22階のトイレは足下までガラス貼りなので
用を足しながらつい新宿の街にみとれる。
今日もあやうくひっかけそうになった。

ここ数日、JTAが音無しだったおかげで
積水ハウスにひさしぶりに集中できた。
Jビーフのキャッチも週末であがったし、
今週はハードだったけどひさしぶりにまともに過ぎたな。

クナイプにのんびりつかり、枝豆をかじりながらボーッとしている。

ま、いいじゃない。
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荒篇アップ
荒篇アップ。DVに落とした。
なんとか間に合う。

これから新宿へ
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編集台本アップ。次は荒篇。
シャーウッドとセントレージの改訂パート編集台本アップ。
プリントアウトが終わったところ。
これからダインコンクリートのラインパートを編集。
ダインの台本は夏苅さんに頼んだし、
何とか2時には出られるだろう。
いや、久しぶりに積水ハウス漬けになっている。
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2シークエンスの編集台本アップ
ダインコンクリートの主な変更シークエンス、
「ダインコンクリートができるまで」
「断熱性能」の二つ、アップ。
夏苅さんあてにメール添付で送る。

ムービーのファイルを間違えてコピーしてしまったので
しかたなしにウエブからグラブでキャプチャー。
画質は甘いが、打ち出して見ると使えそうなので、そのまま使用。
こういうときのウエブというのは助かる。

Bテクとシャーウッドについては口頭でプレゼンすることにし、
余力があれば、一休みしてからラインのHD素材を荒編集するつもり。

なんとかメドがついた。
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キャッチ8案
小山くんにキャッチフレーズ第二弾を送る。

これから積水ハウスのダインコンクリート改訂原稿にかかる。
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《夏のロケット》★★★
川端裕人著/文春文庫

いちばん書きたかったことはもしかしたらエピローグなのかもしれない…
つまり事が終わってからの顛末を描きながら、その先にもういちど起きるであろう「コト」を予感させる。
これは再生の物語として読めばいいのだろうか。
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涼しいというかさむい。
積水ハウスの改訂版原稿と小山くんの仕事のキャッチフレーズのあたりをつける。
これから恵比寿。HD素材を4:3にスクィーズ。
帰ってからラインのHDバージョン編集と小山のキャッチ仕上げ。
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開明。
桑田さんと2時間、話し込む。

開明。

そういえば3年前だったか4年前だったか
ジ・アースの立ち上がりに、オフィスで彼とはじめて打合せしたときも今ごろだった。

あのときも、彼のひとこと一言が
水のように胸に染みた。
わかりにくいと各方面から不評だった
時制の概念図をつくってくれたのも彼。

どこをどう突破するか
その蟻の一穴が、確かに見えた。

週末は、ねじり鉢巻きで
メインショーの構成に取り組めるだろう。
快哉!!!



まずは積水ハウスの断熱性能変更の台本にとりかかる。
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熟睡と嫌悪。
15時間、熟睡。目覚めたら午後2時。
ちょっと焦った。焦りを放って、スポーツ新聞を熟読。
阪神のマジック点灯について詳細を読む。
メディアサーカスをスタートさせたのは、高校時代の友人数人とだった。
全員が、若いときの星野を知っていた。
17歳の時に明大の野球部だった星野と集団でぶつかったことがある。
あの頃、星野は大学に飼われた犬のような男だった。
体育会と右翼の集団の先頭に立って、襲いかかってくる星野の顔をよく覚えている。
あの頃も今も、あの手の顔が生理的に嫌いだ。
そんなことを思い出しながら、日刊スポーツとスポニチを熟読。
自分の中の不快と嫌悪が健在なことをあらためて確認。
安堵した。

疲れていて、昨夜返事できなかった桑田さんへの連絡を渡辺にとってもらい、
彼の自宅近くのガストンで会うことに。

昨日出た、パワハラの一件は伝えずにおこうと思う。
あれはある種の病気なのだ。きっと。

それから、
小山くんのキャッチフレーズの件と
積水ハウス改訂版の構成。
小山の方は、でき次第とりあえずメールで。
積水ハウスは明日の編集で前川さんと確認しておきたい。
提出は金曜日の打ち合わせ。
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8時間。休むまもなく話して過ぎた。
一日、霧雨。
七時過ぎに起き、8時過ぎに蒲田を出た。
9時30分から1時30分まで八重洲でJR東海、
1時45分から3時まで築地で積水ハウス、
3時15分から4時まで六本木のれいので小山くんと
いずれも打ち合わせ。移動時間以外、休みゼロ。話し続けた。
それからカフェ・ブンナで長岡くん、有本くんとコーヒーを飲みながら、次のロケの話と、DVD対応のマルチ録音について。

さすがに残量なし。今日は、よくしゃべった。よく人と会った。

メールをチェックしたら、あちこちから返信が届いていた。
みんながどこかで元気でやっていることを
あらためて確認でき、しみじみ嬉しくなった。

疲れはしたが、まことに気持ちのいい一日。納豆ととんぶりで晩飯を食いながら実感。

梅雨も、いいな。
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符合。
築地で松谷氏と30分打ち合わせ、急ぎ戻った。

不思議な申し出あり。
渡りに船だったので、快諾。

もやが晴れたと、わけもなく思って行ってみれば
ほんとうに晴れていた。
そんなところか。

その態勢ならば
勝算も見える、
すくなくともそう思い込める。

思い込める…
これがいちばん欲しかった状態。

符合した。
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むじな仔犬ゆうじん
汗かきながら2時間眠った。
一度、ゆめで起きた。
テーブルに乗ってあぐらをかいて
与三郎のようなタンカを切っている俺がいた。
そして、なんと恥ずかしいヤツかと、
俺を笑うもう一人のおれもいた。

目が覚めたら、ふしぎなことに、もやが消えていた。
この数ヶ月離れなかった、磐梯山コスモスロケの時の異常な濃霧事件の時のような
その霧がきれいに消えていた。

思い当たることふたつばかり。

跡地を守るように配置されていた三体のむじなの置物と
ぽちの仔のように見えた白い和犬と会ったこと。

帰郷してPCを立ち上げ、メールを開いたら、
あかりや氏から「マシコガンバレ!!」とエールが届いていたこと。


むじなとぽちと友人と。
なんだか日本昔話のようだが、な。

腹に飯を放り込んだら、
これから築地に向かう。

行けるところまで
ほんとうにいってみよう。
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両の目に針さして魚を放ちやる
2000年の春四月。
満開になったという知らせが会津からあり、
ロケハンで泊まっていた猪苗代から急行。
東京から撮影チームが来るまで、東山温泉で待った。
そのとき、売店で見つけたのが
白虎隊の起きあがり小法師二体。
桜吹雪の鶴ケ城を皮切りに福島の各地で
ハワイマウナケア山頂で
ジ・アース映写室の片隅で
転んでは起き上がり続けていた。
最後は、会津若松に柳沼が持ち帰った。
いまは市役所の彼の机の片隅を飾っているはず。

ま、気持ちの上では
ああいうシンボルを求めているのだ。

手元になけりゃ
胸のうちにつくりだすしかないのだが、
思い描くための種火が見当たらず。

根が深いな。

渡辺に言わせると
「品がないのではないか」。
下品が相手じゃしかたねえな、と矛はおさめてみたものの
これからの時間を考えると
やはり迷う。

医者に行った。
二ヶ月延ばしていた。
雨。七夕。
唐突に思い出した、春日井健。

  《両の目に針さして魚を放ちやる君を受刑に送るかたみに》

そして福島泰樹。

  《目を病みてひどくはかなき日の暮れをきみはましろき花のごとしよ》
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むじなと仔犬
福島に行ってきた。
21本のけやきの公園で、白い野良犬と会った。
ぽちの仔かと一瞬おもった。
クルマにあったビスケットと煎餅をぜんぶやったら
ぜんぶ食べた。
二時間くらいまとわりいてくる犬と過ごす。
ゲート跡の階段に三体のむじなの置物が据えられていた。
誰の遊びなのか。
むじなと野良犬が守る砦の跡。

ま、いいじゃない。
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「頭を丸めてもよかったんじゃない」
スーツを着、ネクタイを締めて電車に乗った。
冒頭で頭を下げた。
誰かが「頭を丸めてもよかったんじゃない」
と言ったのが聞こえた。
瞬間迷ったが、昨夜、遅くまで東京駅で待っていてくれた二人との約束を必死で思い起こし、のみこんだ。

それがいけなかった。

ひととおりの打ち合わせが終わり
八重洲ブックセンターに向かって歩いているうちに、ぶり返した。

ネクタイを外して捨てた。
タクシーに飛び乗った。

デュッセルドルフの二の舞い。
時間差でわき出てくる怒り。
ただし、隣に倉持カメラマンはいない。
八重洲周辺にいるのがまずいと思い
ひたすら蒲田に逃げ戻った。

熱いシャワーを浴びた。

同じだった。

ひとやすみして、福島に向かい
どこかで渡辺と合流する予定。
せめて、すこしは気分を変えたい。
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大雨洪水警報と手紙一通
雨に煙る東海道を眺めながら京都まで、のぞみで。
乗り換えて奈良へ。西大寺で降りてタクシーで総住研に。
電通・加納さんたちと合流。ほどなくして福田さんが大阪から。
一時間打合せの後、構造実験場をのぞいた。数年ぶり。
おかしなことだが、家に帰ったような奇妙な安堵あり。
少し開いたシャッターの向こうに雨に打たれる植栽が見えたせいか。
あの頃もよく雨に降られていた。
まだ大木さんがいて、雨のわだちを撮っていたら、よろこんでつきあったことを思い出す。
横林青年が工学博士になっていちだんとたくましくなっていたのがおかしかった。
撮影は下旬。24日と25日。
じつにひさしぶりのロケとなる。

東京に着いたのが10時ちょうど。
八重洲の地下の開いていた店は一軒だけ。
待っていた高橋さん、松谷さんと会う。
先週のやりとりの波紋について。
さらに今後のことについて。
一時間話し、11時に店を追い出された。

渡辺が明日からの福島行きに備えて借り出していたレンタカーに乗せてもらって蒲田へ。

夏苅さんから渡されたDV20分をまず読み込む。
それから知事にあてて手紙。
渡辺に来てもらい、渡す。

湘南に大雨洪水警報が出されたとウエブニュース。
そうこなくちゃな。

明日は、昼前に八重洲に行き、頭を下げることになった。
あの場であそこまで言うことはなかったと気にもなっていたので渡りに船でもある。

身のうちに、どれだけ熱をためられるか。
そしてどう放出すればいいのか。

瀬戸際ではあるのだ。なにより自分自身が。


積水ハウスは、予定していた実験関係が前倒しになった。
この夏は、かなり動くことになりそうだ。
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地震と柿の葉ずし
これから奈良へ。
ひさしぶりの総住研。
免震実験の打ち合わせ。

4時に現地。
戻ったら東京駅周辺でJRチームと夜の打ち合わせ。
渡辺は明日、福島へ挨拶に。

楽しみは柿の葉ずし。か。
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とまどい
週末に角木さんの帰還祝いを菱沼さん、酒井さん達とやっていらい、カゼがぬけない。
夜風にあたった4時間は、けっこうきつかったようだ。
一滴の酒もいれずに中国茶と餃子だけで4時間も愉しくすごせたのは奇跡のようだったけど。
月曜火曜と休み、きのうは外に出ずにPCで金曜に提出するムービーを2パターン編集。
さらに倍速にしたものを2タイプつなぐ。
倍速はつないでいるうちに、目が回った。
カゼのせいもあるだろうが、カメラ脇数メートルを500km/hが通過していく感覚というのは異次元の気配あり。
こういう見せ方で速度を表現することがほんとうに意味があるのかどうか、すこし気になってきた。
これを800インチ3Dで体感させたら驚きより恐怖が先に立つのではないか。
見慣れている人たちではなく、見たことのない人たちを前提にすれば、いま考えている方向は再検討するべきではないのか、そんな思いあり。

はじめに、人。次にモノ。
共感するものが、日ごとに目減りしていく。
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深夜モード
まずは狼煙。いや烽火?

でいいのだと、やっと思えた。
まず、闇の中に、先行する笛の音。
一条のライトが菊池雅志の影絵を照らし出す。
暗転。
ライト。肘打ちで叩く、石塚の銅鑼。シルエット。
暗転。
ライト。闇のピアノを奏でる、永畑。シルエット。
暗転。
ライト。夜空に向かって叫ぶようにひとむれの唄を絶唱する福島泰樹。シルエット。
暗転。紗を取っ払う。
スタート。

これだけでいいか
ほかに語りを加えるか。
安藤さんをからめられないか。




須賀川むじなの森跡地
天栄村漆黒の森
会津若松飯森山
舘岩村水引の月見の里
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