2010年07月の記事


前にむかっている時の背中のキズ。情けない
途方に暮れていても埒が明かないので別件のナレーションを書き、チェック用ムービーをwebに。淡々と進めた。解決法、やはり皆目見当つかず。過信していた【おもいつき】力、行き当たりばったりパワーも、歳とともに枯渇しつつあるようだ。解決できると過信する己が別にいたからこそ、気楽に頭も下げられたが、ダルマとなっては、ほんとうに潮時なのかと。古い友人よりも、ある意味濃密で多くの【いま】を共有できているのだと、どこかで妄想していた。たぶん。そういう過信が、思い込みが、想定することもなかった切所で露呈。わが身の不徳を省みるほかにねえだろうな。向こう傷ならともかく背中から切りつけられるとは。逃げたのではなく前進のその真っ最中に。な。口惜しいというより、ただうすらさびしい。
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中盤過ぎたら、いきなりの殿戦。
まだ中盤戦にさしかかったところだと夕がたまで地下スタジオでタガを締め直す気分だった。まさか終盤戦なしの展開になるとは想像すらしていなかった。順調すぎる展開に、なんども戦線縮小を申し入れ、そのつど「弱気」を指摘されるように勢いに乗ることを後押しされ、長いつきあいだけど、やっと「らしい」展開ができるようになったのかとジンときたりしていた、そのピークだった。なんども何度も確認をさせ、ルビコンを越えたはずのところで全力を出しきるスイッチを入れた。一昼夜。いや正確には18時間経過後。そのルビコンが幻だったと知る。ルビコンを越えたら…そのルビコンが、はじめから無かったのだ。まだ、立ち直れない。中盤過ぎたら、いきなりの殿戦。出来損ないのRPG。
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先に立たず。
こんなにつまらない結末になると24時間前は夢想だにせず。もっと早い時期にチームを解体するべきだった。そのことが悔やまれてならない。
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明日で8連勝?
♪ゲタを鳴らしてヤツが来るぅ…という唄があったな。スニーカーを履いてナガオカが静かに顔を出してくれた。大量の麻布十番浪花屋の鯛焼き持参で。7月ウォーズvol3&4編集真っ最中。みんなで名物をぱくつきながらこなした。珍しいことに想定していた時間内に編集が終わり、クライアントを待つ。プレビュー、拍手。とっておいた鯛焼きをソウマPが包み、クライアントに土産として渡す。袖の下。鯛焼き賄賂。アタマからしっぽまでほんのりと甘いあんこがたっぷりとつまった名物を賄賂としたので、以後無事な航海となるだろう。人にもらった土産物をあけだわけだから賄賂というのも図々しいかもしれないが、気持ちはしっかり袖の下。お代官様にすりよる越後屋状態。古河を4タイトルと考えれば7連勝。明日のSHMも勝つだろうから八連勝。ぱーれんちゃんは、親の役満、だったか。ひさしぶりに無頼な日々を思い出す。
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大潮。満月
荒れるよなぁ
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永遠の0
スタジオ。六本木地下。SWにかかる。一ヶ月先行していたがBの展開がスムーズ過ぎた。ショートムービーを長短2タイプとなり、今日は短い方。シンプルバージョン。昨日の夕方、クレオで渡辺と1時間、みっちり再整理し、方向を定め、台本、荒編とすすめ終わったのが深夜2時過ぎ。最後に出したメーリングに10分後、山岡から返事があり、同じ時間に同じ作業にかかっていたことを知る。巨大なスタジオで仕事していたようで、ちょっとおかしかった。B/環境館イントロ/SW/SHMとまったくの同時進行で異なる案件が進行していくというのはひさしぶり。煮詰まったかな、と苛立っても目先をスイッチできるので忙しいようでもラクだ。

百田の「永遠のゼロ」を明け方読了。ラストまでたどって思わぬ感動。ほとんど何の興味も持たなかった「時代」にもかかわらず、削られ穿たれ徐々に輪郭を明らかにしていく物語世界の強さにひきこまれた。デビュー作らしいが、剛腕ぶりに舌を捲く。もう1点、戦時中の日本軍と戦後から現在へと続く官僚とがおそろしいほど重なっていることに鼻白む。おれたちは、もうDNAのように、このうんざりするような「国民性」から抜けられないのだろうな、と寂しくも思う。
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友と女と。ふたつの笑顔。
自分で考えているより疲れていたのか、8時過ぎにアップしたにもかかわらず、蒲田に戻った時には、やる気がゼロに。シャワーを浴びても風呂にゆっくりとつかってみても回復せず。眠いのに眠れず、つまらない小説を読みながら明け方まで。ベッドに入ってからも3時間ほどは寝たりおきたりが続いた。で、気づいたら4時近かった。熟睡したのか、ゆうべの疲弊感と厭世気分は溶けていた。熱いコーヒーを淹れ、時間をかけて朝刊を読んだ。いくつかの夢のなごりがフラッシュ。いずれも撮影中の断片。

ロケ現場で、渡辺とカメラポジションを検討しているところに、賢明さんがふらっと現れた。夢の中でも現実と同じ経過らしく、ずいぶんひさしぶりに会ったようだった。彼は、どてらを羽織っていた。帯はせずに、どてらをマントのように羽織っていた。笑顔。別れた頃とどこも変わらない、あの高校の頃と同じ賢明smileを浮かべていた。昨日会った人と、さりげなく別れるように挨拶をした記憶だけが残っていた。もうひとつ。やはり撮影の現場。艶夢だった。年に数回、ここ何年かにわたって見続けている艶のある夢。いつもギリギリの所で止まっているのが口惜しくも可笑しくもある、ディテールがひどくリアルで焦りを誘われる、あの【艶夢シリーズ?】。腰に手を回し、引き寄せたところで終わっている儚い断片。振り返ったその表情の満面の媚びがまぶしくて、柄にもなく照れてしまった瞬間で途切れた記憶。

2つの笑み。
夢の中のarchaïquesmile。

仕事に向かう気力が消滅した夜に見た、どこか桃源郷のような、微笑みふたつ。コーヒーを3杯飲み終わった頃には、萎えた気力がすっかり、戻っていた。と、思えた。
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ちょっとしらけてきたというか
あきてきた。スタジオを出る1時間前から、そんな気分が濃くなった。クライアントも代理店もいないスタジオで、ふと、何のための仕事なのだろうと、疑問のかま首。ま、暑さに負けつつあるのだと、思うようにはしたのだが。立場が、ちょっと見えなくなっている。
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メモ/多様性
町から消えていったもの。あるいは見かけることが少なくなったもの
地球規模、世界にせずに宮崎駿の「半径300メートル」とからめた範囲限定
庭先里山から消えたもの?

蜻蛉/ツバメ/すずめ?/カエル/蝶々/かたつむり/げんごろう…
蝉はなぜ消えていないのか

蜻蛉の退行曲線?/オートノマス構想参照
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余韻と名残と
7時47分の、のぞみで新大阪へ。11時からのブレストに出、その後もう1件打合せをこなし外へ。里山の稲穂を眺め、タクシー乗り場に向かおうとしたところで声をかけられた。思わぬ人と再会。そのちょっと前に、その里山の担当者を思い浮かべたばかりだったので奇妙な気分も。それから新大阪へ。本屋に寄り、サンドイッチを買って車内に。東京に戻ったら、朝と同じようにプールの底のようだった。タクシーで有栖川のスタジオへ。録音。ものの十分もかけずにアップ。2つのテイクをみんなで聴き比べ、決めた。外に出たら、半月を少し過ぎた月が公園の森の上に。蒲田へ。都心は36℃を越えていたとニュースで知った。北関東のどこだかでは38.9℃を記録したとか。
数分。いや1分足らずか、思いがけない気配を感じた。たぶんヒートアップした猛暑日の名残だろう。と、思うことにした。
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がんばってみた
夜中になっても外気温30℃のまま。ヒートアップ凄いね。夕方から環境館に取り組み荒編すべて終わらせた。主画面のサブ要素もつないでみたが、これが、とてもよかった。12歳までのkidsVoices。8時間、がんばったけど、けっこうひーひー。
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持って来いの炎暑となった
7時前。公園で朝刊を読みながら30分。青空と雲が真夏のようだった。昼前に関東の梅雨明け。5分を3分以内版に詰めていく。少し前にアップし、webにチェック用を。温度計、34℃。いきなり炎暑。7月wars、これでますますヒートアップできそう。突破あるのみ。
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まず一勝。夏の盛りへ向かう雲。
撮影部のミニビオトープ、うすむらさきの花が咲いたと知らせあり。打合せが終わり、外で渡辺が駐車場から出てくるのを待ちながら風にあたりながら空を見たら、真っ白な夏雲が超スピードで流れていた。ビルの間に挟まれたそのちいさな空間だけが真夏のようだった。まず一勝。二勝めもみえはじめた。3月はじめから想定していた7月ウォーズ、パーフェクトとなりそうだ。
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正直なところ、あのまま仕上げられるとは…
思っていなかった。正味、4時間の本編集。音楽もあて、スーパーもすべて入れ終わりプレビュー。そろってもれた、ため息が甘美だった。一人ひとりを抱きしめたい気分だったが大半が♂だったのでガマン。それから2時間、古河用の素材整理。9時過ぎにアップ。山岡を送り、帰宅。V!
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南海のカツカレーと夢の聖地と
いきなり食べたくなった。神田すずらん通り。蒲田からは遥か彼方。というより、もうやってないな。あーあ、食いてえ。日比野の明日夜のBSハイの90分番組、編集でバッティングなので録画セットする。

NHK・BSハイビジョン
プレミアム8<紀行>・夢の聖地へ
幽玄の廬山 水墨書画の奥義を探る 俳優・画家 片岡鶴太郎
本放送:7月14日(水)20:00〜21:30
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激闘。4時前に仕上げた
送信。昂ぶったので、おさまらず。比翼連理。
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ことしもくちなしを盗んだ
あかりやつじけんめいさなえ。生きているひともいなくなったひとも
ずっといっしょに歩きたかったな。2010.7.3未明
あかりやにもらった沖山秀子の♪summertimeを聴きながら
彼と彼女たちをしのぶ。公園でくちなしを一輪盗んだ日。
むせるようなあまい香りが部屋に満ちている。
和クチナシではなく大ぶりで肉厚な西洋クチナシ。
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チェ・ゲバラの別れの手紙と比翼連理の誓い
カストロに宛てたチェ・ゲバラの別れの手紙を読みながら、これは長恨歌の比翼連理だな、と、ふと思えた。

天にあっては比翼の鳥となり、地にあっては連理の枝とならん…

玄宗と楊貴妃ではゲバラが笑うか。

なんだか今夜は、あかりやモードから抜けられそうもない。
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あかりやへのツィート2件。03;25
tmashiko
あかりやがくれた沖山秀子の♪summertimeをひさしぶりに聴いた。なんという出足なのかとあらためて。こんなブルースシンガーがいたことをあかりやが教えてくれなければ… あかりや。これも読めたならメッセージくれよ。ちょっと困ったことになってるぞ。折れそうな気もする。
1分未満前 webから


tmashiko
午前2時過ぎ、そのコメントに気づいた。uezisiuza : USA。日付を見ると2008.7.3のウェブメモへ。あかりやと最後に辰巳泰子のライブで会ったちょうど1ヶ月後のメモ。あかりやと飯を食わなかったことを気にしている個所あり。偶然だけどあかりやからのメッセージのようにも。
12分前 webから
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あかりやさんのこと
珍しくコメントの表示があったのでクリックしたが【uezisiuza : USA】とのみ。
コメントがあったのは2008 07/03 23:54に書いた
[VR/キッチン南海/さぼうる/ひとりの男/Z/暗い旅/賭け麻雀]
というメモページ。あかりやさんと大久保のコンサートで会った1ヶ月後の備忘だった。あの日、一緒に飯を食えば良かったと、いまさらながら悔やまれる。日付をもう一度見て気づいた。2年前の今日。7月3日とある。なんだかあかりやから届いたメッセージみたいな気がする。そのメッセージはマケルナのはず。誰になのか何に対してなのかわからないけど、あかりやならきっとそういって笑うはず。あかりやさん。いや菱沼さん。おれは元気だよ。あの日、一緒に飯を食べられなくて、ほんとうにごめんなさい。


++++++++++++++++++++++++++++
2008 06/02 13:10
辰巳泰子ライブ×

@六本木地下スタジオ
隙間を見つけて大久保に行った。少し遅れて入った会場で辰巳ともうひとりが座談中。なんともぬるい空気でとまどっているところに、遅れてきたらしい福島さんが加わった。すこし盛り返すも、盛り返しきれず。帰ろうかと思っていたところで福島さんが皮切りにやるというので、幕間に挨拶だけかわし待った。思いがけず“人生の椅子”。満腹になったので、あかりやさんに別れを告げ外へ。銀座に出てカツカレーを食べ帰宅して撮影プランを書こうとしたが手が出ない。予想外の福島遭遇が効いたか。あきらめて「大漢風」を三話分。眠くなったので朝まで熟睡。菱沼さんの顔を見られただけでもよかった。今日はテクノロジー篇のまとめ。10時から順調に推移中。夕方までに古河を書ければとは思っているが。さてどうなるか。自分が短歌を好きなのではなく、福島さんの短歌が好きだったのだということを、きのうあらためて知ったように思う。ま、そういうもんだ。
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「愚かな親の愚かな子ども」を観た。傑作だった。世の中は奥が深いな
サッカーを観たあとツイッターに感想をと思ったらさすがにつながらず。リアルタイムなのだからムリもないな、とついでにユーチュープへ。ここではないどこかへを久しぶりにチェック。関連ムービーを見、つまらなかったので誰が作ったのかとたどったところ、そのお気に入り動画欄で「愚かな親の愚かな子ども」というみょーなタイトルを見つけた。ジャンプ。http://www.youtube.com/watch?v=mXU-KX9Ecikへ。これが思いがけないインパクトで3回繰り返し再生。登場するのは小学生くらいの女の子で、爆笑。さらに感動。何に感動したのかというと、映像の仕事をプロとして生きてきたおれの発想ではぜったいにできないだろうなというなんともナチュラルでリアルな1shotmovieに。できそうでプロだと試みきれないだろう、しなやかな感覚。つくったのがこども本人なのか、親なのか、兄弟なのか不明だけど、エフェクトを見ているとごくありきたりの2世代前くらいのiMovie風。つまり、いつでもどこでもほとんど無料で入手できるバンドルソフト、程度。にもかかわらが文字の出し入れ、カットの切り方、テンポいずれもまったく驚嘆するような切れの良さ。なんの屈託もなく楽々と笑いながら撮り仕上げていったようにしか思えない天性の歯切れよさ、チャンネル内のほかの作品をつづけて観たが、いずれも秀作。いやあ、思いがけず勉強をしてしまった気分。ブラジルの敗退は惜しかったけど、ツイッターが混んでいたおかげで思わぬ出会いあり。webというのはおもしろいな。際限のない予測不可能性の前に、ただただ呆然と笑うしかない。
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かかぁ?
まったく異次元なのだなと思った。口をポカンと開けたまま最後まで。それにしてもNHK、「カカ」でいいのにことさら「かかぁ」と正確を期し、耳障り。解説の山本某も好き勝手な心理分析の連発で不快。圧倒的な時間に瑕瑾を残した。ソニーの提供したという3DdigitalHDカメラは解像度の良さを発揮しまくり、見ごたえのある中継が続いていたけど、今夜のブラジル×オランダの中継技術は垂涎もの。スイッチングの切れ味だけでなく、各ポジションのカメラワークが見事。ニッポンのスポーツ中継技術と比べても仕方ないが、さすがに世界は深い。
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備忘7.1BS
トップに【予兆】 スローL/テラス→室内/逆回転で
[コピー]でしめる 中心はスローL
すべてはスローLへ!? テクニカルタームはなし
イメージ全面展開 パッケージとの連動←コンセプト
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備忘7.1SWA
スバル睡蓮の冒頭ふう
暖炉、窓辺、森/林/樹木 冷やかし コンサート くつろぎ感/自宅のリビング?
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9時間ぶっ通しで3本書いたぞ(‥;)
結局、夜が明けた。Bの編集プラン、環境館のintroductionプラン、SWの編集イメージとぶっ通しで3本。1時過ぎまでオフィスの渡辺に次々と画像キャプチャーを送ってもらいかわいそうなことをした。昨日の夕、蒲田のクリエで相馬さん、古山さん達と打ち合せをしてから、3日間くらい経過した気がする。まだ2本くらいいけそうだけど、午後のプレゼン2件に備え、寝るつもり。神経のエッジが立っていて眠れるかどうか。
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