2002年12月の記事


《タイムマシーン》★★
DVDレンタル。タイムマシーンものはもう限界なのか。
なかなかではあるが、途中から辛くなる。
CGはきりのないところまで行けるだけに中途半端な想像力では
もうもたなくなってきているのか。
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《スターウォーズepisode2》★★★★★
撮影から仕上げまでフルデジタルで行くということの意味とスゴミに
ただひたすらに圧倒された。圧倒されつづけた。
批評家も周囲で観た業界の連中の評も、ことごとくバットしなかったので
劇場に行かなかったことが、悔やまれる。
なぜ映画館を選ぶとルーカスが言うのか、DVDとプログレッシブの組み合わせだけで
十二分にその主張が了解できた。
この画質をこれまでのフィルム上映館で再現することは不可能である。

CGと実写の融合ぶり、奔放なディティルの想像力がすべてをぶっちぎるような爆発ぶりは、歴代のスターウォーズ中で最良のものだ。
ストーリーの弱さなど屁でもない。いままでのスターウォーズに語るに足るようなストーリーがあったわけでもないのだから。

このDVDは即買いだな。
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トップガン★★
参考資料として「トップガン」DVD版で見る。
東西冷戦時代というシンボルが明快な敵味方の構図を保証し
さらに超音速のジェット推進という与件がテンションをつくりだすが
その意味ではまったく役に立たない。
この2点に気の抜けたサイダーのような恋愛がからんで
はじめて成立した2時間である。

T.スコットらしく徹底して朝日か夕日で撮るという姿勢は
たぶんつらぬけないだろう。
すべてをきちんと見せろという声が今から聞こえてくるようだ。

モノマガジンのマニアックな世界は、博覧会の趣旨に反する。

骨格となるロジックが、けっきょくは左右することになる。

実験の記録映像を見るのは数日おいてからにしたほうがいいな。
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戦後のムービーチェック1
1.[ダブルスタックトレイン]
2.[海上コンテナ]
3.[コンテナ船]
4.[The Sunny East]
5.[日本の海運]
の5本を詳細チェック。やはり[The Sunny East]がスゴイ。
カメラマンは日本人だから、[視点]ひとつでこんなに違うのだというこに驚かされる。
日本は技術はほんとうに悪くないけど、それを活かすソフトの分野が最悪なのだと思う。

夕方まで眠り、3時間かけてじっくり記録ムービーを見た。あらためて渡辺の手配が困難な作業となることがわかる。

外は今年最高の冷え込みとか。
さて、星でも眺めに出てみるか。
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12.26勝利宣言。冬晴れ
松谷さんから連絡。宣言してよいよ、ということなので、
勝利宣言とする。
・ヌキの勝利宣言である。

これからおれは広尾でMA
渡辺は横浜でシナリオ打合せ
夜には祝杯をあげよう。

場所は公園の1本だけ残った枝垂れ桜の下。
裸の桜樹ごしに冬の月を眺めながら
2005年春の満開を思い浮かべ杯を満たそう。

船なら、よぉそろぉ 
だが
さてリニアのばあい何というのか
「出発進行!」
それとも「電車でGO」?

ま、いいか。
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[日本をひらく]の表紙は130年余の船の変遷
2時間かけて《表紙》を遊ぶ。

「明治初年横浜交易図/錦絵」「明治29年土佐丸ロンドンに出航/写真」「昭和4年浅間丸航海/絵葉書」「1960年氷川丸最後の航海/写真」「2002年クリスタルハーモニー/写真」を並べ、上下に朱色の太線で挟み、「二引の旗」に見立てた。

総タイトルは「日本をひらく」と朱色のヒラギノ明朝で。

もうすぐオフィスで渡辺のプリントアウトが終わる。
この表紙を添え、綿テープで57ページを綴じ、
一眠りしたら横浜に向かってもらう。

いや、快哉。
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郵船のシナリオアップ。
8時過ぎまで眠った。
明日提出する郵船のシナリオの表紙をつくり、
「世界にひらく」に土佐丸エピソードを短く追加して第3稿とする。
エピソード4から9までの演出照明とのリンクは年明けにまわすことにさせてもらう。
表紙と中扉を入れてA3全57ページ。
渡辺がこれから8セットプリントアウトにかかる。
年内のステップはここまで。

正月明けまでにブラッシュアップし
さらにサブ・エピソードに入りたい。
年が明ければ、佳境がつづく。

明日の提出は渡辺に託し
明日午後の積水ハウスのMAVと
明後日のセキュリティの打合せを残すだけとなった。

三井・東芝館の結果は明日。
JRのほうも明日で見えるはず。

書きまくった師走も、今日で終わる。
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1896年(明治29)3月15日土佐丸
欧州定期航路開かれる
第一船土佐丸乗客5名で出港
1896年(明治29)3月15日

横浜桟橋で出港を待つ欧州航路第一船の土佐丸
土佐丸は三菱汽船生みの親、岩崎弥太郎の出身地からつけられた。

前年末から、日本郵船は取締役荘田平五郎をロンドンに派遣して外国航路開設の準備を
進めていたが、この日、正式に欧州定期航路開設し、
その第一船土佐丸(船長J.B.マクミラン)が横浜を出航した。
この後、土佐丸は神戸・下関を経てロンドン・アントワープに向かう。
今回開設された航路には、月1回の便が予定されており、汽船6隻があてられている。
土佐丸は1892年にイギリスで建造された船で総トン数5405t、長さ約137m、幅約15m、最大速力14ノットを
誇る最新型汽船。
2年前に56万円で購入した物である。

船客は1等が20人、2等8人、3等100人の定員だが、この日の乗客は5人、
ロンドンまで行くのは2人だけだった。
船客は日本語が通じて茶漬けが食べれると大満足のようである。
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ごりやくときよしこの夜
考えてみれば24日のうちに書き上がったことになる。
とすれば年内脱稿祈願のショートムービーは御利益あり?

夜半にビルの間にきれいな月が出ているのを見た。

ページメーカーとワードの折り合いが悪く
渡辺に苦労をかけている。
朝までには資料館に送れるだろう。
episode9まではとてもムリとあきらめかけていたが
踏みとどまれた。いや踏み越えられたのだ。

「そののちのパンドラ」+「岩崎弥太郎の啖呵」+「吉本さんの詩/とほくまでゆくんだ」+赤いサンタ

ごった煮の勝利であろうか。

きよしこの夜。
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イブのようろろ
8と9アップ。
とりあえず叩き台にはたどり着けたのだと思う。

気を取り直してかかってみればなんのことはない。
マシーンのように進んでしまった。

ラストにどうしても「よぉそろぉ」をいれたくなり
半ば強引にいれた。

「私たちは海に囲まれ海とともに
その歴史を綾なしてきた
日の本の、海の民の末裔である


目にも鮮やかな緑でおおわれた
このいくつもの島々を
日本という名のもとに
一つの国としてまとめあげた
海の民の末裔である


私たち日本郵船は
二引の旗と日の丸を掲げ
七つの海をわが庭とし
肌の色も目の色も異なる
たくさんのひとたちを友として
百余年の歳月を航海しつづけてきた


この博物館には
私たちがこの海の国を母国に
七つの海をこえて為してきた
あるいは為そうとして 果たせなかった
かぞえきれない思いと 試みの痕跡が
夢のかけらの一部が
とどめられ 
そして展示されている

さらにみなさんが立たれている
この場所には
私たち日本郵船が
今日というこの瞬間に刻みつづけている
現在進行形の歴史が表示されている
同時に私たち日本郵船が
その先の明日に託そうと夢見る
航跡の姿が提示されている

その夢は
先人たちの想いから
どれだけ遠ざかったのか
あるいは近づけたのか

そして 乗り越えられるのか


よおそろ!」


ちと興奮しすぎかとも思うが
まあ書きたいように書いておく。
クリスマスイブだものな。

なお
BGMは
タン・ドゥン:グリーン・デスティニー〜愛のテーマ 2:25 ヨーヨー・マ Yo-YoMa THE BEST COLLECTION Classical
今日はこれだけをかけつづけていた。
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5cmの12月
しかし12月のおれは
すっかり「書きや」になったようだ。
書き直しも含めて、約5センチメートル。

三井・東芝、JR東海、日本郵船。

さすがに文字を書くためにディスプレイに向かうのは
もううんざりである。

野で山で
街でもいい
寒風の中にこの身を置いて
カイロをいくつもぶら下げながらOKと叫びたい。
ロケに出たい。
痛切にロケに行きたい。
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憂さはとりあえずwebに捨てる
あと2本、なんとか書き上げようとベッドからはいずり出てパソコンをONにしたところで電話。

電話を切って、とりあえずオフィスの渡辺に必要なことを頼み、コーヒーを淹れているうちに、
哀しくなった。
ほかに書きようが、ない。
哀しみがこみあげてきたのだ。
コーヒーをあきらめ30分呆然としていた。
こんなことでなぜ涙が出るのかわからないままに。

怒りは、なかった。

徒労感だけが満ちていく。

なんとか郵船のシナリオに戻れたらと思う。
望まれている場所があるのだから
そこに戻りたいと思いシナリオを立ち上げるが
書けない。
指先に力が伝わらない。
キーを叩けない。
ことばが、見えない。

赤いサンタのリプレイも効力なし。
昂ぶるはずが、破壊のベクトルに火がつきそうになる。

あれもこれも
ここまでなのだろうか。
タンドンを聴きながら
あの谷に身を投げた娘は伝説のように
どこかで生きているのか
あるいはやはり潰えてしまったのかと
解のない問いを繰り返す。

あれは《飛ぶ》もしくは《跳ぶ》
ことに意味があるだけで
もしかしたらそれだけなのかも知れない。

そんなふうにも思える。


と、こんなことを書き連ねている間に
電話が3本。


少なくとも気は、抜けた。


とにかくいまは、郵船。

とりかかる。
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石油ショック直前までたどりついた
今夜はここまで。

24日の日付と
エンリケ航海王子に敬意を表し
スペイン産のスパークリングワインを飲みながら
無事にエピソード7を過ぎた。

風呂に入ってひとねむりしたら
いよいよエピソード8。
さてたどりつけるだろうか。
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書いていてうんざりすることばかり。つくづくニッポンは悲しい
まず「国旗なき復活」をアップ。
なんつーか、日本という国はほんとうに
ひどい国だったのだとしみじみ実感。
とりわけ第二次大戦前後は支離滅裂
行き当たりばったりのさいころ賭博のような
政治で、
こんな国がよくまあ再生できたものだと
感心するばかりだ。

勝って裁く国というのも驚愕ものだが
敗戦後同じ顔ぶれで続けた国というのも
古今東西類を見ないのではないか。

バブル騒動とその後の仁義なき戦いなんて
鼻くそのようなもんだろう、日本にとっちゃ。

負けても負けを自覚できないというのは
どんな教育が植え付けたいびつさなのか。

敗戦後十年のうっとうしさから抜け出ても
その先もまた暗澹。
歴史は、圧倒的に《むかし》がいいね。
気楽だから。

で、ひと休みである。
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郵船カレーとゆず湯とタンドン「グリーン・デスティニー」
さてスパートである。
本日のBGMは
タン・ドゥン:グリーン・デスティニー〜愛のテーマ 2:25 ヨーヨー・マ Yo-YoMa THE BEST COLLECTION Classical
と中島みゆき「たかが愛」「命の別名」
森田童子「春爛漫」「ぼくたちの失敗」
以上五曲をエンドレスで。
行けるところまで行く。

ゆず湯に入り、資料館で買っておいた郵船カレーで
腹ごしらえもした。
よぉそろぉ、である。

まずは「国旗なき復活」の章から。
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なんつーか、朝である
なんだか力が入らず、原稿はお休み。
ユズ湯に三度はいってあちこちに
クリスマスメールなど送っていたら朝になった。

鼓舞するためにリニューアルしたつもりが
すっかり遊んだ。

水滸伝の今月分でも読みながら眠ってしまおう。

なんつーか。
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件名 : [tojibu3:00366] 年の瀬のみなさま
件名 : [tojibu3:00366] 年の瀬のみなさま
送信日時 : 2002年 12月 22日 日曜日 9:29 PM
差出人 : Toru Mashiko
宛先 :

益子です。



いよいよ暮れますね。
ことしのラストは26日のシャーメゾンMAV。
いろいろおつかれさまでした。


相馬さん
この仕事で打ち上げなんて、もしかしたら
1994年以来、はじめての「事件」ですね。
群雲のかかった満月の夜の「月のコース」
ほとんどは仕事の話しで終始したけど
たのしかったです。
JRで落ち込んでいたのを慰められたようにも
感じましたが。
expo2005はトヨタ館、JR館、三井・東芝館と
3件参加してますが、三井は年明けの結果として
他はなんとか役に立てたのでホッとしてます。
JRは力を入れていたから圧勝するつもりだったので
コンペに勝っただけということにちょっと気落ちしたかな。
ま、正月をはさめばやる気も回復するでしょう。

山岡さん
トヨタ、三井と徹夜連続でずいぶんムリばかりさせました。
疲れがピークになると、あんな症状になることがあると
知人の医師から聞きました。
仕事を頼んでおいておかしな話しだけど
くれぐれも御身大切に。
そのうえで来年春の日本郵船博物館の映像デザイン
よろしくお願いします。
スケジュール上は夜8時までで編集ストップし
連続日数は3日までと渡辺に伝えてあります。
計算上は2週間から3週間スタジオ入りになりそうなので
今まで実現できなかったカラダとココロにむりのない
編集環境をテストするつもりです。

長岡さん
24日に日本出発と聞きました。
3週間の滞在はかなりきついだろうけど
見事なオーロラ映像が撮れることを祈っています。
大変だとは思うけど、ライブラリー映像も頑張るように。
ブリザード。氷結。夕日。朝日。
高感度でもしいけるならコマ落としで星の動き。
山岡さんがアメリカで仕入れてきた素材にスゴイのがあった。
いろいろチャレンジしてください。
撮ったものはまず郵船博物館で買い取ります。
3週間後に笑顔で帰国されることをたのしみにしています。

井口さん、武田さん
火曜日に夏苅さんがシャーメゾンの材料を持っていきます。
本編は若干長くなりました。
エンディングの曲をTVCMと連動することになり、
仮であててあります。入りをスネークインし
アウトをフェイドアウトさせるといいようです。
詳しくは26日午後2時に。


年内にあと4本シナリオを書くための景気付けに
ショートムービーをつくりました。
年の瀬に疲れた方はご覧ください。

http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater607.html
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viva!のバージョンアップ「とほくまでゆくんだ」
http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater607.html

こいつでなんとか年内に日本郵船を脱稿したい。
神頼みのお遊びである。
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ぬけぬけと「夢変えた」と語れるど根性に脱帽
風呂を上がって汗の引くまでと思い立ち
あと少し頑張るための景気付けにviva!を模様替えしてみた。
なんとかあと三日で4本書ききりたい。
頼れるものには何でも頼ろう、とはじめたら
思いがけずに二時間経過。あせる。

コンバートする間に朝刊を読んでいたら
中村が近鉄残留になったと。
「夢変えた」と小見出しに。
つまらねえ球団とつまらるえバッターの
なんともつまらねえ結果。


深夜に飯を食いながら梨田が言ったのは
「ノリがいるからローズも打てる」
「小さい子を異国に連れていくのは心配だろう」
……
「二時間くらいしゃべりっぱなしでね、
何が心を打ったのかわからないよ」と語ったらしい。

その結果「夢を変えた」ということなら、
その「夢」について中村はきちんと語っておくべきではないのか。
記者は、そこだけは引き出すべきではなかったのか。
中村は髪形にこたわるほどの「夢」を持ちえなかった。
こういうやつが「近鉄を日本一にするために骨を埋めます」と言うなら
そんなクズを見ながらお子さんは何を夢見ればよいのだろうか。

年の瀬に似合わぬ
まことにくだらない「ニュース」だと思う。
このニュースに人はどんな「きぼう」を見いだせばいいのか。

いまどきニューヨークに赴任するのに
「異国」なんつう語彙が出てくることが
しかし信じがたい。
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郵船大変
11時間眠った。

さてepisode6「国旗なき復活」にとりかかろうとして
穴澤さんがつくった改定ポイント一覧表が行方不明。
オフィスに連絡。渡辺もまだ眠っていたらしく
起きてもらい捜索を頼む。
寝ぼけているせいか、オフィスも不明。

それがないとこの先の航海が不可能なので
恥を忍んで穴澤さんに連絡を頼んだ。

結果。
木曜日のトータルメディアの会議室に忘れてあったことが判明。
金曜と土曜日のパートには使う必要がなかったことが不覚だった。

19日から20日にかけては、あれもこれも
ぼう然自失状態だったようだ。
記憶が溶けている。

すぐに渡辺に麹町に飛んでもらうことにした。
データベースとして共有できる状態になっていないことが
いまさらながら地団駄踏む思いである。
忘れたことは棚上げした上で、なおその思いが強い。

しかし穴澤さんが休日出勤していてくれて助かった。
これで24日までの3日間を空白にせずにすむ。
カゼで発熱。腹が痛い。頭が痛い。病院の予約。家族の病気…
この数ヶ月でエクスキューズの題目も使い果たしていたとこだし。

ひと安心したところでユズ湯にでも入ろう。

それから朝兼昼兼夕飯を食べ、
菱沼さんにもらった赤絵でつくったショートムービーを眺め、とっかかろう。
この10日、JR、三井、日本郵船をスクランブルで書きつなぎながら
一日十回くらいずつウエブで見ては
「突破あるのみ」と念じてきた。
無神論だが、困ったときはほんとうにあちこちでいろんなものに拳を合わせてきた。
この10日は赤絵ムービーオンリーである。

あかりやのあかえ。語呂もいい。

では風呂に。
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夢と壊滅を過ぎて明日は[復活]
日本郵船博物館のシナリオを書きつづける。
「豪華客船時代」から「戦争と壊滅」の章。
知れば知るほどため息の出るような「客船文化」が
あっという間に消滅していく4年間。
人も船も根こそぎ徴用されてその過半が海に消えた。
戦後、国は一切の補償を果たさず。
どうして復活できたのか、再生できたのか
不思議でならない。

ひるがえって金融。
資本主義国家の片鱗も誇りもないままにはかられる延命策。

ERを観ていると十話に一度くらいの割合で
延命処置の問題が登場する。
どこまでがほんとうか知らないが
問われるのは常に、患者自身の意志。

生きるのに疲れたから
植物状態で生きたくない
延命措置は一切拒否する

ということを一筆書くような企業は
まあいねえよな。

それにつけても
読むほどに知るほどに
志ひとつなのだなと知らされる。

そんな感想を話しても
笑ってそらされそうな気もするが
さすがに龍馬という途方もない存在が触媒となっただけのことはある。

二月のような底冷えのする日に書いた
夢と絶望の20年間は
さすがに筆舌に尽しがたい。
弥太郎の奔放からはじまり
無謀にも見える世界への飛躍を経て
たどりついた昭和の20年は悪夢のごとくだ。

明日の[国旗なき復活]で気を取り直せればいいが。
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群雲の夜。ま、いいじゃねえか
快晴とはならず雲の切れ間にときおり満月が顔を出す。
勝つには勝った。

ま、そういうことだ。


+++++++++++++++++++++++++
「ないちゃだめ」
パンドラがとほうにくれていると、小さな声がしました。
「だいじょうぶよ、わたしがついているから」
声は箱の中からきこえます。
「あなたはだあれ?」
パンドラはおそるおそるたずねました。
「わたしは『きぼう』です。
人間が『わざわいに』まけないよう、
おてつだいをします。
くるしいとき、かなしいとき、こまったときは、
どうかわたしをよんでください。
わたしはいつも、あなたたちの心の中にいます」
パンドラは「きぼう」のおかげでげんきをとりもどし、
またエピメテウスとなかよくくらしはじめました。
「きぼう」はパンドラだけのものではありません。
わたしたちが、くるしいとき、かなしいとき、こまったときに、
くじけず、あきらめずにいきていけるのは、
心の中の「きぼう」が、なぐさめ、はげましてくれるからなのです。
ほら、ごらんなさい。
雪がふり、風がふきつける、寒い冬。
でも、春はもうそこまできているのです。
 歌野晶午「世界の終わり、あるいは始まり」
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背水。月を観て笑う、ただそのためだけの一日
長岡と山岡に東京星菫派通信1として送信。
おのれの退路断ち。

これで願がかなわなければ、
頭でも丸めることになる。

さて今年最後の満月の日となった。
予報は晴れ。
月を観て笑う、ただそのためだけの一日。
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とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
ぼくらはぼくらに または少女に
それを視せて とほくまで
ゆくんだと告げるのである

とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ

吉本隆明「涙が涸れる」


午後4時間、麹町でNYKの展示打合せ。
少しずつリアリティが増していく。
大晦日のみなとみらい21の打ち上げ花火を撮影しようかと
ふと思った。

明日は満月。
ことし最後の満月を高笑いで眺めるつもり。

よぉそろぉ、と呟きながら。
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ポカミスをユズ湯に流した
見直しているうちに、勘違いを発見。
保存場所を間違えていたらしく、書き直した分が
ごっそりぬけていた。
あわてて連絡をとってもらい、なんとか間に合った。

最初の、そしてただ1回だけの父親のモノローグ。
彼がデラシネであることを示唆しておくキモの箇所。

ユズ湯に入り、汗をさましながら
ゆっくりと読み直してみた。
ダブルエンディングをブリザードか桜吹雪という
意味では、白い世界が正解だと思う。

未来、の話しだから。

それにしてもねむい。
みなさんは十三夜を観ることができたのだろうか。
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4時間の嵐。
満月のことを書いたら、十六夜まで進むことになってしまった。
ま、余韻があってそれもいいか。

いちどは捨てた吹雪を復活させる。

色の流れから言えば悪くはないが
余地は消える。
難しいところかもしれない。

さすがに疲れた。

前に進んでいるという
そのことだけが救いではあるが。

これからNYKに頭を戻せるかどうか
今夜はもうoutかな。
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月に願を掛ける。
Jの関係者に出したメール
+++++++++++++++++++++++++++++++
夕方、街を歩いていたら
きれいな十三夜の月が昇っているのを観ました。
明日が十四夜で明後日が満月。

2002年のフィナーレとなる十五夜に
ひとつ満願成就を祈願しようと思い立ちました。

ご多忙ではありましょうが
よろしかったらみなさんも
仕事のあいまに
忘年会の帰り道に
ちよっと手と足をやすめて
空をご覧ください。

満ちていく冬の月を眺めると
きっといいことがあるよ。

ちなみに20日の満月は
夕方の4時47分に昇り
明け方まで夜を徹して輝いてくれるはず。

願わくばその夜が
三年はやい祝祭となりますように。


    2002.12.18 十三夜 ましこ拝
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二十日は満月。
4時過ぎ、空に十三夜の月を観た。
暮れる前の薄青い空に銀鼠色の月。
なかなか風流な趣あり。

そうか二十日が満月か、と納得。
今年、2002年最後の満月は二十日
夕暮れ4時47分に江戸の海を染める。
満願成就にふさわしい。
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豪華客船時代にかかる。
エピソード4[豪華客船時代]のストーリーラインとナレーションをアップ。
いやくたびれた。
ちょっと休憩。

渡辺の方に頼んで、ムービーなどのチェックをしてもらい
今夜中にはシナリオとしてアップさせたい。
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空間に浮かぶ動画
プロローグをアップ。
日経産業の13日に
石川光学造形研究所が発表した
上面から最大14センチの空間に動画を
ホログラフィ表示する「ミニライブシアター」の記事。
要チェック。
http://www.holoart.co.jp/
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花泉を片手にSAILINGを聴きながらちと弁明。
勝利宣言と書いたら、まだ早いと叱られた。
あの宣言は、
あくまで自分自身に向けたもの。
ワタシは私に負けなかった。だから勝利。
そういう意味である。

誰かやどこかや何かと比べての勝利ではなく
僕自身に向けた1ヶ月に渡る長いラウンドについての
自己採点である。

したがってたまたまこのページに目を通したかも知れない
関係各位は誤解されぬようお断りしておきたい。

あの宣言は、ワタクシ一人の胸の内の問題です。

だから気にせんでくださいね。
心意気の範疇だかんね。

で、あらためてもう一度。
勝利宣言をしておきます。
ひさかたぶりの怒濤の勝利でありました。
一歩も退かない戦いというのはじつに爽快極まる。

では、よぉそろぉ。
今夜のBGMはロッド・スチュアートのSAILING。

これしかねえだろう。
あらためて杯をあげたい。
乾杯。
勝利の美酒は、とっておきの花泉。
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「森も人も愛も、水がつくった」に変更
まったなしのシナリオのピークが重なって
15日の西田さんと森内さんの結婚祝いに行くことができなかったが、
出席した渡辺が撮ったビデオを見せてもらい
祝い気分を味わった。
それにしてもむじなの森のかたすみで
そういう歴史が育まれていたことを
あれだけ現地逗留しながら気づくこがなかった。
やるじゃねえか、西田さん。
さすがはファンクラブ同士である。

たしか草野心平の詩を拾ったのが森内さんだったはず。
「森も人も水がつくった」はジ・アースのヘッドライン。
「森も人も愛も、水がつくった」と変更するかな。
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《シエラザード》★★★★とよォそろォーと爆睡23時間
20時間以上爆睡。

起きて、まずNYKのシナリオ1から3の手直し。
JRの4案のテーマあらすじをテックに送ったら、もう深夜になった。
目覚めたのが夕方だからムリもないが。

明日のNYK定例は中止。
明後日、麹町で5以降の打合せを穴澤さんと。
これからプロローグを整理し、明日4を片づけよう。

浅田の《シエラザード》単行本出てたときに買っていながら
読まずに捨ててしまったことを後悔。
一昨日、六本木のABCで文庫版の後書きを眺めていたら
「弥勒丸」が「阿波丸」であることを知り、あわてて購入。ゆうべもうろうとしながら読んだ。
エピソード5は、この阿波丸事件がメインになりそうなので助かった。

下巻360pに「よォそろォー」について記述あり

  「よォそろォー」は、「宜しく候」という古い船乗りの言葉が訛ったものです。海軍でも挨拶のように使い慣れたその言葉の美しい響きに、私は泣いてしまった」
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勝・利・宣・言。
プレゼン無事終了。
結果はともかく、おれは勝った。

4時過ぎに公園の枝垂れ桜の上に昇った月を眺めながら、
渡辺とお茶で乾杯。春に花見をした桜である。

刺激的で飽きることのない仕事だったのは
すべてが未来形だから。
正解のない仕事であることが、必須なのだ。

今夜はひたすら眠りたい。
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つ・な・ぐ。
しずみかける紅い月を眺めながら湾岸を走る。
窓を開けて夜風をいれても火照った頭は冷めず。

行ける所まで行った。
そんな気がする。
12月16日。未明
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アップ。
そしてギブアップ。
いや、つかれた。とりあえずシャットダウン。ゆうがたまで
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ラストはSLAVAのTRINITYで攻めたい
すこし眠ってと思ったが、興奮状態が静まらず、再開することにした。

ダブルエンディングにしようと思う。
最後は、ブリザード。

SLAVAのTRINITYを終盤戦のBGMとする。
西田さんと森内さんの結婚パーティには完全にNGだが、
せめてこのあたりを聴きながら祝福を捧げつつ…
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Sacred Ariasを聴きながら
BGMはずっとアンドレア・ボッチェッリ[Sacred Arias]。
一曲目のアヴェ・マリアから
十五曲目の御身に栄光あれまでを繰り返す。

プロローグ[サグラダ・ファミリアの夕]1分
第1章[十三夜。江戸の粋に出会う]1分
第2章[十四夜。real linear life]7分
の9分までを書き上げた。

ひとねむりしたら

エピローグ[満月の夜。千年祭]3分にかかる。
夕方までにアップして各位に送る予定。

正直言ってここまで広がるとも深まるとも
まったく予想していなかった。

昨夜、電通テックの会議室に入ったときは
ギブアップ宣言をしたのだから、
あれから30時間足らずでここまでたどり着けるとは
ほんとうに予想外だ。

怖いくらいに、冴えている。
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7分まで書いた。
なんとか、車内シーンまで終わった。

あとは奈良。そして熊野。さてどうなることか。

ここまでは快調。
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元気の素http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater607.ht
一昼夜のためのビタミン剤
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おっしょい!!!である
明日夕までに天河篇。

この三週間の総決算。
行ける所までではなく、
行ききること。
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トーン決定
NYKでのシナリオ1から3まで打合せ、大枠OK。
トーンが固まる。
気を良くしてミュージアムショップで郵船ドライカレーを購入。
帰りに南蛮亭でハワイコナを飲む。
さすがにテラスは寒かったが。

昭和五年の浅間丸初公開時ハワイ寄港を報じる新聞スクラップを見せてもらった。
当時の郵船ハワイ支店がスクラップしたもの。
広告記事などに時代のようすが色濃く出ていて面白かった。
掘り出し物はまだまだありそうなのでたのしみだ。

一眠りしたら電通テックへ。JRコンテ打合せに。
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あと三日。
ラストカット終わって挨拶もそこそこに飛び出した。
浦和から神田まで、なぜか20分で到着。

話し合いの末、最終方針が決まった。

明日は10時に横浜でNYKのシナリオ打合せ。
夜7時に電通テックでRのコンテ打合せ。

土曜、日曜とA案をベースにブラッシュアップし
日曜夜にコンテづくりと仕上げ。

月曜13時、八重洲で提案。
すでに正反合の弁証法を2段階越えた。
ブラッシュアップとは言わず、
まったく新しいレベルで応えたい。
応えて、みたい。
ここまでやるか、
というところまで自分を追い込んでみたい。

疲労はピークに近づきつつあるが
意志だけは、なお盛んである。

そう思いたい。
そうありたい。
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viva!revolutionと極楽鳥とラビリンス
ユズを五個浮かべた風呂に晩飯をはさんで
二度入る。それから今朝つくった菱沼プレゼンツを改定。
viva!revolutionを30回多重にミックス。
ついでに南島の極楽鳥の鳴声も。
⇒http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater607.html

Rは袋小路にはいりこんだようだ。
今夜もあちこちで臍を噛む音が聞こえてくる。

やろうじゃないか
とある日、決めた。

だから前だけを見ていようと思う。

おれは、この件に限っては限界を払った。
諾の一言を聞くまでは、突破あるのみ。

11月23日に身のうちに芽生えてしまった
あの感覚が消えないかぎりすべて引き受ける覚悟。

深夜モードに入ったか、温度があがるばかりだが
今夜は、ここまで。
くそして寝る。
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銀の月の夜
ラストカットが6時10分。

片づけているスタッフやクライアントへの挨拶もそこそこに
渡辺のクルマに。たぶん5秒で眠りに落ちたのだ。
起きたら蒲田。午後7時40分。

ゆうべどこか昂ぶっていた神経に
菱沼さんにもらったゲバラの真っ赤なThink Different.の絵が輪をかけたか
iMovieで短くつないだりしているうちに午前5時。
一睡もしないままに渡辺のクルマに乗った。

ロケ現場の南浦和はまだ雪があちこちに残っていた。

久しぶりの現場の空気が澱のようにたまった疲労を
刻々と溶かしていくのを実感しながら日暮れまで
もちこたえることができた。

明日は6時に出ればいい。

これからユズ湯につかって飯を食ったら
夢見ることもなく眠りたい。
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深紅のゲバラのThink Different.
夜、急な打合せが入り、エピソード4は断念。

明日は5時起き、6時蒲田発。

菱沼さんから、元気付けの絵が届いたので
デスクトップに使う。
勇気りんりんとなる。

だってゲバラの写真に
Think Different.
だもの。

しかもウォホールも真っ青の深紅ベース。
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初雪大変
9時少し前から、朝5時過ぎまで
8時間かかった。
予定は2時間。

いや乗りまくった。
5案書いてきたことになるが
断トツだろう。
こんなものが書けるとはまったく予想していなかった。

ひとつの依頼で複数のプランをまず引き受けない。
こんどの仕事でなぜ二つ返事で引き受けつづけることができたのか。
11月23日の体験がとても大きかったことと
何よりもひたすら先だけに向かう話しであることが支えとなった。

人も企業も世の中も
そうあるべきだよな。

宝島の別冊「このミステリー2003」版が届いたが
今年おれが選んだ本は一冊もダブっていなかった。
とてもうれしかった。
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静かであるな雪は
とりあえず狙いをアップ。みなさんに送る。

撮影部はこの初雪を撮ったらしい。
色の残った紅葉に大ぶりの雪片。
おれも行きたかったな。

ひと休みし、JRのシノプシス3つめを愉しむ。

雪の日は静かでいい。
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初雪のミャリークリスマス
9時過ぎに予約しておいた医者に行こうと起きたが
雪のためあっさり中止。

CDラックから「ジングルキャッツのミャリークリスマス」を取りだしかける。
ぼさぼさと窓の外を舞う大きな雪片わを見ながら
にゃんにゃんみゃんみゃんと歌うのを聴いていると
まことに温かな気持ちにさせられ眠くなる。

起きてすぐ眠くなるのもどうかと思うので
さつまいもをふかしてもらい
いもを食いながら雪見。

昨夜、データが壊れかけたものを
渡辺が朝までかけて救出してくれた日本郵船の
エピソード1から3までに手を入れる。
気がついたら3時間。

みゃあみゃあソングのせいか
どうも時間の経過がゆがんでいる。
ほんの30分のつもりが3時間である。

この後はJR。
夕がたには送れたらと心は前向きなのだが。

しかし誰が企画したのか
くだらないCDである。
買ってきて毎年冬になると聴いている俺も俺だ。
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みぞれから雪に
データ破損。みぞれから雪。
東京にしてはずいぶんと早い初雪だ。

ページメーカーはもう使えないなあ。
順調に書けていただけに、気落ちが大きい。
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メモ
ガイア・シンフォニー
各国5人
ウエブ作曲コンクール優勝
日本招待
京都議定書記念2年に1回京都で開催
観月の会 かがり火 新作薪能/薪ダンス?
合流
関西方面低気圧発生/空港に降りられず羽田に着陸/東京組みと合流
ドイツ人の少年はTG自慢し東京少年のR自慢と対立
西からの低気圧、関東を蔽う。空NG
東京ターミナルからRで
車内/例によってモーフィングなどあり
ドイツ人少年形勢不利に

ラスト大団円LIVE
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超スピード
スピード記録。
シノプシス2案書き上げた。
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たとえば
飛鳥/現代あるいは未来の飛鳥3?

東京熱帯化 オウムの繁殖ほか
韓国の大雨と大洪水 史上最大
中国の洪水 長江
ヨーロッパの大洪水
オーストラリアのオゾンホール拡大
南の島消える
世界のこどもたちの間に「???」clubがある
「解決」を求めて心を痛めている

谷川俊太郎の「朝のリレー」環境版?

世界との交信 
世界への発信=拡大

時を越える「リレー」
渡されるバトンの色。そしてそのカタチ、とは?

世界は なにを待っているのか。
なにを望んでいるのか。

骨太であること。

「昭和」
1960年代グラフィティ
東海道新幹線は1964年に開通した
印刷博物館の企画展「60年代グラフィズム」
奔放なエネルギー

ひとめ逢いたい。
千のメールよりただひと目逢うことですべては氷解
ブロードバンドも加速するITも
逢いたい という情のパワーを凌駕できない
高度化はフェイスツーフェイスの機会を増やす
とするなら、なぜ増えるのか?

あいみてののちのおもいにくらぶれば

限界ではなく拡大 不可欠 不可避
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《平家》上巻★★★★★
池宮彰一郎著/角川書店刊

昨日、関内の駅前の芳林堂で買い文明堂パフェで途中まで読み、ベッドで残りを読了。
池宮にしてはずいぶん韜晦に満ちた文章だが、それがかえって新・清盛像とその時代には似合っているのか。
面白かった。

しかし中巻が来年二月、下巻が五月というのは
なんだかとてもあざといビジネスではないか。
連載中ならともかく、三巻程度で半年かけるというのは
読者をなめているとしか思えない。

6ヶ月欠けてばらばらに映画を観るやつはいない。

面白いだけに、まとめて一気に読みたかった。
そんな時間はないけどな。
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カレッタ46階のすし善
電通の帰りにカレッタ46階の「すし善」へ。
超高速エレベーターのスピードは飯を食いに行き来するのにはどんなものかと思ったが、
それにしても「すし善」である。

カウンターに座り、渡辺とおまかせを楽しんだ。スタイルは札幌と共通。嶋宮さんとは会えなかったが、ひさしぶりに「すし善」を味わった。

みぞれのような雨に煙るシオシティの46階から眺める東京も、ま、なかなかであった。

それにしても「シオシティ」
このネーミング、なんとかならなんのか。
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東京すし善
明日、はじめて汐留に行くことになった。
帰りに、すし善をのぞいてみよう。
嶋宮さんは東京に来ているのだろうか。
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人は語る。言葉は軽い。そして熱が逃げる。
別件の世界観4つ、書いて送った。予定より3時間遅れて。ぎりぎり間に合うかどうか。この書き方で良かったのかどうか、検証する時間も校正する時間もなく送る。

しかし前書きだけの仕事というのもはじめての経験。
生きているといろいろあるものだ。

昨夜は、郵船のシナリオは書き直しているうちにタイムオーバー。episode1「日本をひらく」だけで終わった。
すっきりはしたが渾沌が消えた。
一昨日に書いたプロローグをかなり緻密に組み立てたので、勘違いがあったとはいいながら、
解体と再構成に気が抜けたのだと思う。

夏に始めもう冬のさなかとなった。
はじめて温度差を感じた夜になった。
微修正の多さは腰のさだまらなさにつながるのか。
群盲象を撫でる、そんな気配が濃くなってきている。

「 われを国賊というか。政府が果たしてその方針なら、
われもまた所有の汽船を残らず遠州灘に集めて焼き払い、
残りの財産を全部自由党に寄付せん 」

と言い放った弥太郎の熱情はすでに見る影も無い。
保証がどうのという話を聞きながら
山になった原稿の束と資料を焼き払うイメージを
消すことができずにいる。
夏に感じた焦熱が音を立てて失せていくようだ。


人は語る。
言葉は軽い。
熱が逃げる。

巧言令色など死語だと思っていたが。


クルマではやければ20分の横浜が
今日は万里の彼方に煙って見えず。

誰でもできる仕事に落ちていくなら
べつに俺である必然もない。

俺が書き演出するものを
どうやって誰に保証してもらえば良いのか。
不思議の国に迷いこんだ幸福の王子が裸の王様になってしまった。
ま、いいじゃねえか。
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ときのすぎゆくままに
むかし沢田研二が
時の過ぎゆくままに
という歌をうたっていた。
よくは覚えていないが
たったいま聴いてみなくてはいけないような
へんな気分に駆られている。
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ああ
めんどくせえ
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明治18年/1885年前後の事物起源
◎明治18年/1885年前後の事物起源

・明治13年からの鹿鳴館時代のさなか-20年に終焉
・各地で幻燈会が開催されている/教育少年幻燈会/映画以前の庶民の愉しみ
・明治6年に鉄道技師平岡ひろしがアメリカから持ち帰ったベースボールは
 17年から20年にかけて各大学に続々とチームを誕生させるブームとなっていく
・この頃の日本人に眼鏡が大流行。18年のジャパン・パンチに強烈な風刺画あり
・明治15年に開業した鉄道馬車は庶民の乗り物として定着し
明治19年には乗客数が600万人を数えた。全盛時には車輌300両と2000頭の馬を擁していた。
その後明治36年の品川-新橋間の電車運転開始によりすたれる。
・明治8年東京気象台が観測開始。明治17年には天気予報がスタート。
・1882年/明治15年東京銀座でアーク燈一般公開
・18年石鹸の輸出額が輸入額を上回った
・エジソンの発明1877年から8年後1885年東京府下谷区竹町製煉社で
国産の蘇言器(蓄音器)が製造販売開始された
・1885年/18年最初の白熱電燈が東京銀行集会所開業式で点灯
・1885年/18年レクリエーションとしての海水浴場が
神奈川県大磯に誕生/陸軍軍医総監松本良順の開設
・1885年/18年庶民の足・一銭蒸気が隅田川で運行開始/
上流に向かうのは白蒸気、下流に向かうのは青蒸気。
八丁堀中の橋から千住大橋までを5区間に分け、一区間を一銭とした。
・1885年/18年横浜の梶野伊之助が輸入自転車をまねて国産第1号自転車を製造。
その5年後に宮田自転車が開業。超貴重品だった。
・1885年/18年秋葉大助による人力車のイギリス、フランスへの輸出がスタート。
明治四年当時の東京府には約1万台の人力車が走っており、その後増え続けた。
・1885年/18年警視総監主催の武道大会で講道館柔道が他派を制す。
嘉納治五郎は豪華客船時代(episode4)の船客。
・1886年/19年東京電燈会社電気供給を開始
・1890年/23年東京・丸の内に電話交換局開業
・1891年/24年頃からオッペケペイ節大流行/パリ万博公演頃の録音あり
・1898年/31年フランス人J.M.テブネが持ち込んだ我が国初の自動車は
ダイムラーが1886年にガソリン原動機をつくった12年後


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◎三大航路開設関連
・1903年/明治36年 浅草に初の映画常設館・電気館オープン/エジソンのバイタスコープ、
リュミエールのシネマトグラフはいずれも1897年
・1904年/明治37年 日本で初めてのデパートメントストア三越百貨店
 明治36年/小間物売り出し 38年/化粧品 39年/帽子洋傘ステッキ
 40年鞄履物旅行具を販売。同時に食堂/すし・洋菓子・コーヒー
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episode1に
神様の駐車場のガス工事で予定より30分はやく目が覚めた。建物が完成してからガス工事というのも、さすが神の世界は尋常ではないな。
うるさいが今朝は助かった。
顔を洗っただけで机に向かう。

さてこれから3時まで。
弥太郎どまりか、その一つ先まで行けるか。
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プロローグ4分を十時間。満足
プロローグパートに十時間以上かかった。
久しぶりにページメーカーを使う。OS9に戻して。
OSXを使い慣れると、9がとても貧弱に感じる。いらいらしながらも愉しく書けた。
渡辺にウエブで写真データをアップしてもらうそばからダウンロードして貼り込む。
予想以上に見ごたえのある導入になりそうだ。
ここはやはり中田さんかな。

ひとねむりしたら弥太郎にかかる。
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クロスロード★★★
ひさしぶりに鎌田敏夫を読んだ。
「揺れる夏 追憶の橋」を改題し文庫本にしたという、ちよっとそれはねえよなあというあくどいビジネス。
角川はこの頃、けっこうしぶい小説出している割には、こんな姑息なことをする。
1998年の単行本をしっかり読んでいたにも関わらず、最後まで読んでしまったのはおれの記憶力が衰えたからなのか、鎌田の物語が希薄だからか。

気がつけば今日から12月。
街はすっかりクリスマスイルミネーションらしいのに
おれは120年前と2025年を行ったり来たりしているだけで何の感慨も湧かず。

一昨日、渋谷のディズニーストア前を通過したときに見たプーさんの巨大イラストはなかなか良かったことが、おれの今年の年の瀬?

さて朝刊読んでひとねむりしいよいよ郵船。
台本のフォーマットもできたことだし。
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next
よていより6時間よぶんにかかって9時間。
アップ。ま、ここまでだろう。
関係者に送る。カットアウト。

ひと休みしたら郵船。
たのしみである。
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