2005年03月の記事


HD-archive一部公開
http://homepage.mac.com/y_natsu/Digital_Archive/Menu419.html
ロケ中も、帰京後も、これにかかりきり。
つかれるが悦楽。
オールHD素材を、こレベルでこれだけ持っているのは東京星菫派くらいなものだろう。
と、自慢もしたくなる。
HD900でてから、まだ4年ちょっとだものなあ。

松竹撮影所跡の枝垂れ桜が満開。
そういうもんだ。
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3.31午後3時過ぎ首都に開花宣言。
3.31東京開花。ずいぶん前のことだが、等々力警察をでたら満開の桜が吹雪いていた。いったん部屋に戻りシャワーを浴びて等々力渓谷から神社にかけて花吹雪を愉しんだ夕を思い出した。あれも三月三十一日。
東急の一階にコーヒー豆を買いに。ハワイコナ、モカマタリ、アンデスを各200gずつ。ロケ&編集用にミントを5ケース。ついでにドラッグに寄りクナイプの大瓶を5本。指がちぎれそうになった。レジの太ったおばちゃんが、嬉しそうに笑っていた。
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そこに薔薇があった★★★★
打海文三著/集英社
打海は、この連作を、ほんとうは連作として考えていなかったのではないか。行き先の定まらない白昼夢としたかったのではないのか。最後に加えられた一章のムリさと、途中から連載を意識して落とし所を感じさせざるを得なくなっているのが残念。にもかかわらず、内海の根っこが匂いたつような一冊。堪能した。
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ひなにはまれな?
山口、泉・佐野、明石、掛川と四つの地方でホテルに泊まり、どのホテルでもwebアクセスが可能だったことにあらためて気付いた。ホテルの規模や格、都市の規模はまったく関わりなかった。むしろ都市から離れた格の低いチープなホテルの方が通信環境は良かったりした。airH"と併用したが、メールの送受信以外に役に立たず、数年前のことを思えば隔世の感。

気がつけばここ数ヶ月、音楽と本とビデオ/DVDの7割近くをwebで購入している。東京で暮らしちょっと歩けば大型書店が数軒、ヴァージンもTSUTAYAもサンダル履きで行けるのに、だ。powerbookもiPodも目ぼしいapplicationもほとんどweb経由になって久しい。

雛とはいずこを指しているのだろうか?
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カカシの夏休み★★★★
重松清著/文春文庫
「帰りたい。ふと思った。」と書き出されるこの中編が終わるのは、その「特別な場所」を再訪する出発の夜。
秘すれば花、ということか…
重松の物語は、ひとに勧めるより独りだけで読むのに似あっている。
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春を連れて東京に
掛川の空は雲ひとつなく、ただ風だけが強かった。
2時間で撮了。ロケ最終日らしいきもちのいい映像になった。
六本木の撮影部についたのが8時過ぎ。混んでいたこともあり
休みながら東名を愉しんだ。
アリモトとアダチの二人に迎えられ、ホッとする。
静岡は今日が桜の開花だとか。
予定より2日遅れの東京は、たぶん明日が開花。
雪とヒョウと雷と大風のなか、
春を連れて東京に戻った気がする。
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掛川でやっと晴れる
10時にモーニングコールで起きる。晴れ。
これで今日、東京に帰れるだろう。
山口から泉佐野そして滋賀、明石に戻りさらに掛川と
なんとも疲れる1週間となった。
ロケの初日は雪と雷であけ、どうなることかと思ったが
昨日の明石の一部以外は予定以上にいった。
長いバス移動は10年前のニュージーランドロケ以来になる。
カラダがバスのシート状に固まってしまった気がするが
それも今夜の移動で終わる。
東京に帰る頃にはきっと桜も咲くだろう。
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明石から掛川へ東下り
10時過ぎに掛川着。
双六のようなロケバス移動もやっと関東間近に。
それにしても疲れる。
バッグの底に埃をかぶっていたクナイプを2袋見つけ
ゆっくりと入浴。幸い明日は午前中ホテル待機なので
この時間まで起きていたらスマトラ沖M8.5大地震の速報。
なんというか…
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明石グリーンヒルホテル
の部屋の窓から雨にけぶる城跡が見えることを朝になって知った。ロケ1週間目。昨日は疲れが出て、晩飯抜きでダウンした。これから夕方まで明石でロケし、クルマで掛川に下る。荷造りと荷ほどきをつづけていると、さすがにむなしくなってくる。
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国書偽造★★
鈴木輝一郎著/出版芸術社
平成五年作の鈴木初の時代小説。
片桐且元、石川五右衛門、宮本武蔵、白波五人男、忠臣蔵…
とその後の鈴木の時代ものが取り上げることになる“敗者”あるいは慮外なる者たちへのこだわりを彷彿とざるが、未消化が目立ち、ノリ悪し。
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サイレント・ボーダー★
永瀬隼介著/文春文庫
読み捨てた。
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きびだんご食いつつ6時間
山口を1時過ぎに出発。
山陽道を東上し泉佐野に着いたのが8時少し前。
東京から徹夜で迎えにきた杉田さんの運転である。
吉備SAで「元祖きびだんご」を買い車中の友とする。
美術のももちゃんも交え、メインスタッフ10人。
明日朝は岬町で嵯峨映画のチームと合流。
残った海塩入り「元祖きびだんご」を食いながら
ソフトバンクの何とかいう悪人面のコメントをテレビで。
しかし株屋の出だけあり、なんと嫌な話しぶりをすることか。
なんとえらそうな物言いをすることか。
新聞もテレビも、しかしそのことには触れず。
経済用語とはいえ、「白馬の騎士」とはね。
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山口ドピーカン。明日は岬町へ
昨日の嵐とは一変し、朝から月の出まで快晴。
ただし山は一晩で冠雪。風は身を切るように冷たかった。
晩飯を食いながらスタッフと今夜のイラン-日本戦を賭ける。
おれは2-1でイラン。前半を終わってイランが1点先行だけどどうなるか。
眠いので後半戦の行方は明日の朝飯まで待つことになりそうだ。
明日は昼まで山口でロケ。そのあとロケバスで和歌山と大阪の県境、岬町に移動。
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山口大変
雨、ヒョウ、雪、雷、ピーカン…
今日の山口の現場はジェットコースターもどきの空模様となった。
夜明けに、ホテルの窓から外を見たら
きれいな朝日が街を染めたところだった。
これはいけるな、とスタッフたちに連絡を入れてもらい
予定より一時間はやく朝飯抜きで出発。
その勤勉さが裏目に出たのか、天候は猫の目のようにくるくると変わりつづけてくれた。
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予報は雪。
明日の山口は雪という予報。
夜になってぐっと冷え込んできた。
それにしても山口ロケには毎年毎年
よく雪が降ってくれる。
今夜は、頭が痛いのでかぜ薬飲んで早寝することに。

夜、ホテルで飯を食べながら
倉持さんたちとHD素材の洗い出し。
歳時記/カレンダーでいけそうなことがわかる。
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トワイライト★★★★★
重松清著/文芸春秋
博覧会が、こんなカタチで記憶されていくこともあるのだ。
名古屋で見てきた失敗は、ひたすら“想像力”の欠落、である。
労務管理で名をあげた人間がトップに立って恥じることのない組織が、たぶんそのすべての源なのだ。
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感想。
名古屋に行ってきた。
言語道断だった。
Iが倒れたのは、もしかしたら悔しかったのではなかったか。
手離れしたことではありながら、苛立ちが三日過ぎても収まらず。
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台本と荒編ムービーやっと終わった
結局、台本に15時間。
荒編に8時間。
webにアップし、DVDに焼いてもうすぐ朝の八時。
ひとねむりして新宿。
ひれで明日の万博内覧会にも出席できそうだ。
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啓蟄過ぎて
週末から少しずつ机周りのCDをキャプチャー。
2000曲程度だったiTunesリストが3600曲に増えた。
iPodシャッフルを手に入れたので
バックポーンを太くしようとしたのだが結構時間がかかった。
これでほぼ1/4くらいをキャプチャーしたことになる。
約13G。
アルゼンチンタンゴだけで280曲あったことなど、意外な傾向がわかったことが収穫。
開封されていないCDも20枚以上あった。
週末からカゼっぽさがとれず、小説と音楽キャプチャー三昧だった。
予定していた仕事をすっぽかしていたので、やや焦っている。
明日は古河ロケ。
19日は愛知万博内覧会。
来週早々から一週間余りかけての地方ロケとなる。
まず、髪でも洗うか。
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BLOOD IN BLOOD OUT★★★★★
スカパーをぼんやりザッピングしていて午前三時頃に途中からみはじめた。『愛と青春の旅立ち』T・ハックフォードの仕事とは信じられないくらいスタイリッシュ。渋いの一語に尽きる。ラストシーンでは思わず拍手をしていた。明け方の部屋で。


監督:テイラー・ハックフォード
出演:ダミアン・チャパ
   ジェス・ボレッゴ

メキシコ系アメリカ人の3人の青年が、アイデンティティを求めて苦悩する姿を描く青春ドラマ。監督は『愛と青春の旅立ち』のハックフォード。東京国際映画祭グランプリ受賞作。
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流星ワゴン★★★★★
重松清著/講談社文庫
重松を一冊も読んだことをがなかった。
週末に北千住の小さな本屋で偶然手に取った。
帯の

 「38歳、秋。
  ある日、僕と同い年の
  父親に出逢った-。」

というコピーに魅かれた。
その魅かれた気分が何だったのか読了して実感。
小説らしい、とてもステキな物語だった。
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花と火の帝★★★★
隆慶一郎著/講談社文庫/上下巻
再読。
遺作となった未完の一冊。
ここまでは「火」について。タイトルの一方である「花」についてが未完。
読んでみたかった。
初読時より、面白かった。
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かくれさと苦界行★★★
隆慶一郎著/新潮文庫
続編。再読。
解説によれば全四部作構想だったという。
どこまでも未完さにつきまとわれるのもしかたない。
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吉原御免状★★★★
隆慶一郎著/新潮文庫
再読。ほぼど忘れしていて楽しめた。
同じ伝奇でありながら半村と比して薄味なのは
たぶん司馬遼のように作家が語り手として顔を出しすぎるからなのだ。
初めて読んだ頃には気付かなかったが、そこが興ざめだった。
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片桐且元★★★★★
鈴木輝一郎著/小学館刊
片桐且元も鈴木の手にかかればかくもオモシロイ。
雨まじりの雪。
念のため早めに出ることに。
さて10時までに新宿に着けるかどうか。
チェーンは途中で買うとわたなべ。
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中年宮本武蔵★★★★★
鈴木輝一郎著/双葉社刊

「驚天動地・奇想天外」と帯にコピー。
そのまんま。

「時代小説の奇才」とも惹句有り。
このまんま。

腹がよじれて、寝そびれた。
おもしろく哀しい、よい小説であった。
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交通フリーク
のぞみで明石へ。こだまで岡山。さらにひかりで新山口へ。
ちぎれるような底冷えのなかロケハンをこなし宇部から空路で帰京。
まるで夏休みの交通フリークだ。
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兇眼★★★★
打海文三著/徳間書店刊
1996年に発行。これもまた読み逃していた一冊。
打海は、しかし、いい。
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