長き夜にそなえて
予定が、ひとつ消えた。

あてもない夜を今夜はさてどうすごそうか。
これから一時間は暮れていく秋空を愉しむ。
それから晩飯を食う。今日は小学生のように規則正しい時間に三食をとることになるな。
それから、石田衣良の小説の残りを片づけるのに一時間。
そのあとをどうしのぐかだ。

公園に行って浮浪の人たちに混じり名残の月でも眺めるか、たまっているDVDを片端から観ることにするか。

分厚いキングにとりかかるか。

とりとめのない想いに身を任せて朝まで起きているか。

ひまだと選択肢が多すぎて、とても疲れる。