春深し 
5日ぶりの晴れの日差しが戻ってきた。
洗濯物を干した時、太陽が若葉の間からこぼれる程

ぎらぎら光り輝き軽く体操をした。
今日の青空は富士山と同じ色で富士山頂の雪が白く見える。

山頂に雪がなければ富士山と判らないほど富士と空の
色が区別できない。

例年なら庭のさくらんぼが真っ赤に実るはずが
青い実をたわわに付けて実も小さく、若葉から青葉に変わり
爽やかな風に揺れている。

今春の四月は本当に寒く、果実までも実が付くのが遅い。
それでも五月になれば例年並みに暖かいと聞きほっとする。

午後から、友達のお宅に行き美容院のお客様で忙しい時の手伝いをしながら
暇な時は無料でブローをして頂いた。

雨上がりの田園は美しく白鷺のような鳥が遊び、
小鳥達も楽しそうに餌を求めて集まっていた。

お茶畑は、昔のように手で摘むと重労働なため茶積み機で摘んでいる。
お茶畑が丸くなっているのは、茶摘み機の形に合わせたもの。
実際に手で摘み取られたお茶は最高級品としてお茶の会社で販売している。

寒い寒いと言っている間にもう直ぐ八十八夜になってしまう。
今日も筍を沢山頂き、筍づくしの夕食とした。