芒種 
今日は、二十四節気のひとつ芒種。
稲や麦等の「のぎ」のある穀物の種を蒔いたり苗を植えつける意味。

既に梅雨入りしたといってもおかしくないほど雨が降り続け、
山々も海も雨に霞んで何も見えない。

昨夜は、ぽつぽつ静かに降っていた雨、
今朝は、夕立のように激っていた雨。

そして今も、雨の中を餌を求めて雀達が飛び回っている。
小鳥達も命がけで生きている事を眼で知った。

水無月の「無」は神無月の「な」と同じく「の」にあたる
連体助詞「な」で「水の月」という意味との事。

陰暦6月は、田に水を引く月である事から水無月と言われるようになった。
有名な気象予報士が、梅雨入りは6月11日頃になると

テレビで放送していたが、その日は丁度「入梅」と暦に載っていた。
入梅は雑節のひとつだと思う。

春から夏の好きな私も、雨ばかり降れば鬱陶しくて晴れ間が恋しくなる。