椰子の実 
昨夜未明から大雨注意報が出ていた。
雨音が強くて賑やかな蛙の鳴き声も全く聞えなかった。

そんな中、ぐっすり眠り7時起床。
昨日の真夏日に窓を全部開けてあるため、一階に居れば冷んやりする。

半袖で過ごしていれば涼しいくらいで朝食の飲み物も
冷たい物から温かい物に変わった。

その天気も昼過ぎになれば晴れ、急いで洗濯を1回分だけ干す。
雨上がりの空気は清々しく、小鳥達のさえずりが聞える。

次女は二階で主人は居間で昼寝をしていたので、
夕食の下準備をして置く。

最近は、お友達のお宅にもご無沙汰して暫く会っていない。
午後4時半になれば中学校から「椰子の実」が聞こえてくる。

♪名も知らぬ 遠き島より流れ寄る 椰子の実ひとつ 
故郷の岸を離れて 汝はそも 波に幾月。 大中寅二作曲。島崎藤村作詞。

過去に引越しの多かった私に、「お前は椰子の実だな!」主人に
何度か笑われた事を思い出しながら、聞いていた椰子の実。

しかし、今の私は椰子の実ではなく一箇所に十年近く頑張っている。
彼も、この頃は椰子の実と言わなくなり、家でごろごろしている。