海岸 
薄日が差す今朝、寝坊して7時起床。
珍しく次女が早朝から日帰りで旅に出た事を知った。

家族に何も言わずに外出したので、「××は出かけたのかな。」
主人の言葉で気付いた。

あの年齢になれば家族に言いたくない旅もあると思う。
「昼食は、××へ食べに行こう。」彼が誘ってくれたので、

安いお店で昼食を済ませた。安い食事でも私には美味しく感じた。
帰りに車から降りて海岸を少し歩いた。

過しやすい気温で、浜辺を散歩している人達が増えてきたと
周りの人達に眼を配り、涼しい潮風を吸い深呼吸をする。

日曜日の為か、釣りを楽しんでいる人達も真剣な顔をして海釣りをしていた。
水色の空に水色の海、海って空気が澄み、とても心地よい。

東京の空に向かい、「近いうちに会いに行きます。待っていてね。」
亡き両親、元気でいる叔母に呟いた。

鴎がくるくる空を飛んで、きいきいと鳴いている。
潮の香りが漂う海を散歩して帰れば
時の流れは早く、午後4時になっていた。