古河、満腹。いや、マンゾク
あちこちで電車が止まったり道路が通行止めになっているというニュースを横目に、渡辺の運転で東北道に。利根川の土手はむせるような緑で草いきれと鳥のさえずりとカエルの合唱が。あの菜の花は夏草の海に変わっていた。ところどころに小さなアザミが雨をたっぷり吸って重そうに揺れていた。予定より少し早く着いた。駐車場は来場者のクルマで満杯。佐藤さん、元栄さんと手短に段取りを打ち合わせ、ビオトープ跡に。外観はほぼできあがってきた【ゆかり】は、後ろに背負ったケヤキとじつにみごとなバランスで、想像をはるかにこえていた。途中から澤本さんも加わり、スケッチを見ながら仕上がり予想を聞く。公園側からのアプローチを含め、郊外の小さな森に建っているような気配がすでに。夏の盛りに撮ると、いい出来になりそうだ。利根川を越えると、やっぱり、違う。いい気分で東北道に。蓮田SAの天竹でかき揚げ丼とイチゴのフレッシュジュースという変な夕飯を食べ、土産の宇都宮ギョーザを2バック買って帰京。そのギョーサもさっき腹に消えた。満腹。いや、マンゾク。たいへん充実した一日であった。嵐は、やっぱり精神にいいです。