[japanesque:00457] No.99- 開明。あるいは晦冥 - Light and the dark. 
http://web.mac.com/torum_3/iWeb/site/Blog/BB6ACB51-14C9-4BBF-9F21-55EBBA0AE2
A8.html
撮影場所:犬吠埼、六本木、舘岩村湯の花、仙石原、田沢湖、上野、多摩川
音楽:“色の日本”エンディング前半部を仮あて

3月28日から今日まで丸100日経過。
約5年分のHD900素材の過半を総チェックしながら
できるだけ場所と時間を中心に荒編集してきた。
ほぼ一日一本の割で試みてきたことになる。
きりのいいところでNo.100とすることも考えたが
余地を残すつもりでNo.99にとどめた。

ここから先は、組み合わせと融合。
限度の無い深みへと向うことになる。はず。

5年分の時間を甦らせるためにはじめたが
あとはただ、奔出させるばかりである。
世にぶちまけるばかりである。

étudeをこのNo.99 Light and the dark. 7.7で
打ち止めとします。

           2006.7.7未明 T.M



補足。No.99 Light and the dark. 7.7について
Étudeのラストを「光と闇」とした理由は以下の通り

http://homepage.mac.com/torum_3/love/iMovieTheater619.html
未開の自然の中に人々が住むということは、
漆黒の闇を松明の灯で照らすようなもので、
それが啓蒙であり開明であった。

もっともカイメイには晦冥という字をあてることもあるが、
晦も冥も暗いということなので、
開明とはまったく逆の意味になる。

「開明とは、光なのですね」
「しかし、それは闇を松明の灯で照らすようなもの。
 そこだけは明るいが、周囲の闇はよりいっそう
 暗さがきわだつ。灯がなければ、闇は闇ではない」

「では、闇のままであった方がよかったと?」

「いや、人が生きるということは、
 闇をひらくということにつながります。
 《晦冥》を知ることが
 すなわち《開明》であると申しておきましょう」

      -夢熊野-紀和鏡より


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今日は七夕。
東京星菫派の短冊には「Djapanesque大願成就!」と大書。
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