壊滅的
としかいいようがない。この土壇場でD2Tの三人、まったく動かず。Sをのぞいて連絡も取れず。週末になるとほぼ決まって体調を崩し寝込んだと弁解され、どれだけの時間が過ぎたのか。不明。指折り数える気にもなれず。午前1時をまわったとき、クルマの中で全部放り出す、と吐き捨てた。もう新宿も古河もいっさい縁を切ろうという気分になっていた。D2Tがガンであることは百も承知だが、この見苦しい組織を相手に何かを修正し再構築していく気にはとてもなれそうもない。それぞれがばらばらにねじくれて誤差を拡大しながら後ろにしか進めない永久運動装置。それがあの三人組である。渡辺が、熱があるのじゃないか、と焦らなければ、そのまま引き返し決定打をメーリングしてしまうところだった。さらに30分、話し、クールダウン。なんとか暴言だけはとどめられそうになって別れた。ほんらいならば、すでに新宿案件を済まし、古河案件のプランを追加して送り終わって、風呂にでもつかりながら読みかけのミステリーをかたづけていたはず。昨日夜半に綱島で渡辺とKURAさんが打ち合わせた詳細は何の意味があったのか。その前日、雪の会津日帰りしその夜のうちにレポートを送ってみせたSUZUやHASHIの力技はどんな意味があったのか。東京駅から代々木に直行しSHIGと話しあってきた渡辺の行為はなんだったのか。思い返すと胸の泡立ちがおさまらず。世が世なら、プロダクションと衣装部まとめてたたき切ってやりたいと思う。敵前逃亡は、21世紀のいまも、たぶん戦場なら即処断のはず。平和で良かった。ニッポンで良かった。ゴミのように無意味で醜悪な週末となった。最悪である。不愉快千万である。