ことしさいごの満月
志賀の様子がなぜあんなにおかしかったのか最後まで不明。たかが仕事のやりとりでどうしてあれほど動悸が激しくなったり苦しそうになるのか。問い詰めても答えてくれないままに有栖川の先に消えていく枯れ木のような後ろ姿が目に焼き付いた。MAが終わったら長岡も誘って匠に行こうと考えていたが、志賀が弁明しないままに消え、長岡も出ていってしまったので後を任せ防衛庁先の匠を探した。2時間ほど話し馬場に送り渡辺を呼び合流。段取りを付けてから長岡たちと会いレンで晩飯を食べたと笑っていた。だったら匠で一緒になれたな、と後悔。期待のへぎそばはイマイチだったので、ま、それで良かった気もするが。いずれにしろ撮影前に東京で話す時間がとれたのははじめてのこと。渡辺のつくったロケハンレポートなどをもとに説明し、イメージを理解してもえたと思う。蒲田に戻りノドが渇いていたのでモスバーガーに寄りコーヒーを飲みながらここ数日の騒動などについて渡辺と。明日の館岩行きもあるので一時前に渡辺を解放する。戻ってML。カウントダウン7とする。今日は今年さいごの満月。メールを書くのに2時間近くかかり、それから風呂。柚子湯につかりヒゲを剃る。それにしてもSのアタマはどうなっているのか。どこを押したら志賀の動悸が苦しくなるような展開にできるのか。タガが外れているとしか思えない。深夜の宛先違いのメールといい、末期的としかいいようがない。