越えたのは
奄美と奈落。

そして、おれは落ちたのだ。

ある秋のクリスマス、south_paradise、奈落越えと
終わることを認めたくない仕事をこの一年で3本。
ひりひりするような高揚とどこに行くかわからない混迷と
その先の光明。

新宿を前に、おれはひとりの登校拒否児童そのものだ。

投げ出すか、屈するか。放り出すか、膝折るか。

すべてを閉じてしまいたい。くそっ。

やりたいことが、目の前になにもない。空っぽだ。