経過5 伏してお願い
7.12pm5:30 to東京星菫派
とりあえずそれぞれの場所で盃をあげてください。前祝いだ。
希望は、すべて満たされた。乾杯である。

18日前の24日に、長岡と古川を相手に
総引き上げ覚悟のパスタを腹にいれながら
「この世のものとは思えない風景だった」という
古川の奄美体験を耳にした瞬間に
行ったことのない奄美の光りと風が見えた気がした。
そして北を捨て、南が決まった。つまり、奄美が。
トラブルの事後処理で2時間遅れた
電通テックの田中さんと川田さんが
その反転話を聞いたとき、
目が丸く口が小さく開いたことを
はっきりと覚えている。
羽田から駆けつけた渡辺のロケハン報告もあり
田中さんも川田さんも腹をくくってくれたことも見て取れた。

最終的に奄美行きが決まったのが29日夜9時少し前。
その30分前には長岡と中止の相談をしていた。

そこからは一気だったな。
ハードルを上げ、奄美を撮りきり
その色にカタチを与えた。
このカタチをベストなものとするため
このあと本編集、MAVとハードルをさらに上げていく。

今夜以後、18日まで
仕上げに関わる予定の全スタッフにお願いしたい。
HD900で撮ったものをHDSRで仕上げ
HDカムで再生したものをHD対応purevision第6世代で上映する
というdigitalkidsを自認する湯治部はじまていらいの仕事となる。はず。

どうか持てる才能のすべてを出し切っていただきたい。
仕事を越えた仕事をしていただきたい。
あなたたちの可能性をさらけ出していただきたい。
旗印はただひとつ。6.23付けの企画書である。
http://homepage.mac.com/y_natsu/pioneer2005/FileSharing470.html
パスワード2005
この趣旨をただの一歩も踏み外すことなく、ここまできた。
色をカタチにし、世界観を据えた。
あとはあなたたちである。
仕上げに関わるすべてのあなたたちが
このカタチに、いのちの息吹を吹き込んでくれたらと思います。
吐息とため息をひきずりだしてもらえたらと願います。
総タイトルは「neo花鳥風月行2005」
サブタイトルは「south paradise」。
東京星菫派digitalJapanesqueseriesの今現在の集大成。

なお、仕事以上の対応は難しいという方は
マシコか川田さんまでプライベートメールで断りをください。
同報だと、志気にかかわるので。
今後の仕事とは、いっさい関係ないので遠慮は無用です。


ワタクシはこれから仮眠し、明日の午後まで
別件の原稿に集中しますが、それ以降
明日13日夕から18日の完成まで全時間を投入します。
質問、文句、愚痴、提案…
どんなことでもどこへでも
朝でも昼でも夜でも真夜中でも
喜んで飛んでいく。
ただし、直接あるいは川田さんから伝えられた方針は不変。
仕上げ段階には伝統の民主主義的解決は中断します。
お伝えしたイメージだけを守り、近づけてください。


終わったらロケスタッフもふくめ
湯治部/東京星菫派発足以来はじめての打ち上げをします。
このあいだ、土産に買ってきた黒糖焼酎「奄美の杜/黒の曙」が
まだ6割くらい残っているので
こいつを人数分で割ったディレクターズロックをふるまいたい。
ひとりあたま8mmずつくらいは行きわたるはず。
往復5時間かけた汗と涙の黒糖かりんとうもひとり一本は残っている。
どうかな?やかな?

向こう1週間、前進あるのみ。突破あるのみ、だ。
では、第二陣の戦闘を開始します。

ま、よろしくたのむぜ。

    2005.7.12 pm5:30 愛がすべてだ T.M