こがのかるがも
いやおどろいた。まさかあんなところにカルガモが卵を産むとはね。ビオガーデンとは名づけていてもしょせんは工場の敷地。しっかり馴染んでいたんだと、霧雨の中、おれもふくめ野郎ばかり10人が右往左往した。なにもそれほど…と思いながらもいつしか全員が熱中。月を撮り、水草を撮り、映りを撮り、バーベキューシーン、花火を撮りと、なにかにつけ世話になった場所だけに、しっかりと根付いていた証明のようにも感じられ、気が晴れた。一夜明け、卵が消えていたという連絡が入ったが、それもまた自然の摂理だろう。午後1時から5時過ぎまで、さらに場所を移して2時間。1日がかりの打ち合せとなったが、収穫まことに大なり。