《死都日本》★★★★★
「死都日本」石黒 耀著/講談社

このリアリティはいったい何なんだ?
文章の俗っぽさなど吹っ飛ぶパワー。
凄かった。

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案内から;

我々は今、地球システムのなかに新たな構成要素として、人間圏を作って生きている。そんな我々の1年を地球時間に換算すれば、1万〜10万年に相当する。 では、そんな時空スケールで日本列島の人間圏を考えたら、我々は何処へ行くのか? それが本書のテーマだ。 『日本沈没』以来久々の、日本の作家にしか書けないクライシスノベルの登場である。ムム(東京大学理学部 地球惑星物理学教室 教授 松井孝典)

内容(「MARC」データベースより)
火山国日本は、幾度となく繰り返されてきた破局的大噴火によって形作られてきた。それがもし再び、明日起きるとしたら? 日本は第2のポンペイとなるのか? メフィスト賞受賞作家によるクライシスノベル。