朝日と殿戦。
7時すこしまえに目が覚めた。

5時間弱。すこしひやりとした空気が気持ちいい。アロマホールとアロマスクエアの間に太陽。まだ裸眼でも見ることができるていどの雲を従えて。

昨日の夕、目白で夕暮れの高い空をながめながら、冬の空気を感じたが、今朝の光にも秋を通りすぎて冬の気配がある。


さて、逃げられず。
ふと思いついてしまった別案だが、
けっきょくアイディア倒れなのかも知れないな。
二時間ほどかけめぐったフラッシュはかなりのものに思えたが。
あの面白さを文字に置き換えることは難しいな、朝日を見ながらそう感じた。
映像にしてしまわないと伝えようのない《イメージ》というものが稀にある。
特に1カット、1シーンではなくコンティニューが生み出す気配というものは、伝えようがないのだ。
通してから成立させる手法は、スポンサー仕事ではどうしても難しい。
いまさらながらだが。

納まりのつくのがどのあたりか、
熱い風呂にでもつかって迷いを振り切ろう。《C》の企画については、どうやら限界高度はとっくにオーバーしていたようだ。
おれの可能性は、たぶん高度3000mあたりにしかなかったようだ。《C》とはそれが相性なのだ。9年間で3回負けた、ということは、そういうことなのだ。
イチロー氏との相性ではなく《C》自体との相性。共感度の低さがすべてかも知れない。

ま、《C》に関しては戦況が見えた気がする。殿戦を見苦しくならずにすることに腐心しよう。
朝日を前に書くべきこととも思わんが。