[G線上にひとり]
virginに問い合わせたら[高校教師]のDVD -BOXが出たばかりだが取り寄せになるというので、渡辺が秋葉原に向かう。ついでに[トリコロール]三部作、[幕末純情伝]、ル・コントの[タンゴ]、[橋の上の娘]を頼んだ。

日が暮れだしたので窓を閉め、ダウンライトをしぼり、毛布を出してソファに横になって、森田のアルバムを聴き続けた。刺激が強すぎた。
たとえば次の[G線上にひとり]にまったく
引っ掛かっていないにも関わらず、きょうは妙に突き刺さる。



   [G線上にひとり]

  《夏草の上に
   ねそべって
   まぶしい孤独な
   夢がひろがる

   ひとり目ざめて
   あくびして 涙ふいた
   夏の空は
   ヒコーキ雲

   何にもいわない
   六月の空は
   ぼくの好きな
   みずいろです

   暗闇よ ぼくを呼べ
   遠い記憶へ
   あなたのところへ
   ぼくをつれてって

   やさしい風は
   ぼくをなでて
   ひとりは とても
   いい気持ち

   夏草の上に
   ねそべって
   いま ぼくは
   死にたいと思う》