ハカイセヨ
35°、湿度85%。
どこかの17歳の高校生は
冬も春も、一年中が
今日の天気のような毎日だったのかもしれないな。

会津-東京-京都と続けて動いて
日本はしみじみ異常な気象とそれに見合った人間の棲む国だと思えた。
この気の狂ったような暑さの下で、スーツとネクタイと革靴で汗もかかずに新幹線の駅を昇り降りしている群にぶつかったとき、
「むかつく」というコトバに実態があることがわかったように感じた。
誰でもいいのだ、きっと。
「破壊せよ」という声をどこかで聞いてしまうのだな、
そう思えた。

やばいなあ、と思い、
京都駅でみんなと別れ、一足先に一人で電車に乗った。

気象は、怖いよ。