2004年03月の記事


お返しは同額で
 お祝い返しは同額で、なんてのは中部地方のそれも岐阜の一部だけの風習なのでしょうか。
 岐阜の僕の周辺では、結婚式で貰ったお祝いのお金は後でほぼ同額のお祝い返しをしないと散々周囲の皆に「非常識」と云われる羽目に陥りました。
 葬式の香典返しもそうだけど、何もかもがそう。
 入学や進学、成人式のお祝いも同様にお祝いに何か貰ったらほぼ同額の品でお返しをしないと、表面上はいくら付き合いがよくても裏では何を云われるか判りません。
 引っ越しの時の挨拶の品もそう。引っ越しの挨拶にと小品を貰った後、お返しに何か同額程度の品を携えて新参のお宅を訪問しないと「付き合いが悪い」やら「常識を知らない」等と、其の後また新しく誰かが引っ越してくるまで近所のオバ様方に散々に噂される事になるのです。地方限定の常識を語るオバ様方に従うのは癪ですが、僕の実家はサービス業でしたので近隣の風習に逆らわずにいつもお祝い返しをしてました。
 お祝いを貰ったら、後に相手に祝い事があった時にお祝いを贈ってもお返しになりません。それはそれ、これはこれ。貰ったら直ぐ返さなければ、悪評は免れません。
 お返しを必要としない唯一の例外はお年玉だけ。
 そんな環境で僕は育ちました。

 さて、「今時の賃貸マンションで引っ越したその日に手土産を携えて同じ階の住人に挨拶してまわる人なんて居無いと思ってました。」と、去年の今日の日付のこの日記に僕は書きましたが。
 前言撤回します。居ましたよ。それも今年も居ましたよ。

 昼過ぎに外出した際、同じ階に引っ越してきたばかりらしいお嬢さんとそのお母様に出くわしました。
 そのお母様に其の場で多少質問責めにあいましたが、急いでいたので適当に笑顔で「失礼します」と流して出掛けてしまいました。一応気になったので、用事済ませて帰る時に適当に千円以内程度で和菓子買って帰りました。
 案の定、僕の帰宅後僕の部屋のインターホンが鳴り、斜め後に母親を伴ったお嬢さんが「これから宜しくお願いします」と何か手土産らしきものを渡して下さいました。
 渡された瞬間に「有り難う御座います。これどうぞ。」と予め後手に持って居た和菓子の包みをお嬢さんに渡しました。
 京大の近くにある満月という和菓子屋さんのお菓子で…と、まともなお菓子である事を伝えつつ、「では、有り難う御座いました。」と、笑顔作ってドア閉めようとしたら母親の方に止められ色々訊かれました。
 去年挨拶にいらしたお隣さんのお母様には大学の事について色々訊かれましたけど、今度引っ越してきたお隣のお隣のお母様は大学の履修よりも何よりも娘の生活の方が気に掛かるみたいで「この辺で一番近くにあるスーパーは何処ですか」と実に具体的な事を真っ先にお訊きになりましたよ。
 何だか去年より好印象。去年のお隣のお母様は笑顔なのに目が笑っておらず、「娘と仲良くしてやって下さい」と有無を云わせぬ口調で詰め寄ってこられたので非常に印象悪かったのです。ありゃぁ逆効果でしたよ。お陰でお隣さんをずっと避けてました。

 お祝い返しは同額で。
 其の考えで和菓子をお返しに直ぐ渡したのですけども。何故だか僕に和菓子をお返しで貰った其の親子はわたわたと慌てて驚いてました。僕のお返しは親子にとって予想外だったみたいです。
 若しかしたらお返しは要らなかったのだろうか。賃貸マンションで態々引っ越しの挨拶に来るような丁寧な人にはこちらも丁寧にお返ししなきゃと思って去年のお隣さんにも小品を渡したのだけど。

 てか、どうでもいいけどお嬢さんが引っ越してきた部屋って以前僕が問い合わせた不動産屋が「南西向き」だと言い張っていた北向きの部屋でした。
 いい物件ではあるのだから、北向きだと最初から云っていても入居希望者はちゃんと着ただろうに。何故あの不動産屋は嘘なんか吐いてたのだろうか。
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成敗得失
 はて、困った。僕んちに泊まりに着たお嬢さんが生み出す音で眠れません。
 あんな可憐なお嬢さんが鼾をかくとは予想外でした。あんなお嬢さんでも鼾をかくって事は当然僕みたいなのは鼾かき捲くりなんだろうなぁ。
 今度一晩中自分の睡眠中の音を録音して、鼾かいてないかどうか確認せねば。鼾かいてたら早速病院行って何処か悪くしてないか検査してこよう。

 昨日は神戸行ってきました。久し振りの人達と初対面の人に会ってきました。
 神戸は電車の本数が多過ぎて僕には乗り換えがよく判りません。何度も誤った電車に乗ろうとしかけました。
 神戸で一緒にお昼御飯や買い物を楽しみ、京都の下宿に人を泊める約束をしていた僕だけ神戸から京都に舞い戻りました。
 帰りの電車に乗った途端、一気に疲れが来て眠くなり立ったまま寝てしまいました。久し振りに会えて微妙に興奮していたらしく、帰りの電車に乗るまでは全然疲れを感じてませんでしたよ。

 僕よりも四時間前に下宿に帰った友達が何か晩御飯作ってくれてたらいいなぁ、と期待しながら帰ってきました。が、そんな都合良い展開は無く、帰宅早々僕がフラフラ晩御飯作る羽目に。
 眠気を堪えて急いで作ったので味付け失敗して一品不味いものがあったみたいです。なのに友達は残さず綺麗に食べてくれましたよ、なんていいこなんだろう。何時の間にか下宿から減ってた食料やら何やら色々もやもやするポイントがあるけど、「彼女はいいこ」で片付けました。気にしたらとことん気にして愚痴りたくなるから気にしません。

 さて、何とか耳栓を探して眠らねば。
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器欲難量
 暇でしたので個展に行ってきました。長居すべきじゃなかったんだろうな、と多少後悔。
 場の空気は判ってましたけど、足が痺れて直ぐには立ち去れなかったのだと言い訳しちゃ駄目だろうか。

 東寺の塔ごしに細月を見て歩いて帰りました。
 中京都駅地下に立ち寄ったけど、東寺付近から下宿まで約一時間半で帰る事が出来ました。
 寄り道してもこれだけだから、急げば一時間以内に東寺迄行けるかも知れません。
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我吃驚得没話可説
 先月に鰻注文して失敗した店から昨日手紙が届きました。
 手紙には対応の不備と社員教育の不全を侘びる文章が書かれてありました。
 一月以上も経ってから謝罪の手紙を贈る姿勢も如何かと思いますけど、宛名部分と手紙内の僕の名前の漢字が間違えて書かれてました。
 手書きで書かれた文章もどうも読んで居て変てこな印象を受ける表現ばかり。「平素は格別のお引き立てを賜り云々」とか「弊社を御信用いただきご愛顧いただいている云々」と書くのは通常顧客にそういう文面で送っているのを其の侭流用しているだけだろうけど、一度しか其の店を利用して居ない僕に対して使用するのは不適切です。別に無理矢理丁寧な言葉で書かなくていいから場合に適した文章を選べなかったんだろうか。
 てか、僕が其の店に電話した時には店側の「手違い」自体にではなく、「手違いが生じた所為で商品到着が遅れる」事を手違いが生じた時点で知らせるのでなく、随分経って商品配送後に僕が問い合わせた時点で知らせたという事に対して苦情を述べていた筈なんですが…手違いに対しての謝罪については手紙で言及されてたけど、連絡不備に対しての謝罪は書かれてませんでした。

 「二度とそちらに注文はしません。」と言い張った僕に態々手書きの手紙で謝罪したその誠意は認めます。
 でも、今後は気を付けると書いた手紙の初めから僕の名前間違えて書いてるのでどうも信用出来ません。
 今後もこの店の対応は変わら無いのだろうなぁ。
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環視
 犯行時刻には犯行場所に居なかったからいいや。
 と、近隣で起きた強盗事件をそんなに意識してなかったのですが…後でニュースを確認したところ、僕が犯行時刻だと思っていた時刻は発見時刻だったと判明。
 犯行時刻は特定されてませんでした。
 って事は、僕が犯行場所の横を何回も通り過ぎてたあの時間帯に犯行は起きてたかもって事ですかぃ…。
 確か、あの時僕があの付近で見たのは自転車のサドルに腰を据えたまま固まって何かを見て居た高校生と運転の荒い中年女性と作業服ぽい服着たおっさんと農作業用ウェアを着た高齢女性だけの筈。
 まさかあの中に犯人居たり…しないよな。うん。

 どうでもいいけど、「ジルオール」を検索しようとしてうっかり変換ミスで「汁オール」を検索してしまいました。
 こんなキーワードじゃ何も探し物は出て来ないだろうと思ったのに何故か「汁オール」でも「ジルオール」関連のサイトが出てくる出てくる…。
 ちょっと凹みます。
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穿山越嶺
 今日高校生に間違われました。高校卒業したばかりの集団の中に居た所為ですけども。
 違うと答えたら「じゃあ、今年二十歳になったばかり?」と更に同じ人に訊かれました。
 「もうちょい上。」と素直に答えたら吃驚した顔されましたよ。

 嗚呼、良かった。僕まだ高校生でもいけるかも。
 …嘘です。
 偶々老けた若者の中に紛れてた所為で子供っぽい格好をしてた僕が若く見られただけ。
 十八歳の娘さん達は肌や髪がまだ綺麗なんだからあんなに厚化粧したり髪が痛むまで染めたりしなくてもいいのになぁ、と思いながらその集団に紛れ込んでました。
 毎朝しっかり化粧をして外出してるお嬢さん達を見ると心から感心します。高校生の頃僕も化粧は一応してましたけど、面倒臭くて時間のある時しかまともにしませんでしたよ。毎日なんて無理。

 まだ高校生でもいけるかなぁ、なんて不遜な事考えながら帰宅したら途中で警察官にばかりジロジロ見られました。
 近隣で強盗殺人が起きた為、その調査に来た警官が僕の実家付近にもわらわらと歩き回ってたのです。
 犯行時刻の約二十分前に犯行場所の脇を車で走り回ってたので、僕の視界の何処かに犯人が映っていたかも知れません。でも、僕は車の運転に必死で車の前に見えるものしか覚えてませんが。
 帰り道に犯行現場近辺の神社を見に行く心算だったのに、何度も警察官にジロジロ見られ声まで掛けられそうになったので諦めました。
 そんなに僕は不審かぃ。
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話込
 実家から徒歩十分の場所で何処かで見掛けたような気もする御婆ちゃんに「○○さんとこの娘さんじゃないかい?」と声を掛けられました。十分ぐらい「■■さんとこの息子は大学生になった」とか「△△さんとこは離婚したらしい」などと近隣の近況をべらべら話してました。
 話尽くした後に、どうも御婆ちゃんの僕への質問が変な事に気付いてしまいました。僕への質問にしては何かがずれているのです。
 「あんた**町の○○さんとこの末の娘さんじゃなかったのかい?」と怪訝な顔で御婆ちゃんに問われ、やっと近所に住む叔父の娘だと勘違いされてた事に気付きました。叔父には二人娘が居ますが、僕の従姉にあたる彼女等と僕は片方の横顔がよく似ているので間違える人も偶に居ます。とはいえ、生まれつき美しい造作に恵まれている彼女等とそうじゃない僕は右の横顔しか似てませんけども。

 気付けば全然知らない人と話し込む事が多くなってますよ?
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一臂之力
 知っている人が亡くなりました。
 彼女は自動車を運転中に、僕の同級生の運転する車と衝突し、亡くなりました。
 葬式は明日だそうです。

 今晩は可也気が滅入った侭、ギャーギャー五月蝿く騒ぐ中学生達の騒ぎ声に囲まれてました。
 彼らはある意味で非常にHamsterに、似ています。特にカラカラと滑車を回すHamsterに。
 以前僕の実家で飼っていたHamster達は皆彼の世へ旅立ってしまったけれど、「なんだ。こんなとこに似たのが居た。」と思ったら少し気が楽になりました。
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詩人たる所以
 知人に教えられて見た某現代詩関連のサイトで知った名前を掲示板に見出し、見なかった振りをして引き返しました。
 某誌で短歌を書いてる名前で其処の掲示板に書き込めと知人には言われていたけどそんなのはもう知ら無い。
 僕を欠片でも知る人と関わる場であると判った以上佳馨以外の名で書き込む気はもう消え失せました。でも、佳馨の名で今其処に書き込む気もありません。

 僕は自分を詩人や歌人だと主張する類いの人間とは出来るだけ距離を置くようにしてます。
 詩人は他に認められる作により自ずから詩人としてみられてこそ詩人であると思うし、歌人もまたそうだから。
 自分自身で詩人だと言い張るのも詩人のうちには違いないけど、どうもそういう詩人さん個人には馴染めません。

 僕の一番身近に居た歌人達は皆歌詠みを本業とはせずに遊びとして捉えてました。
 僕は彼らの影響を受け続けているのかも知れません。
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14日の予定ありますか
 14日はホワイトデーなのに、と急な予定変更を告げられた女のコが怒った様な口調で抗議するのに出会しました。
 「ああ、そうか。14日はホワイトデーだったのか。関係無いから忘れてた。」
 と、女のコにいきなり15日から14日への日程変更を告げた人は言い、二人のやり取りを聞いていた僕も同様に「ああ、そうか。」と14日に予定を入れられて憤慨する理由に納得したのだけど…。
 何故そこで納得してしまったんでしょう。何故僕も関係無いものだと思っていたのでしょうか。

 気が付くと色々諦めてる自分が居ます。
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打抱不平
 何年か前の事です。ある地方のある業界関係者にこんな情報が行き渡りました。
 情報の中身はとある少年の家族の一部が其の地方の一つの学区内に引っ越したというものでした。引っ越した家族が使っている名前や住所や、とある少年の弟が転校した学校名までもが伝わってきてました。
 それらの情報が事実であったのかどうか、真実を僕は知りません。ですが、其の家族が其の地域に関わりの全くない別の地域に引っ越す迄、其の業界で密やかに警戒態勢が取られていたという事実は知っています。

 「児童殺傷の男性仮退院」という報道を今日はもう五回以上見掛けました。
 1997年に14歳であった少年は今はもう21歳。
 かつて少年だった彼を待ち受けるのは自分達の身を守る為に異端物を排除しようと加害者と其の家族を拒む社会なのでしょうか。それとも、受け入れる社会なのでしょうか。
 今の日本が「弱きを助け悪しきを挫く」なんて勧善懲悪の社会で無い事はよく判ってますけども。被害者も弱者だけど、加害者の家族も弱者である事を忘れずに、全ての弱者に助けの手を差し出せる社会にはならないものでしょうか。
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類は友と何かをよぶ
 類友と集ってきました。
 類友だと思ってるのは僕だけかも知れ無いけど、髪をまだまだ伸ばそうと企んでる点や何処迄も食い意地が張ってる点など僕等の間に多くの共通点があるという事実はきっと彼らも認めてくれるでしょう。

 伝えたかった事は伝え切ったし、話すべきで無い事実は隠蔽したし、親交も深める事も出来ました。
 それにしても今日は食べ過ぎました。食べ過ぎたと思ってるのに帰宅後も鍋物を確り食べてしまう僕は絶対小食では無いと思います。
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哭笑不得
 今日、バスに乗らずに歩いて帰り、霙と風の攻撃に遭って髪が悲惨な状態になりましたよ。
 風を遮るものの無い場所を歩いてたので横風に吹かれるがままに何度も転びました。
 もう少し体重があれば吹き飛ばされずに済んだのかも知れ無いです。嗚呼、何につけても体重欲しい。そして出来れば胸も欲しい。

 先月に実家に帰ってからずっと毎日以前よりも更に大量の食料食べてます。毎日否応なしに顔を合わせるある体重80kg台の二十代後半の男性達が食べて満腹になる量と全く同じ量の食事を毎回食べてるのに身体にその影響が全く表れません。
 1cmほどウエストが増えましたけど、たった1cm増えても全体にあまり影響はなし。
 何処で如何カロリー消費しているのかさっぱり分かりませんが、僕の身体は脂肪燃焼率が高過ぎる模様。

 世の中には太りたくて悩んでる人間も居ます。厭味とか皮肉じゃ無く、実際に。
 「若しかして拒食症?」とか「ダイエットし過ぎない方がいいよ」とか言われる度に、報われなかった此れまでの努力を思い出し、笑っていいんだか泣いていいんだか分からない変な気分を味わいます。
 僕は太りたいのです。

 てか、帰りに神社に寄り道してオヤツ食べ様と思ってたのに寒さと冷たさと暴風に気を取られてすっかり神社で食べるの忘れてましたよ。
 帰宅してから思い出して食べたけどさ?
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頚椎痛
 長電話したので頚椎が痛いです。
 是以上無理すると明日首が回らなくなるのでもう休みたいのに、電話したいから云々と先輩からメールが…うざい。
 電話したいなら自分からせんか!僕に掛けさせるな!いつも何か重要な連絡でも在るのかと思って電話掛けてもどうせ聴きたくも無い愚痴や話しても実の無い事しか言わんのに何でまだ電話しなきゃならんのだ!しかも夜一時以降じゃないと電話に出んのはふざけてんのか!僕は朝六時には起きて支度せないかんのを判って居てもまだ電話掛けろと言うか!
 ストレス溜まってます。カルシウム足りてません。

 面倒臭いと思いつつも電話掛ける迄は怒らずに出来るのに、たかだか五回ほど相手が電話に出ないだけであっさりぶっちり堪忍袋の緒が切れるのは何ででしょうねぇ。
 てか、毎回僕がこうやってぶち切れるのに其れでも電話を掛けろとまた同じ事をメールで伝えてくる先輩の思惑が分かりません。
 そんなに怒らせたいのか。
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orz
 情報集めた結果ややこしい事になりつつあります。
 あっさりと情報は僕の元に集まりました。さすが田舎。

 幼馴染は籍を入れた事も親の病気も知らせる気は無く、顔も会わせたく無い模様。そんでもって、彼女が会いたく無いのは僕等の内の唯一人だけなのだそうですよ。
 そして、幼馴染は自分の家族には其の唯一人の人物を避けている理由を金銭的な問題として説明しているのです。実際は男絡みの問題なのに。
 避けられてる本人に「如何して彼女と連絡付かないのか分かった?」と訊かれても貴方だけを避けたいらしいなんてとてもじゃないけど云え無いし、家族ぐるみの長い付き合いなので幼馴染の家に一度は見舞いとお祝いの品を届けに行かなきゃならないし、僕の親はそんな人間とはもう付き合いたくないと言い出すし、避けられてる当人は自分が何かしたのかと考え込み過ぎて落ち込んでるし…。
 頼むから僕に事態収拾役を押し付けないで…orz

 僕は既に親戚の財産争いの事態収拾で手一杯ですよ。
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桃夭・詩経
桃之夭夭 灼灼其華
之子于帰 宜其室家
桃之夭夭 有賁其実
之子于帰 宜其家室
桃之夭夭 其葉蓁蓁
之子于帰 宜其家人

 桃の樹は美しく若々しく、耀く美しい花が咲いています。この娘が嫁に行けば、 花の様に若く美しいこの娘は嫁ぎ先で幸せになるでしょう。
 桃の樹は美しく若々しく、多くの美しい実を付けています。この娘が嫁に行けば、娘は嫁ぎ先で其の実の様に健やかで徳のある宝に恵まれましょう。
 桃の葉は美しく若々しく、葉は沢山茂ってます。この娘が嫁に行けば、嫁ぎ先の一族は其の葉の様に益々繁栄するでしょう。
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重三節供
 今日は三月三日、重三(ちょうさん)の節供の日です。上巳の節供とも云い、今の日本では桃の節句と呼ばれてますよね。
 僕の実家では今年も御雛様を出しておりません。出さなきゃならんとは思うのだけど、僕も母も出して雛達がどんな状態になってるのか確認するのが怖くて出せずにいるのです。
 多分其の内叔母が見掛けて雛人形達を箱から出して陰干ししてくれると思います。それまではどうか許して下され。

 以下、桃の節句とは関係無い事。
 僕は一度懐を開いて親しくなった友は何年経とうと友の侭だと思ってました。
 どれだけ長い事連絡を取らずにいようとも、一度顔を合わせば打ち解けて胸のうちを話せるものだと勝手に思ってました。僕の幼少からの友人にも僕と同じ考えを持っている人が何人か居ます。僕と同様に「何年経っても友達だ」なんて勝手に思い込んでた友人と共にちょっと落ち込んでます。
 僕達は僕達と連絡を取りたがらないあの幼馴染を親友だと思って皆で一緒に会う機会を作る度に連絡を取ろうとしているのだけど、彼女は僕達とは違う考えを持っているのかも知れ無い。実家同士は非常に近所なのに彼女が結婚の知らせを周囲に決して伝え様としないのは彼女にとって僕達はそれほど重要な位置を占めない存在だからなのかも知れ無い。
 彼女の母が今苦しんでいる病気は僕等の母がかつて苦しんだ病気と同じであるから、母思いの彼女の苦しみが僕等には痛いほど判る。だが、彼女は僕等の母の病歴なぞ知らないからまた以前みたいに自分だけが苦しいのだと思い込んで僕等との関わりを避けているのかも知れ無い。同情や憐れみは要らないと突っぱねたいのかも知れ無い。
 ぐるぐるぐるぐる友達と一緒に考え込んでました。

 考えるだけでは何も生まれない。
 彼女が僕等との接触を好まぬのなら、せめて其の理由だけでも調べようじゃ無いか。
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続・幼馴染
 何と無く、久し振りに母親と顔を合わせたので「ゴー君(仮名)俳優になってたみたい」と云ってみました。
 「ゴー君って誰?」といぶかしむ母に「ほら、■■に住んでた○○ゴー君(仮名)。よくうちにも来てたあの色白のゴー君(仮名)。」と細かく言ってやっとどのゴー君(仮名)か判って貰えました。
 「ああ、そんなのも居たわねぇ。」とやっと思い出してくれた母は、其の後暫く幼い頃のゴー君(仮名)が仕出かした悪戯や行動にどれだけ迷惑したのか語ってました。顔は綺麗なのにやる事は悪魔みたいと近所の奥さん方に有名でしたからねぇ、ゴー君(仮名)。勝手に他人の家に上がりこんで冷蔵庫開けてお菓子を食べたり、家来にしてた子に命じて車や民家に石を投げさせたり、本当に色々やってましたからねぇ。
 でも、ゴー君(仮名)に迷惑かけられてた近所の奥さん方が愚痴を言いながらもゴー君(仮名)の我儘に付き合ってお菓子作ってあげたり遊んであげたりしてるのを僕は何度も見てました。奥さん方は彼の仕出かす悪戯の殆どに目を瞑って本人に少し注意する程度で止めてました。
 何やかんや言いながら奥さん方の殆どはゴー君(仮名)のファンになっていたのです。今でも、俳優になったゴー君(仮名)関連の情報収集してる奥さんも居るそうですよ。

 あんなに迷惑被ったのに僕の母はゴー君(仮名)の事を僕が説明するまで思い出さなかったのでゴー君(仮名)本人も地元の知り合いの事なんて覚えて無い事でしょう。
 でも、母みたく説明したら思い出してしまうかも知れ無いので用心せねば。
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幼馴染
 先日地元の友人達幾人かで集まってきました。
 田舎なので何処か遊びに行く所がある訳でも無く、菓子食べて茶飲んで話しただけ。話をするにも近所の喫茶店だと近所の人に「こんな話をあそこの喫茶店でしてたらしい」という噂を立てられるので、喫茶店は避けて友達の実家の客間を借りて話してました。田舎って哀しいですね。でも、多分こんなに田舎なのは地元でも僕の実家近辺だけだと思うけど。
 久し振りに会って話をしたので積もりに積もった話の種が芽を吹いて花が咲いたり実がなりかけたり、はたまた実が腐り掛けて居たりしました。

 ところで、友達と話して判ったのですが、仮面ライダー555に同級生が出演してたらしいです。
 555見てた時に、とある人を見て「この人ゴー君(仮名)に似てるなぁ」とか「ゴー君(仮名)身長大きくなり過ぎちゃったんだよなぁ」とか「昔一緒に変な虫捕まえたり木に登ったりしたあの時のゴー君(仮名)の表情にさっきこの人似てたなぁ」とか「ゴー君(仮名)性格歪んでて暴力的で我儘だったけどちゃんと社会に適応出来てるかなぁ」とか勝手に色々考えてましたけど…本人でしたか!
 ゴー君(仮名)本人だとは思わずに、555を見る度に世の中にはよく似た人が居るもんだと感心しつつ、ゴー君(仮名)の近況に思いを馳せてましたよ。俳優さんの名前も知ってたけど、「名前迄似てるんだねぇ」なんて惚けた事思ってましたよ。
 社長でも俳優でも何でもいいから目立つ大きなものになるんだと幼い頃に大口叩いてた彼が俳優になってたと知って一安心。てっきり其の辺の田舎のヤンキーの一員になってると思ってました(失礼)。目指すものを心に抱いて精進すればちゃんと報われる事もあるのですね。僕も頑張ろう。

 で、今現在僕が彼に願う事は唯一つ。どうか彼が幼い頃の僕との思い出を忘れてますように…小さい頃、近所では見掛けによらぬ乱暴者で有名な(ガキ大将だった)彼と一番よく遊んでた時期!あの時期は特に忘れていて貰いたい!
 幼い頃は結構何でも平気だったので今考えると恥ずかしい事ばかりなのです。此の侭彼が俳優としての己を確立してしまい、年食ってから「小さい頃近所にこんな奴がいたんですよ…」なんて事を何処かのバラエティだかトークショーだかで語り出してしまう前に、どうか僕の願いよ届いて下され。
 どうせ僕の事なんてもう覚えちゃ居ないだろうけど、若しも彼が覚えていたら世間に知られる前に是非とも其の記憶を抹消したい…。
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