2011年07月の記事


雲壌月鼈
 雲壌月鼈っていいますよね。
 天と地、月とすっぽん、理想と現実。

 仕事とプライベートごったまぜの話をして今日も妙に疲れました。
 5分程度のつもりで話し始めましたが、主題を色々そらされ切り上げるまでに約一時間かかりました。

 「現実を直視しよう」と話をそらしてるかたが仰っていて。そのかたが一番現状を理解してくださってなくて。
 あの人はもう立つ余裕がないのだと、けれどあなたを見捨てるつもりではないのだと、落ち着いた声を作って語りかけては怒鳴り返され。相手に届く声が落ち着いて聞こえるように心掛けて声をかけて、の繰り返し。

 そして、もう余裕のない人とも話し合って。その物言いを今はおさめて交渉してくださいとお願いして。
 わかっていただけなくて、また噛み砕いて説明して。もう疲れたからと投げ出そうとなさるのを引き留めて。

 人の心に言葉を伝える時には声を荒げるのではなく穏やかな声を出すように、と詩に書いていたのは誰でしたっけ。
 そういうことを思い出す部分が擦り切れていきそうです。
コメント (0)

萎靡沈滞
 ちょいと気が滅入ることがありまして、人様に話すにも気が滅入るので具体的には書きません。
 でも、今何も書かずにおくと忘れてしまいそうなので書いておきましょう。
 今の状況を譬えるならば、同じところで足踏みしているように見える人に「もう足踏みをする余裕さえなくなってきた」と相談されてるようなものです。

 こちらとしてはまだ足踏みできたら足踏みする気だったことに吃驚ですよ。
 足踏みをやめるにしても、段階的に足の下ろし先を変えてゆっくり動きを止めればいいと思うのにいきなり抱えていた重そうな荷物を投げ捨てて両足を地面に捻じ込むようにして止まろうとなさることの訳が分かりません。
 そんな勢いをつけて止まろうとしたら周りの人にまで砂がかかってしまうじゃありませんか。荷物も壊れてしまうし。
 ご自分の足の置き場所を少しずらして、抱えてる荷物を別の場所に移して自分の手から放して、それから足元を整え直したらよいのじゃないでしょうか。
 抱え込んだその荷物が重いことはこれまで去って行った人も言っていたじゃないですか。今いきなり重くなったものではなくて重たくてそのうち抱え切れなくなることはわかっていたのだから、今更重い重いと愚痴を言っても何も始まりませんよ。
 その重い荷物は捨ててそれっきりにできるものではなくて、また使うものなのですから。そこらに投げ捨てるのはやめてそっと下に降ろしましょうよ。

 なんてことを相手の感情を逆なでしないように言ってますが、うまく説得できてる気がしません。
 巻き込まれている以上解決するまで頑張りますか。
 せめて荷が軽くなるまでは。
コメント (0)