2002年12月の記事


晦日
 猪木祭を見ながら終わる2002年…。
 未だに年賀状を一枚も購入せず終わる2002年…。
 年賀メール用のイラストさえ描かずに過ぎる2002年…。
 何だか酷く徒に時が過ぎていきます。
 
 来年も宜しくお願いいたします。
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オフぢゃ無いオフ
 オフ会では無いオフ会に28日、29日と連続参加。
 去年は酔っ払った某男性が来て引っ掻き回して恐ろしい乱痴気騒ぎ状態にしていったと聞き及んだしゃちょ主催の年末忘年オフは今年は実に簡素に終わりました。少人数でまったり過ごしただけですけど、非常に気が楽でよかったです。
 因みに、去年の年末忘年オフを引っ掻き回した張本人は昨日は東京迄出向き美女を侍らせてハーレム状態でオフをしていた模様です。嗚呼、羨ましい…。こっちは全然女の子いなかったのに…。
 
 二日間可也しゃちょさんにはお世話になりました。
 次回こそ手土産持っていきます。
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ヴァンパイア
 明日、というか今日の十一時頃迄に目的地に行くためには九時には電車に乗ってなきゃならなくて、九時に電車に乗るには八時半には出なければならなくて、八時半に出るには七時には起きて入浴しなければならなくて…。
 もういい加減眠らなければならない時間の筈なのだが丁度TVでINTERVIEW WITH THE VAMPIREが始まりかけているのに気付いてしまった。
 嗚呼、ルイが語り出してる…と思い乍ら「せめてレスタトが出てくる迄見てから眠ろう」と見ていく内についつい惹き込まれてレスタトが登場してからも今も見続けている。
 此の侭だとクロゥディアが死んだ場面やレスタトが記者に襲い掛かる場面まで見てしまいそうだ。
 
 如何でもいいけど、原作と映画でのルイのヴァンパイアになる時間が違い過ぎる。
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窒息感
 昨晩迄ずっと僕の親友とも呼べる程近しい知人弐名からのメールと電話が引っ切り無しに続いてました。
 一名には話し合って向こうの誤解だと判明。
 残る一名はそもそも僕に色々相談したり依存し始めた原因である彼氏との喧嘩が終わりました。
 そして僕には静かに独りで過ごす時間が戻ってくる筈だったのです。
 しかし、そうはいきませんでした。
 
 「今年いっぱいは会いたく無い。メールもそんなに送ってこないでくれ。僕は暫く人に会いたく無いし同一人物から送信された大量のメールを受取る度に気が重くなる。」
 二人に僕はそう伝えてみました。
 今年いっぱい会わないなんて云ったって今年は残り数日しかないのですからそんなに大したことでは無いと思うのにそれでも彼らは自分が悪かった許してくれと食い下がるのです。
 
 ねぇ、本当に謝る気持ちがあるのなら暫く僕から目を離して僕に息抜をさせて下さい。
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最期の言葉
 あなたがつぶやく最期の言葉を占ってみました。
 其の結果、僕の最期の言葉は「今まで本当にありがとう」なのだそうです。
 「娘家族にみとられながら、ぼんやりと先立った夫を思い浮かべ...(推定年令:88歳)」との事…。
 「 明るくて、誰に対しても分け隔てなくつきあうことのできるあなたは、常に豊かな人間関係の中にいることでしょう。しかし一方でストレスに弱く躁鬱が激しいという一面も。でも精神的に不安定になったとしても自身の豊かな人脈に支えられ、あなたなら乗り切っていけることでしょう。そんなあなたの最期はごく自然にやってきます。小春日和の続く時季、あなたは風邪をこじらせて病院へ。年齢が年齢なだけに回復は遅く、あなたはの体力はゆっくりと、しかし確実に奪われていきます。そんな知らせを聞きつけ、あなたの旧友や娘、その家族があなたのもとに駆けつけますが、その甲斐ものなくあなたの最期はやってきます。そしてあなたはぼんやりと先立った夫を思い浮かべ、娘の手をとりこうつぶやきます。『今まで本当にありがとう』あなたらしい最期ですね」と総合運の欄に記されてました。
 ふ〜ん…。
 僕、八十八迄長生きするんですか!んでもって結婚までして娘まで居るんですか!!!

 他にも見てみたら何だかいい事ばかりが予想されてました。
 絶対この占いは当たらないと思います。良い事ばかり書き過ぎです。
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Hymn No.147 Silent night,holy night!
1.
Silent night,holy night,
All is calm,All is bright
Round yon virgin mother and Child.
Holy Infant so tender and mild,
Sleep in heavenly peace,
Sleep in heavenly peace.

2.
Silent night,holy night,
Shepherds quake at the sight.
Glories stream from heaven a far,
Heavenly hosts sing al-le-lu-ia;
Christ the Savior is born!
Christ the Savior is born!

3.
Silent night,holy night,
Son of God,love's pure light
Radiant beams from Thy holy face,
With the dawn of redeeming grace,
Jesus,Lord,at Thy birth,
Jesus,Lord,at Thy birth.

4.
Silent night! holy night!
Where today all the might
Of His fatherly love us graced
And then Jesus as brother embraced.
All the peoples on earth!
All the peoples on earth!

5.
Silent night! Holy night!
Long we hoped that He might,
As our Lord,free us of wrath,
Since times of our fathers He hath
Promised to spare all mankind!
Promised to spare all mankind!

6.
Silent night! Holy night!
Sheperds first see the sight.
Told by angelic Alleluja,
Sounding everywhere both near and far:
Christ the Savior is here!
Christ the Savior is here!
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知らないって幸せ?
 知人が研究室の先輩の結婚式に出席してきたらしい。
 話を聴いていて感じた違和感箇条書き。
  
・花嫁が花婿である先輩の事を先輩の名字か「おい。」と呼ぶ状態。
・「相手の何処を好きになったのですか?」という質問に三つの選択肢の中から他に「顔」や「性格」など選択肢があるのにも関わらず「ステイタス」を選び、「出会ったきっかけは?」の質問にも「合コン」とニコリとも笑わず答える花嫁の言動。
・「みんなこんなに集まってくれて有難う御座います」と号泣する新郎の横で「貴方もハンカチ要りますか?」と訊かれ「要りません」と冷ややかに即答する花嫁の態度。
・新婦は妊娠八ヶ月。しかし、逆算すると何かがおかしい。明らかに新郎が北海道に行って京都に居なかった時期に子が出来た計算になる。
 
 「知らないってことは幸せだね」と結婚式から帰ってきた知人が繰り返すのが怖い怖い。
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いつか別れる人
 「いつの日か別れる人と付き合う」
 其れがどれだけ哀しい事実なのか延々と綴られたメールを読んでました。
 
 彼女の気持ちに引き摺られた侭、彼女の周囲で交わされた会話と少しだけ類似した発言を目の当たりにして哀しくなって…。
 此の侭僕はあの娘に影響された侭同じ深みに嵌るのでは無いかと思ってました。
 
 付き合うというのはいつか別れるという事で、結婚する気が無いのならいつか別れるのは明白で…。
 次々に言葉を繰り出す彼女に「でも、いつか別れると思って付き合っていたから本当に直ぐ別れが来てしまったのでは?」と返答して逃げる僕はとても卑怯だ。
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unknown
 Web日記コミュニティエンピツの機能の一つであるマイエンピツを先ほど見て吃驚。
 今迄僕がお気に入りとして登録した日記のリンクの内の約20件のコメント欄が「エンピツから登録を抹消したか、エンピツリストへの掲載を辞めた日記です」となっていたのです。
 確か昨日迄はこんなに無かったのに、なんて思いながらさっき迄一個一個リンクしているタイトルが「unknown」になってしまったもののリンクを辿り、もう存在しない日記のお気に入り登録を削除するという作業をしてました。
 見ていくと、大半は日記自体を削除したものばかりなのだけど中にはエンピツリストへの登録を削除しただけで日記はまだ存在するものもあったのでタイトルが「unknown」になってしまったからとはいえ何も確認せずに削除する訳には行きませんでした。
 
 何かエンピツのシステムが変わったのかしらん、とトップ頁を覗いてみたけど特にお知らせも無し。
 そして、過去のお知らせを見て三ヶ月も前に新しいジャンルが出来て居る事実にやっとこさ気付いてジャンル移動してみました。
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普通の人の日記
 「普通のことが書いてある、普通の人の日記ページです。」
 此処の日記をそう評価しているサイトを発見。
 嗚呼、なんて素晴らしいサイトなのだろうと小躍りしたくなる衝動を抑えながら僕は其のサイト内を見て回りました。
 どうやらReadMe!に登録してある日記一つ一つについて個人的な感想を述べているサイトの様でした。
 
 僕は此の日記に地味に日常のちょっとした事を書いてる心算だったので「普通」という評価はとても嬉しいものなのです。
 僕の日常を知る人が此の日記を読んだ際に大抵「裏がある」とか「隠している事が多過ぎる」とか「省略し過ぎ」や「含みがある」なんて感想を僕に述べてくるものだから僕はてっきり僕の思惑とは違う方向に此の日記が向かって居るのでは無いだろうかと思った事もあったのです。
 でも、此れで一安心。
 僕は「普通の人」なんです。そして此の日記は「普通の人の日記」なのです。
 どうせなら「地味」の一言も評価に欲しかったところですが贅沢は言いますまい。
 
 前述のReadMe!評価サイトの侍魂に関する評価が「ちょっと人に読ませることを意識しているダメ日記がありました。でもダメ方向とか姿勢は評価します。」であり、侍魂系のフォント弄りに終始した日記に関する評価が厳しい点にちと関心を持ったので更に細かく見ていく事にします。
 てか、或る意味如何でもいいのですが、サイトのトップに行く度にJavaScriptのエラーが出ておりある程度以上古いテキストを見ようとするとファイルが存在しないので、エラー原因と存在しないファイルに記述されている筈のテキストが気になって仕方ありません。
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Search
 昨日、とある僕の日記頁をMSNサーチで探していらした知人が居たんです。
 それでどれだけ今の段階で僕は検索エンジンに引っ掛っているのだろうと先ずGoogleで「佳馨」を検索して見ていたのですよ。
 
 其の結果、半年以上其の存在を忘れて居た無料レンタル検索エンジンの鯖が復活している事に今気付きました。
 もう何ヶ月もずっと鯖毎落ちていたので其のレンタルサイトは夜逃げしたものだと思って諦めてました。
 なのに何時の間にか復活していたとは…。
 
 ちょっと意外。
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食べたり溶けたりして消えるもの
 「じゃぁ、今迄あげたプレゼントは余り嬉しく無かったんだね?」
 ちと墓穴掘りました。
 
 知人に、友達が彼女未満の付き合いの相手にクリスマスプレゼントを贈るのにいいアドバイスをしてあげたいけど一般的に何をあげたら女の子が嬉しがるのか、と訊かれたので女の子が貰って厭で無いものと厭なものを具体的に述べていたのです。
 そして彼女へのクリスマスプレゼントとして余り適さないものとして「食べたり溶けたりして消えるもの」は余程ロマッチンクなもので無い限り消えた後に記憶が薄れてその贈り物をくれた人に対する感情がその贈り物によって強くなり得無いから、と更に云ったのがまずかったのです。
 彼女で無くても友達に貰ったお土産でも食べ物は食べたら貰った事を忘れる場合があるのだよ、と余計な事を云ったのも実にまずかった。
 
 「じゃぁ、今迄あげたプレゼントは余り嬉しく無かったんだね?」
 そう云われてしまいました。
 
 「いや、別に厭では無かったですよ。美味しかったし。」と一応フォローはした心算。
 でも此れで僕が知人からの食べ物のプレゼントの存在は食べたら忘れちゃう可能性が高い事はバレた訳か。
 
 因みに、僕の幼稚園からの付き合いの親友は僕が地元に帰る度に渡している菓子等のお土産を貰った事を土産物を食べて一ヶ月も経つと忘れてしまいます。
 類はとことん友を呼んでます。
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校歌
 ちと訳あって自分の出身高校の校歌をWeb上で探して居たのですが…見付かりません。
 いや、母校のサイト内で見付かる事には見付かったのですが一番の歌詞しか其処には無かったのです。僕が求めているのは最低でも三番までの歌詞であるというのに。
 
 仕方が無いので校歌を入手しようと母校に連絡。卒業アルバムに載ってます、とそっけなく返答されてしまいました。でも、一応卒業アルバムが手元に無い状態であるなら母校迄出向けば校歌のプリントを貰えるらしいのですが…。
 卒業アルバムは多分岐阜の実家の何処かに、母校は岐阜の中心部に…。
 どちらにせよ僕は岐阜まで行かなきゃならないって事ですか。
 
 仕方が無いので只今同じ高校出身の人間に片っ端から「校歌覚えていないか?」とメールしてます。
 誰か、思い出してくれ!
 
 てか、それ以前に自分で覚えてりゃ済む事なんですけどね。覚えてる歌詞を書くだけだから。
 まさか後になって校歌の歌詞を必死で調べる羽目になるとは思いもよりませんでした。
 後悔先に立たず。まさにそんな状態です。
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Aus auf dem Rand.
 そんな気がする事箇条書き。

・金曜日のお昼に非常に愛らしい容貌のお嬢さんに頼まれごとをした気がする。
・確か日曜日の未明に鞍馬で雪を見た…気がする。
・昨日は妙に嬉しい事ばかりだった気がする。
・今日は色々特定の女の子に迷惑掛けてた気がする。
・帰り道で全然見知らぬ人に呼び止められた気がする。
・双子座流星群は十七日迄続いていたと思う。
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流星群
 昨晩から僕は頑張っていたのです。
 この寒い中態々外に出て只管空を見続けるなんて行為を何時間も続けて頑張っていたのです。
 流星を見る為に必死だったのです。
 なのに未だに一個も流星を見ていないこの現状を如何してくれようか。
 
 態々双子座流星群関連のMLにも入って頑張って情報入手しているのに全く見えやしない。
 僕の所為だけでなく天候の所為も大いにあると思うのだが。
 
 もう一晩頑張ってみます。
 今日の一時半頃の月没後を狙い目と見定めて只管空を見上げてきます。
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 携帯の画面のトップに出ていた筈の書き掛けのメールは消えていたし、見られるべきじゃ無い玩具が外に出ていた。
 僕は内鍵も確りかけて一休みするべきだったんだ。
 
 徹夜で仕上げる心算だったレポートがまだ書けてません。
 僕が安らかに眠れる様に態々計らってくれた大莫迦者の所為で。
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半途而廃
 今日、講義中ずっと泣きそうでした。一番終わりの講義の時は『三四郎』の美禰子に感情移入して泣いてました。
 知り合いがちらちら僕を見ていたので話し掛けられた時に、泣いてる理由を訊かれたら言い訳しておこうと「コンタクトが両目ともずれて痛くて仕方が無い」と云う用意までしていたのに全く涙の事には触れずに会話終了。
 其の件には触れられない程今の僕は見るからにイタイのかと思って更に凹んでました。
 
 うっかり気を抜くとポロポロ涙が出る状態で何とか緊張感保ちつつ、手には確りとハンカチ準備して山を下り、電車に乗り、御所の横を通り、何とか自室に帰還しました。
 帰り道に少しでも気を紛らわそうと空を見上げたり、知り合いに片っ端から電話を掛けようとしたり、電柱を殴ったり、と色々してました。でも、どれも余り効果無し。電話に応じてくれたのは一人だけでしかも数十秒だけでした。電柱を殴った手は今も痛いです。
 
 因みに、泣きそうだった理由は二つ。
 一つは動物アレルギー持ちなのに猫にべたべた触ってしまったからで、もう一つは感情的なものです。
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月を下さい
 「其処から月は見えますか?見えるのなら、あの薄っぺらい月が欲しいので下さい。」と久し振りに電話で話す相手に無茶を言ってみた。
 「いいですよ。貴方の為なら月でも何でもとって参りましょう。」と非常にさむい気障な台詞が返って来た。
 嗚呼、違うんだ。僕が欲した返答は無闇に浪漫を鏤めた台詞では無く僕の望みをにべも無く否定する返答だったんだ。今夜僕が見ていた月がいくら細く華奢に見えたとしても実際の月は周囲が赤道直径で地球の約四分の一の約3478km、重さも地球の約八十一分の一でとてもじゃないけどプレゼントには適さないのだと浪漫もへったくれも無い様な口調で断じて欲しかったんだ。
 
 何をしたいのだろうかと自問自答し、目の前に積み上げた為すべき用事から目を反らして独語文と睨めっこしている。
 多分、此の侭何も遣らずにいたら木曜日の朝に僕は後悔するんだ。
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ミニスカポリスに遭いたかった
 友達がザ・ロックアップの京都店に行ったらしい。
 ミニスカポリスちっくな可愛いおねぇさんに出迎えられたらしい。
 営業時間は土日でも二十三時迄で、平日だと一時迄なのらしい。
 モンスターや囚人ちっくな人も居たらしい。
 酷く騒がしくて打ち合わせが全然出来無かったが面白かったらしい。
 
 …。
 てか、行くなら一声掛けてくれ!
 
 僕の趣味には合わないと思ったらしいです…。
 こうなったら知り合いより早く名古屋・栄の本店に行ってやる…。
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小心翼翼
 電話を掛ける瞬間に「僕の電話を相手が鬱陶しく思っていないだろうか」、「ちゃんと電話に出てくれるだろうか」、「出てくれ無かったら如何すれば良いのだろうか」と携帯を見詰めて考え込む。
 メールを送る前に何度も何度も読み返して「返事が返ってこなかったら如何しよう」と送信を躊躇う。
 
 そんな自分が厭なので、違うものを眺めて逃避しておきます。
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陽明文庫
 陽明文庫に行って参りました。
 陽明文庫とは京都洛西にある五摂家筆頭の近衛家によって平安時代から明治時代までの約千年近くに渡って伝承されていた厖大な宝物類を明治維新後の幾多の変遷を経て永久保存の体制をとるために建設され永久保存の体制がとられた所蔵する特殊文庫であり、御堂関白記、後二条殿記、大手鑑、倭漢抄下巻、歌合巻第六、類聚歌合、熊野懐紙、神楽和琴秘譜などなど国宝八点、重要文化財五十五点を含む二十万点以上の日本文化の至宝とも云うべき貴重な記録・文書・書跡が保管されているのです。
 
 類聚歌合の二十巻本と十巻本の複本、熊の懐紙、面白いちらし書きの巻物等を見て満足。
 近衛文麿の別邸であった虎山荘にも入り数奇屋風の建築の中でお茶を戴いたので更に満足。
 
 文庫長である名和教授に多謝。
 今夜は変体仮名の復習をしておきます。
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Handy
 電話をしていて暫く話した後別れの挨拶を述べて電話を切ろうとした其の瞬間にまだ伝えたい事があった事を思い出して電話に話し掛けているのに切られる瞬間。
 確かに「電話を切る」とも「じゃっ」とも「また!」とも僕は言ったが、言った直後に切る相手は其れだけ僕と電話したく無かったのだろうかと思うと厭になる。
 
 非通知で掛かって来る電話に出る度にうっかり出てしまった己を呪う。
 通知された状態で掛かり、相手が誰か判っていたら決して僕が電話に出ない相手ばかりだからだ。

 携帯電話をメール送受信機としてのみ使用していれば何も不快な事は無いと判っているのに…自分から電話を掛け、非通知の着信に出る。
 苛付く原因を増やしたいのでは無い。其の内マイナスからプラスに転じるものがあるかも知れ無いと思っての行動選択だ。
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親友
 僕の周囲にはある特定の状況下にだけ連絡を取って来る自称「真の親友」という輩がいる。
 其の特定の状況とは其の輩が恋人と分れた状況、若しくは恋人と喧嘩中である状況等を指す。
 
 彼氏と別れたばかりらしいお嬢さんから電話が掛かって来た。
 「あたしの話をちゃんと聴いてよ!」と大声で何度も言うから気付かれない様にスピーカーに切り替えて編物遣りながら話を聞いて相槌打っていた。
 そういう時だけ君は僕に電話して、そして直ぐ亦新しい男が出来ると音信不通になるんだ。
 
 新しい彼女に別れ話を切り出したばかりの野郎からの電話が今夜もあった。
 今度の彼女も相手から切り出した別れ話では無くて自分から切り出した別れなのだと言う。相手の女のコは別れたく無いと泣いて居たのだと。
 そうやって相手のコは彼との別れに涙を流して未練を断ち切り、完全に彼と決別して顔を上げてもっと先をより高みを目指して進んでしまうのに気付かないのか。短期間に何度も付き合いと別れを繰り返す彼が停滞している其の場から彼女達は羽根を広げて飛び去り、彼だけが取り残されているのに気付けないのか。
 「貴方どなたです?そんな人僕は知りませんよ。」関わりたく無い僕がいつもそう言って電話を切ろうとするのは唯の意地だけでは無く関わる事で齎される焦燥感に二度と触れたく無いからだ。
 
 「離れても親友だから。」「別れても親友である事は変わらないから。」
 だったら如何して君達は人との別れによる寂しさ喧嘩による苛つきやを感じた時だけ僕に連絡しようとするんだい。
 親友ってのは哀や怒だけでは無く喜や楽も分かち合うものだと僕は思っていたし今もそう思っている。
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編物
 そういやぁ、最後に大きな編物をしたのは一年以上前の事だったなぁ。と毛糸と棒を手にして暫く固まってました。
 余りに長い間編物をしていなかったのでどうやって編み始めるのか想い出せなくて固まって居たのです。
 
 暫く毛糸を転がして遊んで思い出したのでちょっとだけ編んでみました。
 十分掛けてたった5cm。完成は可也先の事になりそうです。
 そもそも僕は是を完成させる気があるのでしょうかねぇ。
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忘れる前に書き記す事
 先月の三十日に京外大講師を勤めている人がやるお笑いコンビのライヴに行った。
 知人が行きたいと行ったから付き合いで行ったまで。以前やっていたライヴには行こうとは思っていたが、一回機会を逃したら興味が失せてしまった。だから今回僕が行ったのは特に行く意思があった訳では無かった。
 
 昨日、親から電話があって僕と同じ薬を処方されている事や発作が度々起きている事を愉し気に語られた。
 其の内ぽっくりと逝っちゃってるのを朝発見されるかも知れ無いだとか、家には常に多数の人間が出入りしてるから身体が腐る前には誰かが見つけてくれるだろうとゆう事を笑いながら言い合う僕等。
 「頼むから僕より先に逝かないで。」とか「死なないで。」なんて言葉を涙ぐんで言い合ったりしないのが僕等親子。無理矢理冗談にして笑い飛ばさなきゃやってられない僕等親子。
 
 リルケの『若い詩人への手紙』にこんな言葉がある。
 「夜のもっとも静かな時刻に、自分自身に尋ねて御覧なさい。私は書かねばならぬかと。」
 僕の答えは「然り」では無く、「否」。
 僕に書く事は求められて居ない。僕は書き付ける行為を強要されては居ない。
 唯、僕は忘れ無いように記すだけ。其の日にあった事、僕が知った事、僕が忘れたい僕の感情を。
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