2022年01月の記事


 隣邦と接点、砂糖が普及 長崎街道57里220125
 長崎街道のカステラ・羊羹 日本遺産認定のシュガーロード。


 小城の羊羹。
 頂戴するたびに吟味された煎茶とあわせ、モノを書く力にさせてもらっている。

 NHKBS3で放送「長崎街道 新日本風土記」で紹介。しかしネットでみると、「日本遺産認定!シュガーロード(シュガーロードと小城羊羹)」。
 単なる脇街道ではないらしい。ネットには「日本遺産認定!シュガーロード」とある、よ。
  
 隣邦と接点、砂糖が普及 長崎街道57里220125
 長崎街道は脇街道。長崎・矢上神社近くから小倉・小倉橋までの約228キロメートルを指す、と。
 1)矢上神社・・・旅の安全を祈って、街道を行く人は祈る、戻った人はお礼参りをする、起終点。
 2)シュガーの道・・・不純物なし、添加剤物なし、水も少々絶品のカステラ。長崎を通じてもたらされた砂糖の芸術。修業にはいった職人も10年の修業後にやっと一口。
 その砂糖といえば真宗寺院に伝来の「ヒゲよけ珈琲茶碗」。シーボルトが象をともなって、江戸に赴いた時、この寺院に立ち寄った、時にふるまいのコーヒー。
 3)武雄温泉・・・昔はヒノキ、今は石造りの浴槽、シーボルトも特別に入浴を許された、殿さま専用温泉。町民は年に364日は入浴する朝湯会。話は、湯浴みしながら打合せがすすみ友達ができる。正月は開場前に禅僧があらわれて祈祷。その後に開放、年齢かまわずに語る初湯会。
 4)恵比寿信仰の佐賀・・・マチなかに恵比寿像が多い。大小さまざま、いたるところにエビスさま。
 5)小城の羊羹・・・一帯は軟水の名水に恵まれている。清流文化を下支えする軟水。これに街道を通じてもたらされる砂糖がマッチして、小城は羊羹の名産地。実は佐賀県。全国一の羊羹消費量が多い、と。中国から受け継ぐ砂糖は、長崎にカステラ、佐賀に羊羹を産んだ。
 6)舞台は飯塚に・・・ここには美女と炭鉱王。伊藤伝右衛門に柳原白蓮。伊藤家には「千鳥ぼうろう」のポスターが邸宅電話室に。さて、その訳は・・・・。
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多元的文化主義の象徴施設 日銀旧支店跡・釧路220127
 多元的文化の象徴施設 日銀旧支店跡・釧路210128

「日本的自然保護思想の体現」→前田正名メモリアル
「円&ルーブルの為替レート、日露交流の舞台」→[
正名翁は英仏型の中央銀行案を起稿」
「マイノリティーの尊厳」-千島アイヌ民族生活文化圏、オホーツク海文化圏、十勝アイヌ民族生活圏の接点
「地域の未来」=「多民族生活圏の接点」「気候変動・生態系持続の枠組み」「地域経済・文化の深化」
「職域経験者がその経験と見識を活かす人材育成」

技術教育では哲学と基礎的研究をなおざり。人材育成に意図的、計画的、組織的が淡泊。

倉本聡談
「僕は間違っちゃったと思いますね。ものすごい間違っちゃったという気がしますね」。「やっぱり何故こんなに経済本位になっちゃったのかということですね」。「経済と科学が偉くなっちゃったのかということですよね」。

西欧でよく言われるように、本当の文明社会というのは、「エコノミー(経済)」と「エコロジー(自然環境)」と「カルチャー(文化)」というのは、三本の柱になって互いを支え合ってバランスよく立っているものを真の文明社会だという言葉があるんだけど、今はエコノミーのことばっかり言うでしょ。

何でこんなにカネ、カネ、カネって言ってんのか。
そうするとね、人間の生きることの一番大事なことはカネなのかっていう話になりますね。僕は違うと思うんですよ。むしろ幸せだと思うんですよね」

https://ameblo.jp/ananfarm2010/entry-12127245224.html 「」(ユーカリままのスローライフブログ 220129 14:20)

NHKGで視聴。「百年インタビュー 倉本聡」。ここのところを鮮明に覚えていて、さて誰かがおこしているか。そう考えて探してみると、確かに記載が存在。録画をみなくて、済んだ。
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茶畑・ツバメ・蒸気機関車 川根本町の茶畑・静岡 ニッポンの里山
茶畑・ツバメ・蒸気機関車 川根本町の茶畑・静岡 ニッポンの里山

1)茶畑、2)ツバメ、3)大井川鉄道の蒸気機関車、4)土屋鉄郎 茶の栽培・60年、5)雑草は手で引き抜き、7)害虫のコミカンアブラムシ 
8)ツバメ、アカタテハ。・アサギマダラにナミテントウは益鳥、益虫 9)アキノキリンソウ アケボノソウ  エンシュウハグマ 10)最後は手作りの「おいしいお茶」。

茶に取り組んで60年。
製茶業の土屋鉄郎さんんが語る。ツバメは自宅の家屋に営巣し、子育てを毎年、繰り返す。庇を貸しながらもツバメは益鳥。恐らく、農薬を使わなくても済ますことのできる害虫の駆除を担当。

「一煎目の茶は捨てる」
1960年頃、家庭で行われていた「たしなみ」。なぜ、と考えてきた。
最近、思うに「農薬を使用したから」。そうではないのか。

飲み続けてみると、ジックリ煎じた一杯目は香り、色合い、味わい。そのいずれもが出色。確かに一服目を手みじか湯通しして、二服目もジックリ煎じると、がよく出たが。

安い茶は止している。本来の旨みを愉しむのに、一煎目の旨みを失いたくない。これは贅沢か。

(以下、番組案内) ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 2020/02/14(金)15:35 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵 (datazoo.jp) 

大井川の上流の町・ 静岡県川根本町。山間に位置するこの町は、頻繁に濃い霧に包まれる。そんな環境を利用して古くから行われてきたのは、お茶の栽培。畑を潤す適度な水分のおかげで良質な茶葉が育つ。標高600mの山中にも茶畑が広がっている。ここでは自然のままに木を育て、1回だけ茶葉を摘む昔ながらの栽培を行っている。農薬も使用していないため、コミカンアブラムシやナミテントウなどの虫も見かけることができる。茶摘みの季節には、空からも茶畑を守ってくれる生きもの・ツバメがやって来る。茶畑に害をもたらす虫などを捕まえてくれるという。10月、茶草場に咲くのはアキノキリンソウやアケボノソウなど。大井川上流で見つけた昔ながらのお茶作り。大切にしたい里山の世界がそこにはあった。

BS4K 午後5時50分~ 午後6時00分  ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅▽生きものが集まる天空の茶畑 静岡県 - NHK 
▽生きものが集まる天空の茶畑 静岡県
大井川の上流部、山の中に「天空の茶畑」と呼ばれる畑がある。おいしいお茶を育てるために昔ながらの栽培方法が続いてきた。農薬を控えた畑には多くの生き物が集まる。

大井川の上流の町、静岡県川根本町の山の中にまさに「天空の茶畑」とも呼ばれる茶畑がある。ここではおいしいお茶を育てるため自然のまま木を育て、年に一回だけ茶を摘む昔ながらの方法が今も続いている。また茶草場と呼ばれる草地で刈った草を乾燥させ畑に敷きこみ肥料にするのもおいしいお茶づくりに欠かせない作業。定期的に草刈りがされる明るい茶草場には小さな野花が咲き、農薬を控えた茶畑では多くの生き物が暮らす。
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ルーブル交換 択捉事務所開設 北海道の日銀支店22012
それそれはいろいろ、ありがとうございます。武藤先生の投稿、少し、理解につながる時期の絞り込みをやってみます。
 そうですねー。2012年ころでしょうかねー。実は、私も意識して「このタイミング」という

 記憶の仕方をしていなかった、もので。
 1)2009年8月に「日銀保存」がマチなかに提起されて、
 2)翌6月に武藤忠先生も日銀跡地に関心をもっていたことがわかって、
 3)夏に「粗忽日記」を公刊して、横澤一夫さんが『河太郎』に書いた。これが刺激になったようで、この公刊時期は判明します。
 4)武藤先生の原稿は文化欄ではなかった、ハズですねー。読者が随時、原稿を持ち込むことがあるではないですかー。その扱いでしたよー、確か。
 5)横澤さんが再度、投稿されたのは暮れの12月に「保存表明」があって、2月議会にむけて横沢さんが「巷論」以外のところに投稿原稿を載せてもらった。

 ルーブル交換 択捉事務所開設 北海道の日銀支店220127
 そういう経過のなかの、一つなのですが。
 少し、理解につながる時期の絞り込みをやってみます。小生が切り抜きをした記憶はなく、すみませんネー。お手数をおかけします。のちほどまた。
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​​宍道湖の夕映え 国際観光都市・松江のシンボル03
宍道湖の夕映え 国際観光都市・松江のシンボル03 211129

宍道湖の夕映え
ねらって出かけたわけではないが、松江 宍道湖ぐるっと観光遊覧船の特等席に陣取って。
夕映えネライは見事に成功。その一枚を公開することに。
日本海の海原に、日没。そう思いたいところ、そのように眺望するのであるも。

宍道湖は汽水湖ながら
日本海との間に標高11メートル内外の平野があって、日本海の地平線に沈む夕日は望めないのではないか。
しかし湖面に反射して、それは見事な光景。釧路の夕映えほど、虹彩あざやかではないが。
「この地点で、日没まで船をとめておきます」。遊覧船の船長さんは、そうのたもうた、ですよ。

夕闇をついて出発地に帰帆。宍道湖の夕映えを、霜月29日、でも旧暦ならまだ、神無月かもネ。kuten.co.jp
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嫁ケ島、宍道湖のシンボル 国際観光都市・松江02 211129
​​​ 嫁ケ島、宍道湖のシンボル 国際観光都市・松江02 211129

 宍道湖に浮かぶ唯一の島、嫁ヶ島。「宍道湖のシンボル」にして、国際観光都市・松江のランドマークと申すべき、位置にあるや。

 湖内周遊船・白山丸の最終便にのりこみ、宍道湖の夕映えを探訪するツアーを試みる。
 新暦霜月29日、冬の季節の入り口に日本海気候のただ中にいつ、不謹慎。しかし、天は味方をしてくれたと、いうべきや。
 「弁当を忘れても、傘を忘れるな」の時候にも7かかわらず、見事に晴天。背負ったザックのなかの傘が出番を待つのみ。

 訪問前から、松江と申すと常夜灯に「嫁ケ島」。
 島のいわれは、下記の記載で承知。舟は一路、夕映えをめざして航行中。舟の上から一枚。

 松江市の南、国道9号線が通る宍道湖南岸から200mほど沖に浮かぶ全長150m、幅27mの小さな島で、   今から1200万年前、第三紀中新世の火山活動により噴出した玄武岩でできたと伝えられています。
 
 この島には1つ悲しい伝説が・・・
 姑にいじめられた若嫁が寒さに凍った湖上を実家に帰る途中、氷が割れて水死し、それを哀れんだ湖の神様が一夜にして島を浮かび上がらせたとのストーリーが残されています。
 
 宍道湖の夕景に浮かぶシルエット。
 島を見守る袖志地蔵同様、夕日のドラマを支える名脇役として愛されています。
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「安いのは、鳴るのネー」 「生涯、忘れないぞー、あの一言」柳家喬太郎220120
「安いのは、鳴るのネー」 「生涯、忘れないぞー、あの一言」柳家喬太郎220120.
 存否不確か。しかし、ありそうな話。

 ところは羽田空港。搭乗者安全検査場のでの一コマ。
 「客が監視機を通過すると、『ブー』とブザーがなって」
 係官「ベルトをはずしてくれますか、再検査しますー」。客がベルトをはずして再度、装置を通過させると。金具が県債にひっかかかった。
 係官「これですねー」。「わかりました」、「お返しします」。
 客「あー、良かった、やれやれ」。その後で、同伴の妻の一言。「あれは一生、忘れないぞー」。
 妻「安いのは、鳴るのネー」。

 同様なことは、復路便の羽田空港で体験。釧路空港では往路、問題にならなかったのに。
 装着のベルトは、キリンを動物園に寄付する会のバザーに出品されていたベルト。1500円のカンパ金で講中した。
 検査で原因はベルトと判明。経営者夫人の団体が開催したバザー、それほど廉価品を出品しているハズはない。そう考えたのであるが。

 しかし後日。ベルトの貼り合わせの皮革が分離するようになり、やはり「そこそこの、品か-」。やはり「「安いのは、鳴るのネー」 。
 縁者は柳家喬太郎。プロフィールを記載。
 ◇ 本名:小原正也(こはらまさや)
 ◇ 出身地:東京都
 ◇ 出囃子:まかしょ
 ◇ 紋:丸に三つ柏
 平成元年、柳家さん喬に入門。以来、一貫して自作の超爆笑新作、そして対極とも言える三遊亭円朝作品等の古典落語を演じ続け、それぞれに確固たる地位を築いている。
 過去数々の賞に輝き、平成18年には芸術選奨新人賞を受賞。https://columbia.jp/artist-info/kyoutaro/prof.html
  
 おあとが、ヨロシイようで。
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宍道湖畔見据える常夜灯 国際観光都市・松江のシンボル01
 1月18日になりました。現在60枚ほどの原稿を手がけていまして。家に閉じこもりながら、仕事、させてもらっていますよー。

 11月28日。松江市に出かけてきました。広島市からの高速バスにのり、3時間半ほどでしたねー。
 松江といえば、この宍道湖に面した位置にある常夜灯。移動するバスの中からの撮影でピントが甘いです。
 松江には二つの目的があって出かけましたよ。釧路市とならぶ「日本三大名都」の一ですから、その景観をたずねました。

 二つ目の目的は日本銀行松江支店跡地の活用状況です。これまで函館、岡山、広島と見てまわりました。
 今、『釧路新聞』に原稿を書いています。いずれ紹介をしようと、見聞にいきましたですよ。
 今回は、宍道湖温泉駅に向かう途中の車窓から一枚。小型に縮小してお届けしておきます。
 
 宍道湖畔見据える常夜灯 国際観光都市・松江のシンボル01
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新しいYahoo!メールのアンケート メール検索 From 220116 津波注意報 16日午前1時49分 in 釧路
昨日午後の「南太平洋 トンガ周辺での火山噴火」。

懸念されていた津波が太平洋岸を襲いました。午前4時に起床してテレビ。
こぞって各局、津波警報、津波注意報を報道。TVH&UHF二局が別番組。
16日午前1時52分現在、各地の検潮所で観測された津波の高さです。

津波注意報が出ている道東の浜中町で16日午前1時5分に90センチ、
道東の根室市花咲港で15日午後11時29分に50センチ、
道東の釧路港で16日午前1時49分に50センチで、さらに上昇中です。

事なきを得たの、思い。
厳寒期のこの時期、集合住宅5Fの住まいでは、どうする方途も見当たらないが。
「まずは階下居住者のために、受け入れ準備の心構え」か。
新しいYahoo!メールのアンケート

220116 津波注意報 16日午前1時49分 in 釧路
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日銀跡で地域未来学を構築 中央銀行支店跡地の再生
日銀跡で地域未来学を構築 中央銀行支店跡地の再生
北海道東部で「物語創造」&「モノつくり」の拠点形成を立ち上げる。

持続利用可能に活きない循環を提案するシステム。

道東に生きてきた民族、文化の伝承機関。会議所は「利益」を考える。

中央銀行跡地で「補助金」「外部投資」がなくても「自立」できる経済と未来を明確にするため「自身を変革する」機能を育てる。

高等教育機関在籍者のOB/OGを地域にとどめて、札幌に集中させない「受け皿」を形成。

会議所・官公庁・メディア・教育職員。その経験者が大学院生を鍛える人材育成の経済・文化を構築。

日銀跡で地域未来学を構築 中央銀行支店跡地の再生
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「本気度」&「緻密度」で卓越 国際観光都市・松江211109
 「本気度」&「緻密度」で卓越 国際観光都市・松江211129.

夕映え。
 釧路市は「夕映えの美しいマチ」で、知られています。
 11月29日、松江市に出かけ「宍道湖の夕映え」を船に乗って、見聞に行ってきました。
 釧路の夕映えとは、「光彩」「紅色」が違いますねー。釧路の夕映えが「色鮮やか」にして、「色合いの多様さ」が違う。そうした思いでスゴしました。

 「本気度」&「緻密度」
 実は松江市も、「観光立市」をめざしています。
 地元のヒトは「松江には観光しか、ヒトを呼べるモノ、お金をつくる手段がない」とも、言っています。
 どこかにも、似たようなカチがありますようねー。
 松江市には、「観光対象に組み立てている資源」「資源をむすぶシステム」「それぞれのシステムを運用する市民」が、いずれも豊富です。

 その差はどこに
 その差は、「ヒトのため、金のため」に参加する仕組みと、「自分のため」に取り組む点で、違いがあるのです。お邪魔しましたー。元気ですよ。
 このマチも、「物語」を創ることのできる人材が、豊富になると良いのです。
 
  あなたは立派な候補生です。
 http://kusironokotogawakaru.blog.fc2.com/  釧路のことがわかるブログ
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貝柱を育て、殻内の環境不変で長期保存可能 nhkおはよう日本220112 6:30~
貝柱を育て、殻内の環境不変で長期保存可能 nhkおはよう日本220112 6:30~。

 ポイント1)「生鮮で長期保存可能、輸出に振り向けられる」
 ポイント2)「牡蛎の身の熟度を高め、旨みを増す」。
 ポイント3)「満潮の前後は海水につけ栄養を獲らせ、干潮に引き上げて身を鍛える」。

 「オーストラリアの牡蛎養殖方法に学んだ」、と。本道で同国からシングルシードの方法を学ぶも、宮城では「旨みと保存期間延長」を実現。
 そういうことなりや。21年11月9日、nhkジャーナルで放送を、22年1月12日朝6時30分からの「NHKおはよう日本」でニュースとして放送。
 
 (番組案内) NHKジャーナル 放送日:2021/11/09 ローカル#宮城県 放送日:2021/11/09 ローカル#宮城県
 全国2位のカキの生産量を誇る宮城県で、新しい養殖方法を取り入れ海外をターゲットにしたカキ作りが始まっています。仙台放送局から黒住駿アナウンサーの報告です。
 新たな方法で保存期間が7倍に
 宮城県は、カキの生産量が広島に次いで全国2位を誇ります。その宮城県で、国内では珍しい養殖技術を取り入れ、海外をターゲットにしたカキ作りが始まっています。

 海外輸出を狙う新しいカキ、どんな特徴なのか。これまでカキは、冷蔵しても3日から4日ほどしか鮮度を保てませんでした。
 しかし新しい養殖方法で育てたカキは、およそ7倍、4週間から5週間、生きたまま保存することが出来ます。新鮮なまま海外への輸出が可能になり、販路拡大が期待されています。
 このカキが作られている宮城県塩竈市、浦戸諸島の野々島にある養殖場を取材しました。

 黒住: 小型船に乗り換えて、波の穏やかな湾に来ました。こちらで新たな養殖方法でのカキ作りが行われています。船の上から見下ろすと、海面スレスレのところにメッシュ状のカゴが数々浮かべられています。このカゴを引き上げていきます。
 ガラガラガラ……
 黒住: ひとつ当たり、どれくらい入っているんですか?
 担当者: だいたい70~80個くらいですね。
 黒住: カゴに? へえ~。
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「キラ・コタン kira-kotan」 被災減災の地名(白糠)220110
「キラ・コタン kira-kotan」 被災減災の地名(白糠)220110。

 自然災害で被災を避け
 また犠牲を少なくするために大地に刻み込まれた地名に関心を寄せている。
 その一は、釧路国白糠郡白糠町茶路西地区に位置する「キラコタン」の由緒。
「続シラヌカのアイヌ語地名 茶路川筋のアイヌ語地名 第1回」 『広報しらぬか 5月号』18-19ページ 2014年で、その解説を読める。

 キラコタン 
 「キラコタン」は西茶路地区にある「キラ(逃げる)・コタン(村)」という意味のアイヌ語地名で、昔、津波が襲来したとき、海岸沿いのマサルカから村をあげて逃げてきたところからその名がつきました。

 所在地
 説明では、「茶路 ちゃろ 川河口付近」というも、どの領域か。そこを示す図をみつけた。
 Yahoo地図にその位置と範囲が図示されていた。それをそのまま公開して良いのかどうか疑問があるので、国土地理院地図に落とし込んでみた。
 その試作図を添付しておく。北は西三条北十丁目、東=西二条北七丁目に接し、南と西を茶路川に面している。

 白糠農業の発祥地
 この領域はほぼ民有地となっているとの報告がある。「広報しらぬか」は「白糠農業の発祥地」としているから、農業適地として早くから開墾があったことをうかがわせる好条件のもとにあったと推量できる。
 この地点には、「マサルカ」という他地点から「逃げ込んだ」地点との伝承がある点にも注目をしておきたい。
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被災減災を口づてに伝承 津波 記憶の記録
被災減災を口づてに伝承 津波 記憶の記録

①オプタテシケヌプリ 藻琴山―オホーツク海       更科源蔵著『北海道伝説集 アイヌ編』(1955年)
②標茶・虹別-西別川(野付水道=オホーツク海)     更科源蔵著『北海道伝説集 アイヌ編』(1955年)  
③キラコタン岬 鶴居・ツルハシナイ川―太平洋       国土地理院地図
④疱瘡神カスンテ 厚岸・潮見川-太平洋   吉田 巌著「アイヌの妖怪説話」          
⑤津波と春採湖 釧路・春採川-太平洋           佐藤直太郎著『続佐藤直太郎郷土研究論文集』(1968年)
⑥コイトイ沼の神岩 白糠・恋問-太平洋          佐藤直太郎著『続佐藤直太郎郷土研究論文集』(1968年)
⑦クシロの津波 釧路川-太平洋              北海道廳編『北海道の口碑伝説』(1941年)
⑧白糠のアイヌ語地名:キラコタン 白糠・茶路川―太平洋 渡辺茂著『白糠町史』(1954年)、シラリカ編集委員会『シラリカコタン』(2003年)

「北海道における津波に関するアイヌ口碑伝説と記録」(『歴史地震』 第20号(2005) 183-199頁)
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南大通ー宿徳内ー跡永賀ー沖万別ー苫多ー本厚岸 北海道逓送文化遺産群220108
 南大通ー宿徳内ー跡永賀ー沖万別ー苫多ー本厚岸 北海道逓送文化遺産群220108.

 逓送制度、親書機密の運用と定着のため貢献した軌跡と払われた殉職の犠牲記憶を文化財として継承する理念。
  南大通郵便局 逓送殉職者請負区間起点
  春採湖畔   逓送殉職者居住地
  桂恋墓地   逓送殉職者墓碑所在地
  宿徳内    逓送殉職地
  跡永賀    尾幌郵便局逓送人殉職地
  尾幌分水   尾幌駅逓所在地
  苫多道路   尾幌郵便局配達区

ー制定理由ー
 1)逓信制度が極めて重要なシステム、親書主義が社会の根幹であった時代に事故は発生。→定時性、確実性、機密性。
 2)単純補完型機能をアイヌ民族に負荷させる社会格差を背景を有するなかで発生。
→民族への信用、方位感覚、自然適応能力。
 3)「怪我と弁当は自分持ち」とされた請負業務、その冷淡は側面が体現される。
→請負、自己責任、不安定雇用。
 4)循環、持続可能利用で地球に負荷の時代。
→気候変動、寒流系資源消滅の懸念、回遊魚未接近、赤潮。
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時代劇衰退
江戸社会の再評価 時代劇衰退「太秦映画村に存続危機」nhkG220108。

 盛時の制作=3000本/年間。
 今は2020年か、21年の年間実績がわずかに34本、と。
 ドラマ・映画で1000人余のスタッフが集っていた『東映京都撮影所』。
 スタジオはがら空き、250万人が集まったとされる観光客も、受け入れる大型駐車場が今は、車がマバラ。

 俳優の船越英一郎が出演。「着物着方知らぬ、俳優」
 「人材の確保が難しい、技術の伝承が機器」。そう訴える。スタッフの給料は月額3万円。時代劇の花形「殺陣 タテ」の技術継承にも「事欠く懸念」。
 殺陣の場面をスローモーションで再現。映像では刀が体を切り裂き、血ふきだす場面も、実際は90センチほどの距離があって、武具が身体にふれることはない。

 「個人視聴率の比較でスポンサーが・・・・」
 評論家は時代劇衰退の要因を、「個人視聴率が注目され、スポンサーが出資ししなくなった」。
 「世帯視聴率=家単位で測定。何世帯でテレビをつけていたか」に対して、
 「個人視聴率=何人見ていたかが計算可能」で、「人単位で測定。何人テレビをつけていたかを示す割合」をさすという。

 1)「個人視聴率の比較でスポンサーがつかなくなった」。
 2)時代劇の若者バナレは、それ以前に<テレビバナレ>が問題なのかも。
 3)その若者に、50分なり100分なりの「受け身の姿勢」が持続困難になっているんどえはないか。

 江戸時代を再評価。それが必要ではあるまいか。
 4)局地的に戦いはあった。「島原の乱」、「シャクシャインの戦い」「クナシリ・メナシの戦い」や「御家騒動」。しかし、おおむね「戦火のない267年=平和」。
 5)持続可能なシステムが基本であった。太陽・水・土・植物のリサイクル、リユース・リデュース。
   (Reduce(リデュース)は、製品をつくる時に使う資源の量を少なくすることや廃棄物の発生を少なくする)
 6)今日、日本人の生活スタイルの端緒はこの時代に発生している=「日本型生活様式」の起源。
   (庶民の経済活動が旺盛になり木綿、核家族、地域分業と遠隔交易、生産と消費の階層分化、文書主義、寺檀制度は江戸期に発生)。

 歌舞伎に音声解説が不可欠になりつつある今、次は落語に解説がないと「笑えず」かと思いきや、2011年「水戸黄門」(TBS系)打ち切り後は、民営地上放送から時代劇が消滅、と。
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Trails to Oishii Kyoto「京都・四季を味わう」。BS1で1月6日の放送
夏・・・「ハモ」&「京野菜」。 

 水揚げしても数日は生きている生命力の強さ。それにビタミンにタンパク質が豊富で「夏ばて」に効果的。
 調理法は実に難しい。
 3500本の骨があるため、専用の包丁で肉厚の間隔=1ミリに切り刻む<ホネ剪りの術>。
 「おとし」「刺身」「炊き込みご飯」。「花が咲く」の形容にふさわしい、食材を処理する巧みさ。「花が咲く」「ボタン」のように仕上げるには、「活きているハモの<随>を抜く」調理法があったとおもうけれども、放映はされず。
 ハモ料理は川面の舟上で、夕闇の「涼」を納めながら味わう、京料理の核か。

 京野菜の第一は「満願寺唐辛子」。加熱して味わえてこそが「京野菜の調理=のあかし」と。唐辛子にパウダーを注ぎ、油で揚げ物にして味わう。「揚げ物は究極の蒸し料理」と。
 第二は「賀茂なす」。独特のマロミで400-500グラムの仕上がり。身がシキシマリ、甘みの品が最良なのだそうで。種はとある神社の境内で育種されている。6月-8月がシュン。
 こちらはサバと組み合わせることもあるが、そのときはワラを火種にイブスことで、サバの生臭さが取り除かれ、、ソーメンでも食べられる。

Trails to Oishii Kyoto「京都・四季を味わう」。BS1で1月6日の放送。
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「主枝を剪定し、成熟期を遅らせる」 高等教育機関の貢献『日刊工業新聞』210720
「主枝を剪定し、成熟期を遅らせる」 高等教育機関の貢献『日刊工業新聞』210720

 220104道内配布紙朝刊企画記事。
 山梨大学が地域の産業課題に効果的な提案。そう伝えていた。新聞記事を探すかたわら、ネットの記載に注目。
 「ぶどう 山梨大 剪定」の検索キーワードで、「サントリーが山梨大と実証。ワイン用ブドウの成熟期を遅らせる狙い」の項目。

 道内配布紙では、
ブドウ樹種の栽培農家が「とても我々、生産者では思いつかない発想」。そう記載があった。

 『日刊工業新聞』、その「さわり」部分は。
 「気温の下がる秋に収穫期をずらすことで、色味や香り、糖度などを維持することができる」というものだ。
 そのためには、「『メルロー』という品種のうち、500本の主枝を5月に剪定」。そこで主枝より開花の遅れる副枝に成熟した果実で葡萄酒を醸造する実証実験。
 背景には「気候変動に対応」するためがあり、「産地を変えずに、安定的に質の良いブドウの収量確保を目指す」。

 高等教育機関の「凄みと可能性」。
 そういうことではないだろうか。記事を読んでいて、実感した点。
 地方の高等教育機関は「地域に根ざした」などと、申すも「理念は立派、やっていることは・・・・」の「・・・・・」に。どのようなキーワードを用意するべきであろうか。

 市中の要請に応えて、「(米コロンビア大学の専門家ら)世界の平均気温が2度C上昇すると、現在のワイン生産地が半減する可能性があるとの研究結果を公表」(2020年)の課題に、一つの答えを用意した。

 相談をうけることの多い高等教育機関。
 「我々はなにをすると良いのですか」のかたわらで、「我々なら、『これ』をさせていただくが」の提案力が不可欠では。
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米補完した麦 山梨名物「うどん」の知恵 地域で価値創造の力量01 220104
米補完した麦 山梨名物「うどん」の知恵 地域で価値創造の力量01 220104

 昨日LINEで記載。
 山梨から本市に赴任、現在は福岡の高等教育機関で活躍中の方へ。
 「先生サー。釧路においでの時に山梨で取り組む『うどん』のパンフレットを学生に見せてくださって」。
 「ワシが中身を見てメニューが豊富で価格が安いのを見て、ビックリしました」。

 「調べてみたら」
 「山梨は群馬とならぶ関東のうどん県なのですねー」。
 「お米を栽培するのに制約のあった名残で、庶民の味=うどんを商いで供給して儲けようと思うと考えれば」。
 「そこには激しい生き残りの競争」。「モノつくりの競争に負けたものが落伍して北海道に渡った者が、私たち子孫」。

 「その子孫は」
 「自分を鍛えるのは受験戦争を勝ち抜くだけ」「勝ち組はエリート階層に属して『他者にさせる』ことを自己の使命と考える」。
 「上から目線で評価して、減点主義で欠陥と瑕疵をみつけて、『手柄』と自身を上司に売りつける」。
 「そこで『足を引っ張り』『意地悪を重ね』て、窮地に追いやる」。

 「北海道経済はこれでは、とてもなりたたない」。
 「LINEで書く内容ではないから返事は無用」「後でなにかの機会に議論をしましょう」。
 実は後続の物語がある。『北海道新聞』(朝刊)220104の企画記事に話題が掲載されている。
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詞の秀逸、少女合唱曲の旋律 「二つの時期で有名 美しき天然」『名曲アルバム NHKE』210103
詞の秀逸、少女合唱曲の旋律 「二つの時期で有名 美しき天然」『名曲アルバム NHKE』210103

 ニッポンの四季とその美を。
 音曲には自然をたたえる美麗な詩句と「少女趣味」という称えられるメロデーが、魅了してきた。そうではないだろうか。
 「空にさえずる鳥のこえ」と自然の奥行きを示す一首目もさりながら、
 「春は桜のあや衣 秋はもみじの唐錦(からにしき)」の二首目、<ニッポンの四季>の彩りを示して、秀逸。そう受け止めてきた。

 220103NHKBS「名曲アルバム」は、「国民に二度愛された名曲」としてこの曲をとりあげる。
 国民に愛された最初は、女学校教諭を務めた作曲者の曲に込めた思い。
それは、「は明治時代、女学校で愛唱された合唱曲」。もの悲しげな旋律は女子学生の、そして国民のハートを捕らえたと、される。
 
 国民に愛された二度目。
 それは作曲者・田中穂積の死語に、サーカスの歌、ちんどん屋のメロデーで復活する。
 田中の故郷は山口県岩国市。錦川に架橋された錦帯橋を、現代の「ちんどん屋」が川面を渡る風にメロデーをのせて通過する。

 曲に大きな支持。
 その要因の一は、当時まだ新手法であった「ワルツ」の軽快さを表現したことであった、と。
 作曲者自身が「当時の楽譜には『ワルツのテンポで』と記されており」と紹介され、「日本初のワルツとして紹介されることが多い」とする。
 
 番組は曲に秘められた「名曲のエッセンス」。「楽曲の持つ魅力と迫力が見事につまった “結晶の5分”」とも、言えそう
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明治32年4月26日 ピンナイ浜に上陸。尾幌川流域に入植地を定める。   
 明治32年4月26日 ピンナイ浜に上陸。尾幌川流域に入植地を定める。
  
 山谷與市・久田源次郎・池田治作・堂閑平造・臼井治郎吉・斉藤勇蔵・斉藤幾造・向山平佐衛門
 前田重吉・田嶋清次郎・藤岡和三郎・村上三次郎・中村雪太郎・西崎春造・西久保兼吉・安田佐吉
 鳥山與三郎・大庭酉臓・辻野栄吉・吉岡半次郎・岡崎善吉・秋本春造・山田亀三郎・道政新九郎
 前田正一・横川佐十郎・宮本久邇  (帳場)深川亀吉

 「越中国西砺波郡」出身者である点を確認したことのある家筋=山谷與市・久田源次郎・池田治作・堂閑平造」。
 近いと推量される斉藤勇蔵・斉藤幾造・向山平佐衛門・田嶋清次郎・藤岡和三郎・村上三次郎。

 「(尾幌)開基百年之碑」は、西久保兼吉を「団長」としている。
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50年経過、首都圏で滋賀の親善大使 「湖北・観音の里〜滋賀県伊香郡〜」220102nhkBS3
50年経過、首都圏で滋賀の親善大使 「湖北・観音の里〜滋賀県伊香郡〜」220102nhkBS3

 「よみがえる新日本紀行」 2022年1月2日の放送は、琵琶湖畔の観音堂。
 集落に設けられた観音堂に、さまざまな住民が訪れる。
 熱心に報謝行に日勤する女性。19歳、京都の大学で英文科に学ぶ女性の母だ。

 年末帰省の娘を迎える母。二人には33歳の年齢差があるも、それには理由が。
 子が授からず、日にこの観音堂に足を運び、祈った、と。
 正月、その娘の演奏する「春の海」が、正月恒例の行事。
 地域は琴糸の産地である。合成繊維が加えられている糸に対して、手のかかる貴重な琴糸を産する地。

 その琴を奏でて、新年を迎える地域の住民。外の観音堂、内の新春箏曲演奏。
 「あれから50年」。東京都千代田区のビル街で活躍、一人の女性がアップで登場。当時、主役の一人=菜穂子さん。
 今は首都圏で、滋賀の地域情報の発信に努める。そして帰省することも。帰省の折には・・・・・。

(以下、番組案内)
 映像で!集落ごとに人々の信仰を集める観世音菩薩。湖北の風土の中に観音様に願いを託す家族が描かれている。

 新日本紀行から40年。
 番組に登場した大学生の女性は東京のオフィス街で働いてきたが、両親の健康を気遣ってしばしば故郷の長浜市木之本に帰っている。帰省すると必ず訪れるのが母が子授けを祈願した観音様。
 今回、11月は新型コロナウィルスの影響で2年ぶりの参拝だった。親族や地域の人々、そして観音様との久々の再会に改めて抱く思いとは? 
 大都会のけん騒を離れ、ふるさとで祈りをささげる女性の旅に同行した。

 よみがえる新日本紀行 滋賀県伊香郡
 観音堂 渡岸寺 十一面観音立像  新日本紀行「湖北・観音の里~滋賀県伊香郡~」
 (初回放送1981年1月28日)より
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50年経過、首都圏で滋賀の親善大使 「湖北・観音の里〜滋賀県伊香郡〜」220102nhkBS3
50年経過、首都圏で滋賀の親善大使 「湖北・観音の里〜滋賀県伊香郡〜」220102nhkBS3

50年経過、首都圏で滋賀の親善大使 「湖北・観音の里〜滋賀県伊香郡〜」220102nhkBS3

 「よみがえる新日本紀行」 2022年1月2日の放送は、琵琶湖畔の観音堂。
 集落に設けられた観音堂に、さまざまな住民が訪れる。
 熱心に報謝行に日勤する女性。19歳、京都の大学で英文科に学ぶ女性の母だ。

 年末帰省の娘を迎える母。二人には33歳の年齢差があるも、それには理由が。
 子が授からず、日にこの観音堂に足を運び、祈った、と。
 正月、その娘の演奏する「春の海」が、正月恒例の行事。
 地域は琴糸の産地である。合成繊維が加えられている糸に対して、手のかかる貴重な琴糸を産する地。

 その琴を奏でて、新年を迎える地域の住民。外の観音堂、内の新春箏曲演奏。
 「あれから50年」。東京都千代田区のビル街で活躍、一人の女性がアップで登場。当時、主役の一人=菜穂子さん。
 今は首都圏で、滋賀の地域情報の発信に努める。そして帰省することも。帰省の折には・・・・・。

(以下、番組案内)
 映像で!集落ごとに人々の信仰を集める観世音菩薩。湖北の風土の中に観音様に願いを託す家族が描かれている。

 新日本紀行から40年。
 番組に登場した大学生の女性は東京のオフィス街で働いてきたが、両親の健康を気遣ってしばしば故郷の長浜市木之本に帰っている。帰省すると必ず訪れるのが母が子授けを祈願した観音様。
 今回、11月は新型コロナウィルスの影響で2年ぶりの参拝だった。親族や地域の人々、そして観音様との久々の再会に改めて抱く思いとは? 
 大都会のけん騒を離れ、ふるさとで祈りをささげる女性の旅に同行した。

 よみがえる新日本紀行 滋賀県伊香郡
 観音堂 渡岸寺 十一面観音立像  新日本紀行「湖北・観音の里~滋賀県伊香郡~」
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「生きづらさを抱える他者に寄り添う寛容さ」 道内配布紙「社説」のキーワード01 220101
「生きづらさを抱える他者に寄り添う寛容さ」 道内配布紙「社説」のキーワード01 220101

 「(他者も自信も)孤独の中に置き去りにしない」の論にくわえ、「生きづらさを抱える他者に寄り添う寛容さ」が提案されている。
  220101「社説 幸せ追い求める心の尊さーともに歩む明日へ(1)」(『北海道新聞』朝刊7面)。詳しくは全体を読むことに。
 注目される、年頭の社説シリーズ。その第一話。

  個人を価値の原点に
 「感染を予防しながら暮らしを組み立てていくことが、今を生きるために必要な条件」
 「(政治のシステムやビジネスの形)取り残され人を放置せず、将来にわたって持続可能な社会を築けるかが問われている」。
 『伝染病から社会を守るための特別の犠牲を、個人の負担に課するような事態を等閑視(おろそかに)することは許されない』
  =1984年、予防接種で子どもを亡くしたり、重い障害を被った親の集団訴訟で東京地裁が国に補償を命じた判決。
 「個人の尊厳を価値の原点とし、生命、自由、幸福追求をたいせつにする憲法の基本原理を重視。
 「個人が生きるための選択肢を確保し、各自の判断が尊重されることが社会の大前提」。「生きづらさを抱える他者に寄り添う寛容さが求められる」。

 民主主義を立て直す
 「(民主主義対専制主義など)『大多数の利益のためなら少数者は制裁を受ける』『独裁は民主主義に資する』という独自の主張を展開する」。

 変わる豊かさの意味
 「(道内の移住者増)豊かな自然と新鮮な食材などは=北海道の大きな魅力」「地元に値を張って仕事を続け、まちに貢献するそんな地域づくりが求められよう」。
 (220101 「社説 幸せ追い求める心の尊さーともに歩む明日へ(1)」 『北海道新聞』朝刊7面)
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