2013年06月の記事


地酒(じざけ) 番茶の味17911
地酒(じざけ) 番茶の味17911 酒は「呑まずにおれぬ」状況をつくらぬこと、に。そこで良質な地域産の日本酒を、少々。これなら郊外の店にゆかずとも、近所のお店でそのつど購入するの、習慣。

 通うお店は二代目夫妻が、手づくり、地まわりの品選びに、腐心されています。向かいの豆腐専門店から委託販売の品を肴に、地酒を一杯。
 
 口にいれる食物。栄養は身につき、保存料・防腐剤は体外に排出すると良いが、そうはゆかないらしいです。

 学んだ結論。地域の店は環境にやさしく、お得意様の財布、なにより健康と命をまもる。(『釧路新聞』 2013年6月20日掲載)
コメント (1)

記録(きろく) 番茶の味17912
記録(きろく) 番茶の味17912 2007年から毎朝、体重測定をつづけています。職場の健康診断で腹囲を測ることになり、メタボで迷惑をかけるわけにはいかないと、考えました。

 この間の統計で明瞭となった点です。年で、いちばん体重が軽いのは6月、重いのは1月で、あざやかな曲線を描きます。

 軽くなるのは健康診断を意識しているうち、体が反応するようです。師走・睦月と重いのは、説明に言葉不要と、いたします。

 では世に申す、「天高く馬肥ゆる秋」に、いかなる受け止め方を重ねますか。本をささえる力、読書にいそしむ力をとの、天の《ささやき》としておきます。(『釧路新聞』 2013年6月20日掲載)
コメント (0)

蕎麦(そば) 番茶の味17909
 蕎麦(そば) 番茶の味17909 『そばや今昔』(中公新書)は、浅草「藪の並木(並木藪蕎麦)」の継承者が著者です。

 
 蕎麦の極意を満載します。目立たない位置にあっても、客が訪ねて来る店。店主の修練、味覚の訓練。「眼の教養、舌の教養、鼻の教養、上等に教養された眼、舌、鼻がなければ」とも。

 この冬、市内北大通のお蕎麦屋さんで蕎麦セットをいただいたあとで、小論を考えました。

 「店に跡継ぎができるかどうか。そのお店の努力もさりながら、その個性と提供の質を解する市民が拡大するかどうか。そこに、かかっているように思えた」、と。(『釧路新聞』 2013年6月19日)
コメント (0)

寿司(すし)番茶の味17908
 寿司(すし)番茶の味17908 寿司に「おいしい」と「楽しい」のあることを、孫に教えられました。「楽しい」のポイントは、食後のデザートが豊富な点にあるようです。

 爺婆は「おいしい」に関心があります。ここが「おいしい」のお店の大将は、握る姿が躍動的で、型にはまっています。

 テレビの科学番組で見ました。寿司の専門職は、握るときの手のひら指さきの体温が、常人のそれよりはるかに《低い》と。

 寿司飯とネタの鮮度をまもり、それぞれのウマミをこわさないのだ、そうです。年季のワザに握る体温。旨さの秘密を噛み分ける味覚をみがきたいです、ね。(『釧路新聞』 2013年6月18日)
コメント (1)

小豆(あずき) 番茶の味17907
 小豆(あずき) 番茶の味17907 茶には和菓子。近所のお菓子屋さんで頒(わ)けていただきます。お邪魔しているお店、小豆の粒あんが出色のつくりぐあいにして、《お見事》の一語。

 菓子を指さきでほぐすと、餡の(あん)のなかの小豆が、光沢をはなち、武士が切腹とマユをひそめた、表の皮の切れ目がありません。若大将にそのことを申したところ、「父が思い入れて、つくってくれています」と、答えがありました。

 熟練の年季をみたおもいです。地域の和菓子。量産するわけでなく、心こめた至才のワザが、隠されています。(『釧路新聞』 2013年6月17日掲載)
コメント (0)

喫茶(きっさ) 番茶の味17906
 喫茶(きっさ) 番茶の味17906。 番茶・煎茶・コーヒー。朝食後、気のむくまま自分で手がけています。日常にくぎりをつけ、仕事にとりかかる心意気になるかと思い、とりくみます。

 抹茶は手におえず、点ててもらいます。茶筅をあやつるワザが、思うにまかせません。

 茶の文化。経済界の女性のつどいに招かれたおり、「週のはじめ、抹茶のたしなみをいかし、仕事に送りだしてあげて」などと、申したこともありました。

 外からの投資も少なくなったなかで、地域の安定。マチなかにある、新しい価値をうみだす文化の力でささえたい。一服の茶にかさねてみる《思い》です。(『釧路新聞』 2013年6月16日号)
コメント (0)

菖蒲 葛飾区
 菖蒲 葛飾区。菖蒲は梅雨の時期の開花なのか、葛飾区の菖蒲園が今朝の放送で紹介された。

 菖蒲は尚武に通じると言うことで、武士が愛でたとの説明。尚武は武道・武勇にひいでる。特に雌蕊3本、なかでも大型の一が珍重されたと言うが。

 江戸時代から改良がすすんでいたのは、士族の注目をあつめていたからということか。旗本の品種改良記録が紹介されていたが。

 室内に鉢植えの菖蒲をならべて開花させるたしなみがあるらしい。3日間ほどの開花期を揃えるとうことだから、それはそれで、ひとつの術。

 ところで、カキツバタとは、どうした関係?。
コメント (1)

窓辺の席 紀ノ川
 窓辺の席 紀ノ川。朝、めがさめてテレビ。「さわやかウインドー「紀州 熊野の夏」」。

 紀ノ川をくだる遊覧船。船内の座席が紹介されたが、進行方向右側の席は一様に「窓側 男性」「通路側 女性」。

 西日本はそうかなー。北海道は「窓側 女性」「通路側 男性」が座るとおもう。

 大型の体型が視野の先にあっては、「みえにくそう」と。というより、アメリカ型のレディファーストの思想が定着?。

 たまたま、か。西日本では普通?。おもしろいと、眺めていたが。
コメント (2)

ケーブルの爪
 ケーブルの爪。といっても説明を要するが。

 LAN接続のケーブルの両端につくコネクターの接続部材。抜けにくいように固定するプラスチックのフック様なものがついているが、意外にもモロイ。

 この2-3日、ネットが接続せず、断続的につながったりつながらかったりするので、ケーブルを取り替えて試行。

 どうも接続が維持されないのはケーブルの接触がよくないようだ。

 音なしにしていた理由とともに、そのもろさにヘキエキ。世に閉口している人は、おられないであろうか。
コメント (0)

日米のメディア 日本ではどう論評?
 日米のメディア 日本ではどう論評?。IT記事にみつけた、以下の論評。この論調は、今回がはじめてはないようにおもうが。

 (タイトル)第3の矢は標的届かず=参院選後に期待も―米紙社説

 その記載事項は、ワシントン・ポストが、政府のデフレ脱却に向けた第3の矢と位置付ける成長戦略について、「失敗だった」と批評した。そういうこと。

 日本のメディアでは、ここまで明瞭に書いていないように思う。本当のところは大新聞。どう受け止めているのであろうか。

 時の総理のなかには以前、NHK番組に発言して番組内容を変更させて、物議をかもしたひとも。メディアの論説が聞きたいが、ネット掲載にあるアメリカ側の「首相観」、「政策観」の報道時日もあまり伝わってこず、内向きにすすみすぎているようにおもえるが。
コメント (0)

甘納豆 いなざわ
 甘納豆 いなざわ 城山商店街に店をかまえる老舗。創業50年かも。

 自家製の甘納豆がおすすめ。小豆・金時・大手亡。辞書には「インゲンマメの栽培品種。種子は楕円形で赤紫色。甘納豆や煮豆とする。金時」と、ある。

 ほかに、グリーンピースも素材にしてきたというも、いまは製造していない、と。

 同伴の一行。「甘納豆といえば、十勝のイメージがあったけれども、このマチにあったのですね」と、いささか控え目ながら誇らしげ。

 添加物、保存料の話になって、「うちでは遣っていない。商品への表記は小さいが」。

 230円から270円のお手頃価格。老舗の味覚を護りつづけてほしい。
コメント (0)

読む力 『源氏物語』
 読む力 日本人。『源氏物語』の番組で作家の瀬戸内寂聴(1922年生まれ)が能舞台で講演している場面を見る機会があった。

 瀬戸内氏は申される。
 徳島の女学校に入学後、図書館にあった『源氏物語』の与謝野晶子訳を手にとって読んでみたところ、「おもしろい!」。世に、こんなに楽しい本があったのだと、毎日、図書館に通った。

 「どうして、こんなにおもしろい本があることを、教えてもらえなかったのであろうか」。読むうちに無理もないと思うようになったと、する。

 主人公の女性をもてあそび、上手にわかれるさまが、そのまま教科書にのせておくわけにはゆかない。「しょうもないところが、あたりさわりなく載せられては、そのおもしろさが伝わるはずない」。

 話は訳本の経過に展開する。
 谷崎潤一郎の訳本。「谷崎さんはね、大学で文学を勉強した。それで、原文を忠実に訳し、しかも訳文の長さを原文の長さに揃えるということをするものだから、切れ目がない原文の忠実な訳は長くてながくて、たちまち眠くなる」

 円地文子さんがね、「大きな仕事をするからさ、そのために仕事場をもうけて孫、子と独立したわ」と申して、「私の住んでいるアパートに越してきたの」。「どうしてこのアパートに仕事場を?」と聞いたら、「あたながいるからよ」。
 「そうするとね、疲れると電話が来て、『お茶にしないかい』」、「『お茶を』というときは、淹れて持参するわけよ、お茶うけの菓子をそろえて」。

 「円地さんの訳はすばらしかったけれども、それが難しくて日本人はついて行けなくなった、読む力が確実に低下したのねー」。

 「(ノーベル賞受賞後の)川端康成が源氏を訳すことになってねー」。「仕事場のホテルの一室に呼ばれて、出かけてみたら『古注』がかたわらにあって、原稿もかきかけの最中(さいちゅう)」、「あら先生、はじめたのですか?」、「うんうん」。

 そうしたらさ、円地さんに聞かれてね。「ねー、川端さんが訳をはじめたとのうわさがあるが、『あなた、聞いていなーい?』と」。

 「見てきました」とは言えないから、「さー」。「言ったら、私、、殺されますよ」。するとね、「(ノーベル賞をもらって)甘い賞をもらってだらけているヒトの作が完成したら、『わたしは裸になって逆立ちしてあるいても良いわ』」、「60歳を過ぎた女性の逆立ち、そんなに誰も、よろこびませんよね」。

 円地が逝去。あとをうけて瀬戸内氏も役を開始する。「円地さんの訳が難解になるということは、やはり読む力の減退。これではと訳にとりくむことに」。

 宇治十帖の現代性を指摘し、アンドレ・ジェド『狭き門』は『宇治十帖』の理解のうえに書かれたのではと、その国際的広がりを述べている。6月6日、BSーTBSの放送からメモしておく、が。
コメント (0)

疲れない 老子
 疲れない 老子。「100分 de 名著」。詩人が登場し、「バカボン語」で解釈。詩人は大略、次のような点を申された、か。

 1)ツマサキ歩き、大股歩きは疲れる=長続きしない
 
 2)多摩川は私の庭、地球はすべて自分の庭=自然はすべて自分の庭、他人の庭でもあるが

 3)子供がいれば、なぜ「わが子は錦鯉」ではないのか、おもうが=真鯉ではどうしていけないか

 4)自然のなかに幸、不幸はなく、幸、不幸はヒトがかってに決める

 5)幸・不幸の感情に惑わされるな

 番組を横目で眺めて、月の四話が終了。
コメント (0)

2100M 25分
 2100M 25分。緑ケ岡1丁目10番から川上町7丁目1番までの道のり。ネットで計測2100メートルと算定された。

 80メートル/分として、25分の所要時間、か。歩数にして3000歩くらいの距離。

 いろいろ考えながら歩く。午後5時台、今は夕日が高く、陽光は黄色。春なら橙、美しい。

 川上町7丁目2番の街路樹は、クシロヤエがみられた。今が、見ごろ
コメント (0)

野球論 桑田真澄
 野球論 桑田真澄。東京大学野球部の特別コーチを務める氏が、NHK総合テレビに出演し指導半年の心境を問われるままに。

 強くなるためには、1)自分がかわる=自分を信じる、2)マウンド上では自分で解決しなければ(孤独を克服)、3)意識がある人はかわる。

 日本の野球を「管理野球」と眺め、選手は、「頭をつかう」、と。「考える」が技量、精神にプラスされたかと、思う。

 6月3日、午後7時台の放送。たまたま、チャンネルをあわせたが。
コメント (0)

仲人の民俗学
 仲人の民俗学。このごろ結婚祝賀会で、媒酌人の挨拶がなくなった。媒酌人が不在となった。そうした指摘に、考えてみたが。

 仲人と媒酌人は、違う意味があるらしい。そこを両性の出会いと家庭生活のスタートの局面で関与する役割の違いと、解釈。

 なくなった背景。1965年を境に、それまでの見合い結婚による夫婦が、恋愛結婚による夫婦を下回ることになるとの統計がある。

 識者は家制度の廃止、核家族、自由恋愛と、生活様式と市民の意識変化を指摘する。

 そのうえで、結婚できない男女が増える点を「格差」が生じたとも申す。

 祝賀会で媒酌人の挨拶はいるのか、いらないのか。
 結婚が、「恋愛=当人同士の選択」から「見合い=紹介型選択」にシフトするなか、「他者の介在」の背景が喪失している点に変化の局面がありそうである、が。
コメント (0)

加藤廣著『黄金から見直す日本史』
 加藤廣著『黄金から見直す日本史』。金、政権にとっては強い関心事。我が国に金がなかったかといえば、そういうことでは、ない。

 なぜ、金が関心事となるか。言われていることだろうが、著者は申す。「久しく埋りて衣を生ぜず」「百度錬するも軽からず」「革むるに従って違わず」(34p)。

 金をめぐる関心事。「金印紫綬」「盧舎那仏」「中尊寺」「金閣」と金にまつわる施策と政権の関与がスケッチされている。

 ただ、どうもストーリーが「金」に即しているように思えず、「外濠」に紙幅をあてるの、感が。

 卑弥呼の話がいろいろあって、「なんのため」と読み進み、終わりのほうで「金印紫綬」が(16p)。むしろ「金印紫綬」にまつわる「ありうること」「あると予想されること」について、現時点での可能性を書きめぐらしていただけると、あとから史料を読み直す楽しみが広がるようにおもえるのだが。

 テキストよりも放送を通じた講演に、魅力があるかもしれないが、歴史学者の既存の見解が豊富な印象のように思えてならない、が。
コメント (1)