2021年02月の記事


海岸線に小流・小湾・ナガコンブ資源 『昆布干場台帳』の背景
 仮説を用意していただくことは、重要なこと、有意味なことと考えております。特に資料の限られた北海道では、将来の正確な理解、歴史解釈をすすめるうえで、作業仮説を豊富にすることは重要な点と位置づけてきました。



 作業仮説を豊富に用意することで、資料を探索する範囲がひろがることよりも、資料そのものを読みよる理解の深化がすすみ、これまで見過ごしてきた事実の提示を裏付けることができるからです。

 桂恋=現代において漁港整備地となった地点を、有力家柄の豊島家が押さえる。
 そこで漁業を営んでいたというよりも、安政期には下北半島出身者たる石田家などに操業させ、むしろ交易舟に対する港湾運送業に相当する回漕業として、のちの三ツ輪運輸株式会社につらなってゆきます。

 他方で、釧路町海岸部に残る難読地名群について、命名、文字選の当事者は誰か。そのことも話題にはなってきました。
 アイヌ語に語源をもつ地名に、あれだけの漢字理解力と語彙をあつめることのできた人物。それは誰か。
 紀行録を残した旅の知識人か、在地の国泰寺僧侶か、はたまたご指摘のような佐野家配下の重職たち、などなど。

 自身で考えようとしたこともなかったもので、キメ手の情報はもちあわせておりません。

 アイヌ語地名を漢字表記する行動。
 安政期の紀行録あたりが、豊富化、具体化のはじまりではないでしょうか。悪消、厚氣志、渇結失などと出現しますものネー。

 松浦武四郎は安政3年紀行をもとに「東西蝦夷地山川地理取調図」をまとめるも、現・釧路町の海岸線地名は「カタカナ」」記載と記憶しています。
 「国郡名ノ儀ニ付申上候書付」には、釧路・久摺・越路」と書き、当時の開拓使は、一押しの「釧路国釧路郡」を採用したと受け止めています。

 この国郡名の公示。
 それは本道の地名を漢字表記する第一歩にはなりましたが、この時を期して一斉に漢字表記に換えたかというと、そうではなかったことに。そのことをこのたびの「干場台帳」は示す。かく、受け止めてきました。
 ことに「台帳」が明治3年部分。このタイミングは佐野家の経営が江戸幕府、明治政府から、ひとます佐賀藩に継承されるタイミングとなるはずです。
 他方でこの台帳には明治9年の情報追加の部分があった。それは佐野家が明治政府のもとで「江戸=場所請負人から明治政府=漁場持 ぎょばもち」になっていた経営上の位置づけが終焉期を迎え、既得権を喪失してゆく時期と重なることになります。

 明治3年と明治9年。
 二つの制度変更のときに、それまで小作していた入り稼ぎ漁業者の土地との関係。引き続き、昆布漁業の持続を担保してゆくうえで、当該書面=「干場台帳」は重要な意味をもつと、考えることができそうですけれども、漁業史プロハパーはどうみるのかなー。そうは考えてきました。

 他方でその明治9年。
 そのあたりの時期に「地名は漢字二字の美称」が法制化されたはず。一気にアイヌ語地名は漢字表記を強要されることになります。
 小字のなかにはカタカナ表記も残ったでしょうけれども、釧路郡大字昆布森村、同跡永賀村、同仙鳳趾村の漢字表記も、一気に広がったことになる。それは時代背景=許される選択かどうかと考えています。
 地名記載は時代とともに変化しますねー。難読地名の一つに「セキネップ」があります。今日「賤夫向」の漢字があてられていますか。小生が子どもの時代=1960年ころには「賤向夫」の用字と記憶しています。

 なぜに難読地名が多いのか。
 川の小流、小湾の多い入り組んだ海岸線、ナガコンブ資源量の豊富さ。台帳に記載された干場開設と、入漁する漁業者の受け入れ。
 以上が一体となり、往時はコンブ採藻漁業の小拠点、今日的には国定公園を構成する景観であり、生業・生活・文化の域内循環ポイントに相当ということでしょうか。
 このたび、こうしたこと。考えさせていただきました。
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占有の公認 昆布干場台帳210224
この資料が研究者の理解にとまったのは、1968年時点かとおもう。



当時は一点を確認したのみであった。その時点で、通詞職の筆跡、筆法をみているヒトは確認者のなかには存在しない段階にあった。
このため、載者が「内容を理解しても、記載者は誰か」の関心は、ながく形成されなかった。そのため、自分も承知していない。

また通詞職は白糠方面など西方向での関係は深いようながら、記載内容量の多い、東部方向への知見はどうだったのか。
他方で保有者の事務能力や、文筆能力というのも手がかりがない。

該書は場所請負人の施業地で、土地の占有権を示す資料。
当時は所有権概念は庶民にはなく、場所請負人の権利でもなく、また干場=かんば使用者の所有する財産ではない、

現代の法務登記に匹敵する証で、正確を期すとともに判明しやすい記載、誤解をうまない記録が要請されているよ、見られる。
その観点からは一定の能力を要求される人材の関与は考慮されるべきかと考えてきた。

なぜなら、本州の小作地代負担に相当する算定額の根拠と、干場の等級=ランクにもつながる重要事項と受け止めるから。

どちらにしても当時、自身で検討や深掘りをかんがえなかったのは、年上の方の守備範囲で、手をだせるというより自分のノルマ処理に奔走。
昭和56,57年はセクションの移動はあるも新業
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「好き」超える「旨味」引き出す エビ調理の手順210224
 「好き」超える「旨味」引き出す エビ調理の手順210224



高熱を短時間、加えて調理。
 1)頭をとりはずす。
 2)尾に伸びる「トゲ」を取り除く。
 3)背中に包丁、家庭では調理用ハサミで首部分から尻尾にむけ殻を切り開く。
 4)二つに切りわけた身を、殻の部分まで<切れ目>を入れる丁寧さ。
 5)3%の塩水で身を洗い、砂や血綿に相当する部分を除去。
 6)殻を下に身を上に開いて並べ、塩をぱらぱらと、サッとふる。
 7)フライパンが高熱になるまで温め、油をひいてのち殻を下に、身を上に加熱。
 8)殻が赤色に、身の透明感が白肉に変わってゆくのを見届け、
 9)コップに取り置きの水をふりかける。
 10)水が蒸気にかわるところで、フライパンにフタをして火をとめる。
 11)1,2,3,・・・・・・10秒、経過したところで材料を取り出して、食する。

 旨味の成分=グルタミン酸。そう言われているようだ。
 マグロだの、ホタテだの。そのグルタミン酸の含有量がグラフで表示。そこそこ15程度、単位はミリグラムか。

 さて、エビはどのくらいでしょうか、と。グラフの上限数値は20まで。
 でわ、エビのグルタミン酸含有量は?。実に類題食材の10倍強の150、と。「兄謀らんや、弟曰く?」とは、このことか、

 登場のゲスト。
 「量販店で販売のエビでも同じ、旨さになりますか」。
 調理の達人、加藤さん。
 「ハイ、アルゼンチンエビ、ブラックターが-でも同じです」。そう申すのであるが。
 210224 nhkG「試してガッテン エビ」 視聴のメモながら。 村井吉敬著『エビと日本人』 岩波新書 2012年7月。
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『記紀』1400の危機 紙・活字文化の有意味五章210607
『記紀』1400の危機 紙・活字文化の有意味五章210607

一.『記紀』1400年の危機
 二.非製造物主義に応じて
 三.聴く・読むと想像の力
 四.調べる・考えると創る力
 五.未来を創る、その本気度

 日本製紙(株)釧路工場の抄紙停機を間近に控え、安泰とされた新聞文化の萎縮がもたらしている意味を考察することで、いかがかと。

 2015年10月12日に「書く力の衰退」を投稿させていただいた、続編と言うことで、思い巡らしてみました、が。
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「限界はみえない」 裏山にヒグマがいる・北海道スペシャル201229 nhkG
  立木の根もとに二人の姉妹が献花。兄と3人で合掌し、瞑目するする。



 2020年12月29日(火)午後9時00分 NHKGで放送「裏山にヒグマが出る 北海道スペシャル」の一場面。

 2020年11月古平町の地元ハンターが、周辺のハンター仲間10人ほどの応援を得て、遭難現場で捜索を試みる場面に。

 5月15日、タケノコ狩りの男性が自宅の裏山でヒグマに襲われ、現在なお行方不明。
 兄妹が献花した地点は、遺留品となったザックの、発見位置にあたる。
 母を家に捜索隊に同行した3人は、「ここが発見現場」と教えられて、おもわず涙ぐむ。

 地元ハンターは、猟師一家の四代目、と。
 公共団体の野生動物駆除に協力をしているが、ハンター仲間の高齢化とヒグマ繁殖の急増に思いをめぐらす。
あわせて『これ以上、人家に近づくと痛い目にあう』と教えておかなければ」、とも。​

 母は申す。
 「私がこの家にもどる決意をしたのは、熊が怖くないわけではない」。
 「家に戻ってこなければ生活がなりたたないし、仏様もある」。
 息子は、地元ハンターの元を訪問。
 「秋には、ヤマに入ってくれるそうで」「事故後はヒグマ事故の歴史や背景を調べているのだが」。
 捜索隊に同行することに。

 9月下旬から、発生予定地にワナが用意された。
 1頭、そして2頭。ワナにかかり銃殺された。
 用意周到に近づきつつも、警戒して檻に入ろうとしないが、今年は「ドングリ」も不作。
 空腹に耐えきれずにと、いうことか。ヒトとヒグマの距離は、確実に近づいている。

 結局、捜索隊は遺体も手がかりも、発見できなかった。
 これまでになく、奥地の未調査地域を対象に、複数のハンターで射撃する体制で捜索したけれども。
 
 家に戻り、息子は述懐。「一年目を節目にしよう、よ」。
 母は応ずる。「そうだね、5月15日を目安に」。葬儀の心つもりであろう、か。

 この秋、仕掛けたワナに掛かり捕獲頭数は6頭、と。いずれも250キロ~350キロの巨漢。
 北海道のヒグマ生息推定数は3900~1万7000頭余、と。
 「番組案内」によると、一方遺族は、ヒグマ事故の歴史や背景を調べていたようで。
 「『これは偶然ではなかったかもしれない』と語る意味は何なのか」と問い、「ヒグマとの共生、その現実を追う」と承ける。
「限界はみえない」 裏山にヒグマがいる・北海道スペシャル201229 nhkG

 再放送。
 休日の昼前。偶然にまわしたチャンネルで視聴。

 (以下、番組案内)
 総合 2020年12月29日(火)午後9時00分
 今年5月、積丹半島の古平町で、自宅の裏山にタケノコ採りに行った男性がヒグマに襲われ、現在も行方不明になっている。
 事件以来、連日パトロールを続けてきた地元ハンター越善桂介さんは猟師一家の4代目。
 11月、仲間を率いて危険の残る山へ捜索に向かう様子に密着した。
 一方遺族は、ヒグマ事故の歴史や背景を調べていた。「これは偶然ではなかったかもしれない」と語る意味は何なのか。ヒグマとの共生、その現実を追う
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「条件は みな同じ」 全豪制す
 「みな、条件は同じ」。そう考えたかどうかは、知る由もないが。



 大坂なおみ選手は強かった。
 豪州入りしてから2週間。その間、5分ごとにドアをノックの義務。もちろん「COVID-19」=新型コロナウイルス感染症対策。
 試合は準決勝まで無観客。
 決勝のみ、50%観客が入場できたそうで、プレーの随所で起こる拍手は、相手のUSA選手の好プレーに大きく、湧いた。
 そうでは、なかったか。

 20日夕。19時すぎに地上波に番組を切り替えて。
 4-3.第一ゲームは、大坂選手がワンセットのリードする局面。試合の経過は、チャンネルを切り替える前にヤマ場があった、ようで。

 大会には200人ほどの選手があつまった、か。
 今や関心、実は五輪、パラ五輪がひらけるか、どうか。政治が関わりすぎている東京五輪。

 「百倍の選手団」。
 そういわれるなか、着後、2週間。ホテルに缶詰。5分ごとにドアをノックさせる。
 そんなこと、現実的なのであろうか。
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「茶柱の会」はいかが 立春・立夏・立秋・立冬四季の会210219
 「茶柱の会」はいかが 立春・立夏・立秋・立冬四季の会210219。



 マイノリティの教育機関で子弟教育に生涯を捧げた教育者の日記が残されている。

 仲間の高齢化がすすんでいるも、女性は健やかにして意欲的。「なんとか、誰にもわかる日記の話」を。

 そう意欲を示してくださっている。公表の目的も明示せずに、「書く」もポジティブにはなれぬ、ご様子。

 そこで妙案をろ、おもいついた。年4回。知友人のが集まりをもちたい。
 場所の予定地は「釧路駅内 なちかし館」。小一時間の集会なら、なんとか理解がえられよう。

 会費は無料。
 席についたら、「番茶&<お焼き>セット」。ここでは「あずき餡」「クリーム餡」。
 別に両方を注文する必要はないが、帰りの土産に、「セットの注文、予約」くらいは心がけようではないか。

 プログラムの定番。
 もちろん、日誌解読暦10年余のベテラン先生に、示した記載箇所の説明をお願いする。話は15分ほどの予定。
 そのあと、懇談。そうはしないで、ここで「予定討論者」なるものを、定めておくことがポイントではないか。

 予定討論者は、示された説明事項について、その感想を開陳。
 ここまでくると、あとは「女性の話は長い」のメリット面が発揮される。
 終了予定をキッチリ護り、予約済みのお焼きセットを土産に購入してひきあげよう。

 すでに、先だった御仁からは、「あれ?。今日は妙な供え物」。かまわない。先だったヒトが、別に食するわけではない。

 この日、訪問をいただき「私ね、煎茶がすきなの」。
 そうか、一に原稿、二に茶がからみ、三に会話が可能。いまからなら夏・秋・冬・春の立つ日に、茶柱の立つこと願う。
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<泥まみれ><水びたし> 「福島復興五輪」の理念どこに210217.
<泥まみれ><水びたし> 「福島復興五輪」の理念どこに210217.



「女性蔑視発言」。引責辞任の組織委会長職の後任選びがすすんでいる。
 政治派閥「清和会」所属の現職大臣が後釜に据えられるとの報道。

 就任するには大臣辞職、政権保守党離党の措置も。
 水面下で、「中止決断」へのアプローチか。閣外へ去ったヒトの下での判断は、政権への打撃もすくない、か。
 それが政治家の「知恵」なのかも。写真の報も、ネットにはある。

 さきの震度6強を記録する地震。福島原発では「160ミリリットルの漏水」。
 あらあら。
 時の総理大臣の大見得=「原発廃棄水はアンダーコントロール下」は、「嘘、ウソ、うそ」。
 「いや、たかが160ミリ=全然、問題なし」。

 でわ、うかがいます。
 「原発排水処理は、海洋投棄がベター」「全国漁業組合は猛反対」「まもなく貯蔵は満杯」。
 こちらも、たいへん。

 新型コロナウイルス感染症。
 今や、変異性ウイルス罹患者の報が海外入国者により持ち込まれ、「ファイザー社ワクチン、日本への供給は不透明」と。

 現首相とIOC会長との会談。
 表の記者発表と、裏での相談。実は「裏に大アリ」「表=オモテなし」なのであろうか。
 チマタではと申すより、
 WHOは「科学データをもとに」と発言、USAも新大統領は不快感を示し、新興工業国は国内予選開催もおぼつかなし。

 「組織委会長にウラ金6000万円」。ネットに記載の報。
 島根県に「聖火リレー辞退」の意向あり、と。福島県民の理解、胸中に思いをいたしたい。
 
 「福島復興五輪」。
 震災後10年の時、日を減るも、政権の手は「間に合うまでに及んでいるか」。今度の地震で再び考える。
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「ヒトが独り占めしないで、動物の分も残しておきましょう」 高野山金剛峯寺の森
​​​ 動物の食べるものを分けてくれている トチノミの成分「サポニン」
  換言するに「ヒトが独り占めしないで、動物の分も残しておきましょう」。そういうことだ!!。

 

 高野山金剛峯寺山林部長の山口文章師は、そのように受け止めた。
 四手井綱英 京都大学名誉教授は「里山」の命名者としても知られる。そうで。

 金剛峯寺山林部長。
 実に2000ヘクタールの山林管理にあたる、要職。間伐材を、定期的に処理する。
 間伐材ともうしても植樹後50年を経た樹木。高い付加価値の保有で知られているらしい。

 豊富な山林に包まれた高野山のたたずまい。
 そこには「根本密教の道場にふさわしい、山容と森林」「雰囲気を維持する独自の森にして」
 「独自の林相、他に類似の箇所をみない森」と、1200年の偉容を受け継ぐ。

 江戸時代には高野山独自の山林奉行が配置されていた、今の時代は山林部長。
 「高密度(の森林)」「信仰の力を加えた集約的な森」「時日をかけた空間的広がり」「長生きできる木の維持」。
 13歳で出家、学部卒後には木材会社に勤務して全国をまわるも、30歳をすぎたところで金剛峯寺の職員に採用。
 「凜とした雰囲気をもつ」「真摯な森」、そして「根本密教の道場にふさわしい、山容と森林」と、伝統をうけつぐ。

 山口師は申される。
 「東洋思想 Cosmic Buddha の<思い>で」。1)大自然の力、2)大自然の中に力をもらう、3)無明をいかされる。

 21年2月13日放送「NHKこころの時代~宗教・人生~」。
 放送は「奇跡の森と真言」 放送の要旨は「樹齢700年の霊木が立ち並ぶ奇跡の森と真言密教の関係を体験的に語ってくれる」、と。
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動物の食べるものを分けてくれている トチノミの成分「サポニン」
 四手井綱英 京都大学名誉教授(林学)は、かく申した、と。
 「それは神様が、人間の食べるものと、動物の食べるものを分けてくれている」。



 問うたのは高野山金剛峯寺の山林部長 山口文章師がまだ、京都府立大学の学部生の時。
 「クリの実はヒトが食べられるのに、同じ姿のトチノミやドングリをそのまま食べられないのはどうしてか」。

 高校卒業後の針路を決めかねていた山口師が選んだ針路洗濯の手引き書は、四手井綱英著『農学部』であった、と。
 「ところが運命的な出会いというべきでしょうネ-」、
 「その四手井 しでい つなひで綱英先生が、一回生の秋に学長で赴任されたのです」。

 赴任した学長は、しばしば学内を歩いていることがあったそうで。いろんな、質問を会うたびにというより待ちかまえて浴びせることに。
 「森林生態学の先生がですよー!!」「学問を究めつけると、そうなるのですねー」。
 「なんと、神様が・・・・」と申して、「大自然は人間ばかりではない、動物も居るのだ」。そう、教えてくれたのです。

 トチノミに含まれる「サポニン」。
 化学成分は、「サポニンの主成分は,エスシンと呼ばれるトリテルペノイド配糖体の混合物である」と、説明されているが。(後述)。

 動物の食べるものを分けてくれている トチノミの成分「サポニン」

 四手井綱英 京都大学名誉教授
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噺の結論 落語の「枕」210131
 噺の結論 落語の「枕」210131。



 「文章には『起・承・転・結』というものが、あるが」
 「落語にはせいぜい、『枕』があって、あとは『オチ』や『サゲ』があるくらい」。

 「真面目なお客さんがおって、『時に今の噺、結論はうどうなりますかー』と聴かれも」
 「そんなことは、落語家にだってわかっていない」

 「要は落語など、真面目に聞くものでは、ないのです」。

 210131 午後5時。
 テレビ朝日BSで放送。「東西 おなじ噺の落語会」。桃月亭白酒という方が「だくだく」の「マグラ」で披露。

 この噺。上方では「書割盗人」という題だそうで。ちなみに「書割盗人 かきわりぬすと」と読むらしい。

 「サゲの原話は安永7年(1778)に出版された笑話本『梅の笑顔』の一編「槍」。 こぼればなし;爆笑王として活躍した四代目柳亭痴楽が新宿末廣亭で」演じた、と。由緒深き、古典落語。馴染みの薄い客にも親しみやすい古典落語の演目、とも。
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朝からワーグナー <楽劇ニーベルングの指環> 4部作。
朝からワーグナー <楽劇ニーベルングの指環> 4部作。



楽劇<ラインの黄金より> 虹のかけ橋

楽劇<ワルキューレ>より ワルキューレの騎行

楽劇<ジークフリート>より 音のささやき

楽劇<神々のたそがれ>より ジークフリートのラインへの旅。

ワーグナーが 35歳=1848年に着手、61歳=74年までの間に手がけた作品、と。
4部作からなるということで、上演には約15時間。長大な作品にして、少なくも4日間を要するという超大作。

全世界の支配を可能とする魔法の指輪。
神、英雄、神話上のいくつかの生物の戦いの物語
神々の黄昏、天空の城ヴァルハラの炎上、地上のラインの洪水
最後は、
「神々の世界の灰から真の愛がよみがえる」と、するも。
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交響曲第8番 朝からドヴォルザーク210211 
 交響曲第8番 朝からドヴォルザーク210211。

 東の空に夜明けです。
 ウィーンフィル「魅惑の名曲19」は、「チェロ協奏曲ロ短調」&「交響曲第8番」。



 ドヴォルザークと申すと「新世界」が念頭に浮かぶモノで、「たそがれ」「夕映え」「日没」の思いが強いですが。

 「交響曲第8番」
 「交響曲としては異例なほど息が長く美しく主題に溢れている」との評価を見つけましたよ-。
  何故に、と申すと。
 「作曲家が大自然の情景から新たな刺激を受け、それが明朗な作品として実を結ぶ例」が、あるとのことで。
  ドヴォルザーク 交響曲第8番の楽曲解説 - 千葉フィルハーモニー管弦楽団 (chibaphil.jp)

  冬に聴くといかがなものかと、申すも。
  そこは北国の寒冷地用耐寒住宅ないでのこと。室温23度、南のベランダから入る陽光のもとで、吟味したコーヒーの香りとともに、聴かせてもらいました、です。

  午前6時35分頃の日出。
  さて、建国の日で「自宅にこもる」一日の、たしなみに「ドヴォルザーク 交響曲8番」&「チェロ協奏曲 ロ短調」つき。
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差別構造、内面化しては 「名著 de 100分」210210
 洗っても黒い皮膚、漂白しなければ、と。



 乳白化の現象。
 祖母の選んだ祖父が白人であったと知る。母も父に白人を選んでくれたら、「私も白人に近づけたのに」と考える。

 「名著 de 100分」の再放送を、水曜日の朝、視聴。
 今月は、フランツ・ファノン 1925-1961 著『黒い皮膚・白い仮面』から、その2回目。
 
 差別は、ヨーロッパの先進国がアフリカを植民地にしたときに、その根源がある、と。
 「差別の構造がなぜ内面化されてしまうのか」。差別は先進国によって提示された枠組みにすぎず、取り払われるには・・・・・・。
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温排水は選炭場、Co2は坑道に蓄積、残滓は坑道充填 釧路火発210207
温排水は選炭場、Co2は坑道に蓄積、残滓は坑道充填 釧路火発210207.



旧臘師走に営業発電を開始した「釧路石炭火発」。「脱炭素社会」の要請のなか、非難ゴウゴウの船出でもある。

その稼働状況を道内配布紙が伝えた。2月7日のことである。

 環境への配慮。
 1965年頃、このマチで立ち上げられた電力会社の火発構想は、予定地を変更して立地した。
そういうことであったと、記憶する。
 2017年9月、「音別火発が発電し、ブラックアウトに貢献」、その報は市民を安堵させた。
しかし、ほどなく伝えられたことは、「老朽化による休眠中だった施設は、機能せず」「発電中止」の報が伝わった。

 2015年、「環境問題をどう、クリアするのか」。
 「地元産石炭で、地元消費向け火力発電」の報が伝わったとき、往時の火発議論を思い出した。
当時、要因は温排水が漁業資源と漁村漁業に与える要因が、まず提起されたと記憶する。



 「北電野球場」。釧路町域に位置する広い土地は、確か、「火発予定地」とされた「釧路川べりの要地」。
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男性の仕事があるから拡充した都市 北海道東部210208.
 男性の仕事があるから拡充した都市 北海道東部210208.

最近、表題のように申したところ、「なぜ、男性優位のマチになったか」と要因を聴かれ、端的に指摘することを求められている。



 要因として。4点を考える。

 1)漁業・石炭。港湾荷役などの重筋肉労働への依存。
 2)鉄道。警察・消防など危険作業の従事業種。
 3)半熟練・不熟練でも務まる職種で単身赴任を余儀なくした生産コストの低さ。
 4)採取・移転する資源の高次加工や高付加価値生産のため。女性労働力に依存。若しくは組織化がすすまない。

 いつも男性主体の労働組織で、女性が軸になる職種は<補完的>領域に閉じ込めてきたのではないか。

 もちろん、<気がついていない>わけではない。
 1974年といえば、77年4月に国際海洋法会議の論で、世に言う「200海里内の自国資源保護」の条約が発効した後の事。
 <魚の水揚げ量日本一>を標榜していた、漁港漁業は少なからぬ影響をうけた。

 識者は申した。
 「釧路市は比喩的に云えば。あくまで「オトコの街」である」。
 「資源に目をつけ仕事に目をつけ、モウケに目をつけた人々が中心の街であり(略)」
 「『粗放な利益』を求め。それに誘引されて集合し、形成された街である」。
 「(略)ここは荒々しい産業都市であり。それが釧路の特色であり。魅力であった」。

 それだけではなかった。向後を、次のように論じた」
 「幼児・年少者にとって。教育期の生年にとって、若中年の婦人にとって、老人にとって、『釧路は生活するだけの価値をもった都市といえるか』が問われようとしている」。そう、続けていたのであるが。

 2020年12月末日の「住民基本台帳登録人口」。
 その数で、帯広市を3名下回り、今後はその差が拡大すると報じられている。
 地方都市は軒並み、人口減が続いている。課題は、そこにあるのではない。
 帯広市と釧路市。その減少幅に、大きな差があるのだ。実は、そこに注目しなければ、なるまい。

 外からの投資で作り上げられた地域。
 往時の海外資源依存に加えて、生産拠点も海外に移転。市民が汗ながして<まとめあげた富>も<公共投資>も、どこか、一極に集約されている現実を。
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岩肌の渓谷
岩肌の渓谷=春に新緑、夏の青緑、秋の紅葉 寒霞渓・小豆島。



番組案内に。
「小豆島の寒霞渓では断崖の岩肌が季節によってさまざまな色で彩られる」、と。
そうですかー。ぜひ視てみなくては。早朝のテレビ番組を予約。朝、5時の放送時に視聴しましたよ。

三大名渓の一つ寒霞渓。そういうことは知りませんでした。
が、
「断崖の岩肌」に「さまざまな色で彩られる」とあっては、当然、秋の紅葉の名所。
紅葉と言えば、カエデやモミジ。カエデは、岩肌って、人の寄りつかぬ地点に自生するでは、ないですかー。

春の新緑、夏の青緑。
果たして番組の前半。青々とした紅葉の葉。ヒトの手の指、手のひらをおもわせる青緑の葉が、アップで紹介されました、です。

番組の結びは、
もちろん切り立った岩肌の裾野にみえる、紅葉の景。カメラを用意して番組を接写すること、できず。

ネットでは、どうか。注目の三項目。
「紅葉名所2020」 https://koyo.walkerplus.com/detail/ar0937e13182/image2.html#photo
「kamakura」さん https://yamap.com/activities/1676542 には、
         「寒霞渓では沢山のちっちゃなカエデの若葉が開き始めていました。 次は紅葉のシーズンに訪れたいです。(^^)」
「香川旅行 > 香川観光ガイド > 小豆島観光ガイド」 https://www.travel.co.jp/guide/article/2151/ 
         「季節ごとに渓谷に彩りを添え、春は新緑、夏は深い青緑」、
         「そして、一番美しく彩られる季節は、なんといっても秋の紅葉!]
「赤と黄色に色づいたカエデで、渓谷全体が燃えているような風景が見られます」
         「小豆島デート]とある点が、意味深長。
 
 岩肌、岩石地形に林相は育たない。そうかも知れないが・・・・・・。
 気がついたとき、手を入れねば、林相の衰退、消滅は取り返しのつかない、ことに。
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日の出の景も移りゆく 160101初日
 日の出の景も移りゆく 160101初日。



 元初日の日の出。
 その時刻も、日出の位置もかわらぬはずながら。人為で変更、マチなかの表情。

 間に出没、3階建て住宅の出現。稜線が消えて、四角い線の上に出現。



 2016年、18年、19年、21年。
 撮りつづける光景にもいくつかの変化。連続して記録。微妙な差違が。
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日の出の景も移りゆく 160101初日
 日の出の景も移りゆく 160101初日。

 元初日の日の出。
 その時刻も、日出の位置もかわらぬはずながら。人為で変更、マチなかの表情。

 間に出没、3階建て住宅の出現。稜線が消えて、四角い線の上に出現。

 2016年、18年、19年、21年。
 撮りつづける光景にもいくつかの変化。連続して記録。微妙な差違が。
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芽を吹く中心街再生策 小樽市堺町210201
​​ 芽を吹く中心街再生策 小樽市堺町210201.

地方都市経済の縮小。
中心街の空洞化、そして郊外大型店への集客特化。



これまで
「消費者が、既存商店街を見放した」と整理されてきたように思うが、そういうことであろうか。
グローバル化。
「身のまわりの、地域で競争に勝てば、利益を独占できる」。そうした時代ではなくなった。競争に勝っても、ネット通販で客は離れる。
加えてそこへ、新型コロナ感染症。

 その現状を「苦境」と受け止め、
 「逆転にとらえ」「話題づくり」に動き出すという。ポイントは「その担い手」。
 『北海道新聞』朝刊の「地域から」(3面)は、34歳から50歳までの経営者。
 職種も昆布専門店、装飾店、ザンギ店といずれも専門店の「若手」経営者たち。

 1)に「暦」つくり 自分たちが暦の画像に飛び出て、まず話題をつくり、
 2)自分たちのグループを「一方通行」と銘打って、「アイドル」と位置づけた。
 3)地元のメディアが取り上げてくれて、SMSでも拡散されて。

 「冷ややかな反応もあった」が「応援したい」の声も、と。
 上・中・下の3回報道予定。小樽市堺町通り商店街の、挑戦。
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歴史の目的 渓内謙著『現代史を学ぶ』950621
歴史の目的 渓内謙著『現代史を学ぶ』19950621。



 1)「人はなぜ過去を知りたいと考えるのか。
 2)歴史は「記憶」の一部か、それともそれ以上の精神の働きなのか。
 3)歴史は時代とともに「書き換えられる」と言われるが、その意味はどこにあるのか。(p15)

 2)について、
  時代が提起する『問題の解明』と「現在の問題の解明」。
 「過去の事実の記憶」にあるのではなく、「現在の問題の解決」(22p)。

 3)について
  実証主義の方法は、「事実の確認」とそれに基づく「法則の組み立て」の二つの要因で校正される。
  収集にあるのではなく、「未知」へと転化した主題を証拠と推論によって解明する。(36p)

1991年、旧ソ連が崩壊。
 1920~30年代のソ連農村の研究を続けていた著者たちは、少なからぬ混乱に遭遇する。
 そのなかから、歴史学研究の意味と、研究を分担する意義を考え直す。

 若き日に、『歴史とはなにか』の著者E・H・カー宅に泊めてもらったこともあるという著者。
 それが、歴史哲学の深淵にふれる妙味を展開、

  はじめに 第一章 過去、現在、そして未来。第二章 テーマ、第三章 史料 第四章 文章化 おわりに。
  すこぶるシンプルなテーマ設定。机上に紙・筆。メモをとりつつ読む一書。

 (出版案内の紹介)
  既成の価値体系が大きくゆらぎ,未来への不透明感がつのる現代.
  いまこそ,時論の安易な追随におちいることなく,変動の深層にある歴史的文脈を見すえる知的営みが必要なのではないか.
  ロシア現代史研究の第一人者が現代史を学ぶことの意義と方法を,長年の経験をふりかえりながら説き明かす.情熱みなぎる歴史学入門.
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和算&算額奉納 庶民が心得ている江戸の文化21011
 和算&算額奉納 庶民が心得ている江戸の文化210117.



「歌舞伎」「浮世絵」「食文化」「手妻」「長屋」「和算」で括られた「江戸文化」。

 和算と算額の奉納について、話題が彷彿。
 スペイン:「江戸時代、農民に数学があったとは驚き」「スペインでは考えてもいなかった」。
 フランス:「天才がうまれれば、それで良い」「大衆に教養があると、権力は庶民を支配しにくい」。
 中国:「日本では数学を考えていたようだが、中国では数字パズルをあやつりながら<株>で儲けること考えている」

 神社に算額を奉納。
 「解けたことを感謝し、次を育てるために額を納める」
 「数学は学問なのに、算額の奉納は神がかり行為で不可思議ながら、そこには<日本人の謙虚さ>が表れている」。

「庶民は文学を読み、芝居を観るのと同じように、数学を考えていた」。「支配者のみなならず、日本社会は農民を含めて数学を学ぶ理由を知っていた」。

 210117 BS1 「Cool Japan 選」として、過去に放送の再放送。写真は「松山 伊佐爾波神社」から。

 (以下、番組案内)
 「いま世界から注目される日本文化の多くは、江戸時代に生まれ育まれたもの」。
 「世界文化遺産に登録された和食も、その基礎は江戸時代に完」。
 「類いまれな表現力と技術で世界中で評価を得ている」
 「浮世絵や歌舞伎などの文化芸能も江戸時代に花開き、現在にも大きな影響を残している」。
 「江戸文化は、何が独特で画期的だったのか」。
 「外国人の視点で江戸文化を解剖。独特な文化誕生のルーツと背景を探り、クールな日本のヒントを見つけ出す」。
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ブルーカラー都市 工業化への成長戦略=1960年
 ブルーカラー都市 工業化への成長戦略=1960年。

 北海道東部の地方都市。見事な<男性優位の性差構造>。そう、申すべきでな、ないだろうか。



 1945年は女性が男性をうわまわった。1970年以降、初めて女性人口が男性人口をうわまわった。

 「仕事があるから、男性が集まってきたマチ」。1978年に、かく評論された。
 そこで「これから」は、「仕事を求めて集まって出来たマチが、自分たちで仕事をつくる時代」。

 マチの制作理念に、「ブルーカラー都市論」というのが、あった。それって、なにか。概念規定が必要であろう。

 「製造業、建設業、鉱業などの生産現場で直接に生産工程や現場作業に従事する現業系の労働者」
「直接に物の生産に携わる肉体労働であることが特徴」
 「職人的熟練労働者にかわって、大量の半熟練および不熟練労働者が新しい主役」
 「コストの低い大量生産が可能となり、物質的には豊かな大量消費社会を生み出す」(杉 政孝 『大日本百科辞書』)

 1)漁業・石炭、港湾荷役などの重筋肉労働への依存、
 2)鉄道、警察・消防など危険作業の従事業種、
 3)半熟練・不熟練でも務まる職種で単身赴任を余儀なくした生産コストの低さ
 4)採取・移転する資源の高次加工や高付加価値生産のため、女性労働力に依存、若しくは組織化がすすまなかった。
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元旦 旦那
 「旦 丘陵に日がのぼる」「旦 米の飯に日があたる」 元旦の旦、旦那の旦210131



 元旦は元日の朝の意で、「元日の元旦では、もとモトと重なる」。そう言われたことがあった。

 初日は海岸で拝むと水平線から昇るし、陸では丘陵、山陵から姿を見せる。
 然らば、横棒の「-」は水平線、丘陵の尾根、家では飯の種の表層ではないのか。

 では、旦那。その時の「日の下、横棒はいかなるや」。1960年を境に、サラリーマン家庭で男女性別分業が進行した。そうではあるまいか。

 残業で会社に残って所得を増やす。女性は子育てに責任をもつ。
 かくていつの間にやら、「飯の種を稼ぐ、日の当たる場所」が男の存在位置になったか。



 そこで、応用問題。箆=へらの字の下に横棒を書くと、どうなるか。その心は、「年上の妻」。お後がよろしくないか。
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