2012年03月の記事


ティーポット
 ティーポット。最近、そろえた。コーヒーの湯をそそぐのに、やはり道具。

 揃えようと、考えていた。
 大型店で値段をみたら1280円。「良いではないか」。手にとって、レジへ。
 請求が1980円といわれて、ビックリ。「やむをえないか」。別な値札をみていた。

 薬缶で湯をわかし、容器をあたため、ティポットにそそいで器材を過熱。新しい湯をポットにそそぎ、あらためてコーヒーを落とす。

 やはり、道具。されど道具。コーヒーも丁寧に落ちる。

 今朝は5時半に目ざめ。
 仕事があった。その前に今朝のコーヒーはキリマン、順番のCDはベートーベン曲『運命』。
 出だし好調とほほ笑むも、送ったはずのデータは2本のうち一本だけ。仕事にならず。

 がっかり。送りなおしてもらうメッセージ。幸い、『運命』の分かれ道というほどの、ことでもないが。
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夢 空襲
 目覚める寸前、いまの時代のマチなかで、「空襲がある」という。

 河あり、鉄道あり、道路あり。どこが安全か?。去る「釧路空襲」時の被災場所を思いめぐらしながら避難準備。あたまのなかでシュミレーションをしていた、が。

 目覚めた。外は暗い。起きだして時計。午前4時、すこし前。「起きるか!!」。昨夜は23時前に寝たと言うのに、今朝は早起き。
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佐々木閑著『ブッダ 真理のことば』
佐々木閑著『ブッダ 真理のことば』 インド・中国と伝来し多様化した仏教のなか、原始経典を「釈迦の仏教」(7p)と位置づけ、その本質を考え、「真理のことば」を読むことは「非情に意味のあること」とする。

 4話で構成する講座。「一切皆苦」、「諸行無常」、「諸法無我」、「涅槃寂静」を解説。折々示す、比喩引例が意味深。

 「刹那」の解説に映画のフィルム映写。光を透過させるヒトコマを刹那。これから、映る予定のコマは未来、すでに映写されたコマが過去。
 「無明」を「この世で起こっているものごとを正しくとらえる力がない」(42p)、「諸行無常」を理解していないことだと説明(54p)。

 「釈迦の仏教」と科学は、「超越存在を認めず、世界を原因と結果の機械論的因果則でとらえようとする視点で共通」とする。
 仏教はその因果則を精神内部の向上に利用、科学は外界の法則を探究するのに使うという違いはあるが」と(46p)。

 「100分で名著」のNHK番組テキスト。たまたま放送では、苦に二種ある旨の説明があったかと、思う。自分でつくる苦、関係なくせまりくる生老病死で「感ずる苦」。話は一過性のウロオボエながら。(日本放送出版協会 2012年)
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五輪 ハイビスカス

 26日。朝のハイビスカス。それぞれは小ぶりながら五輪開花。

 正月以来、欠かさず咲いてくれる。連続、100日。まだ、続く。

 室内での管理。水を折々、さすくらいながら。けなげに咲く。

 朝、起きがけに確認して楽しむ。写真を添えておく。
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米町ヒストリート
 マチなかで、「釧路歴史ガイドマップ」をつくりたいという動きが立ち上がっている。

 昨秋から相談が寄せられていたけれども、活動予定が示されて、「釧路の歴史講座の開催」、「釧路の歴史の勉強会」、「釧路歴史ガイドマップ」、「DVD等の作成」、「昔の生活文化の体験」、「料理教室」、「昔の着物で仮想パーティ」などなど。
 計画が練り上げられている、ようだ。

 HPを立ち上げてみようかと、考えている。
 題して「米町(よねまち)ヒストリート」。米町は、この事業を考えている人たちの居住区域で、このマチの門前町を形成している。

 ヒシトリートは、市の都市計画部門の職員が考えついた。「歴史=ヒストリー」、「物語り=ストリート」、「街路=ストリート」の造語。

 これで、マチなかの人がまとめあげた情報の開示と定型化をめざしてあげたらどうか?。そんなことを考えている。
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芳賀啓著『地図・場所・記憶―地域資料としての地図をめぐってー』。
 芳賀啓著『地図・場所・記憶―地域資料としての地図をめぐってー』。既存の地図。そこに情報をくわえて図の意味を明確にする作業を経て出版。本書はそうしたライフワークを事としている方の、図書館など資料保存機関職員を対象にした講演録と、受け止めた。

 島崎藤村『夜明け前』に登場する地名をすべてカードにして下図をつくり製図したところ、「(作品を三回も読むと)作者の地理的描写の矛盾も見えてきます」(4p)ということになるらしい。

 2007年8月に施行された「地理的空間情報活用推進基本法」の施行によって、紙製地図の役割がデジタルに切り替えられた結果、「不安定であり、固定されず、どのような変更も可能で、また一挙に消去できる」とする(19p).
それだけでも困るが、「過去は刻々消去される」(21p)とも指摘する。

 歴史学の立場で法令集が追録で利用されることになって、最新の法令に依拠するときは良いが、「あの時点に適用されていた法令内容」という経過を跡付けようとするとき、証明不能となっている。
 地名記録をつくろうとするとき地形図の役割は重要ながら、経過を記録することができなくなるという、重大な欠陥を生ずる。

 著者は言う。「あと何世紀かの後の考古学者が、二一世紀の日本列島を、江戸時代にはるかに劣る広大な無地図あるいは無記録の荒野のように解釈しないとは、誰も断言できないのです」(22p)。

 紙媒体の情報保存。「既刊図は希少化するのですから。図書館では今のうちに該当地域の一万分の一地形図を揃えておいたほうがよいと思います」(44p)とする。(多摩デポブックレット 3 2010年)
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石井妙子著「現代の家系」 第7回
 24日。ほとんど、横になっていました。さすがに疲労。

 で、石井妙子著「現代の家系」 第7回。『文藝春秋』 2012年4月号に掲載の記載。
 このシリーズも7話目ということらしいが、記憶に残るは堤兄弟くらいか。

 岩手県水沢と小澤一郎。つながりがよくわかった。それだけにこの一年、小澤さんには政治家として、東北復興に獅子奮迅の活躍をしてほしかった。

 ほかに、芳賀啓著『地図・場所・記憶―地域資料としての地図をめぐって』 (多摩デポブックレット 3) 。
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標津羊羹
 ここのところ日本茶のうけには、標津羊羹。

 自ら購入調達、前後して他所からも頂戴。急速に人気が、評価が高まっている感。

 標津といえば北海道の東部。指さきに国後島が見える。
 「国後おろしの寒風で、練り上げて鍛えています」などとは申されていないが、なかなか硬練りに仕上がっている。

 この標津のマチ。
 ほかに「福住」という蕎麦処がある。小さなマチのなかなかの名物。
 
 標津羊羹。昔は「長谷川菓子鋪」と言っていたとおもうが最近、「標津羊羹本舗」に。
 ブランド化に自信をもった、か。
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日だまり
 日だまり。休日、家にとじこもりがちで、暫く陽の目にあたっていなかったし、歩行不足。

 コーヒーなどの買い置きもなくなって久しい。そのまま。
 なければ、「さ^たいへん」などとは考えずに、そこは、間をおき、いつもの定番の店へ。
 「売ってる人の素性を問わずして、モノなど買えるか」と、決めているわけではないが、そこは「いつもの、店へ」。日本茶を出してくれる。

 途中、2軒の店に寄って商品価格の比較。結局、買うものはなしで。
 コーヒー、彼岸の供え用菓子を銘菓店から。それに若干の惣菜。

 行きは南の追い風、帰路は向かい風ながら、終始、太陽の微笑あり。3月20日。
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長幸男著『昭和恐慌』
 長幸男著『昭和恐慌』。冒頭は、小沼正が暴徒となって井上準之助を暗殺するところから、始まる。

 なぜ、そうなのかは昭和恐慌の広がりのなかに、井上準之助が「金輸出解禁」の施策とともに、実はキーマンであったことを示している。

 「金解禁」。この用語は歴史の教科書に登場するが、実は理解の難しい教科書内での位置づけであったとの、思いがある。大正6年に我が国政府が選んだ「金輸出禁止」のことがあまり説明されずに、いきなり浜口内閣が昭和5年1月に金解禁したとあるもので、「それって、どんなこと?」の思いを抱いてきたが。

 本書でそこのところの説明があるのだが、前半はさまざまな経済論説が引用されるため、なかなか難読である。

 ようやく半ばをすぎて、政友会の支持基盤=本州の地主勢力、英米にはるかに遅れて金輸出解禁が実行できない本邦政府、多額の借款処理期限が迫っているのに貨幣の新旧移管をするには浜口政権が少数与党であるため平価切り替えの法改正ができない事情。

 さらには、農業恐慌がしだいに緒ついてほどない工業社会に影響を及ぼしてゆく図式。少しずつ、目の前のウロコが取り除かれてゆく、思い。

 昭和49年版。早くから読みたいと買い求めながら、なかなか開くことができなかった。時代の趨勢が難解な書を、読ませてくれているのかも知れない。
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天皇 神秘性と権威
 天皇 神秘性と権威。天武天皇の時代に確立と「さかのぼり 日本史」。

 「大王(おおきみ)」は「天皇」の呼称に転じ、この時点で神武にまでさかのぼって「天皇」。天皇は「天の王」にして北極星を天の中心とみる世界観。中国にある「天子南面」の思想が内裏形成にも影響を与える。

 代替わりごとに営まれる「大嘗祭」。天武天皇代にさかのぼると、する。天皇の神秘性を体現する神事。他方で天皇は内裏から、国政の執務所に出て天皇は階上、臣下は地に伏す上下関係。

 不破の関は「関ヶ原」。天子は南面、阿弥陀如来は西方浄土を背に東面ということ?。
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曽村保信著『地政学入門―外交戦略の政治学』
曽村保信著『地政学入門―外交戦略の政治学』。この領域、政治地理学というべきか、マクロにみた世界史像というべきか。

 本書では、地政学の成立史とその学問形成の背景を対談風に述べる。

 イギリスの生んだマッキンガーが、「シーパワー」と「ランドパワー」の見方をしめす。海洋国と大陸国、情報収集で広範にして進歩的な海洋国、ドイツ・ロシアなど海上交通で国際的なひろがりよりも伝統的・権威的な大陸派の対比をこころみる。

 ドイツのうんだハウスフォーヘン。第一次大戦前後の時期に、東アジア、とりわけ日本の国勢に着目。「理想化」しすぎたとの地域観ながら、のちに枢軸国の一員となる伏流水を読み解く感がある。

 ロシアの地政学と言うのもある。現代、地政学は地域振興のキーワードの感があるが、ここで論じられているのは第二次大戦に至る連合国、枢軸国体制の枠組みせつめいということ、か。

 このように読んできたとき、世界の火薬庫というか、世界のオイルマネーがあつまるとして注目をあつめる中近東への視座がないのは、少し残念ということにもなる、が。しかし、それはあまりに直近の地政学を求めすぎるということになるのであろうか。
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英語教育番組
 早朝の目ざめ、ETVで英語教育番組を視聴することがある。

 寝ながらであるから身に付かないということだけではなく。そもそもが理解できる単語数に加えリスニング能力が低いから難解。
 テキストを買ってみたこともあるが、なかなか身に付かない。

 気がついたことがある。録画しておいて、「何度でも視聴」。どうも、これが効果ありそう。
 
 子供のころ、短波放送で聞いたこともあるが基礎ができていなかったため、「放送が早くおわらないか」とばかり考えていた。
 
 今流、DVDに録画して、何度もなんども視聴をくりかえす。この間に、何度も辞書をひく。音に耳がなれるであろうに。
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五十回忌 祖母
 父方の祖母の五十回忌。3月22日の祥当を前に妹弟が習合した。

 祖母は1890年、越後国の生まれ。1908年かに北海道へ嫁ぎ、連れあいの死、残された子の養育、長男の死、自宅の火災とあいついだ。

 日中戦争で、次男・三男が応召したが、帰還。太平洋戦争から戦後のモノ不足時代をしのいだ。

 学校で裁縫を教えることもあって、同僚となった師範学校出の有識教員のことを、よく覚えていた。地域に人望のあった教員像を話して聞かせて、「勉強が大事」ということであったと、思う。

 仏事には雪がつきもの。五十回忌とあって、空を案じたが、おだやかな天気であった。
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ヒヒ ヒト
 ヒヒ ヒト。「地球ドラマチック」の一番組。土曜日の夜、横になって眺めていた、が。前夜は眠りが浅く、会議と打ち合わせで帰宅してからは、早々に寝込んで。

 「 ヒヒのギャングがやってきた!、南アフリカ テーブルマウンテン」。地名はコーヒー銘柄から連想。観光地にあらわれるというより、ヒシが観光資源に。

 辺境でクマが冷蔵庫をあけてビールを飲むなどということがあるが、類人猿のなかまは、その上をゆく。

 空砲一発。監視員の最大のツール。ヒトの食事の旨味を記憶したヒシに、ヒトが手をやき自動車にも侵入されていた。

 ヒトと野生の共生を考える時間になったが、睡魔ものその、最後まで眺めた。幸いにもブルーマウンテン=ジャマイカ国に産するコーヒー種。キチンと記憶出来た、そう思う。

 番組の紹介:「南アフリカ・テーブルマウンテン周辺はチャクマヒヒが生息地。そのうち一部が「ギャング団」として街にやってくるようになった!いたずらヒヒと街の攻防、保護活動に密着」。
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祝島 上関町
 祝島 上関町。BSTVでの放送。ビワの段々畑が紹介された。

 段々畑で栽培されるビワ。蕾をつけた段階で枝を選定し、日当たりと風まわりを良くするのだと、する。

 開花は2ヶ月と放送されていた。ミチバチが受粉をうながし、芳醇な果実が結実。そのころ、栽培農家では、選定した枝でしつらいた葉を煎じて、「ビワ茶」として愛飲される。紅茶の風情。

 ところかわって岩手県一戸町鳥越地区。スズタケの加工が、現金収入の糧になってきたという。
 住民は月に一度、けわしい道をこえて観音堂に参拝する。

 昔、観音さまが「スズタケ加工」を教え、かわりに肉食、卵の摂取を禁じたという。
 この風習、戦後までは「祖父のゲンコツをもって護られた」とするが、戦後は解禁された由。

 だから、プラスチック製品がはいりこんだわけでもあるまいが。孫が祖母の加工する手つきを凝視する場面。

 ここまで丹精こめた製品。合成樹脂製品の加工品で満足する時代に、活かしたい。なぜなら、背景に「モノつくり」の維持と言うことが大事だと思う、から。
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磯田道史著「内村鑑三『代表的日本人』を貫く精神」
 磯田道史著「内村鑑三『代表的日本人』を貫く精神」。少し古いが『文藝春秋』 2004年5月号に掲載の「特別企画 名所入門」を随時、読んでいる。

 磯田氏が紹介する『代表的日本人』。サブタイトルに「節を曲げなかった人物に学ぶ『幸福な生き方』」と、ある。

 『代表的な日本人』は、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮であることは、著名。
 著者は「彼らは代表的日本人ではなく、『例外的日本人』である」と、書く(275-278p)。
 「例外的」であるかどうかは別にして、本当にそうかとは、考え続けてきた。鷹山、藤樹、尊徳はともかく、隆盛・日蓮をどう位置づける、か。
 共通するのは「良心に生きる姿」であり、それを内村は「美しく描いている」(277p)とする。

 最後に、札幌農学校で同級生であった内村と新渡戸稲造を対比して紹介する(278p)。
 成績優秀ながら、社会での処遇では新渡戸に注目される内村に、磯田氏は「この本を手にとっていただければ、幸いである」と、結ぶ。
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藤原正彦著「新渡戸稲造『武士道』は魂の書」
 藤原正彦著「新渡戸稲造『武士道』は魂の書」。『文藝春秋』2004年5月号に掲載されていた特集を、あらためて読んでいる。

 著者は勤務先の大学で、新入生を相手に開くゼミで読む本として、本誌でその模様を紹介していたものを読んだ。前後関係からすると、この特集のあとに藤原ゼミの公開が続いたとおもう。

 原著を読んだ記憶はない。「記憶はない」など恥ずかしくて書いてはおられないのかも知れないが。藤原氏は申される。「桜の花のごとく世界に誇るべき日本の民俗精神」、と。

 「二十一世紀は、武士道が発生した平安時代末期の混乱と似ていないでもない」とする(273p)。「武士道なくして日本復活なし」ともするなかで、救済のモデルとその哲学はなにか?。
 
 人物に吉田松陰をあげ、「行き着く先はわかっていても、正しいと信ずることをせずにはおれない」(272p)の生き方。
 世はアメリカ化の趨勢。「日本復活」というより、日本の主体性が求められているのに、その芽が出ないかの感。
 
 ≪新渡戸の発言に注目を≫ということなのかも、知れない。
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金子勝著『セーフティーネットの政治経済学』
金子勝著『セーフティーネットの政治経済学』。著者は政治・経済の機能や役割を、「将来不安を取り除く」ことに求めているかのように、見える。
 そこで、書名に採用した「セーフティーネット」を「再構築することによって」「(将来不安を取り除く)制度改革」(44p)が、必要だと主張する。世に「閉そく感」ということを、言うではないか。そこのところに、経済学の立場で展望を開こうとしている、ようだ。

 「市場競争そのものは、セーフティーネットとそれに連結する制度やルールと切り離して存在しているのではない」(70p)とも、書く。
 市場原理や自由化、規制緩和、自己責任(新古典経済学派と括るらしい)を求めう学者、政治家、官僚が、他方で金融機関救済のために公的資金注入に対して、口をつぐむのはおかしいとも、言う。

 1999年の著作。その後の、あるいは直近の政治・経済状況に寄せる、最近の著者の見解を読んでみたい。 (ちくま新書 1999年)
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紹興酒
中華料理店を利用したことがあったので、食前に紹興酒180ccを所望。時折、耳にするも内容をよく承知していなかった。

 IT情報ながら、浙江省(せっこうしょう)紹興市という地名を付した醸造酒とある。大陸の海岸部にちかいとことが産地ということ、か。

 あわせて老酒との関係も。「黄酒を長期熟成させたものを老酒」とも記載されている。

 紹興酒には、「製法の違いによって、元紅酒、加飯酒、善醸酒、香雪酒の4種類」あるというも、よくはわからない。今回の紹興酒は16度とあった。

 口当たりはよろしいが、熟睡のうえ喉がかわく。そう、おもった。水をコップで3杯、2杯。180ccに水900cc。

 中華料理は四川料理であったような気がする。でも酒は浙江省(せっこうしょう)。とりあわせとしては、良いのであろうか。
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3月11日
 昨年の3月11日は、バス停でバス待ちのときに、揺れを覚えました。

 ほどなく家から出てきたご夫妻が、見知らぬ私にも声をかけてくれました。
 「今の揺れひどかったでしょう。TVが報じています、東北はたいへんなことになりそうです」。
 顔見知りでもない小生に、これほどの話題。余程のことと、思いめぐらしたものです。

 バスから降りて、幣舞橋。河口まではおだやかでも、海上保安部の広報船が、非常事態をつげていました。
 橋をわたり、ビル街をゆくと入口に土嚢を積む社員の姿が。

 街頭放送が告げる「大津波警報発令」を聞いて、向かっていた所用先にも告げられず(携帯電話が不通)、「橋の通行閉鎖前に、自宅付近へ」。Uターンしたものでした。

 9月9日。石巻市を訪問。被災地に足跡を残すことができました。一年の記憶。そして震災とのかかわりです。
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栄養満点カフェ・ループ 3月30日Open
根室国の軸になる中標津町。その中心街に「栄養満点カフェ・ループ」が、この3月30日(土)にオープンします。

 
photo by pacific0035 from Café Loop 開店案内 OCNフォトフレンド

 今、開業に懸命なのが、あゆ美さんとおっしゃる女性のお方。
地方公共団体の《起業助成制度》の後押しをうけ、2年間の学生生活から一転、地方都市でのコミュニティCafé「開業に踏み切りました」と、ご挨拶をいただきました。

「今日のランチ」「今日のスイーツセット」「お飲み物各種」と記載の案内を手に、船出にむけた決意と新しい試みにとりくむ起業家としての構想を話して行かれましたが。

 《Café Loop》。冠に《栄養満点》とあります。2年間、栄養士資格取得に向け、授業のあいまには熱心に図書館かよいする、姿がありました。
 新オーナーは5年ほど前、取材であらわれた女性です。地域の祭祀をフリーペーパーに掲載し、手際と周到な取材態度に目をみはった記憶があります。


photo by pacific0035 from Café Loop 開店地 OCNフォトフレンド

 お店の所在地は中標津町東5条界わい。トーヨーグランドホテルさん、ツルハドラッグさん、松実自動車整備工場さんなどの存在が、お店への道案内をしてくれそうです。

中標津といえば、首都圏からの著名人が来道し、季節を楽しむことで知られています。
そこにまた、ひとつの《出合いの場》がくわわると、いうことでしょうか。

あゆ美さんが、フリーペーパーの取材でつちかって見通した地域観、ぬくもりのある取材態度で示したペンの力を調理道具に置きかえ、学窓で学んだ食品と調理の知識・技術で、地域からも外からも中標津を訪れる人びとに、愛されてほしいと願っています。

《栄養満点カフェ・ループ》。当面の営業は、週末の木曜日から土曜日に午前11時30分から午後4時。中標津町東5条界わいのお店に、どうぞ。笑顔で迎えてくれるはずです。
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桜 紅葉
 社寺に城郭。桜 紅葉がみごとであるが、そこには長い伝統。 

 そこのところを「手塩にかけて百年、観るときわずかに7日」と、表現していた(NHKBSプレミアム)。
 
 どちらも春、秋にみごとな出来栄え。紅葉が寺院への喜捨である点を紹介したことがあるが、弘前城の桜もやはり永年の寄進で。

 杜はつくられるもの。グランドデザインをもとに、一樹の蔭に雨宿り、梢の先に開花、紅葉をみるも、広劫多生の縁か。
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手前味噌
 手前味噌。朝食後、ポツリと言い始めた。「今年は3キロの大豆が必要かなー」と、思案顔。

 自家製味噌に切り替えて10年。腕もあがったか、そちこちから引き合いがくるようになった味噌つくり。

 3キロ必要なわけは、十勝に住む孫娘が、「味噌は婆ちゃんの作ったのが、おいしい」。
 その一言で、母娘してやってくるたびに、「また、お願いします」。

 手前のページにコメントをくださるペンさんが、「手作りの味噌は、置いておくと熟成します」。そう、書いてくださった。

 天然の藍染めが、時間とともに風合いを増すと聞かされたことを思い出し、出来あいよりも自家製。記載しておくことに。
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オオジロダイズ
 オオジロダイズ。尾瀬の大豆として紹介されたものではなかった、か。

 そこでは、「大豆=宝、命の親」とさえ、申しているらしい。味噌を熟成する。「塩味がピリッとこない」という味噌に仕上がる。

 「冷たくなく、あったかい」とも形容される。本当に良い素材を使って、先輩たちが造った味を受け継ぐ。
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蕎麦 日本酒
 十勝国のJR拠点駅。昼食時に乗車のため、時間待ち。

 昼食はお蕎麦屋さん。メニューに「鰊蕎麦」とあり、間をおかずに発注。聞くと、「常時提供」とのこと。
 メニューは関西風ながら味は関東風。リピーターになるかというと、ちと躊躇。味が塩辛すぎる、か。

 列車に乗ったらと、「丹頂鶴」なる銘酒。300CC600円。名は釧路の「丹頂」ながら、醸造元は札幌で、がっかり。
 無表情に売ってくれた女性店員。周囲をみまわし、「車内でラッパ飲みはねー」と、申したが「無関心」。

 紙コップを無料でとはいわない。駅の売店、車内での飲み際のエチケットに配慮があっても。あまり売れて居る風でもなく、休憩中のところ購入したもので、「不機嫌」になられた?。今度は、行くまい。

 旅。今回は、楽しむためのものではなく、お弔いへのお付き合いであった、が。
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紺屋の白袴
 紺屋の白袴。世にそのように言う。

 で、「紺屋は染物業に忙しく、自分の袴を染めるいとまも、ない」。多用で身のまわりの整理が追い付かない譬(たと)えに申して来たと、記憶する。

 一書にあったかと、思う。確かイギリスかの話。
 「真っ白な作業着に身をつつんだペンキ屋がやってきて、壁に養生をするでもなく、いきなりペンキを塗りはじめた」。
 「一滴も飛び散らさず、流れおとさず、作業衣をすこしも汚すことなく、見事に壁を塗りあげた」
 「壁塗りを眺めに三々五々あつまった市民が、見事な腕前に拍手を贈った」。

 紺屋の白袴。洋の東西、視点が異なる、か。
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大塚滋著『食の文化史』
 大塚滋著『食の文化史』。世界の東西、食志向の相違を海外生活の経験、食品化学の専門の立場から考える点にはじまる。

 「(血だらけの豚の頭)残酷だなー」の著者に、若き女性は「牛や豚は人間に食べられるために神様がつくって」と、一人のお嬢さん(3p)。
 洋の西では小鳥を串焼きすることこそ残酷と受け止められると、する。

 本書は食関係雑誌に連載した文が集大成された。肉食、魚、菜食、米、麺、パン、牛乳、醤油、オセチ、日本の味と香りと、17話。

 イモ類と穀類のカロリー比較に関心。目方の割に、カロリーに大差があるというのだ(180p)。
 100グラムあたりでの対比。米・麦=330cal、サツマイモ=120cal、ジャガイモ=80calと示す。

 箸とフォークの文化。箸の使用が可能なのは調理段階で小分けに仕立てるからで、食卓に出てきてから細分化する必要がないから、だ(181p)。
 日本の地方で、民がしきりに官の役割にに期待するのは、そもそも「細分化した形で、用意されて出される」に、あるのかも。(中公新書 1986年)。 
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OcnCafe 閉鎖
OcnCafe掲示板が2月まです閉鎖となり、二つの移転先が示された。

 OcnはNTT系列の掲示板。確か日経新聞系のGoo掲示板が廃止になったおり、その移転先として指示されたのがOcnであったと記憶する。

 Gooにしても、Ocnにしても、開設のサイトが軌道にのったあたりで閉鎖する。「無料掲示板」の「やむをえない」とはいうのかもしれないが、これまで広告をあつめて機能が維持されたわけだから、開設者にとってもIT人口拡大のためには、十分に役割を果たしてきたはず。

 参加したはじまりは2001年10月のことゆえ、移管するべき情報は多かった。指示にそって移管しようとしたOcn→Goo間では「文字化け」をおこして、移管情報はまったく使いものにならない。

 エリート社員のもとで、庶民は「自己責任とガマン」ということなのだろうから、そのままにしながら代替策は考え、それはそれなりにうまく行った。

 新居のサイト。足跡が残らない。お付き合いをいただいた方には、「移転先URLをWordにコピー」。そこから訪問することにした。煩わしさがなくてよいのかもしれない、が。

 永年かけてできあがったネットワークとは別に、これからは「われ、関せず」に移行。世相を反映しているようにも、おもえるが。
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