2019年10月の記事


首里城火災 191031
 朝、目覚めテレビをいれてニュースで報じて。首里城火災 191031。



 訪問したのは1999年11月6日であったか。那覇空港からまっすぐ訪問。

 那覇観光の中枢の存在。そう申してもよいのではないだろう、か。

 沖縄戦の米軍攻撃で全焼。500年近い木造建造物が焼け落ちた。

 1992年の復元と申すから復元7年後に訪問したことになる。正殿、南殿、北殿。

 そこは巧みな外交術が表現されている。
 中国に朝貢しながらも、薩摩支配にさらされた琉球王国の生きのビリびる知恵。

 当時の写真が見当たらない。nhk画像で今はゴメンね。
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「読者談話室」三題 『世界』2019年6月号
「読者談話室」三題 『世界』2019年6月号
 「生き方を育む防災教育」「非正規雇用増加」「おれおれ政治」 「読者談話室」三題

 多発する自然災害によって先のみえない不安な実社会を生きる高校生にとって、地理教育は「命と向き合う」ことを教えながら、「生き方」を育む「防災」を学ぶことにほかならない。(川瀬正久「GISで散り教育がかわる」)



 (伊東光晴著「アベノミクス病理の淵源」 『世界』2019年5月号 を読んで)安倍首相は非正規雇用の増加には触れず、総雇用者数の増加をアベノミクスの成果と声高に主張する。「目先の景気浮揚に頭がいっぱいで、喫緊の課題を先送りする安倍政権がこのまま継続してよいのか、国民一人一人が真剣に考えなければならない時ではないかと思う。(福島正純「非正規雇用の増加は将来に禍根を残す」)

 その言葉の呪文化をはるかに大規模に行ったのが安倍政権だ。北朝鮮のあり得ないミサイル攻撃という「国難」をパニックによる呪縛で。政治と官僚の規律崩壊という現実を忘れさせ、
 また、アベノミクスの幻想で国民が生活不安の現実に対処するのを困難にし、企業による企業のための国を、数千年の歴史をもつ誇り高い国と信じさせ、票をかきあつめて選挙に勝った」(秋田圭介「オレオレ詐欺なみのオレオレ政治を撲滅せよ
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光彩いくばく 晩秋の紅葉191028
 光彩いくばく 秋日の紅葉191028。

 気温が高めのせいか、色合いにぶく鮮やかさに遠かった紅葉。秋の日に映えて、輝きをくわえるように。



 「樹種の選定が好かった」。確かに映える。肉眼とレンズ目線では幾分ことなる、も。

 秋の日の陽光をうけ日差しに映える。最後の輝きか、朱、橙、黄葉、赤紫に松の緑。

 多様が彩りを深め、目を楽しませ、落ち着きをあたえてくれるの趣。
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紅葉記録 どこにも行くことできず191023
紅葉記録 どこにも行くことできず191023.

 居ながらにしての紅葉、窓からパチリ。色合いを深めてはきたが、今、ひとつの紅葉であった、か。

 温度差が縮小したか、風にふくんだ塩分の度合いか。いま一つ彩りにかけて重い雰囲気。

 寂しい思い。光彩をはなち締めくくりの秋を演出してほしいもので。

 ところは釧路市緑ケ岡。命名理由
旧名別保原野の一部にして長方形の丘陵地帯たり多少の起伏あり
 住宅地に適す現今概ね草原地又は畑地たるも将来市の膨張と共に凡て宅地に利用せらるべし
 青緑の候野外に花を摘み蝶を追いたる光景を印するの意に於て緑ケ岡と命く
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「海は森の恋人」 畠山重篤著『牡蠣の森と生きる』
舞根湾 もうねわん 室根山
「(舞根湾は)天国のような海」と書き、「(室根山は)山測り=やまはかり か 漁師が位置を確認し、天候を予測するための大事な山」とする。
「『森は海の恋人』の活動は室根山の植樹にはじまる」「二〇一八年で三〇年植樹したブナ、ナラなど広葉樹は五万本」「体験学習にやってきた子どもは園児から大学生まで一万人を超える」「海と川、山をひとつにつながりの自然として大切にする実践は高く評価され」(iii p)。



東日本大震災
 「過酷な津波でも海に恵みをもたらす森や川の流域は壊されず、海はうおみがえり、牡蠣養殖も復活」
 「日本全国にある大小三万五〇〇〇本もの川があり、それが森の養分をはこび海をはぐくむ」「海のミルクは、わやしの健康の源」。

海の不思議な力
 「(牡蠣をむく指にふれる水)水道水だと手が荒れるのに、なぜか海水だと荒れない」「海の不思議な力を感じる」。
 「釣りを通し、海や川の生き物について生きた勉強をした」。

「海は森の恋人」と「血ガキ」
 「森から川を通して海に運ばれる鉄分が海を豊かにする」。
 「公害が騒がれた高度成長期、森は荒れ、川も海も汚れ、赤潮を吸った」「牡蠣の身が赤くなる『血ガキ』の現象が続く」「『近頃、めしがまずしくて食欲がわかない』という牡蠣の声が聞こえてくる」。
 「森、里、川、海のつながりをたいせつにする活動が始まり」。(中央公論社 2019年)
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合流点 水俣川&湯出川二流の二股 水俣市
湾に流入、大河に合流する「湯出 ゆづ 川」。水俣市内にある二河合流点が地名の由来と。

「和名抄」に記載。
「和名抄に見える地名。水俣川と湯出川の合流点にあることから川が二股になった所を意味するという」。
小学館『ランドジャポニカ 日本地名事典』 1098pの記載。
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6つのポイント 迂遠別橋・バス停物語191021
6つのポイント 迂遠別橋・バス停物語191021

バス停「迂遠別橋」は阿寒バスが運行する釧路駅・市立病院と阿寒町、阿寒湖畔をむすぶ定期便路線の停留所。



 釧路市桜田と釧路市阿寒町下舌辛の接点に設けられている。接点はウェンペツ川が境界となっており、川に架橋された迂遠別橋の名が、バス停名ともなっている。

 そこに六つのポイントを提示させてもらっている。

 ①河川名、②橋名、③変電所、④桜田・山花行き道道分岐、⑤青山林道が網走山道。⑥「wen・pet ウェン・ペツ」=悪い川の6点。



 あわせて、北海道内にみえる「wen・pet ウェン・ペツ」の地名。
 目梨郡羅臼町の植別川。標津郡標津町との町境、郡境に位置する河川。
 雨竜郡雨竜町にある雨煙別川です。JR北海道の駅で雨煙別駅という駅もある
 最後に夕張郡栗山町にある、雨煙別川。「wen・pet」は「何が悪いのかわからなくなっている地名の一つ」ということであるも。

 放送は10月21日 午後6時15分過ぎ。FMくしろ 76.1メガサイクル。鈴木直哉アナウンサーと対談の形で。
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幹事長「(台風19号)まずまずに収まった」 日本の政治家のレベル191015
 幹事長「(台風19号)まずまずに収まった」 日本の政治家のレベル
 首相「コメント控える」。隣の見出しは「(首相方針)台風19号 激甚指定へ」「再建へ省庁横断チーム」。



政権与党の幹事長。容貌、容姿はアメリカの政治家並みのスマートさにかけるも、見識は英国風紳士とみうけていたが。

 見識にもマユツバ。烙印を押さざるをえまい。承けて一国の首相。「発言の中身の詳細について承知していない。コメントは控える」。

 これでは隣の見出しの「激甚指定へ」とする認識とは異なるモノではないのか。

 国際社会で恥ずかしい。
歳費を払うが惜しい。議員数を削減しろとはいわないが、歳費は10分の一でも高すぎるのでは。
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地域ガイドに真摯な取り組み 金星ハイヤー釧路191007
地域ガイドに真摯な取り組み 金星ハイヤー釧路191007.

いろいろ考え、暫くぶりに長距離ハイヤー利用で、スケジュールを確保。

 配車のドライバーさんは観光案内業務にも従事されている、そうで。「利用者からの問い合わせで多い項目は?」、と。

 1)案内で乗務する時には、「案内ポイントにまつわる<裏話>を挿入」。
 2)リアルタイムの話題を提供できるように、「道内新聞には細かく目をとおします」。
 3)「やはり<釧路湿原>には関心の高いお客様が」。



 そうですかー。往復すれば70キロの道のり。乗車率は4割ほどしかない、が。発注に不安もよぎったが。

 そこは前日に乗車したときの女性運転手。「大丈夫ですよー、行きます」「ゴルフのお客様がよく利用してくださいます」。

 この会社。平成21年に始まった「くしろ検定」には、社をあげて取り組んでくださっている。そこで、若者らと移動の時は、利用することにしているが。

 予定より結構、早めに目的地。車中で話しっぱなしの労をねぎらって、これからの健闘を期したのであるも。
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「千人殺せといはんに」 宿縁・宿業の東洋思想191006
<宿縁>と言い、<宿業>とする概念。
宿縁に「前世からの因縁」、宿業=「過去世で行なった行為。それが現世でよい,また悪い結果をもたらす原因となる」。



(原文)
往生のために千人殺せといはんに、すなはち殺すべし。
しかれども一人にてもかなひぬべき業縁(ごうえん)なきによりて害せざるなり。
わがこころのよくて殺さぬにはあらず、
また害せじとおもふとも百人・千人を殺すこともあるべし

(現代語訳)
極楽往生のために千人を殺せと言われればすぐに殺せるはずなのである。
しかし、たった一人さえも殺すことが出来ない過去からの業縁を背負っていればこそ、お前は他人を害することができないのだ。
自分の心が善いから殺さないのではない、
また殺したくないと思っていても百人・千人を殺さなければならない業縁もある。
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学習=成果のあがる領域、あがらぬ分野 渡辺淳一『人間を見つめる』
 学習 成果のあがる領域、あがらぬ分野 渡辺淳一『人間を見つめる』

読後の記憶を呼び起こし、今も脳裏にある箇所を暗誦するに。
 人間には学習することで成果のあがる領域がある。医学、科学、芸術、技術。<進歩>の名にふさわしい成長、深化、充実が蓄積される。
 他方で人間には、いくら学習しても成果がさっぱりあがらない分野もある。男女の仲は、学習することでどうかと言えば、効果のあがることもあるが、同じ失敗をすることもある。
 他人がたどった道筋を学習しても、また同じ失敗を繰り返す。男女の仲に平和と戦争。



 ETV教養講座のテキストにある渡辺淳一著『人間を見つめる―医師の目、作家の目―』。発売は2001年のことであった。
 本書を紹介する一文に、次のような記載が残っている。
 https://www.nhk-book.co.jp/detail/000061890582001.html
 「医師も作家も人間の真理を知ろうとする職業」「医師は科学的に肉体からアプローチし、作家は人間の真理にアプローチ」「先端医療と、飽くなき人間探求から導き出される重層的な人間観」。
 のちに週刊誌にその一部を掲載。若者に読ませたところ、「エッ、あの渡辺淳一が、ですかー」。
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「北方型」の自然&生活者 日本型生活様式の異領域
 ◎「北方型」とは自然環境=日本型生活様式にない要素
 1)稲作・果実実らぬ冷温帯気象=保存・持続に好条件
 2)海抜ゼロメートル地でも本州高山型の植生景観=日常に本州の非日常が<ないまぜ>
 3)開発に立ちはだかった広大な泥炭植生と海霧=原田の大好きな湿原景観。

  原田康子文学碑
 「高台から見降すと下町には明りがともっていた」。
「しかし町の明りの果ては、広い真暗な湿原地に呑みこまれているのだった」
 
◎「北方型」とされる生活者
 4)本来、来なくてよかったヒトが来ている
=ワケあって離郷した移住者の子孫、仕事があるから来住した出稼ぎ者が定住
 5)わずかなツナガリを機縁に共助する 町内会、会費制結婚式、少額香典
6)伝統に縛られぬ奔放な生き方、<諦め=落伍>する瀬戸際の緊張感。
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「北方型」の自然&生活者 日本型生活様式の異領域
 ◎「北方型」とは自然環境=日本型生活様式にない要素
 1)稲作・果実実らぬ冷温帯気象=保存・持続に好条件
 2)海抜ゼロメートル地でも本州高山型の植生景観=日常に本州の非日常が<ないまぜ>
 3)開発に立ちはだかった広大な泥炭植生と海霧=原田の大好きな湿原景観。

  原田康子文学碑
 「高台から見降すと下町には明りがともっていた」。
「しかし町の明りの果ては、広い真暗な湿原地に呑みこまれているのだった」


 
◎「北方型」とされる生活者
 4)本来、来なくてよかったヒトが来ている
=ワケあって離郷した移住者の子孫、仕事があるから来住した出稼ぎ者が定住
 5)わずかなツナガリを機縁に共助する 町内会、会費制結婚式、少額香典
6)伝統に縛られぬ奔放な生き方、<諦め=落伍>する瀬戸際の緊張感。
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7年で倍増、15年で3倍増 戦後、急増期の釧路市人口191006
7年で倍増、15年で3倍増 戦後、急増期の釧路市人口

 1)住民基本台帳登録人口を上回る国勢調査人口。
2)7年で倍増、15年で3倍の人急増。
3)男性人口が女性数を上回る構造の都市。



大炭礦に小ヤマ併存の石炭産業、沖合から遠洋に転じた外来船漁業基地。
港湾・鉄道・警察=拡大する男性中心の労働力、
急増人口を受け入れる学校・住宅ライフライン拡大で拡張する土木・建築業。
拡張するマーケットをカバーする販売・サービス業の拡張。

人口が急増し、一時的に家族のいない男性、半生を単身で生活を余儀なくされた女性群。

昭和20年こそ女性が男性を上回った構造。昭和45年にわずかに女性が男性を上回る。
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