2019年11月の記事


石炭火発 国連気候サミット、首相演説断られる
 石炭火発 国連気候サミット、首相演説断られる
 https://news.livedoor.com/article/detail/17451487/ 共同通信が伝えた。



 「美しい演説よりも具体的計画」。事務総長は婉曲?に断った。石炭火発推進方針が地球温暖化抑止に反する、と。

 産炭地としてはどう考えると、よろしいか。
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25周年むかえたFMくしろ 記念TimeTableに顔出して
25周年むかえたFMくしろ 記念TimeTableに顔出しています。

 2005年4月から関係していますから、13年になります。10年超のメンバーが8人。



 顔をだしていますが、その一人ですわ。毎週月曜日18時15分ころから、発言させてもらっています。

 360字数ほどの原稿もかきましたが、その内容はのちほど。毎回2400字ほど記載。とにもかくにも15分で終了するようにするためです。

 A4判のペーパーが640枚ほど。400字の原稿用紙なら3000枚余になりますね。

 ともかく永続きしていますです。
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191125 ローマ教皇 官邸演説


「各国、各民族の文明は経済力ではなく、困窮する人にどれだけ心をくだいているか、そして出生率の高さと命を育む能力があるかによって測られる」。

(地球環境もんだいについても若者の声を紹介する形で)
「地球を搾取するための所有物ではなく、次の世代に手渡すべき貴重な遺産として見るように求められている」。
(世界経済に対して)
「特権的なごく少数の人が甚だしい富に浴している一方、世界の大半の人は貧困にあえでいる」と指摘。
「若者や高齢者、孤独に苦しむ人のことも考える」と加えた。

(環境問題を廻っては日本の自然の美しさに言及)
「桜のはかなさが、私たちの共通の家である地球の脆弱さを想起させる」と加えた。 (『北海道新聞』 朝刊1面)
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191123 銭湯は健在 朝焼けに休日明けの営業準備
 191123 銭湯は健在 朝焼けに休日明けの営業準備。
 
 金曜日が休業日。休業日明けの土曜、日曜日の朝は午前9時の開場。準備の煙がモクモク。



 釧路市新栄町1番20号。栄湯は昭和30年代の開業かも。

 営業案内に申す。
 「満天の星を見上げながらくつろげる薬湯露天風呂」
 「遠赤外線大型サウナ、日替わり薬湯がございます」
 「銭湯はマイナスイオンの宝庫です。心と体をリフレッシュ」を、と。
 
 記憶で記載。
 福寿湯、薬湯湯、ジャグジー銭湯。サウナ常設も自分がなかなか利用することはすくないが。

 備え湯があっても、なぜに銭湯。そこにはコミュニケーションがあるのでは。
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「オムシャのアイヌ語」「アイヌ語の詩」「おまじないの言葉」 釧路アイヌ語の会10th 191124
「オムシャのアイヌ語」「アイヌ語の詩」「おまじないの言葉」 釧路アイヌ語の会10th 191124.

それぞれに独創的な研究蓄積を公開。
 第10回 アイヌ語の魅力にふれよう in クシロということです。釧路市中央図書館で開かれました。



 奥田幸子さん「オムシャのアイヌ語『東蝦夷夜話』」(2)。
 『東蝦夷夜話』は漢方医の報告書。その一翼に安政3年かにおこなわれたアッケシ場所での申渡し内容が、記載されているわけです。
 申し渡しの内容は全12条。幕府側の伝達内容が示され、そのアイヌ語記載、つまり通辞職の伝達内容がカタカナで記載されているわけ。
 そのカタカナ記載をアイヌ語に置換して、伝達内容を意訳することになっている記載に注目。


 1)アッケシアイヌ民族の地域語で伝達、
 2)沙流地域や上川地域のアイヌ語辞典では記載されていない用辞、用例もあるようで。
 3)に通辞職の表現を、漢方医が正確に表記したかどうかも、今は知る由もなく。苦闘の解読、理解が試みられる第二報告。

 講演を聴いていて、注目した点は多い。
 一つは「オムシャ」の行為が広く行われていた点は明確ながら、具体的にどのような内容の伝達が行われたのか、実はほとんど判明していない。
 二つに全12条からなる伝達事項が、いつも同じなのか、どこの交易単位でも同一なのか。
 三つに伝達事項に時代の反映や地域の独自性が表現されているものなのか、同一なのか。

 そうした疑問がうまれながら、そこを意欲的に解明しようとする報告内容には感銘をうけた点。さらなる継続がまたれる点で。。

昨年、第9回目から顔をださせていただいていますよ。
  負傷入院中の家族の要請もあって、最後まで全話題を聞くことできず。標題の3話にとどまった点。惜しくもあり申し訳なく。
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宇治茶に「宇治茶銘菓」 福寿園191105
「宇治茶銘菓」。そうした領域があるらしいですねー。首都圏在住のお方が京の都に旅をされ、銘茶とあわせ<お茶うけ>も送っていただきました。

福寿園さんの「玉露」「」にくわえて「宇治のこみどり」も添えていただきまして。
生地にたっぷりの抹茶、大好きな小豆晒し餡の逸品です。舌のさわりに抹茶の風味、かみしめるに北の大地の豆の味、甘みは讃岐あたりの糖味でしょうかねー。

ネットにはさまざまな高い評価が。
(福寿園について)
「お茶の香り漂う歴史道である平等院表参道」にて、
「宇治茶を使った菓子の研究所として新しいお菓子づくりに挑戦」
「いつ行っても、混んでいないので、スムーズに買い物ができ」「手土産にもぴったり」。
(宇治のこみどり評価)
「もちろん抹茶系のお菓子が豊富」。「中でも宇治のこみどりというネーミングのお菓子は一口サイズで、お茶菓子として最適」。
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地域愛情示す緻密な記録 永久保秀二郎日誌151121.
地域愛情示す緻密な記録 永久保秀二郎日誌151121.

市立釧路図書館はかつて示していたことがある。
 「明治24年に春採アイヌ学校に教師として赴任し、生涯を春採アイヌ民族の教育と生活向上に捧げた人物」
 「(記載の)期間は、明治24年から大正13年11月までの33年間にも及び」
 「明治大正期の釧路、特に当時の春採コタンの様子や教育について詳細に記録」、と。

 1)地域の貧困に立ち向かっていた。
 2)国の皇民化教育に従わざるをえなかった。
 3)炭鉱の膨張との調整を回避しがたかった。



 2015年11月21日(土)「デジタル化記念報告会&国際シンポジウム」が釧路公立大学で、開催された。
 (以下、その折りのコメント)
 その後、釧路短期大学附属図書館長の佐藤宥紹氏が大学教育について触れられ、「大学で学ぶ若者たちに、地域の何を伝えているのか」を改めて考える必要性があると話され、我々が使う本などの「文字」での伝達とアイヌなどが伝承で伝える「声に出す言葉」での伝達では、伝わる内容に差があることについて述べられました。言葉によって伝わる「温度、感性、抑揚」が、文字になるとそぎ落とされてしまうとし、「文字を持たない文化」、自らとは違った様式の文化も尊重することが、お互いの尊厳を守ることにつながると語りました。
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論点そらさず答えて「GDP600兆円 日露交渉 財政再建」 総理大様
論点そらさず答えて「GDP600兆円 日露交渉 財政再建」 総理大様。

 アベノミクスとこの頃申さずも、2020年GDP600兆円達成。
 この目標はどこまで?。そもそもありえない数値を示して、特定富裕層の関心をあつめてのではなかたt、か。

 四島から色丹、歯舞諸島返還にカジきった日露交渉。
 「完全に失敗」といわれていますが、そもそもああなたの存在がロシアに通じるものであったのか、どうか。
 ロシア政府
 「四島帰属は太平洋戦争の結果と認めるべき」「日米安全保障条約でアメリカが二島に基地つくらないと保証できるか」。
 どちらも祖父・岸信介翁が深く関わっていますが。

 財政再建。
 政治家と官僚の実績つくりの失敗を、国民が税金で補填。「それは困る」の主権者が多いのではないでしょうか。



 桜の花見にうかれすぎました。共同通信は配信しているようですよ。
 聴けば、参院選に勝つため招待者削減案は立ち消えとなったそうで。
 「予算増額はセキュリティ対策上」(官房長官)。そうですかー、論点の順序が違うのではないでしょうか。

 論点をそらさずにお答えくださいませ。
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春採湖・阿寒岳・湖陵高 六花亭湖畔店190919,若者たちと湖畔の巡検
春採湖・阿寒岳・湖陵高 六花亭湖畔店190919,若者たちと湖畔の巡検。

 2階のルームで紅茶を一服。
手前が春採湖、奥の左手が阿寒岳で右手が湖陵高校。
 湖岸樹林の緑が濃厚、湖面がオーシャンブルー、丘陵が茶緑、白亜の校舎。



​​ しのぎよい9月。 時刻は午後3時。
湖畔の周囲は約5キロ。どこを起点とするかが問題ながら、いくつかのコースに分割できる。とにもかくにも歩いた歩数を休めて、紅茶で一服。

 特別な日の<時・ところ、自ずから創るプラン>。
 秀悦の景観で紅茶一服。重ねた歩数の努力に、ご褒美の一服。
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なぜ、災害緊急事態条項を論点に 小杉雅典著「『ナチスの手口』に学ぶこと」(道朝 191117).
 なぜ、災害緊急事態条項を論点に 小杉雅典著「『ナチスの手口』に学ぶこと」(道朝 191117).

 政権が思い入れる改憲の切り口。
 災害緊急対策が現行法制の枠組みで十分に対応できるとする学者の多数理解を無視する根拠。そこに焦点をあてる考察。



 長谷部恭男著『ナチスの「手口」と緊急事態条項』(集英社)が参考にされている。
 後書きで「どうしても憲法を変えたいと言い張る政治家たちが居て、一般市民も真剣に考えざるを得ないと指摘し、『困ったことです』と書いている」そうで。

 「憲法改正自体が目的化され、変える必要性もない見えない」。「大災害対応とはいえ、危険性をはらむ項目も掲げている」。
 「取り組むべき目の前の課題はいくらでもあるはずだ」「エネルギーをかける順番を間違えているのではないか」、と。
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厩戸皇子の寺院 高田良信著『法隆寺千四百年』(新潮社)
厩戸皇子の寺院 高田良信著『法隆寺千四百年』(新潮社)。
​​お会式=おえしき 大山立=おおやまだて。聖霊院が太子信仰の中枢ということのようで。



622年2月22日、太子没。3月22日を軸に営まれる法要が「お会式」。
そのとき用意される荘厳。松葉、杉の葉で緑におおった柱に切り餅、みかん、​干し柿いりの「柿あげ」を廻らせるなどの仕立て。

 聖霊院本尊は壮年の姿を彫った太子像。透かしてみると金銅救世観音像と蓬莱山形台座が内蔵されている、と。

 紀元607年、藥師像を造り奉じたの銘。これが法隆寺建立の年代を特定するようで。
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外部の景観かわらねど 船旅客が訪ねた<シトカ・パイオニアホーム>191116
 外部の景観かわらねど 船旅客が訪ねた<シトカ・パイオニアホーム>191116.

 起きがけのテレビ。スイッチをいれたら2001年放送の「悠々アラスカ客船紀行 ~氷河をめざして3000キロ~」。



 船旅8日間の日常を紹介。途中、上陸地で作家と女性レポーターは州立の特養高齢者施設を訪問。マチの平均余命は32歳、と。
 寒冷地につき養生もとめて保養地に高齢者が移る。ある意味、超若者世界。

 愉しみ方は参加者が自ら考える。船旅の醍醐味ながら、愉しみ方のカードが乏しければ、苦痛の高額8日間。さて、銘々サマは。 

 (以下、番組案内) 
 ハイビジョンスペシャル 悠々アラスカ客船紀行~氷河をめざして3000キロ~(初回放送:2001年)
 クルーズ愛好者の間で絶大な人気を誇る「夏のアラスカ」。
 カナダ西海岸のバンクーバーからアラスカに向かう8日間の船旅の記録。
 世界中を船で旅した作家・米山公啓が“船旅のコツ”を披露するとともに、旅を満喫するための豪華客船の様々な設備を紹介。
 また、いまもロシア風の街並みが残る寄港地の観光情報も満載。
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遺産の保護、保存、活用、次世代継承 高橋秀実著「その世界遺産いりますか?」
 遺産の保護、保存、活用、次世代継承 高橋秀実著「その世界遺産いりますか?」。『文藝春秋』2016年2月号。

 「富岡製糸工場の登録から一年。しかしいま住民たちは困惑している」。そう、文章ははじまる。


 
 「国は遺産の『保護、保存、整備活用、次世代への継承』(第四章 翻訳筆者)が義務づけられる」(p322)。
 「わざわざ国際的に保護責任を背負わされるわけで、なにやら余計なことをしているような気もする」。そうとも文をつなぐ。さてさて。
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特別な日の<時・ところ・プログラム> 暁と夕映え191114
特別な日の<時・ところ・プログラム> 暁と夕映え191114.

中心街の賑わいつくりが大切と若者の意見。空閑をかこつ建物には活力を与えたい。



 思いつきは尊い。そこで<賑わい>、歴代の投資を有効利用する<愉しみ方><魅せ方、見せ方><自分にできることの明確化>が試される。

 催促され、苦心、苦闘の180分。毎回、繰り返す。ビジネスで集まるヒトに、観光で来客する客人に、体験移住の長期滞在者に、なによりマチに住んでなかなか中心街に出てくることの<間遠いお方に>。

 それぞれにある特別な日。
 家族の記念日、生涯一度かもの観光滞在、自身へのご褒美。

 そのとき満足させ、ほっとさせ、安らぎをあたえて、「来てよかった」「また来てみたい」。



 そう思わせてくれる時と処とプログラム。題材は釧路仏舎利塔。
 11月5日の夕映えは緑ケ岡で。11月11日の暁は共栄大通にて。特別な日の<時と処とプログラム>。
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地域課題その一 191112
 2018年10月。地域の課題探しに取り組みました。私たちがきがついたのは「マチにゴミが多い」、「カラスがゴミ収集場を襲い、散乱させている」、「放置されたゴミ、そのままにされている」。
 目にみえるゴミは美観をそこねる、風で舞う、拾わないだけでなく「ポイ捨てするヒトもいる」。調べてみて、もっと重大なことがあることを知りました。
 散乱したゴミが海洋に流れ出したら収集できない。なかでもポリエステルなどが魚類に吸収されると、こんどは人体に取り込まれて健康被害が発生すること。日本ではともかく、途上国では収集の仕組みつくりも遅れていること。
 そこで三つのプログラムからなる「くしろクリーンプロジェクト <魚のくしろ>を育てる海、世界に発信」としてまとめました。



 1)スポーツGOMI=略称で「スポGOMI」プロフラム。
   A.催行範囲の廃棄物を収集・分別、B.廃棄物種別で得点を競い、参加者コミュニティを創出、C.陸の廃棄物を海につながぬ都市宣言。
 2)釧路短大グリーンプログラム、
   A.キャンパス内のグリーン資源の国勢調査、B.サインと見学導線の計画をつくり自然教育園に、C.枝選定・施肥の計画をつくり開学100年にむけての資産づくりの伝統を提案。
 3)廃棄物を資源にかえる=略称で「ゼロGOMI」プログラム。
   A.キャンパス内の落ち葉を集め腐葉土に、B.腐葉土をキャンパス緑化に活かす過程で、その成分が水産資源涵養に役立つ。C.本学は緑ケ岡公園に水源をもつ旧サルシナイ川の流路に位置、その伏流水は釧路川を経て洋上につながる点から「森里海連環学」の検討対象地。

 1)は「スポGOMI」で「地域コミュニティ創出の中核」を担当、2)は旧サルシナイ流路に自然教育園を創設し<森と緑>に厚みを加え、3)は「森里海連環学」を啓発して<豊かな海づくり>を分担。

 1)~3)をあわせて「<魚のくしろ>を育てる海、世界に発信」に貢献できる。
 ※森里海連環学=「森と川と海、そして人間との深くて密接な連環の解明」が「問題解決の鍵であり糸口」とする。京都大学学際融合教育研究推進センターが提唱。
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審査基準「オリジナリティ」「地域愛」「チームワーク」191109
審査基準「オリジナリティ」「地域愛」「チームワーク」191109。

視聴者参加番組=ザ・ディレクソン「in茨城 アボカドで生きろ」。

「ディレクソン」。それは「共創の場」をめざして。そういうことらしい。

 注釈に
 「参加者全員がディレクターになって地域を元気にするアイデアを競い合う『ディレクソン』」。
 「地域に暮らす人と人をつなぐ『場』」、
 「みなさんとNHKが地域の未来を共に創る=共創する『場』になることを目指しています」。

 採用される視聴者のアイデア。その審査基準が、「オリジナリティ」「地域愛」「チームワーク」ということ。



 (以下、番組の案内)
 「視聴者のアイデアを番組にする「ザ・ディレクソン」。今回のテーマは「茨城県民を熱狂させる番組を作ろう」だ。選ばれた企画は「アボカドで生きろ」。レンコン、メロン、サツマイモなど全国有数の生産量を誇る茨城。お裾分けだけで食卓がまかなえるほどだ。そんな茨城県民が店で買わなければならないのが“アボカド”。アボカドを“通貨代わり”にして、U字工事が茨城の特産品と交換!一体何を手に入れることが出来るのか?!」
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書道部「輪」 江南高100周年パフォーマンス191019
書道部「輪」 江南高100周年パフォーマンス191019.

仕事で式典、祝賀会に顔を出すことになりまして。拝見させていただきました。

 司会は放送部の女生徒がアナウンスを担当。

 くしろ蝦夷太鼓保存会江南支部が演奏を披露。女生徒が前面に出て躍動していたけれども。



 書道部のパフォーマンス二題。
 一はスローガンで「創る伝統、輝く未来」かの書をリレーで。
 二は「四分割の紙」に、「輪」の字をそれぞれが揮毫。あわせると写真の「輪」にまとまる芸。
 10名の生徒がステージ上で大筆を仕切る。みな女生徒で男子生徒の姿なし。

 式典は男性が笑顔をみせていたが。
 式辞、感謝状拝受、受賞者謝辞。みな男性で、わずかに祝電披露で女性教諭が登場するも。

 在校生は女生徒、式典はジェントルマン。
 旧制高女に端をはっする普通高校の百年。男女共学はしりは「男」が威勢良く、未来は女生徒が輝くや。
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哲学の道すがらに 知恩寺100401
哲学の道すがらに 知恩寺100401.銀閣を出たのち南禅寺にむかう道すがらに本寺の存在を確認。

 境内にたどりつくこともせず、南禅寺に向かったのであるが。最近の放送で承知。「写経 冥加料1000円」「昼食付き 1500円」。

 ネットで調べた本寺の由緒因縁。
 「建暦二年(一二一二)正月二十五日法然上人は入滅され」、
 「法然上人の直弟子である勢観房源智上人が師の恩に報いるためには「恩」を「知」らなければならないと知恩寺と名付けられました」。

 位置は「出町柳」。
 西の賀茂川と東の高野川が合流する出町柳の東。<哲学の道>からは随分、離れたところになるも道案内の看板が途中にあったと、言うことのようで。
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「自立、知識と教養の基礎」 岩竹美加子著『フィンランドの教育はなぜ世界一か」
 「自立した市民としての知識と教養の基礎を身につける」 岩竹美加子著『フィンランドの教育はなぜ世界一か』(新潮新書 2019年)

 「教育がなぜトップクラス」なのか。「幸福度も世界一なのか」。その問いに答える新書版の解説書。著者は夫妻でフィンランドに滞在。子どもをフィンランドと日本の学校で教育体験させた。

 フィンランドが世界一の教育水準といわれはじめたのが2000年代のこと(p3-4)。
 「北欧型福祉国家への転換は1980年代以降のこと」(p35-36)「女性が働きやすい環境、それは1970年代以降に起きたこと」(p36)とある。存外、新しい時代のこと。

 PISAはProgram for International Student Assessmentか。15歳児童の学習到達度国際比較で「読書力や科学的リテラシーなどの多分野などでフィンランドは一位を記録している」。

 それは知られるようになったのであるが。その要件を適記すれば、以下のようになるか。
 1)小学校から大学まに至るまで無償。17歳以上の人には給付型奨学金、学習ローン、家賃補助からなる学習支援で「無償と平等の強調(一人ひとりの充足度を高める)。
 2)子どもの様々な権利の保障。学習する義務はあるが学校に行く義務はない(p8)。
 3)自立した市民としての知識と教養の基礎を身につける。

 <(フィンランドが)世界一の教育?とするとき、その意図は「子ども一人ひとりが自分を成長させ自分らしく成長していくこと」。特に「第五章 フィンランドはこうして『考える力』を育てている」(145―184p)は必読。
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消防車20台 自動消火装置 無人警備 専門職員 催事場 首里城火
消防車20台 自動消火装置 無人警備 専門職員 催事場 首里城火
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観光振興で雇用創出=人口減少対策が課題191103
観光振興で雇用創出=人口減少対策が課題191103.エリートはかく申されるが。

 人口減少=
 「都市への流出をどれだけ食い止めるかがカギとなり」と。
 「雇用の創出が大きな対策」「観光業は経済波及効果が高い」
 「海外からの所得水準の高い観光客の取り込みを強化」「各種産業の雇用も増えると期待」

 人口が出て行くことが問題か。
 単身赴任者の増加、出張所・営業所・支局・支社の撤退、公共出先機関の縮小。つまり中央=中枢都市の一極集中をすすめているのは、エリートではないか。

 雇用の創出。
 なぜに対策が企業にのみ期待をよせるか。ここは「経済の強靱 きょうじん化」ではないか。
 1)ヒトに食べてもらえるモノをつくり、家畜の飼料でヨシとするを転換。
 2)完成品創造シェアを拡大し、原材料・半加工品製造を見直す
 3)北欧並みの教育システムで少ない児童・生徒の人間力をシッカリ開発。

 エリートは
 1)外交力を高めて、基地をモノつくり産業の装置に転換、軍事費の支出を抑制し教育にまわす。
 2)少なくもOECD加盟国中、最低の教育費シェアを拡大する
 3)世界の富裕層と貧困層の格差を是正するため、所得再配分のシステムを組み立てる

 観光で雇用がふえるも利益は大手の広告会社と旅行代理店に。
 非正規雇用ばかりふえては、北の北海道、南の沖縄。本州経済の補完地にとどまるのではないか。
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コンブ資源=地球温暖化の広がり 北大発表191031
コンブ資源=地球温暖化の広がり 北大発表191031

https://www.hokudai.ac.jp/news/2019/10/post-582.html
(ポイント)
●北日本のコンブ 11 種について,出現記録と海洋環境情報を基に,分布を推定するモデルを作成。
●多くの種で 2090 年代までに分布域が北上し,日本の海域から消失する種もあることが判明。
●藻場の保全やコンブ漁業の維持のためにも地球温暖化対策を一層進める必要性を指摘
(要旨)
研究グループは,北日本に分布する主要なコンブ 11 種について,既存の生物多様性データベースを用いて過去から現在にわたる分布情報を収集し,温暖化が顕著になる前の 1980 年代における各種の分布域を推定するとともに,今後の地球温暖化シナリオに基づき,2040 年代,2090 年代における分布の変化を予測しました。
その結果,解析対象としたコンブすべての種で,今後分布域が大幅に北上する,もしくは生育適地が消失する可能性があることが予測されました。特に温暖化の進行が著しいとするシナリオでは,北日本におけるコンブの分布域は,2090 年代には 1980 年代の 0~25%になりました。また温暖化が緩やかに進行するシナリオでも 11 種中 4 種のコンブが 2090 年代に日本の海域から消失する可能性があることが予測されました。本研究の成果により,北日本の沿岸生態系の保全及び持続的な水産業を維持するためには,地球温暖化対策を一層進める必要があることが示されました。
なお,本研究成果は, 2019 年 10 月 28 日(月)公開の Ecological Research 誌に掲載されました。
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朝明けの月 道東191024
 朝明けの月 道東191024。晩秋の朝、その光景。

 北海道東部、午前5時25分45秒ときたものである。夜明けも早いが日暮れも早い。

 東の空が白んで、放送施設のアンテナが浮かびあがる。その西には仏舎利塔。

 茜、紫、暗黒、その中に白い三日月。

 朝明けの月、闇の終演に消えゆく最後の輝き。
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大原 高雄 美山 「京都の奥座敷」nhkBS
大原 高雄 美山 「京都奥座敷」nhkBS.
京都学の片鱗をBS番組では「鑑賞マニュアル 美の壺 file326 『京都の奥座敷』」191031.



 1)大原 壱のツボ 仏にひとり向き合う声明の里
  「山紫水明の大原の雰囲気を音楽として表して、こういう世界が仏様の世界だと想像できるものだったのでは。」

 2)高雄 弐のツボ もみじは山野に映える黄葉の梢
  「「万葉集の和歌を見ると、赤よりも黄色を歌った和歌が圧倒的に多い。紅葉といえば、赤も黄色も褐色もオレンジもある。いろんな色を見つけていくのも大事。」

 3)美山 参のツボ、鄙びた里にくつろぐ茅拭きの郷
  「いくら風景がよくても、ここに住む人間がいないと美しい風景にならない。」

 https://www.nhk.or.jp/tsubo/program/file326.
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