2014年05月の記事


情報をつなぐ 加藤清正
 情報をつなぐ 加藤清正.
 むしろ「情報をつなげて成果をつかめ」ということか.

 熊本城建設
 それは知られているが、肥前・名護屋城も、清正の築城になるものらしい.
 要はその経費捻出.「小麦をスペイン領フィリピンに送り、金銀と交換」と、説明された.

 海外貿易
 それによる利益.朱印船貿易もあったが、海外と独自の取引.
 「チャーター船による直接貿易」はリスクが大きく、ついで「貿易商人を相手国に派遣」、確実なのは「長崎にやって来る外国商人」との取引.これがリスクは小さい、と.

 築城
 くわえて水の処理.蛇行河川を直線化、合流する支流を独立させて、二本の河川に流れをかえる.
 「心配性が成功のカギ」.春、秋の洪水を防止し、「堀」「運河」「生活用水」「防火用水」「娯楽の場」に、役立てた.土木工事の名手.

 マネジメント術
 「細部に気配り=清正のマネジメント術」は「石橋をたたいて一番最初に渡る」点に、ありや.

 熊本城
 観光には「熊本城おもてなし武将隊」が案内.来城を待ち受けている.(NHKETV 知恵泉 140520朝).
コメント (1)

山崎豊子原作『華麗なる一族
山崎豊子原作『華麗なる一族』.映画化されたものが昨夜、BSTBSで放送された.

 この映画は見に行った.映画をみることは多くなかったが、あの時期、わざわざ映画館まで足をはこんだ.

 佐橋総理は佐藤栄作首相か.それらしき類似の俳優が登場したことを覚えている.与野党の国会対策で取引材料になった点など、山崎作品の緻密な調査、考証が明確であったと記憶している.

 昨日は起床がはやかったので、横になりながら鑑賞.そのうち寝込んだとおもう.全編みたわけではないが、原作者が健在なら、つぎはどのスキャンダルに肉薄する、か.たいへん関心のあるところ.
コメント (0)

奥高縦走路
 「高尾山口」の行き先表示の電車が、京王帝都線をはしっているのを見たことがある.

 1955年頃、春闘で私鉄のストがあると、その参加企業に名を連ねていたようにおもう.(小田急とともに『止まらない』電車であったかも知れないが).

 知らなかったが、高尾山は都民のハイキングコースらしい.その前に松本清張の推理小説で、鳥居耀三かが登場する小説で、この山の存在を知り、認識をあらたにした.

 「高尾」+「山口」ではなく、行き先表示は「高尾山」+「口」と知るようになった、から.

 「奥高縦走路」.そこを地図で落とすと、○印を結んだラインになるらしい・

 

 テレビをみながら、そこには多様な要素が凝縮し、しかも江戸居住者により永年にわたり組み立てれてきた、ルートであるらしいことを、教えてもらいながら判読している.
コメント (1)

新型栄養失調
表紙の生活特集に「元気で長生きは食事から」と大きな見出し.

脇に小さな見出しで「新型栄養失調 あなたは大丈夫?」.エー?、「新型栄養失調って、なに?」の思い.

「若者が」というには、「長生き」とあるから、高齢者むけの説明なのであろうよ.

どうも3食摂取しながらも、栄養素がかたより、とくにタンパク質の一部が摂取されていないケースでは.

説明によると、

「3食しっかり食べているのに、栄養失調に陥るという高齢者」
「体のだるさや足の痛みを感じて思うように歩けなくなり」
「血液の中にある“血清アルブミン”の量の値は3.8以下になると、重度の栄養失調」ということらしい.
「肉や卵などは一切食べず、動物性タンパク質は魚だけだと、アルブミンが不足して体の機能が低下=体のだるさや思うようにあるけなくなる」

悪玉コレステロールをさげようと、肉だの卵だのを控えると、陥る?.たべて、足早に一定の距離を歩く、軽度の運動.

どうもそういうこと、らしい.
コメント (0)

高尾山大百科 21章
高尾山大百科 21章.都内のハイキングコース高尾山の紹介.

ケーブルカー、植物、野鳥、ムササビ、薬王山信仰、むすびは「奥高縦走路」.

節目に、食べ物.「なめこ汁」「精進料理」「野菜の天ぷら」.

絶景は富士山.陣馬山からは360度の景観.たどってきた秀麗にはアンテナが立ち、それがランドマークに.

NHKBS.録画で眺めた.
コメント (1)

キャンセル NTT
 プロバイダーを変更しました.NTTにつないで1年そこそこ.

 系列の会社のサービスながら、営業は「満足がゆくように対応しますので」.

 そうは申すけれども、実際は不具合があっても、一向に解決しない.いささか、うんざりしました.
コメント (0)

お休みをしていまして
 気がつけば、5月も9日.

 暫くお休みをしていまして.今日からぼちぼち.

 昨日は釧路市郊外、大楽毛川のほとりを歩いてきました.

 合流点までは、たどりつきませんでしたが.さてさて.
コメント (0)

波平恵美子編『文化人類学』
 生物としてのヒトにはじまり、人類の文化営為、集団をつくってきた形と意味、転じて個人の生涯を通じた老・病.死の過程で、外部とどう接触しているかを説明している、か.

 全7章.「人間と文化」、「文化人類学と質的研究」「個人・家族・コミュニティ」「人生と通過儀礼」「宗教と世界観」「兼弘・病気・医療」「人間と死」

 世界各地にみられる民俗・文化事象に目配りし.それぞれの差異を否定するのではなく、有意味性を提示する.そのうえで、多様な有り様を理解の上に「他」と円滑に接していくことを考えさせる.

 他方で、「人間と死」では、家族・知人としてではなく、業務として立ち会う「死」といかにむきあうのかも、示しているようにおもえるのだが.

 「系統看護学講座」の一冊.(医学書院 2014年)
コメント (1)