茶畑・ツバメ・蒸気機関車 川根本町の茶畑・静岡 ニッポンの里山
茶畑・ツバメ・蒸気機関車 川根本町の茶畑・静岡 ニッポンの里山

1)茶畑、2)ツバメ、3)大井川鉄道の蒸気機関車、4)土屋鉄郎 茶の栽培・60年、5)雑草は手で引き抜き、7)害虫のコミカンアブラムシ 
8)ツバメ、アカタテハ。・アサギマダラにナミテントウは益鳥、益虫 9)アキノキリンソウ アケボノソウ  エンシュウハグマ 10)最後は手作りの「おいしいお茶」。

茶に取り組んで60年。
製茶業の土屋鉄郎さんんが語る。ツバメは自宅の家屋に営巣し、子育てを毎年、繰り返す。庇を貸しながらもツバメは益鳥。恐らく、農薬を使わなくても済ますことのできる害虫の駆除を担当。

「一煎目の茶は捨てる」
1960年頃、家庭で行われていた「たしなみ」。なぜ、と考えてきた。
最近、思うに「農薬を使用したから」。そうではないのか。

飲み続けてみると、ジックリ煎じた一杯目は香り、色合い、味わい。そのいずれもが出色。確かに一服目を手みじか湯通しして、二服目もジックリ煎じると、がよく出たが。

安い茶は止している。本来の旨みを愉しむのに、一煎目の旨みを失いたくない。これは贅沢か。

(以下、番組案内) ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 2020/02/14(金)15:35 の放送内容 ページ1 | TVでた蔵 (datazoo.jp) 

大井川の上流の町・ 静岡県川根本町。山間に位置するこの町は、頻繁に濃い霧に包まれる。そんな環境を利用して古くから行われてきたのは、お茶の栽培。畑を潤す適度な水分のおかげで良質な茶葉が育つ。標高600mの山中にも茶畑が広がっている。ここでは自然のままに木を育て、1回だけ茶葉を摘む昔ながらの栽培を行っている。農薬も使用していないため、コミカンアブラムシやナミテントウなどの虫も見かけることができる。茶摘みの季節には、空からも茶畑を守ってくれる生きもの・ツバメがやって来る。茶畑に害をもたらす虫などを捕まえてくれるという。10月、茶草場に咲くのはアキノキリンソウやアケボノソウなど。大井川上流で見つけた昔ながらのお茶作り。大切にしたい里山の世界がそこにはあった。

BS4K 午後5時50分~ 午後6時00分  ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅▽生きものが集まる天空の茶畑 静岡県 - NHK 
▽生きものが集まる天空の茶畑 静岡県
大井川の上流部、山の中に「天空の茶畑」と呼ばれる畑がある。おいしいお茶を育てるために昔ながらの栽培方法が続いてきた。農薬を控えた畑には多くの生き物が集まる。

大井川の上流の町、静岡県川根本町の山の中にまさに「天空の茶畑」とも呼ばれる茶畑がある。ここではおいしいお茶を育てるため自然のまま木を育て、年に一回だけ茶を摘む昔ながらの方法が今も続いている。また茶草場と呼ばれる草地で刈った草を乾燥させ畑に敷きこみ肥料にするのもおいしいお茶づくりに欠かせない作業。定期的に草刈りがされる明るい茶草場には小さな野花が咲き、農薬を控えた茶畑では多くの生き物が暮らす。