2020年03月の記事


ばらまき政策、すぐに底をつきます 原資は国民の血税ですよ!!。
ばらまき政策、すぐに底をつきます 原資は国民の血税ですよ!!。

 新型ウイルス対策。さまざまな対応がとられていますが。政治のあれこれ提案。

 提案に応じて、財源をともなうものも少なくなく。新しい施策を打ち出すたびに、政府は「保証をします」
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「空間」「共鳴」「風土」 「美の壺 500回」nhkBS3 200328
「空間」「共鳴」「風土」 「美の壺 500回」nhkBS3 200328.

美の壺 放送500回を迎えたそうで。記念の放送は美術館を取り上げた。毎回、美の本質を定義する3項目に注目。



 この番組では
 「空間」=唯一無二の美を支える。→アーティゾン美術館に国立東京博物館。
 「共鳴」=響きあって一体    →日本民芸館に軽井沢千住美術館
 「風土」=土地に根ざし顔となる →多治見モザイクミュージアム。

 アーティゾン美術館は「2800のコレクション」「東博は12万点」。
 前者は狭い空間を有効に活かし、前後左右、吹き抜けも巧につかって、「のぞきみできる」。
 「次」への誘い、観客に「無言のコミュニケーション」と。

 紹介された美術館は五館であった、か。どうもそうらしい。○○ながらのチェック、見落としたかとおもいきや。

 (番組の案内)「500回記念!美の殿堂 美術館」
 1)「テルマエロマエ」のヤマザキマリさんが、イタリア人をまず「東京国立博物館」に連れていく理由とは?!
 2)料理研究家・土井善晴さんが、20年通う「日本民藝館」で料理に通じる美学を語る!
 3)世界的建築家・西沢立衛さんが、美術館で制作秘話を公開!
 4)藤森照信さんが手がけた、“雨が展示室に入る”美術館とは?
 5)直島「地中美術館」を愛してやまない書家・紫舟さんのおすすめポイントとは?!
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時代と共に移る評価 吉田常吉著『井伊直弼』
初版は1961年。20年後に出た第6版を中古本で購入したようである。
 吉川弘文館の人物叢書。454ページの組み立ては、当時の人物叢書としては相当な「厚み」。そのまま、積んであった。



 「釧路港修築碑」という碑文が市内にはあって、翁の50回忌に国費決定をみたところから、「大公の遺徳」とさえ記してある。
 著者は申す。「毀誉褒貶の激しい」。時代の趨勢に解釈が揺れ動いた。

 國學院大學から東京大学史料編纂所に転じ、『大日本史料 類従之部 井伊家史料』を整理する立場にあった。
 外部の評論とは別に、伝承史料に依拠する井伊家内側からの論。

 初版が1961年に出版は、著者にはひとつの感慨、社会は時代の転換点と読むことができるのかも。
 61年は著者、初版は51歳の時に刊行。

 皇国史観のもとでは理解しがたかった「違勅条約調印」、当然視された「桜田門外での死」も、新たな視覚が用意されたたであろう、時期。 

 著者の吉田常吉氏は、このシリーズの『松浦武四郎』でも、お目にかかる。松浦は水戸藩の支援で、蝦夷地探検。
 水戸ー井伊。そこのところの筆致も、「読みたくなる」観点。
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生涯学習の極意。
 生涯学習の極意。「日々、鍛える」「免疫力高める思索」「生活=<受>にはじまる」。

 「華麗を豊かに生きる」のの三章。
 「日々、鍛える」の初歩は、朝起きて墨をする。筆をもって白紙に、「曇鸞大師」の四文字。
 ポイントは「鸞」と「大」が、同じ方寸におさまるように記載。
 鸞は糸+糸に言、それに鳥をくわえるの構造。大は人が横棒を担ぐ。そう言い聞かせ画数34画と3画が等寸大に納めるがポイント。どうしても「鸞」が、大きくなってしまうのを、手際よくまとめる。

 「免疫力高める思索」
 深夜、目がさめることはないか。起きて用便。しかし、寝つかれず。
 そこをイライラすることなく、日の出まで寝ている方法。「読んだ本の一節を思い出してそらんじる」「書きかけの手紙の後続を考える」などなど、
 「難しい事を考えているうちに、再び、眠りにおちる」。免疫力には食事、たっぷりの睡眠、<冷え>を防ぐ。
 ここまで新潟大学医学部名誉教授 安保徹さんの『免疫力』の記載にあったかと。
 がん細胞の発生、増殖に免疫力かとおもいきや、昨今は新型コロナウィルス感染防止で、指摘の「免疫力」。

 「生活=<受>にはじまる」
 バレー競技をご覧あれ。サーブが問題ではあるが、勝ち、チームをまとめるにはレシーブが問題。
 さまざまな変化球、高速球、変速投法。なにが来ようと、まずは「受」にはじまると、受けとめる。
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 「(大相撲)天下泰平の神事」「(観客)相撲を奉納する=主体」 日刊ゲンダイのコラム
 「(大相撲)天下泰平の神事」「(観客)相撲を奉納する=祈念者」 日刊ゲンダイのコラム。



 昨日で千秋楽の大相撲。昨日のネット情報に、写真のコラム。筆者は「海原かみな」というヒト。

(抄出)
大相撲は無観客では成り立たない…プロ野球との決定的違い
公開日:2020/03/22  06:00 更新日:2020/03/22 12:47
大相撲の観客は単に取組を見物に来た人たちではない。
天下太平を祈念する神事でもある相撲を奉納する側の、いわば主役だ。
主役がいないのだから、祭りとして成り立っていない。
がらんとした観客席の寒々しさは、それだったのだ。(コラムニスト・海原かみな)
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「娘誕生、桐植樹」=保科正之時代の伝統 「福島・会津の桐製品 イッピン」nhkG
「娘誕生、桐植樹」=保科正之時代の伝統 「福島・会津の桐製品 イッピン」nhkG

 この伝統は早く聴いていた。「桐は生長が早い」とも。その伝統が名君・保科正之の伝統であると。
 タンスの引き出し。収納場所に空気が残っていると、引き出しは収まりが悪い。そこはタンスの機密性の高さを象徴しているものであるも。



 そうしたことに解説。「福島・会津の桐製品 イッピン」nhkG。「暮らしにほっこり 木のぬくもり」の内容解説が冒頭に付されて。

 主役は若者の技術者。
 桐の小箱を造りながら、その精密さを示してくれる。桐板を加工しながら、一枚ずつ仕上げて組み立てる。ポイントはピッタリおさまる。

 桐板の面をほんのミリ単位で<斜め>にカンナをかけて、はめ込む。外箱の身=ウケの内径と内箱の外側は、「光」にあてて、不透過の面をカンナで削りおとす。

 カンナのクズ=屑をマイクロメーターではかってみると「0.07ミリ」の厚さ。どおりで引き出しが空気抵抗で締わるくなる所以が判明した気持ちに。

 桐の栽培、桐加工技術の定着、会津の桐タンスの名産地化。保科正之治政下に「桐の植栽が産業振興のため奨励」「伐採しても何代と萌芽し、 その尽きることを知らざる木」の伝統が、と。
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「多用な食材」「知恵や工夫で創出の技術」 特別展「和食」=催事案内200317
 和食 特別展。
 「日本列島の自然がもたらした多様な食材」「人々の知恵や工夫で作り出された発酵などの技術」「未来の和食に関するコーナー」。



 「しつげん」と題するミニペーパー。
 東京三紙の一翼、『朝日新聞』の「ミニコミ しつげん」。
 かたわらに「釧路南部店が作成し、朝日・読売新聞購読者に配布」と説明書きがある。

 「展覧会 お知らせ」欄にあるのが「特別展 和食〜日本の自然 人々の知恵〜」。
 3月17日からの開催予定も、時節柄、日時は決まらず。

 ネットでは下記の案内が出されている。
 思いのほかは国立科学博物館の特別展示。「おもいのほか」とするは。京都ではなかった点。



 やはり注目。
 和食の知恵と高い技量。「旨み成分」に特色づけられる独創的な領域。楽しむ要素、満艦飾。

 「多用な食材」「知恵や工夫で創出の技術」 特別展「和食」=催事案内200317
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政権は議論をさせなかった。野党分断200304
 政権は議論をさせなかった。野党分断200304.

 3月2日、政権は野党を「緊急事態宣言」をできるようにと、野党に「抱きついた」。

 その後、個別に野党党首と会談したようであるが。「緊急事態宣言」発令は、新型コロナウィルスにたいすることなど、どうでもよかったのではないか。



 かつて「緊急事態宣言」を出せるようにするために「改憲」とする主張していた政党党首が、
改憲をできないとあきらめかけていたのに、「できる口実をみつけた」。そうでは、なかったか。
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飛騨の匠 その背景200315nhkBS3
「曲げて削って魅惑のカーブ~岐阜飛騨の木工製品~」 飛騨の匠 その背景200315nhkBS3

 岐阜県の飛騨地方で作らえる木工製品を紹介。



 木を曲げていく技法や、繊細に削る方法で作られた
「刀のさやをモチーフにしたペンケース」
「花のつぼみのようなランプシェード」、
「モダンな椅子」。三つの領域を紹介。

1)絶妙の曲線。2)図面で書けない個性の「曲線表現」
3)木材の「曲木」に携わり失敗のないように、と。

そもそも「約1300年前から「飛騨の匠」と呼ばれる木工技術を持つ名工たちが、造都や寺院建設に貢献」。「奈良の平城京や薬師寺、東大寺、世界遺産の唐招提寺など、名だたる建築物も彼らが手がけたと言われ」とする。

大正時代。
「1920年(大正9年)のある日、飛騨高山の町に2人の旅人がやって来て、西洋の曲げ木家具の技術をつたえ」「話に心を動かされた高山町の有志たちは、「飛騨の匠」で知られる伝統技術」を、と。
「飛騨家具のブランド力」。
ほかにも「飛騨春慶(ひだしゅんけい)(昭和50年2月17日国の伝統的工芸品に指定)」。
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曲線に個性 図面で表現できない独創性 「飛騨の木工 美の壺」nhk4K200315.
曲線に個性 図面で表現できない独創性 「飛騨の木工 美の壺」nhk4K200315.

岐阜県の木材産地。飛騨国は江戸時代の天領ではなかった、か。その木材資源の質量ともに。



 そこに、木工の匠が輩出。伝統芸の緻密、清廉、フィット感がなんとも言いぬ存在に。

 「鞘(さや)」「シャドウ(灯火の傘)」「木製椅子」。ポイントは曲線。

 道具を使いこなしながら、技術歴四半世紀の匠が語る。「曲線、これは作者によって、違います」。

 つまり、「オンリーワン」ということ。

 飛騨の家具。
 昭和初期に創業。家具店経営の二代目は、「飛騨の家具」がポリシー。店先に花森安治の一文を掲示。

 日本放送協会「美の壺」。「飛騨の家具、大正時代に始まる」と。
 良質な資源に依存する地は、価値を形にする時期を選んだ。
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佃 大坂 築地本願寺200315.
 大坂から<群>で移転。「一団」でと申すべきか。佃 大坂 築地本願寺200315.

 江戸建設で家康が職人集団を移転、と。月=築島を造成して居住させたところ。



 特技の佃煮で偉才を発揮。伝えたのは食の加工技術のみではなかった。

 築地本願寺。秀吉保護の本願寺派が勢力を温存。そう考えた方がよいのか。

 どこかにあった一紙に残るメモ。『江戸古地図集成』記載の抄出であったか。

 図は月島にある「東京都中央区佃一丁目1番」が、丸1の地点。周囲には「浜離宮」跡も。

 江戸時代「浜御殿」の記載が該当か。芝公園、浜松町、新橋、大門などの駅名点在。

 羽田空港にゆくとき、さまざま利用。
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双岳の夕景 雌&雄阿寒岳200311
 双岳の夕景 雌&雄阿寒岳200311。夕暮れ、北の窓から雌阿寒岳と雄阿寒岳。

 ズームで展開。一枚の写真におさめて縮小をかけ、向かって左が雌阿寒岳、同じく右が雄阿寒岳。



 8日日曜日の「新婚さんいらっしゃーい!」。福岡県の女性に青森県の男性カップルが出演。

 女性は海外への旅が趣味で、たまたま54カ国目かの地で、男性と知り合った。旅をつづけるうちに意気投合。

 帰国して<夫の実家に挨拶のため訪問>。
 そこまではママあることながら、訪問してみてビックリ。「まるで異国の言葉」。

 そこで分枝師匠がすかさず、突っ込む。「61ヵ国目の訪問国ですかー!!」(笑)。

 見ていて、思い出した。
 昔、大隅国の舟が漂流してロシア領に流れついた。はるばる来訪の異国人を歓迎。
 政府の要人に引き合わせて、日本語を学ぶ師匠に任じた。

 時代はくだって、その70年近い歳月。
 またまた、日本舟が漂着。日本語教師の二代目と歓迎したが。この人、南部=現岩手県の人であった。
 あまりの違いがある日本語。当惑したとの、話。

 並び、そびゆる雌雄の峯。互いになにを語り合うのか。
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181220 大宰府政庁跡 見学者は10人ほど
181220 大宰府政庁跡 見学者は10人ほど。13時10分ー14時15分。

1.官服の色制 1)帥(そつ) 2)史生までの官服の色制

2.西暦730年 大伴旅人以下、官人梅見の宴

3.遺構保存公開

歩数 10月19日5500歩 20日11002歩 21日+22日19107歩



新幹線みずほ06号にあった案内「北陸カニ食べるツアー」

広島発9時14分 鹿児島中央駅行
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孤独 焦燥 生まれ育った寺院
 孤独感 生きている証明。無量無数に包まれているを実感できる、と。

 焦燥感 思うように進まないのイライラ、不満、不平、不安。気がついていない、見落としている働きかけを、リアルに感じることができる、と。



 生まれて来なければよかった。気がついていないときに、無辺の支えがあったことを肌で感じることができる、と。

 大分県宇佐市の安心院神徳寺。師走の4日かに正平さんが訪問したようで。
 「95歳の老婆です 娘の手を借りて手紙を書きました」。
 「宇佐の神徳寺を訪ねて下さい、私はそこで生まれたのです」「父が死に、寺を出たのでそれから再び訪ねたことはありません」。

 手紙を読んで訪問決意の正平さん。訪問。
 迎えた法務院、庭先にたまたま滞在の女性が二人。女性がぽつりと「24世の息子というヒトがやってきて、写真を撮影して帰った」。

 その表情は無表情であったが、正平さんは感慨こめて語る。「訪ねてきた人は、手紙の主の妹か、姉ジャ」。
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西低東高 米の食味ランキング2019
西低東高 米の食味ランキング2019。

 北海道で「ゆめぴりか」「ななつぼし」が3年連続で「特A]にランクされた。
 また「ふっくりんこ」が、2019年に初の「特A」入りをした、と。




 「だから旨い」というわけではないがと、謙遜もあるが北海道では高く評価している。

 そこで情報公開主体の情報にたどりつくべく、「穀物食味協会 ランキング 米 2019」で情報検索。

 「令和元年産米の食味ランキング、「特A」過去2番目の54銘柄」とする
  https://www.ssnp.co.jp/news/rice/2020/02/2020-0227-1206-15.html  に、たどりついてみた。

 公開のデータを丸写しするのも、気が引ける。そこで表を読み取って、一工夫。

 (東)北海道・東北・栃木県・信越・静岡県の合計は19銘柄
 (西)兵庫県・中国・四国・九州を合計し      8銘柄

 こうしてみると東日本の検討が目立つ。関東では栃木県のみで、山形4銘柄、福島3銘柄、佐賀3銘柄が注目される点。

 クールと旨さ。そうした関係が意味づけられるのではないかと、期待を寄せる。そこで、佐賀の健闘。

 学生時代に「佐賀段階」というキーワードを教え込まれた。明治維新、科学と技術で信頼をあつめた風土は、米つくりにも継承されているや。
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「親潮は冷たい」は厄介者ではない!!、 しかし、「高水温の太平洋 秋サケ・サンマ不漁原因」
 「親潮は冷たい」は厄介者ではない!!、 しかし、「高水温の太平洋 秋サケ・サンマ不漁原因」。



 「親潮は冷たい」は厄介者ではない!!とは書いていないが、栄養塩豊富、魚の旨さを支える寒流潮流に異変が。191230の道内紙に記載の報道。

 「これまでに例のない海洋環境の変化があった可能性がある」とも。

 そのため「高水温に弱いサンマも不振で道内の水揚げ量(11月末)は前年同期比61%の減」と、書く。

 「気候変動に対応するための資源、漁業管理のあり方を探る方針だ」と、記事は結んでいるが。
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「<旨さ>のなかみを説明」、「<旨さ>の引き出し方」の知恵とノウハウ
 「<旨さ>のなかみを説明」、「<旨さ>の引き出し方」の知恵とノウハウ。

 そこのところ、どこまで承知しているでしょう、か。そうしたことに気がつかせてくれる記事を一点。

 道内配布の夕刊に「地酒の引っ越し」が、「今日の話題」欄に掲載。



 要旨を抄出すると、岐阜県中津川市にある造り酒家さん・
 そこが、「東川町が今年11月に稼働を目指す公設民営の酒屋の運営を担う」と。

 その理由。
 「西日本産の酒造好適米(酒米)の品質が温暖化で不安定化している」。
 以上に加えて「十分な醸造期間が確保できる北海道の冷涼な気候が決断の決め手になった」。

 「<旨さ>のなかみを説明」の前に、地元民は「なにがどう旨いのか」。それを意識していないではないか。
 他方で「<旨さ>の引き出し方」の知恵とノウハウという点に、その豊富化や開発能力を「持たぬ」と申すより「放棄」してはいましか。

 酒造家の経営者の弁。
 「道産の酒米(略)『本州産と比べて遜色ない』」と「自信を深めている」由。

 記者氏は
 「大雪山の伏流水と、その水で育った東川米で醸す酒はどんな味わいになるだろうか」と書く.

地域の価値。
 その多くは域外の方に教えられる。それではいけない、域内の居住者。     (200207 『北海道新聞』夕刊)。
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「<旨さ>のなかみを説明」、「<旨さ>の引き出し方」の知恵とノウハウ
 「<旨さ>のなかみを説明」、「<旨さ>の引き出し方」の知恵とノウハウ。

 そこのところ、どこまで承知しているでしょう、か。そうしたことに気がつかせてくれる記事を一点。

 道内配布の夕刊に「地酒の引っ越し」が、「今日の話題」欄に掲載。

 要旨を抄出すると、岐阜県中津川市にある造り酒家さん・
 そこが、「東川町が今年11月に稼働を目指す公設民営の酒屋の運営を担う」と。

 その理由。
 「西日本産の酒造好適米(酒米)の品質が温暖化で不安定化している」。
 以上に加えて「十分な醸造期間が確保できる北海道の冷涼な気候が決断の決め手になった」。

 「<旨さ>のなかみを説明」の前に、地元民は「なにがどう旨いのか」。それを意識していないではないか。
 他方で「<旨さ>の引き出し方」の知恵とノウハウという点に、その豊富化や開発能力を「持たぬ」と申すより「放棄」してはいましか。

 酒造家の経営者の弁。
 「道産の酒米(略)『本州産と比べて遜色ない』」と「自信を深めている」由。

 記者氏は
 「大雪山の伏流水と、その水で育った東川米で醸す酒はどんな味わいになるだろうか」と書く
                            (200207 『北海道新聞』夕刊)。
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再生エネルギーへの国民的シフト。TVシンポ「脱炭素社会に備えるーESG投資で変わるエネルギービジネス-」
 再生エネルギーへの国民的シフト。TVシンポ「脱炭素社会に備えるーESG投資で変わるエネルギービジネス-」

 自然再生エネルギー100%に分散型データ管理(30分ごとにどこの発電所とアクセスすることでブラックアウトをくぐりぬけ安定供給)

 石炭火力。
 今ただちにゼロにするわけではないが、排出される炭酸ガスの再利用、資源かをはかる。

 ESG投資=環境(E)、社会(S)、ガバナンス(G)を重視した経営を行う企業の株式や債券などを対象とした長期目線の投資方法 

 「建設的な対話」(エンゲージメント)

 [Eテレ] 2019年12月21日(土) 午後2:00~午後3:00(60分)

(番組案内)
 地球温暖化をどう止めるのか、世界はCO2の排出、実質ゼロをめざす「脱炭素社会」へ舵(かじ)を切った。
 投資マネーもCO2の排出が多い石炭事業などから撤退「環境・社会・ガバナンス」に力を入れる企業に投資する“ESG投資”へ大きく流れている。
 巨額なマネーの動きは、エネルギービジネスをどう変えるのか。
 資源がとぼしい日本で、エネルギーの安定的な供給と脱炭素をどう実現するのか。具体的な戦略を専門家と話し合う。
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図書館のないマチに、読書普及の知恵 奈良県吉野マチ「吉野まちじゅう図書館プロジェクト」
図書館のないマチに、読書普及の知恵 奈良県吉野マチ「吉野まちじゅう図書館プロジェクト」。

 「シダ植物」「修験道」の本。地域のテーマに即して、必要な領域を集中的に集める。



 「寄付」ではなくて、相互に。
 「誰もが図書館と同じように書籍の貸し出し管理を行える「リブライズ」というサービスを利用して実施」。

 「本の共有をきっかけに人の交流や新たな発見が生まれるまちを目指」
 「図書館は、住民のためだけではなく、旅人の新たな目的地にもなるかも」。

 もちろん、「本を大量に寄付したいのですが、受け取ってもらえますか?」の問いも。
  答えは、「今回は、上記のリストからの寄付のみとさせていただいております」。

 「ワシの本は貴重だ、ぜひ寄付したい」。そうした方は多いが、誰一人、
 「多くの人が困っているはず、ぜひ相互利用のシステムをつくらないあか、俺はやってみたい」。
 この御仁には、未だお目にかかっていない。
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流通革命―製品・経路および消費者 (1962年) (中公新書) 新書 – 古書, 1962  林 周二 (著)
 流通革命―製品・経路および消費者 (1962年) (中公新書) 新書 – 古書, 1962  林 周二 (著) 。

 1965年頃、北大通10丁目かにある地方銀行の支店に、懸垂幕で講演会案内が掲示された記憶がある。

 これからの流通はと、関心をもつことはもったが、聞きに行ってみようとの気持ちはおこらなかった。

 その後、ダイエーが出店し、市場を通さぬ物流が発生して、問屋機能が崩壊。

 「中間マージンの複雑さのみならず、地方小売店に品物がまわってこなくなった」。

 他方でコンビニの<おでん>。
 その大根を生産する農家は、規格、形態、栄養組成。均一な大根を産して、機械で食材を切りきざみ、均等な食品をつくりあげる。
 後が問題。おでんの素材となる大根は3割。ハネモノとなる7割は切り干し大根の原料で二束三文。

 1960年代のベストセラー 林周二著『流通革命ー製品・経路および消費者ー』。誰のための議論であった、か。
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モチロン、官僚そんたく。 「ボロでぬように」「無意味な質問!! ヤジ飛ばさぬように」200302。
モチロン、官僚そんたく。 「ボロでぬように」「無意味な質問!! ヤジ飛ばさぬように」200302。

質問されてキレやすい総理。「知性が不足」と学者の指摘の首相。「無意味な質問」とキレた実績。



内閣記者会の出来レース。あらかじめ出された質問に、役人の書いたペーパーを読み上げる。

書いたペーパー。読み間違いでは。立派な実績があるではないか。ほら4月30日。



「已みません」が読めずに、
明仁天皇に「天皇、皇后両陛下には末永くお健やかであらせられますことを願っていません」。

これが、単なる「読み間違い」と言いにくいところに、お人柄、
総理と明仁上皇の「戦後」に対する認識の違いがあることも、よく知られている点。

 ちなみに、このことを示すネット記事。写真で示しておきましょうか。その日、私はテレビでみていて、気がつきました。
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原発の被災から立ち上がる。「浪江の米と浪江の水]
​ 原発の被災から立ち上がる。「浪江の米と浪江の水で仕込んだお酒」と言うわけ。



平成26年に「実証栽培」が認められて4年。
地元の米、地元の水、幸いにも津波被災を免れた「酵母」で糀を創成可能に。

杜氏の鈴木大介氏はしみじみ語る。「(造酒は)地域コミュニティで出来るモノ」
 「同じ年頃で死んでいったヒトのためにも(造る)」と。
 「ランドマーク=道しるべ」ながら、「見えるモノのみならず、見えない思いを伝えたい」。(200302 nhkG News 05:50)

 https://www.tfm.co.jp/lh/index.php?itemid=144943 
 LOVE & Hart ヒューマンケアプロジェクト
 1)安全な米ができたら、いい広報にもなるし、酒をつくってみようじゃないか
 2)浪江の酒をつくるなら、浪江の背景もお伝えしたいし、これを販売することで伝わっていく
 3)「ランドマーク」というのは、一般的には目に見えるものだが、目に見えなくても、誰かの心の中で育っていってほしい

​​ ※「ランドマーク」=<浪江の精一杯がここに詰まっている>は、「浪江の米と浪江の水で仕込んだお酒」。
 「足掛け4年かけてようやく今年春にこのお酒が販売」と。
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「折り目節目の会話 北海道大博覧会」 地域コミュニティ放送200302.
「折り目節目の会話 北海道大博覧会」 地域コミュニティ放送200302.

 FMくしろさんの「釧路歴史探訪」。第657話は、「折り目節目の会話 北海道大博覧会」。

 北海道博1957は、北海道総合開発計画第二次五カ年計画の普及、理解がテーマではなかっただろうか。

 昭和32年12月、閣議決定をうけ「食糧基地北海道」として国内の復興から高度成長にむかう力を補完する期待が北海道にはあった。

 もちろん、「もはや戦後ではない」、そう言わしめた国力の蓄積を、道民に示すネライもあったであろう。



 第一会場の桑園駅(S)では、北海道総合開発計画のキャッチコピーが。あわせて新型農機具が列品され、機械式農法への転換をうたいあげていたように思える。

 第二会場の中島公園(↓)は、それこそ高度経済成長の予兆を示すテーマパークの様相。
 第三会場の祝津海岸(G)は、水産北海道を示しつつ、のちに「小樽市立水族館」として整備される。

 その「北海道総合開発計画」、目標を1)国内資源を開発利用、2)自給度の向上、3)輸入増大の防止と、示す。
 この3点は、裏をかえすと「(日本経済の安定的発展維持で)輸出の飛躍的伸長=外貨獲得」の必要があったから。

 〔モノの本に示す〕「1958年7月に北海道博覧会の「海の会場」として建設され、1959年に「小樽市立水族館」として営業を開始した。1974年に新館(現 本館)竣工と共に第三セクター小樽水族館公社による経営」。

 放送は3月2日 18時15分から 76.1メガヘルツで聴取できる。
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