2008年07月の記事


ホッキョククマ
 ホッキョククマは釧路市動物園で、元気にしてる。
 表面は白色ながら、皮膚は黒で保温、毛はストローのようになっていて、筒のなかの空気が断熱材の役割を果たすという。

 北極海の氷原がせまくなっているという。地球温暖化の具体的な現象と説明されている、が。
 そうなるといっそう、自然生態での繁殖が困難になるーと、憂慮されている。

 愛くるしいが、飼育下の動物は、窮屈そう。種の保存。自然が良いのか、人工飼育が良いのか。もっとも子育てを放棄する動物が現れているようで、人間に里親の制度、さらには「親業」の必要が叫ばれるのと、似ているが。

 休日の動物園。飼育下での動物のシグサをみながら、いろいろ考える。それが、良い。
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釧路市動物園
 釧路市動物園。開園して35年ほど。
 
 当時は、敷地の広大さ、自然環境そのままの森のなかにある北方系動物園が売り物であった。最近、7月21日に出かけていったが、場内アナウンスは「エゾシマフクロウのいる動物園」を売り物としている様子であった。

 歩いていて、気がついた。「日本一涼しい動物園」。これ、釧路市動物園の三つ目の売り。

 動物園は貴重動物の「種の保存」ということも、取り組んでいる。
 本州の灼熱の夏は人間にとっても厳しい。環境の変化は、動物たちにとっても厳しい。自然環境そのままの条件で、「種の保存」も、つつがなく進んでほしい。
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きりっと フリーマーケット
7月21日、近郊の大規模小売店の駐車場で開かれた。「きりっと」は市内一円に発行されているミニ
コミタウン誌。その呼びかけでフリーマーケットが開かれた。

 出かけてみた。多くの出店、多くの購入者。福祉施設が販売していた商品を1600円、うちには外
衣を2点ほど購入していたかなー。会場では「カラオケコンテスト」。10名の参加者があり、地域コ
ミュニティ放送「FMくしろ」が番組としても録音放送したそうだ。

 本体の小売店で、昼食のそば、布団カバーなどなど3000円ほどの支出。軒先を貸して、母屋もシ
ッカリ営業。
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 間食やめ、酒を控えて五千歩は歩く。かくて腹囲は五センチ減った。 間食にかえて食後にデザート、茶を喫することで、会話が増えた。

 茶、コーヒー、紅茶。世に「おいしい入れ方」がある。おしゃれな若者が、習いたての作法で家族のために茶を用意。少量の銘菓、果物があれば、その出来ばえで話題もはずむ。

 「いつも」とはいわないが、こだわりの老舗(しにせ)の味、焙煎(ばいせん)の茶で、家族の会話をはずませたい。話題にバリアを生じたら、百科や全集で、説きあかしたい。

 「意味と形」の週七話。「番茶の味」は、喫茶の効用で、むすびたい。
(「番茶の味」 16161 『釧路新聞』 平成20年7月19日掲載)
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自然(じねん)
 厳島神社祭礼、港まつり。夏、まつりの季節となった。祭事とイベント、どこが違い、どこが同じか?。
 独善ながら、「自分のために」が祭事、「他人のために」がイベントかも。本州の祭りは血と汗を流し、手にした成果を語りついで、新しい世代の参加を求めてきた。京都の大文字は人手不足が指摘されつつ、盆地の猛暑をついで静かに営まれる。イベントでは利益が期待できても、祭事はこれまでうけた恩恵・恩沢への自然の奉仕業だから、汗してもフトコロに利益があるとは限らない。
 どちらも、今も昔も人を育てるシクミ。意味を未来に伝えるうえで。
(「番茶の味」 16160 『釧路新聞』 平成20年7月18日掲載)
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継承
 『現代用語の基礎知識』が発刊され六〇年。編集者の書いたエッセイを読んだ。後発の『知恵蔵』や『イミダス』が、現れて消えたのに、『現代用語』が残った意味はなにか。
 類書との競合に、インターネットも情報源にくわわった。そこで『現代用語』は時代を読む総合雑誌、今がどんな時代かに「ネットは答えてくれない」と、編集者は書く。新しい用語を解説するだけでなく、その選択と配列の群れで、「今、どんな世界に生きているかを示す」とする。
 活字文化はITなど新勢力におわれる。継承と存続にカギありとすれば、「群」の有意に道がありそうだ。
(「番茶の味」 16159 『釧路新聞』 平成20年7月17日掲載)
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思案
 境界を渡る橋の名に、二つのタイプ。立ち止まり、後先を考え渡る思案橋。まず渡り、終わって一目散に「きよめ橋」。土地柄がうかがえ、たたずむ人の生きザマが浮かぶ。
人はよく、「考えて、そのうえで歩きだす」、「歩きながら考える」、「歩いたあとで考える」。
原稿を頼まれたときには、「よく調べ、そのうえで書きはじめる」。途中から「調べつつ、書きいそぐ」。催促がくると、「本をよむ、ヒマもなく書きあげる」。
学習成果がかさなって、手順よく処理することもまれにはあるが、同じ失策にとらわれること、まま多い。
(「番茶の味」 16158 『釧路新聞』 平成20年7月16日掲載)
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再生
 釧路市民は津波注意報が出ても、避難する人が少ないという。国土交通省の方に教えられた。「釧路アイヌの伝説に津波避難伝承があることを、市民はご存じか」、とも。
 理由をしばし考えた。「明治・大正に移住者が交代し、意味再生のシステムにほころびがある」。「役所が出す警報を、市民なりに通訳?」。
 伝承には民族の英知が重なるも、ヨソから集まり、新天地で困難に立ち向かった釧路。新しい体験の継承はあっても、先行する文化に思い至らなかったと言うことか。おおらか、楽天、自信。さらに意味の再生は、財産を豊かにするシクミかも。
(「番茶の味」 16157 『釧路新聞』 平成20年7月15日掲載)
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意義
 本紙の巷論で筆ふるうM氏がおっしゃるに、「釧路では正月料理の大半を、年越しで食べ終わるからおもしろい」。確かにそうかも。
 子どものころ「寝正月はするな」と、教えられた。他家の神棚にある「歳徳神」の意味を知らなかった。後年、正月とは家をあげての、「神祭り」の節と知る。ために借金はもとより掃除・ススハライで、時間と競争。早起きして神意を敬うべしと。
 年越し・新年を迎える形はうけつがれたが、意味はしらなくてもシグサは続く。イブは盛りあがるも、聖主の誕生に敬意を表する人は多くない。意義、忘却のかなた、なるや。
(「番茶の味」 16156 『釧路新聞』 平成20年7月14日掲載)
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意味
 本願寺御影堂。世界文化遺産の瓦惣修復をNHK番組で見た。修復の仕上げは江戸時代からの釘で固定する。素材が捨てがたく、釘を再生、さび止めのあとは茶で被膜する。
 番組は伝える。「寄進された茶につけ、釘を被覆するのです」。「湯の温度は八十度、茶の成分がいちばん溶け出すからです」。
 煎茶をいただくに、熱湯を薬缶から注がれるだけでは味気ない。茶の適温八十度。それは飲用のうえでのことかとおもいきや、工事現場にも生きていた。行為にも、形にも意味がある。たいせつなことは、世代から世代へ意味の再生かも。(「番茶の味」16155 『釧路新聞』 平成20年7月13日号掲載)
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消費拡大
 飼い犬、17日夜の奇怪な行動。
 布団カバーにからまり、とうとうズタズタに。夏用布団の結構使用した年代モノのカバー。無残に穴があいた。

 昨日のゴミ回収に出されて、布団カバーも一刊の終わり。買い控えで、景気低迷がいわれて久しいが、消費拡大に犬が一役、

 ただ買い控えは、消費を控えておるわけではなく、収入低迷に加えて、昨今の物価上昇機運が輪をかける。

 暫くは、チャックの壊れた布団カバーで、我慢、ガマンと申しあわせたが。フー。
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 7月にはいり、さすがに「ジワリ」。起きてシャツを着替えると、出勤前にはジトー。

 そこで、朝はTシャツを一枚。出勤間際に着替えることにした。ビールを飲むと眠りが浅くなって、昼間が眠い。体重も増える。よろしくない。

 昨夜は22時就寝。今朝は6時半起床。今日は睡魔も飛んでいるや。外は雨、今朝は早めの出勤。
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清水慶一著『ニッポン近代化遺産』
 「近代建築」という言葉には遅れて社会化されたが、文化財保存の世界に「近代化遺産」というジャンルが、台頭している。
 なぜ、「近代化遺産」なのか。それまでの「産業遺産」にかえて「近代化遺産」のすみわけができた要因を、著者は次のように提案する。
 「近代建築」は「芸術上価値が高い」が、「近代化遺産」は「歴史上価値が高いもの」とする。近代建築はヒトの集まる大都市で、著名な芸術家が衆目を意識して設計・施工される。
 「近代化遺産」は、人里はなれた場所、遠隔の地で機械・設備の外構たるの役割に発し、美的でも作品でもない。しかし、「建設された時代の雰囲気、建設に至る事情、建設に関わったさまざまな思い」にそれぞれ、物語があるという。

 そもそも、田邊朔郎「琵琶湖疎水」を読むために、この本に関心をもった。
 横須賀、琵琶湖疎水、桑名、四阪島銅山、木曽川電源開発など、場所はかわるが近代百年の産業発展の軌跡をたどることができる。

 最後に筆者は、近代化遺産が重視された地域整備や町づくりが「行われるであろうし、また、行われなければならない」と、する。
 投資、その機能は、地域にかかわったヒトの営為の記録であるからだろう。
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星野監督が骨折
星野監督が骨折。うーん、大丈夫ですか北京オリンピックの野球代表。

 この間までは監督が嘆いていた。候補選手が怪我、不振、欠場の連続で。それが戻ってきて戦力が整えつつあるなかで、こんどは監督が、ですかー。

 話が出来すぎ。先が見えにくい点で。健闘あれ。
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健康診断
 6月10日にうけた健康診断。30日目を意図したわけではあるまいが、昨日、結果が届いた。

 おおむね、良好。コレステロール値が昨年から1ポイント上昇。随分、意をつくしたつもりであったが。耳は高周波の音を拾うことができない。老人性難聴ではないかと思うが。要再検査。

 腹囲は83センチ。測定では86センチあったが、計算式があるのかどうか。以前、自分ではかったときには、91センチあったわけだから。従って肥満度は6.3.BMIは23.5.

 肝機能は昨年よりも相当に、低い数値。月の初めから8日間アルコールを口にしなかったのが、効果があったか。ともかく2日連続のアルコール摂取はよすことにした。フムフム。

 そういうことで、規則正しい暮らし。これからも心がけよう。
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洞爺湖
 洞爺湖は今、サミットで著名。なんどか出かけた地。船にのて中島にわたり終日、過ごしたこともある。

 丘のうえのホテル。数万から135万とやらの宿泊代。景観も霧でみえず。政治家はよく言ってきた、「五里霧中」。

 今朝は少し晴れてきて、景色も見える。世界の経済、国際政治に晴れ間はあるのかー。

 同盟国大統領の任期終了。もっとも低い国民の支持率を誇る総理が議長を務め、議論をまとめる。国際社会の議論は簡単にまとまっても、国論がまとまるものか、どうか。

 天気予報にも一縷の望み。先行き不透明は、この先、転ズルヤ。とりわけ、年金記録の未統合問題。足元、足元。
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 昨日朝の夢は、高所での作業。体を支えている腕が、滑りそうになって危ない、危ない。

 今朝は夢の記憶もなく起床。ひところよりは夢の記憶も少なくなった。昨日は『文藝春秋』2月号の特集。「不老革命ーアンチ・エイジングの衝撃ー」を読む。

 健康にストレスはよろしくないか。別に「老化は血管から始まる」というのも、読んでいる。
 のびのび暮らし、明るく笑う。
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午後、犬を連れ出して、散歩。こちらの夏は太陽が出ていても肌寒い。
 長袖のトレーナーを一枚持参したが、それは不要の暑い日差し。夏だ!!。

 昨日は当地方で、プロ野球の「日本ハムーオリックス戦」が行われた。涼しく、気持ちが良かったことか。

 昨日は、育った田舎で中学校の級友の集まるクラス会。ビールを少々、焼肉、焼き牡蠣。
 緑が美しかった。農業センターにはテニスコートもできて、バーベキューコーナーとトイレが具備。
至るところにあった泥炭地は牧草地にかわったが、児童の数も減って、学校は閉校するそうだ。

 閉校の日が近づいたら、また、あおうということにはなったが。
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民放のスポーツ中継
 度が過ぎる。世界バレーを中継する民放の放送。過剰な演出。若い歌い手がゲームの行われるコートで跳ね回る。アメリカのプロバスケット中継にならっているのだろうが、世界選手権は、ショーではなくて競技である。

 昨夜のプロ野球中継。高木守道氏の解説も、技術、戦局の読みと評価ではなくて、特定チームの応援。聞きぐるしい。
 川上憲伸のガッツポーズをシツコク流した場面のセンスもいかがなものか。戦争の場面中継でもあるまい。選手のシグサを評しているのではない。放送の姿勢と思想を指摘している。

 将棋の終局、勝者のシグサ。解説の内容。
 そこそこ3割の生涯打率の男が、常時3割の打者を評するときに、おのずと作法があるであろう。体育会系の精神論者の「判官ビイキ」は、聞きにくい。

 点数の入る前に、他の番組に切り替えたが。
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釧路ステーション画廊
 釧路ステーション画廊。民営化された釧路駅舎に設けられたギャラリー。市内在住の画家、佐々木榮松画伯の作品、約1000点が寄贈され、常設展示と企画展示を通じて公開されている。

 作品は「赤」と「黄」、それに「群青」ともいうべき鮮やかな色彩でまとめられ、感性で書きあげるという鋭いタッチが、引き込む力を発揮している。

 受付の女性が解説してくれた。業務を終えて帰路につく、サラリーマン風の男性が、青の月夜の絵に引き込まれて、「小一時間も作品の前に座っていました」。

 駅といえば、乗降客の通過点に思えるが、足をとどめて「滞留」のひと時を過ごすことができる。ちょっとしたオアシス、文化の空間。
 月曜日が定休日。駅の2階にギャラリーはある。
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道東 サマータイム
北海道東部は日の出が早い。厚岸の漁業協同組合職員が、漁協としてはいち早くサマータイムを勤務に導入したという。

 古い記録に、当地方は「日ノ本」の地名がある。なぜかと、暫く考えてみたが、「世界で一番早く21世紀を迎える地点」、それはどこかの指摘をみていると、確かに太平洋の「日付変更線」に本邦でもっとも近い北海道東部は、世界的にみても「一日の始まりが、早い」。

 日の出が早ければ、日没も早い。朝、寝ていても仕様がなくて、起床した。アマリリスが花開いた。大きく、開いた。その華やかさに写真を一枚。朝の仕事。道東の一日は、早い。
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12000歩
 1万2000歩。昨日、歩いた歩数。記録を開始してから、一日の歩数としては、これまでになかったこと。

 汗もかいた。帰宅後、日本酒を飲んだら一眠り。21時に起きだし、2時まで仕事ができて。

 2006年7月から記録開始。これまでの歩数は320万歩。先月、これまた記録開始いらい初の20万歩(月間)を突破。
 今日は気分転換。明日からまた、頑張ろう。
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ダイエット記録
 日記もここのところは、ダイエット記録。エクセルに記載して推移を見守る。焼肉パーテイのあとは、確実に体重が増加。

 焼肉によらず外食のあとは、多分に増加。どうしても多く摂食することになるらしい。記録を残していると、明瞭に判明。

 確かに65キロを維持してはいるが、日曜日は簡単に67キロを超過。昨夜は23時就寝。今朝は5時半に起床して、洗面、犬の散歩。

 ここからは「日めくり万葉集」。一日が始まる。早寝早起き。
 
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