民放のスポーツ中継
 度が過ぎる。世界バレーを中継する民放の放送。過剰な演出。若い歌い手がゲームの行われるコートで跳ね回る。アメリカのプロバスケット中継にならっているのだろうが、世界選手権は、ショーではなくて競技である。

 昨夜のプロ野球中継。高木守道氏の解説も、技術、戦局の読みと評価ではなくて、特定チームの応援。聞きぐるしい。
 川上憲伸のガッツポーズをシツコク流した場面のセンスもいかがなものか。戦争の場面中継でもあるまい。選手のシグサを評しているのではない。放送の姿勢と思想を指摘している。

 将棋の終局、勝者のシグサ。解説の内容。
 そこそこ3割の生涯打率の男が、常時3割の打者を評するときに、おのずと作法があるであろう。体育会系の精神論者の「判官ビイキ」は、聞きにくい。

 点数の入る前に、他の番組に切り替えたが。